背景はともかく、全体的に見た目が派手な展開の兄のお話と、癖の強い展開の妹のお話に対し、割とありがちなストーリーなので霞んで見えるかも。キンケイド家の背景が無ければ、若干ヒーローのヒロインに対する気持ちの変化が判りにくい気がするものの癖のないストーリーなのですんなり読めます。一方でこの父親を無理矢理良い人に持って行こうとしているラストの所為で、読後感がもやもやしてしまうのがこのシリーズの難点。こういう父親ってどんな言い訳したところでただの毒親でしかないと思うんですけどね。

何がって、「ＮＹへ帰れ、弱虫め！」。夢見がちなベイビーちゃんかと思いきや、あの場面で、あんな風にヒーローの背中を押せる人はそういないでしょう。何にでも全力投球の可愛いヒロイン（しかも料理上手、お嫁にほしい！）だと思って読んでいたので、いやあ、驚きました。まだ若いのに、自分の感情よりも、ヒーローを優先できるなんて、強いぞ、大きいぞ！逆境から立ち直るヒーローもカッコいいけれど、ヒロインあっての前進だと思います。作品全体にあふれる橋本ワールド、やっぱりいいなあ。

構成と演出がとってもお上手な麻生先生なので堪能致しました！

自分が愛した人が、本当は双子の妹と結ばれるべき運命の人だと本能的に分かってしまうのはつらいだろうな。まぁ、だからと言ってその運命の人の子を預けられちゃった旦那さんはこれまたえらい迷惑な訳で・・・。これさえなければそれなりに夫婦してられたのかもと思ったりもする。H/Hと子供たちは結果オーライなんだけど端から見てる人たちは結構複雑よね。

まりと先生のハーレクインは何だか映画を観ているような気分になるのです。あとがきにも笑ってしまいました。

作画も麗しく読後感もいい。ヒロインの伯父が鬼畜で許せませんでした。でも最後はもちろんヒーローとハッピーエンド。

熱くて素敵なラテンのヒーローですが、作画のせいか動きは何故かもさもさしている気がしました。私も色々と目をつぶりました（笑）

表情豊かだし、ヒロインもヒーローもとても素敵でした。 98円セールで買いましたが、すごく得した気分です。 他の作品も読んでみようと思います。

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自己否定系ヒロイン話はふつう苦手なのですがこの作品は明るいヒーローの怒濤の押しが楽しく読めましたw コミカルだけどとてもセクシーなシーンもあり面白かったです

　ストーリー自体はそれほど悪くないと思いますが、画が幼すぎて拙いです。ハーレを描くにはもっと大人の画が描けないと苦しいと思います。あと、顔のデッサン所々狂っているように見えます。ヒーローの顔が…魅力が足りない。眉が細すぎる…。もう少し、画力を磨いてほしいです。

　柔らかい絵柄とサスペンス調かつゴーストもののストーリーが合っていないと思います。双子に犯罪おばさんの恋と主役以外にもストーリー盛り込みすぎのようです。もう少しテーマを絞った方がよかったのでは…。双子の片割れの旅立ちが本当のテーマだったのではと思えてくるなんか不思議な話でした。

決められた頁数にありがちな、急ぎすぎの結末もなく、展開に無理もなくすんなりと楽しく読ませていただきました。絵といい、組み立てといい、上手な漫画家さんです。

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原作のシリーズが好きで、藍先生が描いた「ベイビー・アクチュアリー」が良かったので関連作という事で読みましたが、設定年齢に対する見た目も若すぎて違和感がありました。 全体的にあらすじをなぞるだけの印象で、展開がハーレクインにしては珍しかったのに盛り上がりが少なくて残念でした。

・・・んで、リサはどうなった？

絵もキャラもひどいです。がんばりましたけど途中で挫折しました。

面白い展開だな～って思っていたのに数ページ足りないような、放り出されたような微妙な終わり方で残念でした。

評価の高さに惹かれて、ついつい期間購入しちゃいました。 楽しいお話ですが、こんなにアッサリくっついちゃっていいの？って感じの違和感がありました。だって、結局お互いのことほとんど知らないままだしね。追記　本日再読してみて、ちょっと評価変更かな。彼女のマイナス思考にウンザリだったけど、最後のひげメガネが、二人のハッピーな将来を感じさせて、結構グーかも。

ＴＬだと思って読めば、まあまあかも。（お金を払ってまで読むか、と聞かれたら答えは「否」ですが。）でも、これはペニー・ジョーダン・・・。ヒロインにベタボレなのに、不器用な年上ネタ、大好物なのに。ＴＬ絵でもきれいな絵や、好みの絵は結構あるんですが、これはちょっと・・・。デッサンの狂いはどうにかして欲しいです。お話の構成も、もう少し頑張ろうよ・・・。 【追記】１年前に随分辛口なコメント書いていますが、またコースに入ってきてしまった・・・。作画さんの絵柄やストーリーについては好みが分かれるので、「ある程度の水準」に達している作品を読者評価だけで切り捨てるのは確かに公平ではありません。限られた作品をコースとして提供していただいているので、またコースに入ってくるのは理解できるのですが、公平な視点で再提供して差し支えの無い作品かどうかは提供サイドとしてご判断いただけるのではないでしょうか。今月は過去にコースで提供していただいた作品が殊の外多いのですが、それは仕方のないことだと思います。が！正直１冊損した気分です。

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よりによって、あのプロポーズ。素直になれなかった、というより自分の気持ちがまだはっきりわかっていなかったんですねえ。でも、自分のものにしたくてプロポーズ。そして、なりふり構わずセカンドトライ。高井先生の描くヒーローは、ヒロインへの想いが表情ににじみ出ているので、ヒーローの振る舞いも全く腹は立たず、その不器用さに同情してしまいました。「最初から愛していると・・・」の件には切なくなってしまいました。ヒロインも優しい娘さんなのですが、終始ヒーローを応援していましたよ。必死に気持ちを伝える場面では、ハッピーエンドがわかっていても、ヒロインに彼の気持ちが伝わるよう祈ってしまいました。最初にプロポーズで失敗してしまったばっかりに苦労しましたね。

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元気で努力家だけど生い立ちは不幸な女の子のありがちなシンデレラストーリーかと思いきや、とても奥深かったです。考えさせられました。ヒロインがとてもいい娘で好感がもてるだけに辛かったです。

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今まで読んだ中で一番苛立った作品。とにかく両親とヒーローが酷すぎてずっと苛々。幼いヒロインを長年傷つけておきながら今更甘えろ頼れとか何処までも身勝手な親、ヒロインの気持ちを無視して余計なお節介ばかりする癖に自分の傷に触れてきたヒロインに激怒し想うことすら許さない自己中ヒーロー。誰1人ヒロインの本当の気持ちを見ずに行動しているのに、今になって漸く向けられた愛情らしきものに縋り付いただけにしか見えないヒロイン。ヒーローに関してはいろいろ疑問点も残ったままで消化不良だけど、そんなの霞むくらい両親とヒーローが最悪でどうでも良くなる。こんな環境下でも頑張って生きてきたヒロインには違う形で幸せになって欲しかった。

お互いに目的を持って相手に接近したのだけれども惹かれあってしまいます。絵も華やかですので堪能しました。

要するに不器用ってことでいいのかなー。ヒーロー。にしても表現の仕方がぶっ飛び過ぎな気もするけど。迫ったり突き放したり、甘々の隣のコマが激辛だったりと落差がいちいちナイアガラですぜ旦那。ヒロイン疲れそう。でもヒロインもけっこうテンション高いからお似合いか～。テーマは不条理な愛か？　はたまたキョーレツな恋か。お幸せに～。

「きらめきの一夜」のお話がまあまあ好きだったので期待して読みました。。。。。が！こちらはありふれた社内恋愛で正直つまらなかったです。物語としてよく成立したなぁと思うほどフツー過ぎる恋愛です・・・