原作とは違う話と考えた方がいいでしょうね。１番の大元の父親の犯した犯罪が、漫画では冤罪になっちゃってるなんて。これはこれで楽しめるかもしれませんが、原作のキャラクターを借りて作った別の話だと思った方がいいでしょう。 それにしても「取引として貴方の愛人になります」って、自分から言い出すのってなんか凄い自信。かなり図々しい話だなあと。だって相手はモテない男じゃなく、資産家でハンサムで、愛人になりたがる女性が行列をなしているような人なんですよ？どっからその自信が来たのかが、正直最初に原作を読んだときからの謎です。

多分原作がいいんだなと思うお話でしたが、ヒーローの一目惚れだったのはいいとして、内気過ぎて殆ど笑顔を見せないヒロインとよく結婚したなと。子供が生まれてからやっと笑顔を見せますが、それは家出の後だし。この辺りは原作を読めば、もう少し違うのかもしれませんが。年の差カップルは好きなので、私もあおいかさん同様、ヒーローの年が気になります（笑）。

ヒロインのヘアスタイル、ファッション。40年代風の雰囲気が漂います。ネームのつけ方などもシックで、フランスでのアバンチュール...というお話にぴったり。ところでおばあ様は目は悪いけど地獄耳？ヒーローとヒロインの2階での会話をどうして知ってるのでしょう。(←読み返して気がつきましたが、会話の直後おばあ様が受話器のようなものを持っている！遠隔操作で聞いてたかヒーローが電話してたか？）あと、メイドさんのお名前の「フィリピーナ」って？フランスにはそういう名前ありですか？

ハーレクインのお馴染み出来婚ネタかと思いきやの展開が逆に新鮮。 妊娠やシークレットベイビーで義務感全開で結婚を申し込むという展開でもなかった。ある意味、普通の恋愛話なのかもしれないけど、ヒロインの健気さとか空回りとかが可愛くて良いです。 ところで、ニュージーランドで犬を捨てるのは違法だったはず。放し飼いも禁止されていたかと。かつて、犬がある野生動物絶滅危機の原因になったから。なので犬の部分だけ納得できないので☆一つ減らしました。

絵がとても綺麗で、ひとつひとつが台詞がなくてもひきこまれてしまう感じです。 ヒロインのお友達が身勝手なのにちょっと腹立ちました。 え？それをあなたが言うの？というシーンも。 全体的には落ち着いていて、流れるような展開。 誤解が誤解を生んで、お互いすれ違っていたけれど、最後はハッピーエンド。 ちょっかい出してきた女性もヒーローのことが本当に好きだったんでしょうね。やり方はよくなかったけれど、最後の事故の取り乱し用を見て根っからの悪者ではないんだなーって思いました。 素敵な絵ではありましたが、一部よくわからない展開というか、いつの間に？みたいなのがあったのが残念です。

ストーリーがどうとかよりも… ヒーローって最高の種馬なんだとｗ 羨まし過ぎる…

いろんな意味で好きになれなかったー。残念。 そして、どうでもいい小物ですが、車のハンドル……リアルに描かなくてもいいとは思いますが、え？と思ってしまいました。気になるといろんなところが気になっちゃいます。 人物描写が一番だいじなのはわかっていますが、そこに違和感なく溶け込める背景や小物たちであってほしいです。 包帯の巻き方、シーンによっては、どんな分厚い包帯してるのって？見えてしまうくらい…… たぶん、ストーリーが好みでなかったのが他のものに目がいってしまった原因かも。 引き込まれるストーリーの場合は、背景が省略形（極端な言い方ですが）でもあまり気にならないんですが……月額で読んでおいてよかった

雑誌掲載時に何度も読みなおした作品。 ヒロインがすごく強い人で、そしてそれを支えてくれるヒーローが素敵だった。 ま、最初はお金目当てだって誤解されるのはありがちなのでよし。 日本ではあまり考えられないけれど、独裁的で女性を物扱いする国（というか人？）はほんと吐き気がします。 でもそんな中でもヒロインは希望を捨ててないところが勇ましいです。 ヒーローも誤解がとけた後は、ヒロインを支えてくれて素敵だなーって。義父はもう地獄に落ちればいいと思います。 あ、でも、落ちたも同じか。

ヒロインがかっこいいなー。というのが印象に残った作品でした。 ロデオの女王ですもんねー、でも、表紙はどちらかというと上流社会のパーティーの装い。 せっかくのヒロインの素敵な部分、もっと躍動感ある表紙だったりいのに。 全体的には事件に巻き込まれていって、その中から愛を育むという王道的な展開だとは思うのですが、シークレットサービスってまだはっきりとしないうちから、子供を人質にとる（フリだったのかな？）するもんなんですかね。 最後はよかっただけに、なんか途中の残念感が。

話的にはよかったって思うんですが、ヒロインがちょっと苦手でした。 自分からしかけておいて、さぁいざというときにまるで暴漢されているような拒絶。え？ん？という感じです。 他にも言い出したら、あのシーンも、このシーンも！と、なってしまいます。 そして、ヒロインの元婚約者のデイヴィット！最初に回想シーン？で出て来た時は、おーかっこいい！と思ったのに、実際にヒロインに会いに来た時は、全然魅力感じませんでした。 これ、ヒロイン目線ですかねぇ。って思いつつちょっとクスッとしちゃいました。 ヒロインもちょっと苦手でしたが、ヒロインの友人。ヒーローのことをあそこまでいうのって、やっかみ?嫉妬とかそこらへんのたぐいなのかなーと。 忍耐強かったヒーローに評価３です。

私は「許さない」側の人間ですが、この話は好きです。ヒロインが「許すべき」とか言わないのがよかったのかな。ヒーローとヒロインの心情に飛躍がなく、とても自然でした。（大抵のハーレ作品は「何でそこでそうなる！？」というツッコミが二、三か所は入る）　願わくばガスさんの婚約エピソードも読みたかったなあ。こんな素敵なオーナーのいるカフェがあったら通い詰めるんだけどな＾＾；