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- 「美女と悪魔」のスピンオフ。あの人も出てくる! 5
- ガリガリ君 2023/11/04 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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またまた素敵な物語をありがとうございました。青鹿毛先生の新作楽しみにしておりました。今回は初のリージェンシーもの。男女共に衣装が丁寧に描かれ、素敵な画面にみとれました。 先生の作風は決して派手ではなくむしろ地味で、お話もすごくドラマチックなことが起こるわけではありません。真面目堅物の青年が妹同然のヒロインと想いを確かめ合うというシンプルな内容ですが、シンプルさゆえにヒーローの思い詰めた情念に読者の感情もシンクロします。大したことは起きてないのに妙にドキドキするんですよね。この辺の空気感が、格調高い、でもどこかのんびりしたイギリスのピリオドドラマを連想させました。 そして津谷さとみ先生の「美女と悪魔」でおなじみのルーシャスもカメオ出演、というか結構活躍してる!津谷先生の包容力あふれる彼も、青鹿毛先生のエレガントでしゅっとした彼もどちらも素敵です。作品世界の時間が被ってるところも面白いです。「美女と悪魔」が好きな方はぜひ読んでみてください!
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- 寂しんぼうだけどド根性!なヒロインがいい 5
- ガリガリ君 2023/06/25 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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後先考えず欲望に忠実なハーレは苦手なので、正直冒頭の「上司を落札」というところでうっ!と身構えてしまったのですが、ヒロインの真意を知ってそう来たか〜と思いました。自分の仕事に並々ならぬプライドを持っている分、成り行きでヒーロー(しかも上司)と恋仲になるの抵抗あっただろうな〜でも生い立ちが生い立ちだけに人肌恋しい気持ちもひとしおだったんだろうな〜な葛藤が分かりやすくてよかったです。ヒーローもビジネスパートナーに手を出してはいかんと自分に言い聞かせている辺り、本能の赴くまま〜なカップルでないところに好感を持ちました。本筋とは関係ないのですが、大枚叩いて社長に自信作を見てもらおうと思ったのに、ついヒヨって無難な作品を作ってしまったり、「物を多く持たない」ところに特別な理由があったりなど、細部に説得力があるところが好きです。そして、ヒーローのビシッとしたスーツ姿が眼福で、興味持って前作見たらモブキャラぽくて今回随分おめかししたな!と思いましたw あと、ちょこちょこ入るギャグテイストがほんわかします。緒形先生のギャグパート好きなんですよね。
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- 【ネタバレ】津谷ハーレは信頼の証 5
- ガリガリ君 2023/03/31 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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前作「野獣王子と、兄王の許嫁」の続編にあたる今回のお話は、欧州のとある国を治める兄王のお話です。2作品とも津谷先生によるコミカライズですが、前回の弟が左目の下にほくろが二連あったのに対し、今回の兄は右目の上にやはり二連のほくろがあったのがツボでした。これまたほくろの位置が絶妙で、なんでお美しい御尊顔なのだ…とページをめくるごとに見惚れてましたw さて、お話はハーレあるあるの「愛を知らないヒーロー」物なんですが、ありきたりな設定も津谷先生の味付けでぐいぐい読ませます。みなしごになったヒロインの悲惨な生い立ちとヒーローに拾われて絶対的な信頼を寄せるに至るまでの過程が詳細に描かれるので、その後の展開にも説得力が出てきます。特に、子供の頃のヒロインが母親に買ってもらった綿菓子の棒を捨てられずいつまでも持っているシーンがお気に入りです。前作のヒーローとヒロインも出てきて、色々励ましたり助言したりするのですが、相談しながらも「そこがいいんですけど」とのろけるところが面白いです。でも、不都合なことを言う記者に対し「地下牢へ送ってやる」は大失言でしょ。独裁国家ムーブが抜け切れておりませんなあと思っちゃいました。そんなうっかりヒーローを歯止めかける立場としても、ヒロインには末長く幸せになって欲しいと思います。
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- 東西の宗教観の違いが分かって面白い 4
- ガリガリ君 2023/03/10 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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レビューを見て購読を決めました。「日本人には馴染みがない」その通りです。一言にキリスト教と言っても様々な宗派があるし、無神教の人もいるしで、全体像がつかめないから我々日本人には共感しにくいテーマなんですが、これを読むとアメリカでなぜ人工妊娠中絶が選挙の争点になるのか、LGBTがなぜあそこまで権利を声高に主張するのかといった理由の一端が少し分かるような気がします。八百万の神が住まう日本とは違い、ゴリゴリの一神教、しかもゴリゴリに保守的な地域ではそう珍しくない風景なのかもしれません。いわゆるキリスト保守というやつでしょうか。日本に入ってくるアメリカの情報はカリフォルニアやニューヨーク辺りのリベラルな地域のものばかりなので、余計に違和感あるのだと思います。同じ原作者の「いけない口づけ」も聖職者ヒーローですが、あちらのほうが感情移入しやすいのでおそらくコミカライズに際し「脱宗」されてるのかなと推測しました(原作未読でコミカライズ同士の比較なので想像に過ぎませんが)。とはいえ、こんな世界もあるんだなあと異文化理解的な意味で興味深く読めたので星4です。小倉先生が後書きでおっしゃってるように、信仰や慣習にがんじがらめになって紆余曲折ある恋路いいですよね!禁断は恋愛のスパイスだな!という思いを新たにしました。それにしても小倉先生の画力の向上ぶりに感心しきりです。ここから更に美麗になっていくのがすごいです。
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- 安定感のある絵、破綻しないストーリーに信頼が持てる 4
- ガリガリ君 2023/03/09 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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「にぶんのいち夫婦」の黒沢先生がハーレクインに進出だ〜!とテンション上がりました!期待を裏切らない面白さ!二転三転のストーリーと魅力的なヒーローとヒロイン。ヒーローの格好よさにいちいちドキッとしてしまうし、ヒロインの芯の強さと凛々しさに惚れました。絵もすごく安定していて安心して読めます。星一個減らしたのはちょっと詰め込み過ぎて読み終わった後に散漫な印象になってしまったかな〜と。原作をそのままコミカライズするにはページ数が足りないので取捨選択をしないといけないのですが、よくまとまってるけどもう少しスリムにして、その分心理描写に割いた方が(スカッとやじんわりやしんみりなどの)読後感が残りやすいかなあ、と個人的には思いました。好きな作家さんなのでまたハーレで描いてくださると嬉しいです!
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- 【ネタバレ】大人の恋は一筋縄ではいかない 5
- ガリガリ君 2022/12/08 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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パッション!hot!で波瀾万丈のハーレど真ん中の作品です。シークレットベビーものかつ、お互い大人でしがらみがあって、相手に思春期の娘がいるという「これうまくいくのかよ」要素満載です。大人の読者目線だと「この娘生意気〜ムカつく〜」だけど、娘目線では、女学校の前に女連れて車つけられたくないよね、親父無神経〜となるの分かります。更にヒロイン目線では「うちの息子は苦労して育てたのにこんなお嬢様学校に行かせてもらえるなんて父親の愛情受けて恵まれてるわね〜」と嫉妬するのも共感できます。三者三様それぞれいい面悪い面あるんですが、その辺「まあ人間色々あるよね〜仕方ないよね〜」ときちんと説得力あるので、物語の世界に入り込めました。内容は盛りだくさんですがごちゃごちゃせずスッキリ読めました。苦難続きのヒロインが、卑屈にならず毅然と顔を上げる姿が凛々しかったです。これぞハーレヒロインって感じです。ラスト、現実はそううまく行かんやろ〜というお馴染みの展開なのですが、ハーレに求めるカタルシスとしてはアリかなと思います。
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- ふーっ(満足のため息) 5
- ガリガリ君 2022/12/02 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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さちみ先生の作品はいつも(満足のため息)を最後に漏らすんですが、今回も読んだ後幸せに包まれました。きちんと練られていて破綻がないんですよね。ヒロインがけなげで、ヒーローに裏切られて恨み骨髄なのに姪のために感情を抑えて耐える姿がいいです。側から見ると痛々しくも見えるんですが、言うことは言ったり意地張るところはきちんと意地張ったりするのでw重くならず、読んでてもストレスにならないところが職人技です。何でお兄さんはこんな奴を姪の後見人にしたの?という疑問も最後に解消されてきれいに伏線回収されています。ヒーローは無実の罪を着せられた形になってかわいそうでしたが、もっとしゃんとせい!と思うところもなきにしもあらず。最近のさちみ先生の作品は、女性の方がパワフルな作品が続いているので、男性の力強さが光るお話も読んでみたいです。ヘタレだけどいざという時に男気見せるヒーローが好物なので。次回作も楽しみにしております。
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- ええやんええやん! 5
- ガリガリ君 2022/10/31 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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星2.5は低すぎだと思います。3.5〜4くらいあってもいいのでは。個人的には子供がリアルだったので5にしました。いわゆるシークレットベビーものですが、こういう話ではよく子供が2人の「かすがい」になることが多いです。その手の話に出てくる子供は天使のようにいい子なのが殆どですが、リアルの子供は手を焼くことが多いので現実的ではないな〜と密かに思ったこともありました。この作品に出てくる子は、悪い子ではありませんが、(被害者側とは言え)いじめ問題で親を悩ませたり、憎まれ口を叩いたり、反抗したりと、一筋縄ではいかない感じが現実的で個人的に好感を持ちました。ヒーローと息子の交流にページ数が割かれ、二人が信頼を高め合う描写があるのもいいです。「嵐が丘」がベースにある割にはヒーローもヒロインもかなりアク抜きされているとは思いますが、原作のヒースクリフとキャシーではハーレクイン以上の激しいものになってしまうのでよしとしましょうw 一つ気になったのは当て馬キャラの描写が足りなかったところ。息子の評価が辛いので、そうなんだろうなとしか判断しようがない辺り、ページ数が足りなくて描けなかったのかなと思いました。
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- アリアリのアリ! 5
- ガリガリ君 2022/09/23 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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気になっていたこちらの作品やっと読めました〜。まず絵柄が少女漫画とは全然違う。作者は劇画?歴史漫画系の方かな?と思いました。明らかに今までと違う硬派な作風なので編集部も一か八かの賭けみたいなところあったんじゃないか?と勝手な想像をしてしまいました。私個人としてはアリアリのアリ!です。絵がすごくうまい、中でもハイランダーの「誇り高さ、野生味あふれるセクシーさ、たくましい筋肉」といった魅力が十二分に表現できています。ヒロインも気高く美しい。建物や小物といった背景も描き込まれていて、中世の世界観も丁寧に表現されているし、安定感がありました。弟たちについては、ヒーローがヒロインを救った後のシーンで感動の再会を果たしたコマがあるので、ヒロインがエセックス公の悪事をイングランドに告発して弟たちも解放、という流れなのかなと解釈しました。
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- 全体的にはよかった…けど 4
- ガリガリ君 2022/08/12 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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この先生のお話はハーレらしい派手派手さはなくてもしっとりした情感があって好きなんですけど、嫌疑をかけられたヒロインを見てヒーローはビッチだと疑ったんだよね?でもヒロインのことを気にかけてあれこれ裏で手を回したんですよね?その辺が何度読んでもちょっと分かりにくかったです。ビッチでもいいんだ!僕はこの娘が気に入ったんだ!と言うならはっきりそう言ってもらわないと分からないよと思いました。あともう一つ分かりにくかったのが、お母さまが甘いものを隠されてガチギレしてるのか否かというところw もっとギャグぽい顔にしてくれれば分かりやすいのになあと思いました。最初読んだ時ヒロイン解雇されちゃうのかな?とハラハラしてしまいました。
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- 双子のシンクロ 5
- ガリガリ君 2022/08/12 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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かつてヒロインの姉妹が愛した人がヒーロー(あるいはヒーローが元恋人の兄弟)というパターンはよくありますが、そうは言っても他人だしなあ…と違和感を感じることもありました。このお話は、双子という設定がよく生かされていて、「妹と同じことをしてるんじゃないか。また同じ過ちを繰り返すんじゃないか」というヒロインの葛藤にうまく繋げられているのが説得力がありました。オカルトみたいな話だけど双子ゆえのシンクロって本当にあるみたいだし。ヒーローもヒロインも時間が経っても最愛の人の死を乗り越えられてなくて、互いにすれ違いながら気持ちを確認していく過程が大人の恋愛だな〜、派手なところはないけどこういうの沁みるなあ〜としんみりしました。その一方で子供にメロメロなヒーローがかわいかったり、アクティブな家政婦さんもポイント高かったです。
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- SNS時代のロマンス 5
- ガリガリ君 2022/08/04 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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津谷先生の新作待ってました!贖罪意識に苛まれ心に傷を負った王子、大好物です!現代社会に生きるヒロインがいきなり架空の小国(なぜか揃いも揃って保守的)にさらわれる展開、ハーレあるある過ぎて「んなわけあるかーい!」といつもツッコミ入れてしまうんですが、津谷先生の調理の仕方が素晴らしくてとても面白かったです。SNSを駆使して国のPRをしたり、国民の反応も手に取るように分かったり、現代のコミュニケーションツールがお話の中で効果的に活用されていると思いました。それと直に人と接することで救われたヒーローとの対比もまた鮮やかで。また、泣きぼくろの下にシャープに縦に入った傷がセクシーさの黄金比という感じでよかったです。ダンスをする時の美しさも見入ってしまいました。
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- 唯一無二の作家性 5
- ガリガリ君 2022/06/04 このレビューを 27人の方が参考にしています。
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新作待ってました!今回もよかったー!引き込まれるように真剣に読んで、終わったらふーっと満足のため息をつきました。青鹿毛先生の作品は作家性が強いのが特徴で本当に唯一無二の魅力だと思います。毎度毎度言ってますが、静の描写で雄弁に語る技法が今回も研ぎ澄まされています。特に終盤、ライラックをヒロインの髪に飾る場面が本当に美しくて感動しました。絵が上手だから表現力もあるんですよね。髪を下ろしたヒーローが魅力的です。迷信とか呪いとかいかにも中世らしいけど、きちんとお互いを思いやって心を通わせて結ばれるという手順を踏んでいるので、受け入れやすいストーリーになっています。前作と時代一緒だなと思ったら前作のヒーローがチラリ登場、同じシリーズなんですね。
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- オースティンばりの人間模様が楽しい 5
- ガリガリ君 2022/06/03 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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雑誌も買ったし電子書籍も買いました。さちみ先生の作品は電子書籍になるのが待ちきれなくて雑誌買うパターンになってます。今回も安定の面白さ。いつも面白いので褒める語彙がなくなってしまいましたw こういうお話だと前夫や叔母様ポジションのキャラって悪者に描かれがちだと思うんですけど、そういう悪人って人格に深みがなくて、登場しても全然面白くないんですよね。ストーリーを引っ掻き回してざまぁされるだけの存在。それより、完全な善人でも悪人でもない人たちが、相手のためを思ってした事が足を引っ張る結果になったり、番狂わせの連続であるべきところに収まったり、そういうわちゃわちゃした人間模様の方が見てて楽しいです。魅力的な脇役の使い方はオースティン作品に通じるものがあると、個人的に思ってます。ホラスは恋のキューピッドか?ってくらい大活躍wだし、エリノアのような自分をしっかり持っている女性も素敵(恋愛至上主義のロマンス作品にこういうキャラが出てくるのは貴重だと思う)。コメディ要素強めだけどほろっと来るところもあって、そういう匙加減が絶妙にうまい作品です。
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- 【ネタバレ】モフモフ 5
- ガリガリ君 2022/05/14 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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桜屋先生の作品は作者買いするほど好きだけど、その中でもとりわけ大好きなお話です。ヒーローが大富豪でも傲慢でも勘違いヤローでもない、ごく普通の生物学者というのはハーレでは珍しいかも。普通にいい人で「結婚するならこんな人がいいな」と素直に思えます。それなのに「恋に落ちる覚悟はできてるかい?」なんて言うんだからニクいですよねw 前にも指摘しましたが、桜屋先生のヒーローはヒロインを求める時の表情がいい。実際のラブシーンよりもこういう所にグッと来ます。それでいてヒロインが心の準備ができるまで待ってあげる紳士ぶりも好感が持てます。一番好きな場面は、ヒロインの元婚約者が押しかけた時、心配じゃないの?とヒーローが聞かれて大丈夫ですよと答えたところ。ヒロインへの信頼の強さが垣間見えました。あとオオカミがかわいく思えてくる不思議。モフモフしてて気持ちよさそう〜と怖さを忘れそうになりましたw
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- 【ネタバレ】いいところも悪いところもある 3
- ガリガリ君 2022/03/12 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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試し読みの段階で面白そうだったので購入しました。当時の女性の地位の低さが理不尽過ぎて、ヒロインの健気さが胸を打ちます。男性陣のクズさが際立っていて、ヒロイン父と兄はもちろん、元婚約者であるヒーロー兄の無責任さも何だかなあ。ヒーローに偉そうに愛の尊さを説いてますが、自分が結婚しなかったせいでヒロインが苦労してるのに無頓着とかちょっとひどい。という訳で、ひたすら耐え忍ぶヒロインに同情してましが、話が進んでくると、ヒーローを引き留めるやり方に「こっこれは大胆すぎでは?!もっと他にやり方あったのでは。ヒロインの性癖なのか?」と面食らってしまいましたw ヒロイン兄も「私は監禁してないぞ」とか、いやいや「なぜお前が私の家にいる?」と突っ込むところでしょうがそこは。作画はきれいで丁寧に作られているのは分かるのですが、(多分)原作の内容について気になるところが後半に連れて目立ってきました。余り歴史は詳しくないのですが、ヒストリカルでそれなりにいい家の男女が婚前交渉をするのってアリなんですかね。男性はともかく、女性の場合代償がとても大きい気がするのですが「かけがえのない思い出ができた」で済むのかしら、いくら自分は結婚しないと決めつけているからって。それを世間では「やり捨て」と言うのですが。あと、ヒロインが一回ぴしゃっと言っただけで簡単にヒロイン父と兄が更生したのもあり得ん。今までの苦労は何だったんだ。ヒロインも入れ込み過ぎて共依存みたいに陥っていたから妹連れて家を出て行くくらいのことをすればよかったのになんて考えてしまいました。
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- 【ネタバレ】業が深い… 5
- ガリガリ君 2022/03/04 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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ハーレには「元の婚約者or恋人or夫と死別した後その兄弟と結ばれる」パターンがありますが、「そんな簡単に心変わりしちゃっていいの?」と思うものも少なくなかったり。しかしこれは「頼むからヒロイン許してあげてよぉ!ヒーロー早く報われて欲しいよ!」と強く願ってしまいました。これ系の話では空気か悪役になりがちな元夫であるヒーロー弟の描写が凄まじい。華やかな見た目なのに能力は低いというスペックならペラペラな人物造形と思いきや、ヒロインへの深い愛情と兄であるヒーローへの嫉妬と尊敬と愛憎の入り混じった複雑な感情、そして若くして死ななければならない悔恨がずしーんと作品を貫いています。そして死してもなお、ヒーローとヒロインを(苦しめる意図はなくても結果的に)縛ってしまうという業の深さ。ヒーローもヒロインもそれぞれ秘密を抱えており、誠実であろうとすればこそ自分を偽る結果となってしまい、一筋縄ではいきません。ハッピーエンドが約束されているハーレクインでよかった。読み終わった後「すげーもん読んだなあ」とふーっとため息を漏らしてしまいました。同居しているヒロイン従姉妹が清涼剤的な存在です。津谷先生が描いたスピンオフ「いつかかなう夢」のヒロインでもあります。こちらもおススメです。
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- 【ネタバレ】ヘンリーお前って奴は〜w 5
- ガリガリ君 2022/03/02 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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さちみ先生の「大富豪の誤算」のスピンオフを津谷先生が手掛けられたと聞いて嬉しい驚きでした。キャラデザは踏襲しつつもぐっと主役らしい見た目になったシンシアとゲイドw。性格も微妙に違ってる感じで、両先生の味付けの違いを読み比べると面白いです。ゆるふわお嬢様のシンシアの世間知らずにイラッ☆となる時もありましたが、開き直ってからの雄々しさ?はとても格好いいです。津谷先生は見た目ふわふわな天使だけど実は小悪魔、でも実は芯が通ってる女の子を描かせるとピカイチだと思います。ゲイドの眼鏡シャキーンな堅物弁護士、でも実は苦労人なところもよかったです。HQ倫とか黒子とか(鬼滅のアレを連想させましたw)笑ってしまう場面も沢山ありました。それにしてもヘンリーはしょうもない奴ですねw 後に蜂に追いかけられてザマーミロとおもいましたw
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- 読んで!×3 5
- ガリガリ君 2022/02/08 このレビューを 20人の方が参考にしています。
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出版社の回し者みたいな言い方になってしまいますがwぜひ1人でも多くの方に読んで欲しい!伊藤先生の作品はしっとりした情感ときめ細やかな心理描写が優れてて大好きですが、特に今回のお話は最高でした。難病の再発に怯えながらも努めて明るく振る舞うヒロインが健気でいじらしい。「最後のクリスマスになるかもしれないから誰かと一緒に楽しく過ごしたい」という思いが切実で胸が締め付けられました。誰にも言えない秘密を抱え殻に閉じこもる孤独なヒーローと事あるごとにぶつかりますが、次第に心を通わせるようになります。とある大事な場面で使われている曲が印象的で、読みながら哀愁漂うメロディが脳内で流れました。子供たちも彼らなりに父を気遣いヒロインを無邪気に慕う姿が可愛らしくて欠くべかざざる存在です。テーマは重いですが、ヒロインの明るさや子供たちの賑やかさに救われ、脇キャラも嫌な人がいないので暗くなりすぎずストレスなく読めます。ハーレクインなのでハッピーエンドなんだけど、「これからも再発の影はつきまとうんだよな」と考えると何とも言えない余韻が残ります。読む時はタオルを用意して下さい。あと最後になりましたが、スコットランドのタータンチェックのあの正装が何度も出てきて眼福でした!(お尻がスースーするよ!には噴いたw)
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- これは私の勲章 5
- ガリガリ君 2022/02/01 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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やっとレビュー書けるようになった!雑誌で読んでとても感動して何度も読み返しました。電子書籍でも読めるようにライブラリでも購入。星5までしか付けられませんが、今回の作品は10個くらい付けたいです。虐待されて育ったヒロインの過去が壮絶でこれどうなるの?ハッピーエンドは分かってるけどどうやって持っていくの?と予想がつきませんでした。ヒーローの家族も救貧院の子供たちもみんないい人で、ライバル令嬢ですらただの憎まれ役に終わってないところがさちみりほ劇場らしい。ヒロインの気高さ、誇り高さが最も輝くクライマックスの場面は特に心を打ちます。「人生を諦めなかった証」という一連のセリフは虐待されて育ち今なお心に傷を残す人たちにも届いて欲しいと思いました。
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- 【ネタバレ】倫理観の違い 3
- ガリガリ君 2022/01/30 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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桐坂先生の作品は好きでこれ以外にも持ってるけど…ブラボーシリーズ他にも読んだけど…うーん、これは原作の問題ですが、というか日本と西洋の生命倫理の違いとは分かっているのですが、精子バンクとか代理母ネタ多いですよね。いい悪いではなく、この時点で「うっ日本と大分価値観が違うな」とちとハードルが上がる。もちろんそれでも楽しめる作品は多いですが、この作品では第二王子が精子バンクに登録って、それはないだろ〜〜〜と全力で突っ込んでしまいました。王族って血の継承がめちゃくちゃ大事なのに、「人助け」と思って友人に勧められて登録しましたって何だよ〜そんな軽はずみなことするんなら継承権捨てなよ、友人とやらも王子に声かけるなよ〜と前提が不自然すぎて入り込めませんでした。
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- ハーレらしいハーレ 5
- ガリガリ君 2021/12/02 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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この手の話はよくあるパターンですが、バランスが非常に難しいと思います。ヒロインが悪い訳じゃないむしろ被害者なんだけど、卑屈になりすぎるのも完全に開き直るのもしっくり来ない。一方のヒーローも、逆恨みするまでは仕方ないけど、あまりに聞く耳持たなかったり、手酷い仕打ちをしたりすると、読者の同情心も薄れてしまいます。今回のお話はそこのところが上手にできていて、ヒーローは1ページ目から敵意剥き出しなのにも関わらずヒロインにベタ惚れなのがバレバレで、復讐してやる!復讐してやる!と言いながら一貫してヒロインの利益になることしかしてないのが笑えましたw 一方のヒロインも「もう逃げ隠れするものですか。私はこの仕事に誇りを持っている」や「自分が着飾るのは男に媚びるためではない」といったセリフに外見だけでなく内面もまた美しく逞しく成長しているのが伺えます。絵も美しくて、ヒーローのセクシーさや、そのヒーローを狂わせる匂い立つようなヒロインの美貌がよく表現されています。ゴージャスな絵もバランスの良いストーリーもこれぞハーレ!という感じです。ハーレらしいハーレが読みたいという方にはドンピシャです。
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- 若気の至り 4
- ガリガリ君 2021/10/17 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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ハーレクインは若気の至りで失敗してしまい、そこから数年経って大人になったヒーローとヒロインが再会して結ばれるお話が多いですが、実際しょうもない男に引っかかってシングルマザーになり貧困にあえぐ人が多いから需要があるのでしょう(日本よりもその傾向強そう)。自分も歳をとったせいか10代のバカさ加減に寛容になってきましたw ヒロインのやったことは軽率でしたが、20歳で家庭に入り育児に追われる生活なんて当時の私でも考えられなかったと思うので、プロポーズされて喜ぶと同時に不安になった気持ちが理解できます。一方ヒーローも昔はまだ青くて、自分の価値観を押し付けたり、出世目的で結婚して失敗するなど高い勉強代を払い大人になったことが伺えます。もし若いうちに結婚したらすぐに破綻しただろうけど、時間をかけて思慮深さを備えた2人ならば今度はうまく行くだろうと想像できるところがいいです。2人の子供もいい味出してます。現実にはこんなうまい話はないでしょうし、他の方が指摘されるように確かにご都合主義なんですが、せめて物語の中だけでも幸せになりたいよね(コミカライズがよくできているから夢を見ることができるとも言える)と思いました。個人的にこっちの方がご都合主義だと思ったのは、ヒーローとヒロインが病院で主治医と患児の母(しかも比較的レアな小児の心臓外科)として再会したところ。そんなピンポイントな関係性で再会するかーいと突っ込んでしまいましたw
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- これいいよ 5
- ガリガリ君 2021/10/06 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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ハーレお馴染みの記憶喪失もの。タイトルに「契約結婚」とありますが、これは記憶喪失ものと言った方が適切だと思います。立ち読み段階で面白かったので購入したら当たりでした。記憶喪失ものの醍醐味はヒロインと一緒に寄る辺のないのない不安を疑似体験できること。夫であるヒーローやヒーロー家族の優しさは本物だろうか、そんなミステリー要素をはらんだ展開が好きです。そして、一度最後まで読んで全てを知ってから再読すると、登場人物の言動の裏にある真実の思いが分かって二度面白いです。中には、ドラマチックにしたいがために不自然な箇所が残る作品もありますが、これはヒーロー、ヒロイン、周りを取り巻く人物たち、みんなの心情が矛盾なく自然に描かれていて、物語を魅せるものに仕上げる作家さんの高い技量を感じました。特にヒーローが、ヒロインを真っ直ぐ思っているのにその真心故に彼女を騙してるのではと葛藤するところが切なくてグッと来ました。ヒロインも初心な恋心を利用されたとは言え、最終的に本当に大切なものに気が付けてよかったです。セールで購入しましたが、掘り出し物でした。
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- 新しい傲慢ヒーローの形 5
- ガリガリ君 2021/10/03 このレビューを 28人の方が参考にしています。
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ハーレには互いの魅力に圧倒されたゴージャスなヒーローとヒロインが出会った途端熱情のままに衝動的に愛を交わして…という作品が少なくないですが、そんなにすごい相手なのかよと個人的にハマれませんでした。今回の津谷先生の新作は典型的なギリシャ富豪のヒーローですが、庶民的かつ常識的なヒロインとの価値観のズレを擦り合わせるためにとことん話し合います。それが余り今までにない形で新鮮でした。「自分は愛人を持ってもいいけど、ヒロインには貞操を守ってもらう。でも気を遣って自分からヒロインに手を出さない」という主張にヒロインでなくても「ちょっと何言ってるか分からない」と言いたくなります。それを真っ向から突っ込むヒロインがあっぱれでした。案外ハーレではこういう人少ないですよね。原作は知りませんが、水と油のようだった男女がとことん議論してお互いの考えを知り、嫉妬や誤解を乗り越えて理解し合うお話になったのは津谷マジックの賜物では。次回作も期待してます。
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- 【ネタバレ】悪くないじゃん 4
- ガリガリ君 2021/10/02 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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レビューを見てから読み始めたのですが、確かにありがちな話だけど起承転結がはっきりしてて読みやすかったです。出会ってすぐに結ばれるというシチュエーションは余りしっくり来ないけど、ヒーローが「その場限りの関係だ」と明言しながら、ヒロインのために時間かけてプレゼン資料作ったり、「バレエを辞めるのは辛かっただろう」と相手の心情を慮るなど、ヒロインにベタ惚れなのがバレバレな「ツンデレ傲慢ヒーロー」で面白かったです。ヒロインも素直に謝意を伝えに社長室に行く辺り裏表のない性格が伺えて、こじらせヒーローと屈託のないヒロインのお似合いカップルでした。養父母宅でのスピーチの場面は、ヒーローを見守るヒロインに感情移入して一緒にハラハラしてしまいました。あそこで全部ぶっちゃけるのかと思ったので。ヒロインがダンサーをやめるという設定も、後半火の鳥を見て打ちのめされるエピソードへ繋がっているのがキャラクターに深みを与えていると思いました。全4作のシリーズもので全部緒方先生が書かれているので、他の作品も読んでみたいです。
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- 【ネタバレ】チョコが食べたくなるハイセンスなコメディ 5
- ガリガリ君 2021/09/25 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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レビューを書くために読み返したのですがやっぱりいい。ラブ成分は少なめだけどコメディとしてのテンポがよくて完成度の高い作品だと思います。「兄さんのそんな(うろたえる)顔見てみたい(意訳)」(20ページ)からの次のページヒーローの茫然自失の表情、「もっと大切な話をしたかったのに」(71ページ)からの次ページ場面が変わって「そんな話を聞きたいんじゃないわ!」。この2つのシーン、場面転換しながら台詞を引き継ぐ構成が本当によくできてるなあと感心しきりでした。あと53ページと77ページ「呆気に取られる弟とボロボロのヒーロー」のシーンが繰り返されるのも好き。こういう演出の妙が物語のテンポをよくして人物も生き生き動き出すのだと思います。セキュリティのガバガバさは確かに気になりますが親族経営の会社は案外こんなものだったりして。悪い人が出てこないお話でふわっと幸せな気分になります。あとチョコが食べたくなること請け合いですw
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- 【ネタバレ】傲慢ヒーローかくあるべし 5
- ガリガリ君 2021/09/23 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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傲慢ヒーローは正直余り好みでないのですがこれは最高に良かったです。ヒロインの言う通り周りの雑音をねじ伏せる王者の風格があって、それが絵でも表現されていて説得力あります。ヒロインの前だけ表情がくるくる変わるのも魅力的で、特に怒りの表情が私は好きです。大きく見開かれた血走った目が印象的でした。裏切りや秘密の遺言と言った暗い影がストーリに緊張感を与えていましたが、最後はモヤモヤ要素もなく丸く収まってホッとしました。特にソニアが肝っ玉母ちゃんになっていたのが驚きw アンジェロも尻に引かれてる様子がツボりました。自分を裏切った元婚約者と親友のところに1年間も居候していたヒロインもヒロインですが、何だかんだでみんなと和解できてヒーローとの誤解も解けてよかったね。
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- 恋とサスペンスのヒストリカル 5
- ガリガリ君 2021/09/14 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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インドとイングランドを股にかけたサスペンスありアクションありのヒストリカルです。ヒーローは一言で言うならば「お金を持っていないミスター・ダーシー」。プライドが高く自己アピールが下手なので誤解されがちな人物。一度結婚を約束しながら直前で破棄する辺り普通ならひどい行為なんですが、彼にとっては本当にヒロインを愛してしまったからこそお金目当てで婚姻を結ぶことが不誠実に思えるようになったという理由。結果は同じじゃん!と突っ込みたくなりますが、クソ真面目かつ誠実さの表れなのでしょうw その辺本来なら分かりにくいところですが、ヒーローの心情が丁寧に綴られていたのですんなり受け入れられました。ヒロインは勇敢かつ優しくてヒーローとお似合い。この2人なら幸せな家庭を築きそう。欲を言えば、ロンドンで再会してから関係を再構築する描写がもっと欲しかったですが、インドの王子を巡る陰謀も解決しなきゃだしどちらもというのは無理でしょう。盛り沢山な内容ですが駆け足展開にならず最後までハラハラしながら楽しめました。
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- 毎度のことだけど本当に読ませるなあ(感嘆) 5
- ガリガリ君 2021/09/01 このレビューを 34人の方が参考にしています。
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前作「大富豪の誤算」で「これスピンオフあるかも」と予想したのが当たりましたが、まさかガブリエルの話だとは思いませんでした。だってモブ顔なんだもん。でもお金持ちのイケメンでなくても十二分に楽しめました。ハーレクインの中では異色でしょうが、普通にいい人なんだけどそれ故に他作品ならかませ犬にされがちな地味なヒーロー、脇役まで魅力的とキャラ造形の深さで定評のあるさちみ先生だからこそ描けたのだと思います。ヒロインのゴージャスな美しさにもうっとりします。虚構の世界で生きてきて多くの裏切りに遭っても女優は天職であるというヒロイン、最後は「仕事か結婚か」みたいな選択をせず両方選んだ辺りが現代的で逞しいと思いました。パパラッチや遠距離通勤など課題は山積みでしょうが、この2人なら笑いながら乗り越えていけそうな気がします。
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