太陽神のような登場しておいて、こ、この落差っ…！笑 ヒーローは何に信念を置いているのかよくわからないから魅力ないし、ヒロインは女優で金持ちで成功しているがゆえに逆に主人公として人間味無いから面白くないし…ドラマの状況に共感できる部分が全くない、「ふーん。へぇー。」で読み終えたお話でした。う～ん。

久々に読むのに疲れました。 お姉さんのヒステリーしか印象に残らなかった… あのお姉さん夫婦と家族になっても大丈夫かヒロイン。

なまじ金と力を手にしちゃったから(?)、ﾀﾞﾒだなあぁ、この男･･･と思いつつ、ﾋﾛｲﾝの傷付いた切なさも相まってｼﾘｱｽな展開に引き込まれたのに、このﾗｽﾄは･･･。ﾊｰﾚ中の分類としては、いわゆる誤診系(取り違えですが)なのでしょうけれども、ここまで拍子抜け、肩すかしなのも、どうかと。一気におﾏﾇｹと言うかご都合主義(?)な印象がぬぐえません。(禁断の‘夢ｵﾁ’と同じくらいに。)ええ⁈ 今までのは何だったの⁈ と。まだ新薬が効いたとかの方が･･･と思いましたが、それも微妙でしょうか。誤診系の話が結構散在しますが、欧米ではｽﾄｰﾘｰの根底ﾈﾀにそんなになるほど、誤診(含・ﾋﾔﾘﾊｯﾄ)等が多いのでしょうか？その度に思います。うううーむ、で♥２．６くらい？(男性主人公のやっていることも酷いですしね･･･。9年も自分の非を認められず当たり散らすって。あと、病が完治する前に夜を共にするのはー。)

このヒーロー兄弟は外見ありきなんだな。ヒーローはヒロインの仕事ぶりは認めてたけど女性として意識してたわけじゃないよね…たった一回のエステで消えるそばかすって！スゲーな！メガネは？ヒロインも泣くほどヒーロー弟が好きだったのに、コレもどこが好きだったのか…アッサリヒーローに惹かれて元カノ→現弟婚約者に嫉妬。変わったヒロインに弟がセクハラすると、こんな人だったのかって…アンタ3年も好きで近くにいたのに気づかなかったの？なんだかなー、自分で変わる努力もしなかったのにウジウジするヒロインに全く共感出来なかった！

途中までは良かったのですが、ヒロインの苦しみは解決できていないですよね。 子どもが授かったからといって、その子供はケイティではなく、ケイティの代わりにはなれません。ケイティが現在幸せであっても、手放してしまった過去はヒロインの錘となって一生苦しめるでしょう。 なので私はこの物語はハッピーエンドとは思えないです。

黒川先生の作品なので、会員登録期間で即買いしましたが・・・　立ち読み部分で十分だと思います。以後の展開はヤマとなる事故も事件も何もなく、淡々と進んでおしまい。ページ数、通常の半分だったのでは無いかと確認してしまいました。私の期待が高すぎたのでしょうか・・・？

タイトルの美女には到底見えない。ハーレクインのキラキラ感が全く感じられない。話の運びも今ひとつかなあ。

体の関係が、兄弟同然の関係をあっけなく超えていく話です。正直、愛されてるとか子どもができたとか、そういう他のハーレと全く変わらない価値観で物語は進みますが、それこそが違和感を覚えます。血の繋がりはなくても、異性としての意識もなかった兄と妹の設定なら、もっと、関係を変えてしまったことそのものが大きなショックにならないものかね。そんで、体の相性がいいだことの、いい関係を続けようだことの。正直絵の不気味さもあいって、後半は気持ち悪いです。とくに兄が。ちなみに、一応物語的にはハッピーエンド風になってますが、体だけの関係、子に縛られる関係から拒絶していた妹よ。最後の最後、決め台詞の「しなやかな体を楽しみたい(的なセリフ)」に、何喜んでるんですか。ふりだしというか、なんも変わってないじゃん。兄の求めるものは。

レビュー読むより先に作品読んだのですが、まあ普通に読めました。確かに絵柄は目にした瞬間「あちゃー」と思いましたが。トンデモ画力のＨＱに慣れてしまったので、怒りに震える程ではなかった（笑）。それもどうかとは思うけれど。今回言いたいのは「本当にオマエの子だったんかい！」の一言に尽きます。

高山先生のお話、好きです。特にヒーローはいつも素敵だと思う。でもこの話は、はっきり言ってヒーローがちっとも魅力的に思えなかった。トラウマも手軽な恋愛をしていた理由には弱いし、イケメンなだけ？　こんな相手だから、ヒロインが彼になし崩し的に体を許すことが必然と思えず、経験不足だから誘惑に負けた＆理性や愛情よりもやっぱ性衝動だよね！みたいな感じで、彼女に幻滅してしまった。HQ的には、もっと互いに惹かれる逸話を丁寧に書いて、愛情の先にあるセックスにしてほしいよ。ところで、序盤二人がランチをするレストランは、他社で高山さんが描かれたロマンス漫画のメイン舞台。見たことある外観と店員に、思わずニヤニヤしちゃいました。そちらのお話は面白かったですよ。

途中で出て来たミス・キングズレーは、ヒロインが自分の気持ちをはっきりと悟るためだけに出て来たのかな。すぐ分かるような嘘（幼馴染との結婚話）を平気でつくヒロインは…素敵なのか？？　おば様方はニヤニヤと成り行きを見守っているだけだし、プロポーズももっとヒロインに驚きがあっても良いのでは。読み返したいと思うほど心には残らなかったです（自分はね）。

主人公はほんわか善人です。 嫌味のない女の子ですが、あまりパッとしないというか淡々としすぎているため、感情移入はしづらいです。素朴な感じは伝わってきますが、感情面はもう少し表現してほしかったです。 そのため、悲しい場面や感動する場面も感情移入出来ず、イマイチ盛り上がりに欠けてしまい、それが話をさらに単調にしていたような… 加えて、主人公の母親がヒロインの恋敵以上に悪人すぎて、もはや恋愛よりもそっちの関係というか、彼女をどうにかして欲しい気持ちに駆られました。読んだあともその不快感は拭いきれず、ハッピーエンドがうまく伝わってこないです。 絵柄は綺麗で読みやすいですが、躍動感に欠けるのでさらに話を淡白な印象に。 いろいろと惜しい作品だったと思います。