直訳ならこんな感じでしょうか？作中に出てくる義父によるヒロイン母の彫像がとても印象的なので、そこから邦題にしたのでしょう。原作未読ですが、とても面白かったです。ヒロインが遺産狙いと思われるなど自分には全く縁のない世界なのでそこもよかったかな。お話の展開がお上手だと思います。

ヒロイン、夫から逃れる為に弁護士見つけて離婚書類まで用意したのに、自分がDV受けてることは相談してなかったの？いきなり思いついて逃げ出したわけじゃないのに、行き先も決めず、探したら保護施設とかありそうだけど………それに、頼れるのはヒーローだけって、記憶喪失で怪我をしてる身元不明者って警察は保護してくれないのかしら？　素敵な独身男性に引き取られたら、そりゃ恋に落ちてベッドインも仕方ないか…人妻の可能性もあるのにパッション炸裂しちゃっていいのかな………？

一般庶民の探偵ヒーロー。王女のヒロイン、自分と結婚するには王族でないとダメだからって国王に頼んで公爵か何かの称号を貰えばいいって…仕方ないな〜って感じで了承するヒーローだけど、なんか情けないような…(￣д￣;) 身分が下でも堂々とヒロインを幸せにするよ〜！と力強く宣言してくれた方が私的にはロマンス感じるんだけど…

最初の印象は最悪でした。ヒーローは誘い慣れたプレイボーイ。ヒロインは本人が思う程身持ちが固くない、誘われたら流されてしまう女性だと。私は偏見にとらわれていました。二人の事は好きになれないけれど小説は楽しめました。

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ドラマティック〜！惹かれ合う２人が徐々に盛り上がってきたと思ったところでドスンと奈落の底へ…真実が明るみになった途端、急展開！2人の美しい官能の世界からまた現実に引き戻されて………って展開が早いけど、流れるようなストーリーですごく素敵でした！

ヒロインの危機に突如現れる黒マント姿のヒーロー！いつの時代？って笑っちゃったけど、腕とか怪我してて普通のコート着るのが大変だったのね………

画も美しいし、流石の宮花先生です。関連作品の「10年目のプロポーズ」が酷かっただけに愉しめました。ハーレクインには華やかさが必須です。物語の展開も良かったです。

ロマンスだけでなく親子の関係についても切り込んだ小説でした。登場人物達の会話もとても興味深かったです。素晴らしい内容でしたが、読後感は複雑な思いでした。

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このヒロインは弱いタイプだと思います。身重で幼い子供も2人いて。もっと早く気が付いていたらとは思います。亡くなったヒロインの夫のような人が自分の家族や親類にいなくて良かったと思いました。星野先生の作風は好みなのでこの評価に。

二人の出会いの場面から気分が沈みました。登場人物のあまりにも無慈悲な態度のせいです。その後も気分を引きずり楽しむ事が出来なかった。いつもの様にオランダ人医師のヒーローとイギリス人看護士のヒロインのロマンスです。

多少強引でも、ヒロインが心を開いてくれるまで待ってくれるヒーローって貴重な存在！（笑）過去レビューで素人漫画って書き込みあったけど、言われなければトーンは気にならなかったかな？綺麗な絵で構成もスムーズで、私は良い作家さんだと思います〜٩(^‿^)۶

よかった。の一言、絵もかわいくて話の持って行き方がきっと凄くお上手なんだと思いました。読んでよかったと思えた本の1冊になりました。

最後…泣いてしもたわ

ヒロインが嘘を重ねるのは、もう誰にも傷付けられたくないからですよね。自分の心に何重もガードを築き、柔らかい場所を見せない為なのは明白でしょう。ヒーローがヒロインのガードを壊すやり方は職業柄かしら。そしてオカルトの要素が込められていますが、私には許容範囲でした。

なんだこりゃ〜ってビックリ！　見てはいけない作品だったのかも……あまりにもツッコむとこが多すぎて書き尽くせません…なぜにこのような作品になってしまったの？原作が気になります………

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しみじみじんわりとあたたかくなるお話でした

ヒロインのスーパーモデルはさもありなん。ただ単に容姿の美しさだけではなく、中身もスーパー。この中身のスーパー感がキチンと漫画として表現されているので物語りがヒロインのペースで廻っていても何らストーリーに破綻がない。長崎先生の力業に一本とられた。ベネチアの雰囲気も素敵に表現されていて、素晴らしい作品になりました。奥行きがある漫画、情感がある漫画、異国情緒を感じる漫画。それがハーレクインだと思うのです。最近はご近所の高校生の恋愛漫画みたいなのがハーレクインだと銘打ってる作品がいっぱい。ベネチア行ってみたいな。

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ハーレの世界ってことで油断してたら、ヒロインの辛い出来事にショックを受けました……ハッピーエンドになってもなんか切ない………

作者さんに間違いなかろうと思って買ってしまった。いやー、すごい気持ち悪い話だった。ヒロインの障害かってくらい空気や人の心を読めない言動、行動。ヒーローの、ゴウカン。ババアもキチガイかって感じで、恐ろしくてもう。 ヒロインの元カレが、ちょっといい人だった。

ヒロインは激流を流れる木葉の様にヒーローに翻弄されます。私も同様に翻弄されました。最初からストーリーが全然理解出来なかった。ヒーローの行動もヒロインの心情も理解出来なかった。読み直せば理解出来るかもしれないけれど、今はそんな気分になれないです。

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今から百年前の英国。20世紀初頭の雰囲気が、登場人物の服装や生活の背景に見事に反映されていて、すんなりと物語の中に入り込むことが出来ます。冒頭の船出のシーンから心を掴まれ、ヒロインと共に冒険の旅に出る気分になりました。心ならずも定められた未来に必死に抗いつつも、一本芯の通ったヒロイン。砂漠の統治者として己を律しながらもヒロインを愛するヒーロー。本当に素敵な運命の二人です。サスペンス要素もありながら違和感なく最後まで読み進められたのは、作者様の巧みな構成があればこそと思います。ヒーローのスーツ姿と民族衣装にすっかりやられました。その肌触り迄感じられるほど美しいドレープの質感たるや！細やかな表現にうっとりです。

疾走する物語の中に複雑な事情が絡んでいますが、登場人物それぞれの立場を明確に際立たせて語られているので混乱はしません。これは構成の妙ですね！ヒーローヒロイン共に愛情深く、それ故にそれぞれの思いがぶつかる場面もありながら、真直ぐでぶれない二人の感情はやがてお互いの心を見事に射抜くのです。思いやり溢れる家族の存在がとても優しく描かれていて（不心得者が若干一名おりますが）、心穏やかに読み進める事が出来ました。最後、今は亡き産みの母親に対して語るヒーローの感謝の言葉に涙が零れました。何度も読み返したくなる、素敵な物語です。

思いがけない出逢いから、最初はいがみあう二人。少しずつ心の距離が縮まる中で、ヒーローに本当の事を言えずにいるヒロインの辛さもたっぷりと伝わってきます。やっと心が通じたと思った直後、全てを知ったヒーローは怒り苦悩しますが、最後まで紳士然としていて素敵でした。小さなコマなのですが、図書館でヒロインに近づくヒーローの足元がアップになる場面があり、その、如何にも質の良さそうなソックスに目が釘付けになりました♡今回が初ハーレという中澤先生の、とても美しくゴージャスな絵柄と見事な構成にうっとりです。次回作にも期待しています。余談ですが、常に二人の心をお見通しだったヒーローの大おば様は、私の将来の憧れの姿です！

お互いに惹かれあってたけど、真実が明らかになった途端、激しい感情をぶつけ合って傷つく２人。かなり辛辣な言葉の応酬に読んでて辛くなるくらいリアルな世界だった……

判事のヒーローが、知らなかったとは言え犯罪に関わってたヒロインと結婚するって、ハーレの世界だから許されるんでしょうね〜