さらっとした絵柄のせいか、というか恐らく単に好みの問題なのですが、あまり感情移入できなかった。だいたいちょっとつまづいたくらいで大袈裟じゃない？そのせいか、ヒロインのトラウマもヒーローのトラウマも大袈裟な感じがしてしまった。

ツノへびくんが一番かっこよかった！！！あとがきのいまどき砂漠事情にも”へ～”でした。

結局はハッピーエンドでしたが。まれに見るひどいヒーローでした。ほんとに改心してほしいですね。

と思ってしまうくらいの腰抜け野郎。ここまで自分のことを信じてくれない男と結婚するヒロインもわかりません。彼の人間不信が変わったわけではないのに。

クセのあるヒロインと、これまたクセのある大叔母（皇太后）のやりとりがおもしろかった！

原作は文庫とはいえ（私が購入したのは文庫）ぶ厚かったので、それを１冊にまとめる事自体無理があったかと・・・。全体的に駆け足な印象ではありますが、ページ制限のある中で、あの長い話をよくまとめられたなあ、と感心。2冊に分けてアリスン先生の「氷の伯爵」をたっぷり堪能したかった・・・ううう勿体ない。原作では伯爵の振り回されっぷりが「更に」凄くて、アリスン先生の描いた振り回されるヒーローを見たかった、残念。ページの都合で大分省略はされていましたが、伯爵がヒロインに心を開いていく様子もきっちり描かれていたし、アリスン先生の絵も好きですが、お話の構成力や魅せ方も流石だと思います。レティシアの虐めだけは、駆け足でよかった・・・。

ヒーローのアホたれっぷり（なんて言葉じゃ軽すぎますが）や、何、コレ悪魔の一族！？的な親族のとんでもなさはこの際置いておいて・・・ヒーローを拳で「ガッ」と音がするくらい殴りつけるヒロインに笑ってしまいました。それくらいしても罰はあたらないよねえ。

最初はヒーローの勘違いや悩みっぷりにイライラしますが、その分、抑えていた気持ちを解放するところはとても良かったです。絵も本当に素敵です。

原作がそうだからしょうがないけど、やっぱり双子の姉妹が同じ人と関係する話は苦手です。好きになるのは仕方ないとしても、子供までいて。と思うと、なんだかなぁ。橋本先生だから読みましたが、他の作家ならパスしたい設定です。それと、海外では双子ものは人気みたいで作品数も結構ありますが、片方が亡くなる話が多いですよね。ストーリー上、邪魔だから。って感じにしか見えない時もあってさらに微妙。

典型的なリングレストーリーではありますがＨ＆Ｈ双方に複雑な人間関係があり、ラストに向かって駆け足でなく饒舌でもなく、きっちり収まる所に収まっていくのでラブストーリーにウットリする一方パズルのピースが綺麗に嵌った時のような壮快感もありました。麻生先生の絵柄自体は好みが分かれる…実は私はちょっと苦手ｗ…ものの、演出・構成力は文句なしに素晴らしいと思います。

いい子なんですけどちょっと好きになれませんでした･･･。あんなそそっかしい看護師で大丈夫なんでしょうか。 それとヒーロー急に訪ねて来て寝起きに「５分で支度しなさい」って無茶言う男って嫌です。うちの旦那もそんな無茶言うので個人的にNGワードでした。

JET先生には珍しく金髪の穏やかで理解のあるヒーローでいつ豹変するかと思ったら全然そんなことは無くてビックリでしたｗ　お料理が得意なヒーローはHQでは珍しくないけど、エプロンしていそいそ皿洗い（しかも自分の母親の家で）するのがユニークで可愛らしかったです・・・と、全体にホームドラマな展開ながらHOTシーンはアダルトに色っぽくてお得な作品でした。

ストーリーそのものはさておいて、男性は正に『悪魔的』な美貌と迫力を感じさせる素晴らしいキャラクターなのに、女性の方はなんかモブっぽい、ページによって別キャラにも見えるような個性の無い魅力の薄い造形なのが残念でした。

原題の「不貞な妻」と全く反対のヒロイン。一目惚れの相手であるヒーローを愛して、待ちくたびれて。お互いに惹かれあっていたんだろうけど４年間もほったらかしは辛すぎる。花束をヒーローに投げつけるシーンはすっきりしました！ちっとも不貞な妻ではなかったのに。本物の夫婦になってよかった。

作家さんの絵がすごくマッチしてた気がします。 少女漫画の淡い感じですが、とても楽しかった。

　くぼた先生の作品には独特な雰囲気があります。なんともいえない空気感があって、派手ではないがしっとりとした柔らかさがあるのでいつの間にか作品に引き込まれています。二作収録されていますが、「幸せの青い蝶」がとても良いです。ほのぼのとしていていつの間にか現実の不安を取り除いてくれて、気付いたらぽかぽかな暖かさに包まれているというまるで遠赤外線暖房もしくは床暖房のようです(たとえがわかりづらくてすいません)。　マライアのスーパーレディぶりに脱帽です！「氷の令嬢」は♥3ですが、「幸せの青い蝶」がとても素晴らしいのでそちらの評価で♥5にしました。

大けがを負って厭世気味のヒーローと、怪我をした動物を助けずにはいられない天真爛漫なヒロインのお話です。 こう書くとヒロインがおせっかいのように思われるかもしれませんが、押し付けがましい所は全くない、ちょっと夢見がちな、21歳にしては幼い（ゆえに行動に嫌味が無い）ヒロイン。好感が持てました。 橋本先生の描かれるヒロインは泣き顔も可愛いんですよね。ヒーローは最終的にカッコイイんだか、謎なはっちゃけ振りを見せてくれますが（笑）面白かったです。

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このヒーロー、目的のためなら手段を選ばない猪突猛進男ですね。しかも、金も権力も実力もあるから始末が悪い。 一つ間違えば凶悪ストーカー。 ヒロインに同情。

　ヒーロー・ヒロインの性格・行動がありえない話が多い中で、どっちもまっすぐって珍しく、それだけで感動！ ヒロインがそう遺産に固執していなかったので、悪役も私としてはほぼ腹が立たず、あとがきのおせっかい軍団にも笑えました。 ハッピーエンドの後も、絶対幸せに暮らしていくだろなっていう安心感で、読後も◎。

ラストがものすごーく、もんのすごーく尻切れトンボです・・。 「急いでラストをまとめたなっ」という作品はあると思いますがそれをさらに上行くラストのまとめ方です。

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ヒロインのヒステリーが酷過ぎて読んでて疲れました。ヒーローは機転もきくし人の話を聞けるタイプで感じよかっただけに残念。もう少し吹き出しを工夫されたらあれほど常に怒鳴り散らしているようには映らなかった気もします。（あの吹き出しで読んでると、ヒロインの偽夫工作とか人工授精妊娠とか、全部上の階に居る祖父母に筒抜けなんじゃないかな…）

立ち読みで最初読んで、とっても続きが気になっていたのが、たまたま９８円セールになっていたので購入。 健気で母性愛が強く性格の良いヒロインが良かったです。 冴えない見掛けだったのに、ヒーローにドレスやヘアカットをさせてもらってから、美女へ変身。 恋愛ものとしてもドキドキ読めました。 原作も読んでみたいと初めて思いました。 すごくお勧めです。 レビューで５つハート初めて付けました！

ヒーローはまあ、可もなく不可もなく、ゴージャスでした。 ヒロイン、「出来ない・無理よ」が多すぎ。 そしてすぐに両手で自分を抱きしめる。鬱陶しい。

独り言と考え事が多すぎて笑えてきました。 たまにキリっとなる顔もツボです。 でもものすごい努力をしてきたヒロインと、最後に潔い決断をしたヒーローに好感をもちました。

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