冒頭から不穏な空気が漂ってますが、この原作者さんのサスペンス系も結構読んでしまう。悪人は酷いですけど。愚かな女たち（小娘、娼婦？・・・）特に小娘がひっかき回します。 ヒーローもヒロインも素敵なんですが、ちょっと寛大すぎて。ハーレで「ゆるすの早っ！」「簡単にゆるしすぎ！」はよくあることですが。 幸せになってほしい人達が全員ハッピーエンドに至ったのには満足ですが、細かいことが気になる性分なので幾つか小さなモヤモヤは残りますが、まぁいいか。 個人的には、リチャード・ハーショウ大尉と、『魔性の恋人』ヒーローでもあるリチャード・ハーンショー大尉が別人？だったのが小さな衝撃。紛らわしっ！

コミック未読。ヒロインの身内、悪人・・・と不快要素が多く、読むのが結構苦痛でした。愛人路線でこんなに話が進み続けるのも、ちょっとひどくない？ホットシーンまでもイライラムカムカ読み流している（眉間にも皺も寄ってたと思う）自分にもちょっとショック。 勇気あるスリの少年と、ヒーローの名付け親＆その最愛の人が素敵で救いでした。 ハンターカム侯爵も気になるので、今作以上に幸せな結末を迎えるお話だといいなぁと期待しつつ、いつか邦訳されるのをお待ちしております。

子供が足かせだと思ったならなんで6人もつくるかよ？オマエはビッグダディか？それとも避妊禁止のカトリック信者？価値観としては、種の保存の本能からして仕事の成功＜子づくりでしょうが普通。自分の6人の子もみな成人してそれぞれ仕事を持ち既に孫までいるのになんでそこまで子作り否定。オカシイ。こちらの前作（罪深いプロポーズ）は原作しか読んでないのですがあちらもなんか無理矢理な設定で話がつまんなかったなと思いました。漫画家さんはがんばってる。ヒーローはかっこいいです。

祖母から愛されず勘当されたところまでは理解できたけど、 役に立たないからと一方的に縁を切っておいて何事もなかったかのように連れ戻してパーティまでさせるのはなぜ？？。便利なコマとして？？世間体か？ あと、愛人の子だからママから嫌われるのはわかるけど、おばあ様までなぜ嫌うのかな。 愛人の子とはいえ息子の種から生まれたなら血は繋がってるよね？もしかしてパパは入り婿で、ママとおばあ様が親子？ なら血縁関係なしで双方から愛されないのはわかるけど、それならレイナード家の孫として～のくだりが変になる・・・ 妹も妹で、あんたはパパが別の女に産ませた子よ、姉面しないで！って、それパパが同じだから血は繋がってますよね。姉面よくない？ よくわかんなくなちゃった；； ヒーローとヒロインはとても良い読後感で面白かったのですが、周りの人たちがナゼナゼナゼ？と思う所ばかりで気が散ります。

ヒーロー父、子供は人生の終わりと言いながら、あんた6人の子持ち。自分の夢を断念し、子供のために結婚。一人目はしょうがないけど　その後に次々作るってどう？？意味が分からない。

内容が薄かったかなぁ…展開が早すぎた感があります。そもそも、離婚した経緯がくだらな過ぎて、共感出来なかったです。突発的に結婚して、2年も一緒に居たのに信頼関係が築けてなかったのねぇ…的な…（笑）出来婚はよろしくない！という教訓な内容のお話でした。

なんだか話が進むようで進まない。別にヒロインが意固地でもヒーローが鬼畜でもないんだけど。どっちもお金に困ってないけど富豪って訳でもなく、ドラマチックな展開も特になく…。納得いかないのはヒーロー父ですかね。一人ならとにかく、六人も子供作っておいて子供のせいで夢がなんとかって、子供に向かっていうか？どうしてそれを言われて育つ子供たちが父親を敬愛出来るのか？避妊なしのセックスをして無計画に子供を作り自分の能力のなさを子供のせいにしているとしか思えなくて、それでも父親が最後は謝罪するかと思ったら息子を責めるとか、あり得ん。あと、社会的成功を息子にだけ求める点もどうなのかしらね。漫画の方はどうなったか知らないけれど、父親のせいで非常に後味の悪い話でした。

勘違いでレイプしちゃったなんて自覚したら申し訳なくて生きていけない。 ただの犯罪者。 自分と結婚するのが償いになるという謎の自信。 ヒーローの行動すべてが恐怖でしかない。

4週目はまだ妊娠確定ではないのでモヤモヤ。せめて5週目ですよとかならまだしも。胎嚢も見えないのでは…というツッコミを入れたくなったので星二つです。

なんか色々酷い、辛いお話でした。 ヒロインのこれまでがあまりにも辛すぎる上に、そんな彼女をヒーローが復讐の為に利用しようとします。 ヒーローの気持ちもわからなくはないけど、復讐の「道具」だなんて！ 帰国してからも更に色々ありますが「げす」と対決した後も（諸々省略して結末に飛ぶことなく）ハッピーエンドへの道程が描かれていたのが好印象でハート増。 『宿命の舞踏会』は今作の数年後のお話ですが、幸せそうな今作カップルよりもヒーロー母の方が出番が多いかも。 爵位が複数ある場合、一番高い爵位を名乗るのでは？と思ったら、侯爵はあちらの爵位でした。 あと、私はパーディタより本名の方が素敵だと思うのですが。

『伯爵の華麗なる復讐』の数年後のお話で、幸せそうな前作の二人＆母も登場します。前作ヒーローは今作ヒーローの大親友ですが、ヒロイン側にも不思議な縁？で関わってきます。 前作も酷かったですが、今作ヒロインも辛いです。理由もわからず（わかってからも）ヒーローに責められたり、卑劣な罠にはめられたり・・・辛い出来事があっても堂々と振る舞い、兄の忘れ形見に愛情を注ぐヒロインが素敵でした。 非を認めてからのヒーローも素敵です。最後の段落が嬉しくて、読後感がよかったのでハート増やしてしまいました。