郵便局はあぶない
「郵便局なら大丈夫」ではもうない!
もはや郵便局は安全じゃない!
過去の「郵便局神話」は捨て去って、かしこく使い、大事なお金を守りましょう!
利率7%の貯金なんて過去の話。
いま郵便局の貯金利率は0.001%。
過去のいいときを信じたまま郵便局一択で、大切なお金をあずけていると
あとで「こんなはずじゃなかった!」となりがちです。
たとえばいまも、こんなふうに思ってませんか?
・郵便局は利率7%だから、郵便局にさえあずけておけば10年でお金は倍になる
→いま利率は0.001%。ネット銀行の利率はこの200倍
・郵便局はぜったい破綻しないから何があっても大丈夫
→破綻したら1000万円(+利息)までしか補償されない
・いつも見知っている郵便局の人のおすすめだから、郵便局で投資信託を買ってふやしておけば老後も安心
→郵便局の投資信託には(すごい)落とし穴がある!
・「マル優」があるから子どもの口座もつくって350万円はぜったい郵便局にあずけよう
→マル優はとっくに廃止
最近、問題の多い郵便局。
ここでいったん、あらためて、郵便局に関する情報をリニューアルして、あなたのお金を守りましょう。
第1章 郵便局はあぶない【ゆうちょ銀行編】
郵便局の「貯金」の金利はもう7%じゃない
民営化前の口座のお金は20年動かさないと“消滅”する!?
「休眠口座」にも要注意!
気をつけよう「ゆうちょ銀行」のゴリ押し販売
郵便局の「投資信託」は要注意!
郵便局の「変額年金保険」は要注意!
郵便局がつぶれたら貯金の全額は戻ってこない!?
第2章 郵便局はあぶない【かんぽ生命編】
「かんぽの保険」ここがあぶない!
「かんぽの保険」はあわてて解約すると損をする
「不正販売」にあってしまった! さてどうする?
民営化前の「かんぽの保険」には「弱点」がある
「かんぽの保険」は「不払い」「乗り換え」にも要注意!
「親の保険」ここがあぶない!──証券・預金通帳のチェックのしかた
保険料が支払えないと2か月後には失効する
第3章 「もしも」のときに備えよう
郵便局は「破綻」もありうる
郵便局が破綻したら「かんぽの保険」はどうなるの?
「保険証券」を紛失したら
郵便局が破綻したら「投資信託」はどうなるの?
郵便局が破綻したら「変額年金保険」はどうなるの?
郵便局が破綻したら「郵便局の株」はどうなるの?
第4章 郵便局はおトクに使おう
郵便局の「ユニバーサルサービス」は使わないと損!
365日、手数料無料
子どもや親への仕送りがタダでできる
「ゆうちょダイレクト」で家にいながら振込&送金無料(月5回)
「ゆうパック」をおトクに送る裏ワザがある
郵便局なら子ども用カードをつくれる
郵便局でお金を借りられる!?
「ネットオークション」は郵便局がおトク
「お年玉付き年賀はがき」を上手に使おう
「切手」の世界を楽しもう
郵便局の「やさしいサービス」を活用する
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(C) Hiroko Ogiwara 2020
出版日:2020/08/04