ひたすらふわふわ、現実味のない話。いや、ハーレにそんなもの求める方が間違ってる気もするけど、いくら夢物語でも、一応の「本物っぽさ」は必要では。ヒロインは、離婚したアメリカ人看護士で、自動車のキャンペーンモデルとしてイタリアに行き、PTSDに悩む社長の息子（元戦闘機パイロット）と恋に落ちる。そういえばヒロイン、言葉で苦労してないな。

2人の喧嘩は、ヒロインが強がったり、意地を張ったりしているからで、付き合いだしたら減っても良さそうなのに減らない、それで幸せかしら？ヒーローは、へたれが過ぎるし。 深刻な2件の放火が解決していないのに、まるで解決したかのようになってしまうのも、がっかりでした。それまでは、このミステリーの部分でそこそこ楽しめていたのに。 もうちょっと書きようがあるのでは、と思う話でした。

表紙の女性がなかなか出て来ないので、中身が違うものにすり替わったのかと思いました。ヒロインは表情豊かで可愛らしいけれどヒーローがどうにも魅力を感じない。。。プライベートな話をNGと言いながら、ヒロインに手を出しちゃうし。私室以外での○○○は目を疑いました。そんなところを写真に撮られてしまってヒロイン可哀想。 脇キャラの方がいい味出てた。

篠崎さんは好きで作家買いしてるけどシリーズものは同じ作家の方がいいかな 秘書が世間で一番人気がある独身男の上司と結婚する話もそうだけど碧さんのヒロインが可愛すぎて姉妹に比べて器量が悪いのが表現できていない　十分可愛く見える笑 2も読んだが犯人の予想が当たった　 8人兄弟いるけど他の兄弟の話は書かないんだろうか

株主証明？株券(無記名株式)じゃなく？株券を発行しない株式会社が、株主から株主であることの証明書交付の請求があった場合に発行するのが株主証明書。権利者の氏名は勿論、株数から住所から年月日等から、しっかり記載されちゃいます。だから、ジェシー・ブラックウルフ名義の証明書を2010年の時点で主人公2人が持っていても、なかなかに行使出来ないんじゃ･･･？株主当人はどこか？生死は？この証明書の来歴は？とかとか、ﾍﾀすると詐欺とか殺人容疑が⁈ (ﾀｲﾑｽﾘｯﾌﾟなんて、他人や世間にはそうそう信じてもらえないですもんねぇ。ジェシーの本人証明なんて、とても･･･。)それに、マイクロソフトの原始出資絡みとか株式の話とかもー、ううう。(欧米では違うのかな？でも、権利とか資産とかにはｳﾙｻそうだし。)･･･そんな、現実･現世での問題でﾊﾗﾊﾗしてしまって、お話はｶﾜｲｲのに、勿体ない相克感でﾍｺみました。うーん。個人的に、“現実世界ﾍﾞｰｽ”のお伽話たるﾊｰﾚのｼﾞｬﾝﾙ内では、余程の事が無い限り、ﾀｲﾑｽﾘｯﾌﾟものとか天使の介入ものとかは(曖昧だったり突き抜けてしまっていたりして)苦手なのですが、評価が良く、好感の絵師先生なので読んでみました。･･･が、やっぱり、今作に於いては(ﾊｰﾚ･ｶﾃｺﾞﾘｰとしては)、合わなかった感の読後でした。無粋ですね、私(泣)。♥２．８で。

全体の雰囲気としては面白いんですが、細部がよくわからず。　読み返してみると、ヒロイン姉はPR担当のアビーのお兄さんと結婚するのよね。で、アビーのお兄さんが最後の方でヒーローと会って「従兄の僕の結婚式に出てくれよ」と話してる。てことは、ヒーローとアビーは従姉妹なのね！アビーはヒーローを幼馴染だと言うし、ヒーローは「28歳で出会った完璧な女性」だと言うし、言ってることが食い違っていてどうなってるの？？！　あと、ヒーローが自分の兄のことをすごく恨んでいて言葉を濁したから、後からその話が出てくるのかと思いきや、話にも上らずに既に亡くなっていた。だったら、あそこまで激しく描く必要あったの？なんだか要らぬ期待をさせられた感じでした。　全体的に面白かった印象だから、引っ掛かりが残っちゃうのが残念。

アメリカのソープオペラ(日本での昼メロ。提供が石鹸会社が多いことからこう呼ばれるらしいです)がトンでもドラマなのは有名ですが、テレビ局の制作的にそこまで許されるんでしょうか？アメリカは「婚姻無効」があるせいか、軽い気持ちで結婚しちゃうカップルが多い上、イベント好きもあいまって信じられないようなプロポーズや結婚式をやっちゃう気風もあるようですが…。テレビ局という「会社」が関わるのはさすがにまずいのでは…と思うのは日本人だからなのでしょうか…。問題化しなければ「ロマンティックな話題」づくりとして、視聴率に相当の貢献をするとは思えるのですけど。いちかばちかの賭けなんですかね…。人としてはありえない話だと思いますけど。

ヒーローひどいのはひどいんですけど、一人で思い込んでるだけで特に事件は無いんですね。最初悪女だって思い込んでるけど別れる前に自分で違ったって認めてるし。ただすべてヒーローの心の持ちようの話。私はライバルとか当て馬とかもっと出てきてヒーローが盛大に誤解しまくり、最後にボロボロになって後悔するパターンの方が良いので、これは普通の作品です。

最後の方のヒロインに納得が出来ずモヤモヤしました……人の善意を穿った見方をしてしまうのは、元夫から受けた心の傷ゆえでしょうが…ヒーローに頼っておきながらヒーローが元夫に制裁を与えたら切れてサヨナラとか勝手だなと。元夫が話し合いで何とか出来る相手ならここまで拗れないでしょう。明らかな異常行動ですし、ヒロインの意志を尊重して何かあったら？散々な目に合わされたのにヒロインが最後まで世間知らずなお嬢様みたいで…ヒーローはヒロインの言うがままですし。この二人、本当に大丈夫かなと思ってしまいました。強い人間でありたいと思っていながら、危機管理意識が低すぎる。

ヒーローうん、先ずはヒロインに説明しようよ。それから兄さんもああ言ってるんだから素直になれ、と 原作既読なので気になった所を一つで、ヒーロー&ヒロイン共にとセクシーな面が大幅カットされてますね、肉体美アピール見たかった(笑)　惹かれ合う過程がプラトニックになってて驚きです。 他のセクシーなシーンは抜いても、砂嵐の後に二人が結ばれる所だけは入れて欲しかったです。 そしてここでは物わかりの良いお兄さんも、自身がヒーローになると色々アレな事になるハーレのお約束が大好きです。

主人公は婚約者と付き合っていた5年間結婚まではと守った純潔を、愛人関係で結ばれたシークにささげちゃうのは、どうなの？だったら婚約者とやっとけばよかったのに、そうしたら婚約者も彼女に夢中になり浮気なんてしなかっただろうし。本当に彼を愛していなかったのに婚約していたのかしら。この女性の感性がわからない。。。

「君が消えて2年の間、他のどの女も求める気になれなかった」って､､､思わず残りを計算してしまった。 傲慢だけど事情を考えればハーレの他のヒーローよりマシなのかもしれないけど、むしろ後半ヘタレすぎてて。 その上、ヒロインの「控えや予想外のおまけ」発言にはものすごく引っかかってしまって、ラストあたりが微妙な感じでした。