ヒーローがヒロインを探していたことは分かってましたが、さりげなくヒロインがバージンであることを聞いてきたり、気持ちを探っていたりするところの心の声を聞きたかったなぁと。きっと心の中でガッツポーズとってたりしたんだろうなぁ。

勘違いでヒロインを責めるまでは。見た目も男前で、アリスン先生の描くセクシーなヒーローですよね。お決まりの傲慢勘違い無礼男になって、ヒロインを罵るあたりは最低男ですが、冷静になって反省、謝罪モードになったときは見事です。ついでにヒロインと家族とのわだかまりまで片づけるんですから。ヒロインが、疑われたことに傷つきながらも、「信じて、待っているから」というあの素直さには、やられました。つまらないプライドなんかにはこだわらず、『好きだ、会いたい』そんな思いを素直に認めるヒロイン、素敵でした。とても気持ちの良いラブストーリーでした。会員期間買いに切替えようかな・・・・

凄い勢いで嘘が増えていくので何度脱落しそうになったことか。いくらハリウッドって言っても訴訟もんだろ、これ。と思いながら読んでたんだけど、これはギャグというかコメディなのね。いやあヒーローも監督仲間もヒロイン上司も懐広くてユーモアセンスのある良い人たちで笑い飛ばしてくれて良かったね。でもヒーローお灸を据えるならもうちょいキツくても良かったと思うよ？そこはやっぱり惚れた弱みか…

『華麗なる一手』『美貌のシャペロン』『不道徳な淑女』そして今作と原作を読んだので、コミックを読み返しました。 原作の方が、関連作の登場人物がたくさん出ていて嬉しいシーンもありますが、コミック版は美しいですね。 双子ちゃんも可愛い。 ただ、やっぱりヒロイン兄嫁に対する嫌悪感を完全には払拭できず、登場するとちょっとイラッとしてしまいます。夫の弟妹たちへの優しい（でも甘くない）態度は素敵だけど。

どこまでも、善良で前向きなヒロインで、過去に傷つけられたことも責めもしません。だから話は切なくも平和に展開します。くだらない言い争いの場面がないのが良いです。そして、赤ちゃんの絵が可愛い！ 他の方が書いているように、ヒーローはヘタレ。2度目の拒絶なんて最低レベルです。まあ、不実なわけではないし、最後には自分から求愛できて良かった。 そんなヘタレに寛容になれそうな人が読むといいと思います。

ヒロインのとんでもない偽装誘拐に手助けをするヒーロー。それも自分との結婚を嫌ってのことなのに。よっぽどヒロインのことを好きでないとできませんよね。ヒロインの馬鹿げた偽装誘拐に付き合わされたヒーローはヒロインを美化しすぎていたことに気づくけどわがままで勝手なヒロインだけど、思いやりはある。結局はもっと好きになってしまう。お互いの長所も短所も交えて好きになれるって素敵ですね。色々な意味で面白かった。

大胆なアレンジに拍手を送ります。原作はそれなりに面白いですが、肝心の心のすれ違いになる原因がちょっと不自然で、納得いかない。コミックはその点物語の展開は自然です。作者も原作の不自然さや因になる父娘の関係を活かす方向にしたのだな～と読んで感心しました。HQ、原作とコミックで二度面白いというところですね

碧ゆかこ先生の絵が好きです。話も好きですが、ヒーローちょっとひどすぎます。そんな捜査ができるなら、報告して逮捕される前にすればいいのに…と。それに、いくら友人ためとはいえ、犯人をあんなふうに許せるかどうか。。仕事も続けられないでしょうし、ヒーローを許せるかどうかも微妙です。ハーレクインならではかも。

夏先生の作品に外れはあまりない印象だったので、評価が低かったけど購入しました。犯人に仕立て上げられたヒーローと巻き込まれたヒロイン。ヒロインは学者っぽくなかったですが、元気で一途でよかったし、ヒーローは職務に忠実でかっこよかったです。

乗り越えるんじゃなくて、そこでうろうろしているうちに、いつのまにか低くなったり、穴が出来てたりするんじゃないかなと。どちらにせよ、ヒロインにとって、壁は一生あり続けるはず。結婚したってゴールじゃない。幸せになることを諦めずにこれからも頑張ってね、と言う感想。

書き込みがちょっと少なくて花が飛び散り過ぎかなと思いますが、ヒロインは表情も感情も豊かで原作小説でもこんな感じです。このお話では頼りになる脇役弁護士さんの話もコミカライズされてますね。ジェイコブズヒルの住人はみんな色々かかえこんでるのです。犯人に「君には黙秘権がある」というやつをミランダルールというのをダイアナ・パーマーで知りました。（あ、漫画には出てこない）

いつも思うのですが、これ系のお話は戸籍とかどうなってるんでしょう。 まともにあるわけ無いし、戸籍のない人間が仕事についたりできるんですか？ この二人は婚姻届的な物を出せるの？ 気になってしょうがない。