ハザマ紅実先生の新作、それも原作者はべティ・ニールズ。ハザマ先生の作品の中でもべティ原作からのコミカライズが特にお気に入りです。ハーレクイン初期の頃から、べティ原作をご執筆。今作も定番のべティとのタッグで読み応えがありました！長身ということにコンプレックスがある奥ゆかしくも可憐なヒロインと、そのヒロインに心惹かれて一生懸命アピールする不器用なヒーローがとても初々しかったです。ヒーローからの深紅の薔薇の花束、読んでいて私も受け取ってみたくなりました。また、新作を読みたいです！

え～こんなのペニージョーダンじゃない～。ペニーのヒーローはいつもねちっこい嫌味男なのに～...でもすごく好き。こういうアレンジならどんどんやっちゃってください！

ハーレクインの醍醐味でもありますね✨唯一の家族であるおばとの残り少ない時間を過ごすヒロインに思わず感情移入してしまいました。そこへ運命の男性が登場するわけですが、ハーレクインですよね～。ちょっと頼りないＣＥＯヒーローですが、ヒロインを好きな余りに誤解して空回り。でもちゃんとお互いを思い合っていました。麗しく優しいタッチの絵柄に癒されます。またお気に入りの作品が増えました♡

美しい作画にテンポ良く進む物語。特にヒーローがカッコイイ！洗練されているというか。ヒロインは自分の事を田舎娘と卑下しているようだけど可愛らしく純粋。ヒーローの姉とその夫がヒステリックでいい悪役を演じていると思います。お気に入りの作品です。

ヒロインが頭を打たれ、退院してから頭で物事や言葉が変換しにくくなったり、理解が今ひとつだったり、背中を丸めてひっそり歩く様子が、私が病気で脳をやられた時の描写にピッタリで涙が出ました。それと、ヒーローのヒロインを思う純粋な心の描写が良かったです。君の音がこんなに愛しいなんて・・なかなか言える言葉じゃありません。もともと、とても上手い漫画家さんですが、今回の描写の上手さには脱帽です。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

待ち侘びていた新作です！ハザマ先生の豊かな表現力に導かれ、読み進めるうちにすっかり時代と国を飛び越えてしまいました。パウルから贈られた美しく咲き誇る赤い薔薇の花束。その意味することを知りながらも、自信のなさから素直に受け容れられないマギー。その奥ゆかしさ、切なさに胸が捩れるようです。赤い薔薇についてマギーに甘く語るパウル。出逢いの日の頬へのキスに始まって、彼がどれだけマギーの事を思っているのか読者にしっかり伝える演出にも、お見事！と感激しました。ベティヒーローに対して読者が感じがちなジレジレを、丁寧に払拭して下さる展開力です。普段は結い上げている髪をおろしたマギーの美しさ。常に暖かく柔らかな視線をマギーに注ぐパウル。思い違いはあっても最後に心通わせる事ができた二人の、これから培われるであろう美しい未来に期待が膨らむ愛溢れるラストでした♡

夢の続きの続きが読みたいですね！ いい作品に出会えました。

お互い秘密を持ってる上に、ギリギリに知った契約結婚の事実からのヒロインの侮蔑的な言葉、売り言葉に買い言葉のヒーローのヒロインに対する冷たい扱い…最悪の展開ですね。ＨＱにはよくある「ボタンの掛け違い」から物事が複雑になった典型例です。でもさすが著者、見事、ご自身の作品に仕上げ、印象的なものになってると思います。脇役まで独自キャラを確立させてしまう手腕はすごい。原作よりもページ数が限られてしまうＨＱ漫画である以上、「良い形」でのアレンジは私は大歓迎なんですけど…

緻密に書き込まれた美しい絵と、ヘンリエッタとデペン伯の会話に思わずときめきました。中盤あたりに、何でそうなったか分かりにくいところがちらっとありましたが、星を減らすほどでもない。ヘンリエッタの個性に、ぴったりあった変身も見事です。プロポーズから結婚式、エンディングまで素直に感動できました。おすすめです。

おもろい！テンポもいい！スカッとする！ 一番はヒーローが解雇を訂正しに行った家のテレビのセリフシーンが大爆笑！ 画にも色気があって読み応えばっちり！ 最高ですね。読まないと損ですよ～。

子供好き、料理が上手で優しい！それに外見もいい！完璧ではないですか！他の方のレビューにもありましたが何のお仕事か気になります（笑）それでもここはハーレクインの世界。楽しく温かい気持ちになり読後感もよかったです！

以前、原作を呼んだ時にはレスラーと言うHQのヒーローらしくないお仕事からコミック化は難しいと思っていました。が、そうこの先生がいたじゃないですか〜嬉しい。JET先生でなければこの作品は満足出来ませんでした。ありがとうございました。

山田作品は久しぶりに手に取りました。そういえばすごく綺麗な絵だったなあなんて思いながら読んでたら、どんどん引き込まれて行きました。幼い頃から惹かれてあう主人公達や、父親に認めてもらえない息子の敵意、後妻の強いキャラクター、どれも鮮明で映像でも見てみたいくらい過不足無い仕上がりでした。最後のエピソードにも無理が無く、感動しました。

この手のお話は既視感ありまくりなのですが丁寧に描かれていました。カラーも美しく（特にヒーローが）大満足です。蔑まれたヒーローが立派になって嘗て愛していた女性の元に復讐という名の元で再登場する設定です。お互いを大切に思いあっていることの確認が上手く表現されていました。たとえ離れていても、年月が経過しても本当に愛し合っている二人の愛は強い。

記憶喪失物って、ある程度展開が見えてる部分はあるんですが、どう進むのか、どう乗り越えるのかが結構気になります。 ヒロインの葛藤もヒーローの罪悪感もゆるやかな中でゆっくり染みわたっているような感じでした。 確かにちょっとだけショートカットのヒロインは子供っぽく見えたりしますが、あれだけの事故で生き残って顔も全てひどい怪我だったんでしょうし、髪短くなるよなーという感じでみてました。なのであんまり違和感なかったです。 激動的なお話ではなかったですが、ゆるやかな時間の流れが私的に好みでした。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

みやびで高貴な猫をおかぶりあそばしたちょいワル（死語？）王子がかっこよすぎて悶絶しそう。ヒロインは健気でまっすぐ、献身的だけど譲るべきでないところはきっちり守る芯のしっかりした女性。そして豚がまたカワイイ。そりゃ王様だって触りたいわな（笑）。実によいおとぎ話でした。まさに夢の世界。

お話も、主人公達もとてもかわいくて、凄く入り込めました。 絵柄もとても丁寧で、世界観が崩れなくてよかったです。

すっかりハーレクインに馴染んでいるかと。よくありがちな作品ですが可愛らしくてよかったです。タイトルもとても良い！お気に入りに追加です！

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

ずいぶん遠回りしましたわね・・・というのが感想です。でも歴史背景もしっかりしているし、なによりヒーローもヒロインもとても気高く強い意志を持っているところが魅力です。激情のままに突き動かされないで淡々としているところがまた一味あってよかったです。

新しいタイプの作風でしたがとても気に入りました。ストーリー展開もよく今後も期待できます。

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

さすがとしか言いようがない素敵な作品。ぐうの音もでません。作者買いして間違いない!!

シークレットベイビー物としては、安心して読めました。確かに出会った頃のヒーローは偽っていたし、（結果的に子供が出来た所をみると）避妊についても無責任だったんじゃないかとは思いますが、再会してからは良かったんじゃないかと。自分の子供がいると知った直後は知らせてくれなかったことを怒りますが、彼女の反論後は言いませんし。他のシークレットベイビー物は大抵いつまでもネチネチと隠していた事を責めたり、結婚を拒否すると裁判で親権を奪うと脅したり激しい事が多いので…。それに比べれば、ヒーローの態度は理不尽さを感じませんでした。ヒロインの気持ちをやたら無視したりしないし。 この手の話ではいつも一人で産み育てた苦労を思いやってくれる場面がないのですが、ヒーロー母の言葉に私が嬉しくなりました。そーだよ、ヒロインは大変だったんだよ！私はこのヒーロー大好きです。

愛する人とともに居れるって多分とっても幸せなはず。でも、そこには信頼や愛情があってこそ。って話ですよね。そんなに深く思ったことはないですが、そばにいながら振り向いて貰えない、相手からは同情めいた感情をもたれるのは、やっぱり苦しいですよね。でも、離れたくないほど、好き。人の感情は難しいですね。と、よみながら思ってしまいました。

個人的にはエマ・ダーシー＋ペニー・ジョーダンを連想した。

橋本先生には今回も楽しく読ませていただきました。魅力的な美男美女で画面も美しいですし、プレイボーイが夢中になる過程もいいですよね♡　読んだ後、幸せ気分になれる作品でした。