ヒロインがヒーローと自分の願いの間で揺れ動く様がメインなのは判るけど、ヒーローがヒロインに惹かれていく様子がもう少し欲しかった。後書きのヒーローは可愛くて◎。

話そのものよりも、著者が描きたいものを優先しすぎたという印象。ヒロインのトラウマそのものを描き出すことを重視しすぎて、ヒーローがヒロインを癒やしていく過程もおざなりになっていて、ヒロインが癒やされて惹かれていく様子や傲慢系に見えるが実は包容力のある大人の男性というヒーローをもう少し生かしてあげればいいのにという気分。起承転結もページの配分バランスがいまいちで話の展開も「あれ？」という気分に。設定自体は割と面白いし、重視されてるだけあってヒロインのトラウマは凄く伝わってくるんだけど、そればかり描かれて肝心の話の流れやヒーローが描き切れてないのは勿体ないと思う。賛否両論のラストシーンは、ヒロインにはあれが必要だったんだとは思うけれど、必要と思わせる何かがあればもう少し読者を納得させられたのでは？設定や話は面白いのに描き切れてないのが非常に残念、後日補完のために原作を読もうと思います。正直漫画だけなら★2つくらいですが設定自体は面白くて気に入ってますし原作に期待して★増やしてます。

恋愛というよりは様々な愛に溢れた本当に良いお話。ヒロインもヒーローも内面は本当に素晴らしい人達なのに、どちらもそれぞれの理由でほんの少し勇気が足りなくてなかなか近づけなかったけれど、お互いが自分の弱さを乗り越えて勇気を身につけて近付いていく辺りの描写がとても丁寧で感動しました。実際に自分のコンプレックスや重たい過去って周りに判って貰えずそして割と簡単に綺麗事を言われるけれど、今までなかなか理解して貰えなかった辛さもきっちり描かれていて、心温まる話ばかりではなく非常に考えさせられるテーマがあるのも良かった。ヒーロー妹が2人の理解者となり刺激を与える存在になっているのも良かった、ヒロイン妹も良い方と巡り会って幸せになって欲しいですね。

話の進め方は割とテンポが良く後半の展開に興味を持ったので購入。しかしこの著者というか姉妹特有の「全てのキャラクターの不自然かつ芝居じみた言動と動き」のお陰で、読んでいても常時誰もが山場みたいだし決めポーズが何とも鬱陶しい。原作未読ですが原作もこんなに芝居じみた台詞回しなのでしょうか？いい加減もう少し自然に見える台詞回しに変えるアレンジや自然な人の動きを見せて欲しい。話のテンポは良いのに、全部芝居じみた山場ポーズなのでメリハリが無く話のテンポを殺してるような勿体なさが。後は、例えばヒーローがショックを受けた時に「ビシッ」と文字が入ってる等、必要以上に擬音が文字で書かれているとちょっと少年漫画っぽい雰囲気が出て勿体ないような。そして姉妹共に表紙が抱き合ってる背景が特にない上半身絵のワンパターンなのもそろそろ食傷気味、もう少し話を想像出来るような動きや変化、背景等を付けてくれないと全部同じに見えます。ヒロインとヒーローが辛い過去を持ちそれぞれ違う形で自分を偽ってきたけれど、お互いに触れ合ったのをきっかけにぶれながらも少しずつ自分の壁を崩していく過程は結構丁寧だと思うんですが、どうにも芝居じみてる動きのせいで何とも微妙なんですよね、勿体ない。

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ヒロインや正妻達に残された遺産を巡った勧善懲悪の部分ばかりが強調されていて、ヒーローやロマンス的な要素は影は薄いしいまいち魅力に欠けるしで完全におまけ程度。なのでHQらしいロマンスを求めて読むと凄い裏切られた気分になってしまう。ヒロインがやり込めた辺りは確かにスカッとするけれど、ヒーローの存在もハッピーエンドも無理矢理書き足したような感じ。話運びや表現は非常に安定している著者なので文句なしですし、ヒロインが悪を裁いていくお話としては確かに面白いです。でもHQの作品としてどうなのよ？という意味で★減らしてます。

全体的に見ると華やかで非常に丁寧、ストーリー展開も運び方も申し分無し。子供達も可愛いし、ヒーローも不器用ながらもヒロインに受け入れて貰おうとしているのに、ヒロインは自意識過剰と古傷の間で変に不安定になっているだけにしか見えなくて、二面性をもって自分を守る女性というよりもやや病んだ人にしか見えなかった。というか他の方も書いているけれど、ヒロインの二面性の変化にクッションが全く無いので非常に情緒不安定な女性に見えてしまう。その辺もう少しどうにか出来ればもうちょっとヒロインへの印象が変わった気がする。

原作とは結構異なるみたいですが、原作をアレンジして漫画化する著者は結構多いですし、そこまで目くじらを立てる程の事ではないのでは？と思えるくらいストーリーの進み方も読後感も良くお話にすんなりと引き込まれました。最初のすれ違い以降は行動力はあるものの非常に落ち着いている2人なので読んでいても五月蠅くなくて良かったです。やや気になるラストですが、数年後の表記も何度も乗り合わせているはずのヒロインに気付かないCAの存在もそこまで気になりませんが、ヒロインの見た目が全く年を取っていないのにあれだけ育った息子がいる所為でいろいろと違和感が出てしまうのが勿体なかった。若々しい母親もいるとは思いますが、大きい息子がいる年相応の女性として描いても良かったと思います。

……と思って読むと、ヒーローの酷さも納得というか余り気にならないというか。悲しみも昇華できずヒロインに八つ当たりしてるだけのダメヒーローに魅力は全く無い。故に親友のヒーローに対する指摘は非常に納得出来る反面、親友の発言内容も怒りも読者側に立ちすぎていて完全にヒロインを食っちゃったなーと。ヒロインが傲慢ヒーローものに良くあるいつもの健気なタイプでワンパターン故の存在感の薄さもあるんでしょうが。親友の存在が無いとただ読後感の悪い話にしかならないという点を考えると親友が話を引き締めてるとは思うのですが、余りに主役の影を薄くしてしまうのはやり過ぎじゃ？という印象。しかし「傲慢だけど愛はある」のと「傲慢な馬鹿」は別物です、反省すればいいってもんなじゃないよヒーロー。

無料マガジンで読みましたが、最後の酷さは失笑ものレベル。最後のシーンより2人の過程に重点を置きたかったのかも知れませんが、ラストを余りにも少ないページとコマで纏められると幾ら過程に重点を置いても意味が無いと思います。実際ヒロインが何故あれでヒーローを許せるか全く理解出来ないし、ヒーローも相当な暴言を吐いた割には謝罪から何から非常にあっさり目。ヒロインがあの遺産を受け継いだ理由は理解出来るけれど、ヒロインすらまともに納得しないうちにハッピーエンドは流石に読者を舐めてるようにしか。幾ら絵や表現が巧く途中の過程が良くてもても、やはりラストの描写にもある程度ページや表現が無いと作品としては相当微妙だという事を教えてくれた、という意味では良い作品とも言えるかも知れませんが、お話としては破綻している気がします。

就職したいが為にとんでもない嘘を吐いた身勝手ヒロインと、下ネタで何とかしようという下品な思考を持つ小学生男子みたいなヒーローでお似合いかな？と思ってしまった。全体的にコミカル寄りなお話なので余り難しく捕らえずに気軽に読めれば面白く感じたのかも知れませんが、やってることが2人とも年齢の割には幼すぎてどちらも好きになれずどうにも引っかかって楽しめなかった。

大事な部分の描写がすっぽり抜け落ちている感じが常につきまとい、話がすんなりと入ってこなくて楽しめなかった。抑も冒頭からヒーロー一家が「ヒロインは私生児だから国王になるヒーローと結婚して王妃になりたがっている」と思い込んでいる理由が判らないので、勝手な思い込みで動いているヒーロー一家が嫌な人達にしか見えない。ただ私生児だからという理由で思い込んでいるなら偏見極まりないとんでもない王族だし、理由があるにしろ偏見にしろ問題しかない。それにヒーローが何故あそこまで愛していると言われることに拒絶反応を示したのかの理由が全く描かれていないので、ヒーローやヒーロー一家の行動が常時突拍子が無くて付いて行けない。ページが少なくてももう少しその辺の背景描写を入れられた気がするのですが原作がこういう感じなのでしょうか。ヒロインの健気さや可愛らしさ、ストーリー運び等は良かったのにどうしてこうなったのか。非常に勿体ないと思います。

お金払ってまで読みたくないくらい地味な話。シリーズの要？になるのかも知れないけどゴーストタウンの話もいまいち印象に残らないし、2人の話も起承転結はあるけど盛り上がるような部分が無いのでひたすら地味。幾らほのぼのとした落ち着いた話でももう少し読者の気持ちを盛り上げるシーンがあっても良いと思うし、シリーズ物なら尚更もう少し読者に興味を持たせるような魅力のある何かがあっても良かったんじゃ？と思います。著者の問題ではなく原作の問題でしょうけど、何か地味すぎてさっぱり印象に残りませんでした。

下着のプレゼントについては、向こうの方の習慣と思えばそんなに違和感はないことかと。ただ日本人には馴染みが無い習慣なので、ちょっと違う形にアレンジを入れても良かったかも。むしろ下着よりピアスの方が非常に気になったかな。ヒロインが持つ恋愛に対するイメージが幼いとはいえ、経営に携わるような男女がお揃いのピアスはちょっと……。アクセサリーに拘るならネックレスとかブレスレットでも良かったと思うんですけどね。全体的に２人ともお互いにメロメロで可愛いお話ですし、ヒーローもヒロインも好感が持てるキャラなので楽しく読めましたが、習慣の違いが大きすぎてちょっと躓いてしまうのが残念でした。

前半に無駄な描写を詰め込み過ぎた分、肝心の後半～ラストの凄いおざなりになっている感じが。もう少し必要のない描写やコマを削ってラストを盛り上げても良かったと思うくらいばっさりといきなり呆気なく終わって吃驚だし、周りの人間はともかく2人の話は決して悪くないのになーという残念感が。後は最後にヒーロー弟に何か罰が下ったような話が出ていれば少しはすっきりしたかもだけど、ストーリーに関係ないせいか全く触れられてないのも残念感に磨きが掛かっているかも。HQは恋愛話がメインだし勧善懲悪ものを描く必要はないけど、あそこまで酷い奴に何もないのはやっぱりもやっとしますね。

無料マガジンで読みましたが、そんな重大な問題をそんな軽く済ませていいの？と最初から突っ込みどころ満載。問題自体は非常に重たいのに、研究所もヒロインも全体的にさらっと軽いのもどうにも受け付けず。せめてヒーローが社長程度ならまだしも一国の皇太子ですよ……いくらおとぎ話でもその設定はないわーという感想しか。病気の説明もいまいちなのでヒロインのこだわりも理解出来ない。問題が大きい割には驚く程山も無ければ谷も無くさらりとまとめすぎてるせいもあって、悪印象になりやすい部分が特に目に付いた感じもありますけどね。ヒロインや病気についての描き方に寄ってはもう少し何とかなったんじゃないかな？

過去のせいで愛から目を逸らし続けるヒーローと、愛に目を向けて欲しくて訴え続けるヒロインのやりとり・会話はよく見ると激しいんだけど、いまいち盛り上がりが無いというか淡々としているというか。描写は丁寧なのに、話の主軸にあると思われるヒーローの気持ちが変わっていく様子の描写が物足りない印象。訴えや想いが変わらないヒロインよりも少しずつ変わっていくヒーローにもう少し焦点を当てて欲しかったかも？全体的にお話は良いしまとめ方も描写も安定してるのですが、その辺の物足りなさと赤ちゃんが可愛くなかった部分でマイナス。実際の赤ちゃんってあんな感じなのかも知れないけれど、正直ちょっと不気味で怖いです……。

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無料マガジンで拝見しましたが、ヒロインが騒がしすぎてひたすら疲れるだけでダメでした。絵も下手では無いんだけど細かすぎるので、話の五月蠅さが強調されているような感じがあって余計に疲れた。勢いとテンポはあると思うので、購入してまとめて一気に読んで笑って楽しむタイプの作品なんだと思う。ギャグを入り混ぜた楽しいノリのお話が好きな方には受けが良いと思います。作品の内容やテンポ的に、どうしても細切れになってしまう無料マガジンには向かないような……とは思ったかな。でもこれだけ疲れる作品だと、個人的には残念ながら購入して読みたいとは思えなかったです。

ヒロインの行動も言動も24歳で修道女見習いにしては幼く見えて、五月蠅すぎる性格設定もあって余り入り込めなかった。特にラストの展開は頁の都合かもしれないけど、やっとヒロインの過去設定が生きてくるかと思っていたら余りにも急な落ちっぷりで、あっさりしすぎて余韻も何もあったもんじゃなかった。全体的にヒロインの設定が余り生きてなかったり、設定と性格がちょっとちぐはぐだった気がします。もう少しヒロインの設定を何とかしても良かったのになーと。お話はおとぎ話と思えば違和感も余り気にならないかな……。絵は綺麗なんですけどヒロインがいまいちで残念。

原作好きな方には申し訳ないのですが、個人的にリングレ作品は大抵ヒーローの性格に難があるので基本的に嫌いなのですが、この漫画は著者のアレンジのお陰でいつものリングレらしさもなく楽しんで読むことが出来ました。チェスという小道具も最初から最後まで主張しすぎること無く、しかし要所では巧く効いてますし、ヒーローがヒロインにメロメロになっていく様子や影ながらヒロインの為に奔走したりヒロインの頑なな心を溶かしていこうという姿も格好良かったです。実力のある著者の作品なので安心して読めましたしお気に入りの作品ではありますが、正直なところきちんとした原作がある作品でここまでアレンジ加えてしまうのはいろいろどうなのかな？とは思いますけどね……。

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正直、2人の姉の話で終わっても良かったと思うくらい蛇足。王女なヒロインが期間限定で国を飛び出す話も、ヒーローもそういう理由でヒロインを縛るという展開もよくあるはずなんだけど、行動に説得力が欠けているようにしか見えず話がぼんやりしている感じ。ヒロインの思考も王女にしては非常に幼く未成年のようで感情移入しにくい。ヒーローも32歳という割りには20代前半のチャラい男にしか見えず何か違うなーという感じ。原作が微妙なのか著者の表現が微妙なのかは原作を読んでいないので判りませんが、シリーズ通してどれもこれも微妙なことしか印象に残らず。ややこしいシリーズものよりは割と単純に事が進んでいく綺麗なお話をこの著者で一度読んでみたいです、そういうタイプのお話の方が合いそう。後、些細なことですがキャラが全体的に髪の毛がぴよぴよはねすぎているのが気になる。ヒロイン達の髪の毛のボリュームも不自然だし抑も基本的に王家の人達なんだしもう少し髪の毛落ち着かせてもいいんじゃない？みたいな……。

ドレスと表情の所為でヒロインが王女というより上品な娼婦にしか見えず違和感が酷かったです。折角繊細で綺麗な絵柄なのですから、もう少しヒロインの設定や立場を考えたキャラデザインや表現をして欲しかった。何より寛容な女性の表現だったのかも知れませんがラストの展開に何とも納得出来ずにもやもや。夫と義両親のアレってそんな簡単に許していい問題でもないような……と思うけれど頁の都合なんですかね？勧善懲悪を望むわけではないですが、さすがにあれで済ますのはいかがな物かと。何度読み直してみてもヒロインが好きになれず、結局感情移入出来ずどうにもいまいちでした。んで、結局1作目のヒーローと今作のヒロインはどういう知り合いだったんだろう？原作を読めば良いのでしょうが、漫画では特に描かれて無くて些細な事ながら気になりました。

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この作品「だけ」読むなら、キャラに魅力はあるし書き込み具合もしっかりしていて、ヒーローとヒロインが惹かれあっていく様子も素敵だし、全体的な話のまとめ方や進み方もさすがなものなのでじっくり楽しむことは出来ます。しかし絵柄の雰囲気がストーリーにマッチしているか？と言われるとかなり微妙で違和感が凄いし、何より既に先に作品があるシリーズものなのにレイエスが完全に別人になっていて「どうしてこうなった？」の一言。同じシリーズなのにキャラの衣装のせいで世界観もこれだけ全然違う感じ。巧いか下手か？の極端な話をすれば当然巧いんです。でも原作の雰囲気に著者は合わないと思います。巧いけれど上の判断ミスかなー？という感じ。

アレンジに嫌みもなく途中に適度に笑えるシーンもあり絵柄も非常に可愛らしいので、どっしりとしたお話を好む方には微妙かもしれませんが、気が向いた時に気軽に何度でも読めてほんわか気分になれる甘い作品で個人的にはとても好み。昔不誠実なおつきあいをしていた、というヒーローも天然系おぼっちゃまという感じで、一般的にそれはどーなの(笑)と思いつつもヒロインや子供に対しては非常に真剣だし、ヒロインもヒーローや子供に対してとても愛情持っていてとても好感が持てます。著者曰く「もっと大人っぽい雰囲気」の原作も気になりますが、これはこれでとても良い作品だと思います。

原作と、大人の等身大の恋愛を本当に素敵に描く著者が、巧くマッチした結果だと思います、本当にすばらしいの一言。ラストまで淡々と悲恋的な展開が続きますが、現実の恋愛って結構こういうことが多いですよね。登場人物もHQによくいるような非現実なタイプではなく、(失礼ですが)十把一絡げな感じがまたキャラクターやストーリーにもとても親近感を覚えて良かったです。手抜きすることなく全体的にしっかりと描かれていて本当に良い作品です。ただ、ヒーロー・ヒロインだけでなくモブキャラも含めて全体的に着ているものが昭和テイストが漂いすぎてる古くさいデザインばかりで、不自然な地味さが出ていたのはちょっと気になったところ。庶民っぽさを出したかったのか？とも思いましたが、もうちょっと時代に合わせたデザインのスーツやドレスでも良かったような気がします。

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ご都合展開が酷すぎて残念な感じ。あれこれ削ってまとめた著者の手腕は流石だとは思うのですが、やはり原作を考えるとこれをコミック1冊分にまとめさせるという上の判断には激しく疑問を感じます。確かにヒーローとヒロインはハッピーエンドですが、レギオンやレギオンに絡んだ人は結局どうなったのか全く触れられず、完全にぶん投げまくりで読後感ももやっとします。ヒーローのヒロインへの気持ちの変化もやはりページ数のせいか描き込みが足りてないように感じます。とにかく本当に頁が足りない、著者ならもっと頁があればいろいろ描き込んでくれたはずなのにどうしてこうなってしまったのか。今までは2冊に分けてじっくり描いて引き込んできた分、ここにきて非常に残念の一言。