今作を読んだのと同じくらいに、内戦続くシリアで山本美香さんが亡くなりました。舞台となっている「エリレカ」とシリアって妙に似ているところがあって、政府軍と反体制派のどちらが良いとか悪いとかではなく、ひたすら闘い合い、結局、犠牲になるのは一般市民等の弱者や海外からのＮＰＯ団体職員とかジャーナリストとかだったり。私はなかなかのリアルさを感じ、悲しくなってしまった。この作品はＨＱのロマンチックさからはほど遠く、しかも、ご都合主義であるのだけど、読んだことでショックを受け、考えさせられた部分があったので、私には印象的で興味深かった。

著者が描いた初期のＨＱ漫画には私のお気に入りも多い。だけど、最近の作品はどうもね、肌に合わない。う～ん、なんでだろうなぁ。登場人物や設定に「健気さ」「一途さ」が足りないのかしら。著者は「優しい」絵柄が特徴なので、シンプルでオーソドックスな原作の方が活きるような気はする。今作に限って言うと、特に私が気になっちゃったのは、ヒーローが「双子」ってとこでしょう。二人とも生きていたら、どうなってた？って考えちゃうんだもの。

限られたページ数でまとめなくちゃいけないのは、分かるのですが、ぶつぶつと細切れにあらすじだけを追いかけているようでした。

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この作品と「テャアラにさようなら」は登場人物も話もズレが全然有りません。違う著者サンなのに同じ登場人物は直ぐにわかるし、違和感無く両方の作品を楽しめまし。この作品のキャロと言うヒロインはプリンセスの友達と言う以外はまったく普通の人です。でもキャロは何処に言っても自分をしっかり持った女性で周りの人達の気持ちを和ませて幸せな気持ちにさせてくれます。私はこういった人は一種の特技ではないかと思います。プリンスも国王も一種の職業で一個の人間であるという。どんな人間にも幸せになる権利はあるという主張がとてもよく描れてたとおもいます。 。

「ティアラは似合わない」とこの作品両方読むと全然話が凄く判りやすくて、二重に楽しめます。親友のキャロとプリンセスのロッテの運命を取り替える様な話の展開で、お互いに違う愛する人を見つけて幸せになる話です。違う著者サンなのに登場人物がとてもよく描かれていて違和感ありません。よくこのシリーズの著者さんたちで話し合って描かれた共同作品のように、話もずれてません。

レビュー読まずに読んだので、このタイトルから泣ける話とは思わず驚いた。ヒロイン号泣のところで私も泣いた…。あれは切ない。ラストも感動。この作家さん、絵に癖があるので昔は苦手だと思ったこともあったけど、表現力は抜群。素晴らしいです。

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二枚目だけれどヘタレでキザでカッコ悪いヒーロー。 こんなに人間味溢れるヒーローが他にいるでしょうか？ 大好き！！！

ストーリーに対する感想は他の方々と同じです。 元ラグビー選手な割に華奢すぎるヒーローの体型と髪型に違和感を感じたのは私だけでしょうか？； ただ、ストーリー上のヒーローの性格は、絵柄から受ける印象そのままです。

ヒロインへのひどい仕打ちを反省するのは残り数ページになってから。っていうのが多数派のハーレで、このヒーローはなんと残りが３０ページ以上もある段階で自分の非を認めてる！すごーい！と、そこにまず感動してしまいました……（笑）　あとは押せ押せ、そもそもベタぼれ、そんなヒーローにほっこり、にっこり。ヒロインの母親のエピソードも含めて心温まるお話でした。

このヒロインのお父様のような方と、リアルでお目にかかりたい。

典型的なシンデレラストーリーでハーレクインロマンスを楽しめました。外国へ行った事がないので想像しながら読めた作品です。

荻丸先生の絵は、決して花がある訳じゃありません。 でも素晴らしい！魅せます！！ 漫画家とは絵だけにあらず。 心理描写が本当に秀逸です。

コミカルで読みやすかったですｗ ヒロインがかわいいｗレストランでご飯をおいしそうに食べてる姿とかキューっときますｗ

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この作品の感想はこの一言以外見付からないです。 ただのお話…で流せない、深い歴史的背景にも考えさせられる作品です。

この二人疲れる･･･読み終わったコロにはぐったり・・・

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ヒロインの成長と他の人の愛を絡めながらストーリー展開していって、なかなかよく出来てると思いました。・・・・が、 最後のページを読んでて、思ったけどジョエルもっと最初っからまともな近づき方をすればよかったじゃん？ちょっとストーカーっぽくて怖いよあんた。

ベネチア・・・なんてロマンティックなんでしょう･･･！！！ふつうに疑問だけど、俳優に秘書っているのか？マネージャーとは違うのか？？

垢ぬけない女の子が綺麗になったら心が動いた・・・ってどんなヒーロー！！って思いましたが、ヒーローの照れた表情がかわいらしく、急に好印象に。あとがきがよかったです。

きちんと仕事を持ってて、男に流されないヒロイン、私も好きなタイプのお話なのに、あまり共感できないのはやっぱり画のせいかも・・・表情はかたいしバランスが悪い・・・脚本はいいけど役者がいまいちという感じです。

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って感じの絵が混じるのがちょっと違和感ｆ＾＾ 皆さんは気にならなかったのでしょうか？ お話は面白かったですよ。

惚れ惚れする作品です！ ヒロインの可憐さ、妹的な背のび感や愛する素直さもさることながら、ヒーローの心情の変化のドラマチックさと色気がただ事ではありません！！ シリーズものということですが、単品でも全く違和感がなく読めました。

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花津先生の作品は初めて読んだのが「令嬢とプレイボーイ」（お気楽ヒーロー）だったので、コメディの作画の方が絶対あっていると思いました。虫よけスプレーに萌えてしまうヒーロー、サイコー♪ドロドロもなく、イライラもなく、最近珍しい読後感のよいＨＱです。