一目惚れしてしまった彼に果敢なアタックを繰り返すのだけれど、その様子が何とも可愛らしく、女というより、女の子と言った方がしっくりくる、ローズの明るいお話でした。ディテールがおしゃれで夢があり、幸せな気分でいっばいになりました。「自分がしっかりしていれば恥じる事はなかった」といったシーンでは、ハッとさせられました。上手く行かない日々の中でいつの間にか自分を恥じていた..私に言われている気がしました。

いろんな台詞や描写がぎゅっと詰まったびっくり箱のような物語で、何回も読み返したくなります。悪い人もぜんぜん出てこないハートウォーミングなお話でしたね。絵も好きです。

ハーレのヒーローって、「心の傷」を言い訳にひねくれてヒロインを傷つける（傷つける権利があると勘違いしている）パターンが多いですが、このヒーローはひねくれることなく、もう傷つきたくないと心を閉ざしているヒロインに粘り強く優しく明るくユーモアをもって接します。 これまで読んだ中で一番心が広いヒーローかも？ ヒロインも、ちゃんと自分を省みられるところに好感が持てます。 個人的に、花津先生の描く動物、特にワンコやニャンコが大好きなので、ワンコワラワラの本作は、楽しくて何度も眺めてしまいます。 花津先生の絵は昔からすごく好きですが、最近はヒロインの目の表情とか、さらに美しくなった気がします。本作でチラっと出てくる長髪の元夫がかっこよくて、もっと見たいと思ってしまいました（笑）ヒーローのお母さんもステキです。 波瀾万丈なロマンスはないので、ストーリー展開を物足りなく思われる方もいるかもしれません。ほのぼの癒やされたい時にオススメです。

実は伊藤先生の絵がちょっと苦手で、あまり読んだことがありませんでした。でも、今回は評価が高いのと、レビュー内容は重い感じだったので、購入しました。まさかの感動と涙でした。最近、大人のＨＱが少なかったので、静かであるようで、情熱的で激しい愛が表現されていました。陳腐な表現をしてはいけない感じがしています。読んで下さい！

いつ見ても、素敵な絵柄ですね～。 今回のヒーローはひどい騙され方でしたね、妊娠物はあるが、これはひどい。ヒーローが人間不信にもなるわけだ。勘違いが始まりのヒロインもすごいが、ヒロインの遍歴も中々すごかった。悪女が二人も出てるのは珍しい。いつも思うのですが、ダメージを受けた人が好きな人は好きなんだと思う。耐える愛？みたいな？そういう人はこういう男にはまりやすいんだな。私が癒してあげたい病。私も少しかかっている。最後はハッピーだからすべてよし！

ヒロインのヒーラーの力は？ヒーローの病気は治るの？前から続きが気になっていてとうとう読んじゃいました。お話は、最後の望みを失い、自暴自棄になりそうなヒーローと、ヒーラーの力は開花しないものの、献身的にヒーローに尽くすヒロインの、二人の世界を中心に進んでいきます。お互いの暗い過去を克服し、得るものがあります。浜口さんの描くヒーローって素敵・・うっとり見とれちゃいます。

終始夢中になって一気に読みました。絵も美しく物語の運びが完璧でした。ラストは涙が溢れて思わず号泣。

感情表現が不器用なボスをひそかに愛する秘書というハーレにはありがちの物語なんですが、ヒロインのひくピアノをきっかけにそれにまつわる亡き両親の気持ち、ヒーローの気持ち、エリカとの関係がどんどん紡ぎ出されていく。ピアノの下で座り込んで聴いているヒーローは抱きしめてあげたくなりますね。 シリーズを通してヒーロー父にいい印象はなかったんですが、息子への思いはちょっとうるっときてしまいました。

すごく素直でとっても素敵です！胸がきゅんとしてほんわりして、ジーンとなりました。感動っす！

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

これはとてもいい！中身がつまっていて面白かったです。すれ違い夫婦の危機を乗り越え、スリルに満ちた救出劇もあり、意地悪な義姉と思いきや…内容が盛り沢山なのに駆け足感がなく完成度の高い作品だと思います。絵は少し古いですが、家具や建物、衣装に至るまで緻密に描かれており、念入りなリサーチをしたのが伺えます。読んでおいて損はないです。

あとがき楽しみにして開いたら。驚きました。 ひさびさ、あとがきあるかなと。でも、あったのは愕でした。 chaaさんの書かれていること。そのとおりですね。 あたたかくて、楽しくなる素敵な作品たち。 そして、あとがき。心からご冥福、お祈り申し上げます。 ほんとうにありがとうございました。

もと先生のお話しの中では、今作が一番好きかなあ。ヒーローの盛大な勘違いから始まった、いわば「正体を知ってるあしながおじさん」的なおはなしですが、先生の優しいタッチと繊細な描写がすばらしい～♥　時代背景の考証もしっかりされたこまかな描き込みもさすが♪　どんどん、ヒストリカルを描いて欲しいな♥　今一番好きな漫画家さんです

ハーレクインに出てくる遺言はロクなものがありませんが、この話は良く出来てます。黒幕も意外で驚きました。ヒーローが聡明で、ちゃんと経営者してます。漫画ではヒーローと秘書が事後っぽいのですが、原作だとヒロインが寸前に追い返してたような。最初からベタ惚れでなくて、徐々に惹かれ合っていくアレンジは良いですね。

ヒーローの大号泣にもらい泣き＞＜（あとがきは除く・・）。初めは辛らつなヒーローに『ちょっと冷たすぎないかい？？』と思ったけど、愛しい分だけ憎かったのね・・。皆さまの高評価は間違いではなかった♪久々の感動です♪

超オトコマエで素敵〜！！ でも丈夫な歯と腰と言う割にタリーはマッチ棒みたいだったのが違和感（╹◡╹）

まず絵がすっごく素敵！津谷さとみさんファンになったきっかけの一冊。お話も心あたたまる。お祖父さんがすごく可愛い。笑

グレードが相変わらず高いマンガ家さんです。私は楽しく読めました。

ヒロインを電話一本で捨てる理由等や期限付きの割り切ったセ◎レとしての復縁を了承する実利的な面は現実的でドクターぽく、ちょっとした誤解ですぐキレたり嫉妬したりするところはラテン人気質なのかな～と勝手に納得させてもらいましたｗ　構成力のある作家さんに、綺麗に丁寧に漫画化されたことでヒーロー&ヒロインの感情の動きが日本人にも理解しやすく良い作品になったのではないかと思います。

シークものにはめずらしい、おだやかな人柄の素敵なヒーローでした。HQでシークといえば傲慢と相場が決まっている中、とてもめずらしい。ヒロインもしっかりしているけれど、思いやりがあって控えめでかわいらしい。二人がくっつきますように、と祈っているヒーロー母と妹も面白かった。読んでよかったです。

七星先生初のリン・グレアム作品、どのように描かれるのかと楽しみに読みました。 最初は自分を守りすれ違っていたヒーロー＆ヒロインが、お互いへの理解と愛情に気づいていく過程が丁寧に描写されています。読後にとても温かくて幸せな気持ちになれる作品でした。シリーズ1作目の麻生先生、3作目の狩野先生の作品もぜひ併せて読みたいです。

予想外の展開に最後には涙・・涙・・・。アリスン先生　上手すぎます！最後のページは心に残る映像となりました！

絵もとても綺麗だし、ストーリーも良かったです　誤解を会話できちんと解いていくのが好感が持てました　ヒロイン、ヒーローも素敵でしたが、おじいさんがよかった～(≧∀≦)問題の父親は、きっとおじいさんに痛い目にあわせられるでしょう(笑)それから購入後の変更サービス、ハルさんのご意見に激しく賛同します(笑)そんなのがあったらゼッタイ利用します（≧∀≦）

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

特に息子！！かわいい！！そしてストーリー展開も雑さや不可解さもなくよみやすかったし、ラストもハッピーエンド感がすごくはっきりしててわかりやすい。読後のすっきり感がとてもいいストーリーとキャラクターたちです。

美しい無垢な乙女が愛を得てハッピーエンドという お決まりの展開ですが、ヒロインが無垢なだけでなく 天然っぽくて楽しかった。

この漫画家さんは、とっても素敵にジュリア・ジェイムズの世界を描いてくれてました。娘の身体を武器にする父親と、耐えるけなげなヒロイン。このかわいそうなヒロインを応援したくなるような描き方と、消せない夜の記憶。。私もこの夜のヒロインが脱ぐ所は消せない記憶です。その時のヒーローの気持ち。あ～、も～、たまりません。。この先生の絵はあまりうまいとは言えませんが、伝わるものがあります。 素晴らしい作品でした。

とにかく楽しい！テンポ良くどんどん引き込まれて一気に読めます。お互いが知らず知らずいい影響を与えられる…最後は二人だけでなく家族みんなが幸せってステキ。変に気取ったところの無いヒロインとヒーローも高感度アップです。

　この時代のイギリスにおける児童労働の実態など、時代考証がきちんとなされているのは、原作の良さなのだと思いますが、それをきちんとコミックに落とし込んでいる作者の技量が素晴らしいと思います。主人公の二人が惹かれあっていく過程も、脇を固める男主人公の親族たちの造形もしっかり描き込まれていて、物語の厚みを増しています。久しぶりにいい作品に出会えました。