痛みの9割がたちまち消える 10秒関節リセット
何をしても痛みがとれなかったのは当然です
体の痛み、なかなか治りませんよね。
マッサージやストレッチなど軽い方法から、
電流を流す、ブロック注射、鍼治療など本格的なものまで…。
薬を飲んだり、湿布を貼ったしても治らない方も多いでしょう。
それもそのはず。以上で挙げたほとんどが、痛みの原因を根本的に取り除いていないから。
気持ちよかったり、痛(イタ)気持ちいいことから効いているようにも思いますが、
心地よいのは施術を受けている間だけ。次の日には揉み返し、なんてことも…。
では、どうすれば痛みの根本を解消できるのか?
それは、関節の動きを元に戻す「関節リセット」。
「関節リセット」をすることなく、揉んだり伸ばしたりしても、
かえって痛みが増幅することも多いのです。
羽原氏は、この理論を発見した医師や理学療法士に従事し、
実際に患者さんに施して数々の痛みを解消してきました。
オリンピック体操金メダリスト、メジャーリーガーなど体を酷使した人の治療も成功。
歩行困難だった力士を、次の場所で優勝させたこともあります。
理学療法士3000人の中から年間1名のみが選ばれる名誉ある賞「SJF賞」にも輝きました。
その実力と実績は折り紙付きです。
そんな羽原氏が、自宅などどこでも1人で、
10秒程度からできる痛み解消法を、本書では惜しみなく紹介。
長年、どこに行っても治らなかった痛みも、これで「さよなら」できるはず。
本書の方法を、ぜひ一度お試しください。
はじめに
マッサージも鍼灸も、痛みを取り去る施術ではなかった
痛みの原因に直接アプローチする方法を教えます
わずか1%の理学療法士だけが知っている
読者特典
第1章 マッサージ、ストレッチ、カイロプラクティック…。どれも痛み止めにはなりません。
マッサージや筋膜リリースが痛み止めにならない理由
関節が正しく動かないことで痛みは生じる
マッサージの効能は「気持ちよさ」だけ
筋肉を引き伸ばすだけのストレッチはむしろ逆効果
筋膜リリースは、マッサージと指圧をごちゃまぜにしたようなもの
カイロプラクティックは、ボキボキ鳴らしているだけ
脊髄損傷や血栓が飛ぶリスクも
鍼灸にあるのは麻酔作用だけ
鍼灸院の「健康保険が利く」はウソ?
これが、電流を流す施術の正体!
指圧で解消できる痛みはもともと軽い?
そもそも痛いときに筋トレってできるの…!?
体に優しいイメージがあるヨガ。実際はかなり負担がかかっている
第2章 痛みの真犯人。9割は「関節のズレ」である。
痛みをすぐに消し去ろうと思ってはならない!?
痛みの原因がない場所を手術してしまう…
画像で全く判断がつかない痛みも存在する
目に見えない「第3の痛み」は、骨膜を伝って離れたところで発生する
「第3の痛み」は、関節内の不具合に原因がある
関節の中はこうなっている
関節は「はめ側(凸)」と「受け側(凹)」で構成される
関節は一直線上でただ動くわけではない
人工関節にすると、15年に一度入れ替えの手術が…
第3章 腰仙関節を制する者が痛みを制す。
痛みコントロールのキモは腰仙関節にあり!
最初に着目されたのは仙腸関節だった
腰仙関節のほうがはるかに大事であることに気づく
腰仙関節が数ミリズレただけで、体の至るところで痛みが発生する
一番大事なのは、痛みが消えたかどうか
いつまでも続く痛みは「慢性炎症」ではなく関節機能障害
他にもこんなにたくさん! 関節を正すことで治った症状の数々
第4章 いよいよ実践! 10秒関節リセット
10秒で関節をリセットしてみよう!
10秒関節リセットの注意点
〈注意点〉
どんな痛みでも、「腰の痛み」の項目を、まずはしてみよう!
「チェック→エクササイズ→チェック」の手順を踏む
おわりに
など
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(C) Kazunori Habara 2020
出版日:2020/08/07