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　見ていてストレスのない綺麗でしっかりとした絵。真面目で一生懸命で子供たちのために心を砕くヒロイン。きっちりとし過ぎていて頑なだけれど本音は優しいヒーロー。　二人の惹かれあいとヒロインの抱えている傷が上手くリンクしていくストーリー展開も無理がなくて上手いです。子供たちもかわいくて二人のエピソードが物語を盛り上げます。　男女間のめくるめく激しさはないけれど、王道の穏やかなこういうお話のハーレクインもいいなと思います。

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原作は知りませんが、十二分に楽しめました。　まさにハーレクインの世界が、あますところなく描かれていてドキドキしながら最後まで楽しみました。　一族の復讐に燃えるヒーローと、彼と契約結婚しなければならないヒロイン。　二人は互いの利害の上に成り立った結婚でしたが、いつしか愛するようになり、後悔と嫉妬と恋心が複雑に絡み合い、とても面白い作品でした。　自身も、いつしかヒロインの気持ちになり読み進んでいました。　途中からのヒーローの優しさが、ヒロインには反対に辛く、それでも愛さずにはいられない、女の弱さと切なさを感じました。　読み応えと作品の説得力も十二分で素晴しい作品でした。

既に原作を読んでいました。　こちらは原作に忠実で、寸分の違いもありませんでした。　ダイアナ・パーマーの世界である、傲慢な牧場経営者と無垢なヒロインが、あますところなく描かれていました。　ヒロインを昔から密かに愛し、彼女の初めての男性になると決めていたヒーローですが、怪我というアクシデントから彼は、ヒロインから距離を置きます。　互いに惹かれあう二人ですが、絶縁したくない思いから、あえて友情を口にするものの、ヒーローの妹のつまらぬ嫉妬から、身を切る思いで離れ離れに･･･。　激しい恋心と激しい嫉妬。その辺りが丁寧に描かれていて、原作の世界を忠実に画像化していました。　活字で想像する部分も、そのまま画で確認出来、本当に素晴しかったです。　画も作品の雰囲気そのもので、本当に良かった！！　堪能させて頂きました。

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コミックが良いと思ってたので、読んでみました。 コミックでは描ききれなかったヒロインとヒーローの心の動きとか、読み易かったです。 仮面舞踏会の下りは、独特の雰囲気が描かれていたのでおススメです。

先にコミックを読んでいて、原作にも興味を持ちました。 ヒーローはイタリア男性でアプローチも積極的な感じに見えますが、ヒロイン同様ヒーローも傷ついた過去があるために慎重になっていて、仕事もおろそかにせず、葛藤を抱えているところが大人の恋愛って感じでした。安心して読めた気がします。

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二人の心の葛藤には読みごたえがありました。 ホットなシーンも満載で、それは個人的に予想外だったかも。 お互い一目惚れだけど、ヒロインの父が心理的に追いつめて裂く形になっています。 ヒロインの父への天罰があればという意見もありましたが、これだけ娘たちに心理的に追い詰める父は、むしろ物語に登場するとややこしくなるから、読み易いかもと思いました。

千家ゆう先生のコミックも会員登録期間版で購入するくらい好きな物語。ヒーローはヘレン・ビアンチンお得意のゴージャスな大人の男。そして、どんなに魅力的なヒーローでも最後まではねつけようとする自立したヒロインもかっこいいです。

HQでは良くある設定から、素敵なお話に展開していく事を期待していたのですが、良くあるストーリのままで残念。ヒーローの置かれている立場とかも分かるのですが、かなくなすぎ？に共感できませんでした。 ペニー・ジョーダン先生は素敵なお話もたくさんあるのですが、このお話だけは？

ほかの方のレビューにもありますが、ヒーローあなたいったい何様よ？！という作品でした・・・。 ヒロインがわりと簡単に許せた感覚が理解しがたい、という言動が多いのなんのって。 作者さんが悪いわけではない。たぶんこういうヒーローなのでしょう、原作も。そういう意味ではすごく頑張ってまとめて読みやすくしてくれているんだなと思わされました。

素晴らしい‼拍手喝采！！の、作品でした！

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恋愛というよりは様々な愛に溢れた本当に良いお話。ヒロインもヒーローも内面は本当に素晴らしい人達なのに、どちらもそれぞれの理由でほんの少し勇気が足りなくてなかなか近づけなかったけれど、お互いが自分の弱さを乗り越えて勇気を身につけて近付いていく辺りの描写がとても丁寧で感動しました。実際に自分のコンプレックスや重たい過去って周りに判って貰えずそして割と簡単に綺麗事を言われるけれど、今までなかなか理解して貰えなかった辛さもきっちり描かれていて、心温まる話ばかりではなく非常に考えさせられるテーマがあるのも良かった。ヒーロー妹が2人の理解者となり刺激を与える存在になっているのも良かった、ヒロイン妹も良い方と巡り会って幸せになって欲しいですね。

ヒロインのお母さんが強烈でこちらも心苦しくなるようなかんじなので、ヒロインとヒーローの印象がちょっとだけ薄くなるかもしれませんが、ヒロインが自分の人生を頑張って切り開こうとする前向きさと、完璧なヒーローのヒロインに対する心の内とか妄想とかの描写は、他の作品とはまた一味違って新鮮で、心がホッとしたお話でした。

ほんとに、こんな男と何度も関係するなんてあるんだろうか？と思う内容でした。

アン・アシュリーは大好きなんですが、原作の方が良かったかな・・・。 他の方が言う様に洋服や踊り方などに違和感を感じました。 特に前半のヒロインの帽子を正面から描いた姿にはガックリ。 お盆をたてに乗せたような絵で、オシャレとは思えませんでした。ヒストリカルは雰囲気命です。

稚拙な画は読む気がおきず。セットだから一応見たものの流し読みで十分という程度のものでした。時間が勿体ない。

ヒーローの、我慢のしすぎか、屈折した行動と、ヒロインのへこみ具合が本当に痛々しいです。ヒロインにはヒーローの立場を考えてあげる余裕が全くないから、ヒーローとしては致し方ないんでしょうね。痛いなあ～としみじみおもいました。

文字の上ではわかっていても、妹のために相手の承諾なしで茶番結婚式を挙げようというヒロインの気持ちが全く理解できませんでした。その後のヒーローから垣間見えるトラウマや心情もちょっと共感・同情できず、何だか読後感も砂上の作品でした。

失明したヒーローも、ヒロインも、失意の中でもがいていますが、心を通わせて行くうちにお互いに人生に前向きにたちむかいはじめます。どんな障害があったってこの二人なら大丈夫とおもいました。愛情いっぱいの癖に、何でまあ、愛は誓えないって、こういうヒーローは言ってしまうんでしょうねぇ

ヒーローの鈍さにイライラさせられます。こういう決め付け顔のヒーローって多いですね。ヒロインへの思いの強さの反動とわかっていてもはがゆいです。言えばいいのに言わないヒロイン、ヒロインの口が堅いことをいいことに自分の都合を優先する夫。掛け違えたボタンはなかなかすっきりしません。すっきりしないのは故人のせいかと思うと責めきれないのが腹立たしかった。

話の進め方は割とテンポが良く後半の展開に興味を持ったので購入。しかしこの著者というか姉妹特有の「全てのキャラクターの不自然かつ芝居じみた言動と動き」のお陰で、読んでいても常時誰もが山場みたいだし決めポーズが何とも鬱陶しい。原作未読ですが原作もこんなに芝居じみた台詞回しなのでしょうか？いい加減もう少し自然に見える台詞回しに変えるアレンジや自然な人の動きを見せて欲しい。話のテンポは良いのに、全部芝居じみた山場ポーズなのでメリハリが無く話のテンポを殺してるような勿体なさが。後は、例えばヒーローがショックを受けた時に「ビシッ」と文字が入ってる等、必要以上に擬音が文字で書かれているとちょっと少年漫画っぽい雰囲気が出て勿体ないような。そして姉妹共に表紙が抱き合ってる背景が特にない上半身絵のワンパターンなのもそろそろ食傷気味、もう少し話を想像出来るような動きや変化、背景等を付けてくれないと全部同じに見えます。ヒロインとヒーローが辛い過去を持ちそれぞれ違う形で自分を偽ってきたけれど、お互いに触れ合ったのをきっかけにぶれながらも少しずつ自分の壁を崩していく過程は結構丁寧だと思うんですが、どうにも芝居じみてる動きのせいで何とも微妙なんですよね、勿体ない。

まだ読んでいませんが原作本を持っています。　この作品は３部作で、兄弟３人の恋模様が描かれていたと記憶しています。 だから３冊欲しくてオークションで入手しました。　愛のアラベスクは、こういった内容だったのですね。　原作に忠実なのでしょうか？？　それにしてもヒロインの野暮ったさ（笑）　こんな人だとは思いもしませんでした。　彼を振り向かせる為に変装までして。　しかしながら、ヒロインの内面の良さをヒーローが発見し、彼女を愛し始める様は、まさしくおとぎ話で素敵でした。

原作は知りませんが、このコミックを読んでヒロインもヒーローも一筋縄ではいかない複雑な人間だと感じました。 お互いの過去は悲惨で家族に愛されない。　そのトラウマが良妻賢母のみを求める夫であり、唯、ひたすらに夫に愛されたい妻であり、しかしながら二人が理解し会うことはなく、すれ違いの二人。　ヒロインの思いが強く理解出来ました。　女性は心のどこかに、たとえ結婚しても恋人同士でもありたくて、愛し合う延長に子供が出来る･･･。　しかし夫は実利だけを考える。　水と油ほど違う二人です。　最後はヒロインの気持ちを理解してくれるのですが、とても複雑な二人で･･･。

絵は美しいし、ヒーローもとっても素敵。でもなにより、子どもたちの可愛らしさに感激。子どもの表情やしぐさをよくとらえていますね。

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