運命から逃れられない苦しみと孤独、それでも抱える奥底の愛慕、立ち向かう勇気。ヒロインの苦しみだけじゃなく、ヒーローの傲慢に隠れる弱さが甘くなく冷静に描かれていて、作家買いですが間違いなかったです。人生は甘くない、辛く厳しいけれど、そんな中で絶対的な絆を育む相手と歩むのだと、希望と覚悟を感じさせられた作品でした。少しだけどハーレにほぼない子育て大変！が感じるシーンがあるのもよかったかな。

表紙の印象ではあまり好きな絵柄じゃないかもと思ったのですが、本編は素晴らしくいいですね。絵もストーリーも文句の付け所がありません。ヒロインについては「なんでそこまで決め付けるかなー」と思うところもありますが。そんでもって何この超すんばらしいヒーロー。誇り高い男というのはかくあるべき。くだらないプライドで女傷つけて、逃げられたとたんみっともなく土下座するぺらい傲慢ヒーローとは格がちがう。読後感が爽快でした。

原作持ってます。復讐自体が、ヒーローの、というより一族揃っての誤解（というか濡れ衣）なわけですが、もうリングレワールド全開な作品で、ヒロインを除いた登場人物に「全くどいつもこいつも！」と何度腹を立てたことか（特にヒーロー）。リングレ作品は最後に反省大告白、という展開が多いのですが、ヒーローの身勝手さとそれまでの仕打ちに「そんな反省で許されると思っているのかっ！」とイライラするのですが（でもリングレ好きなんです）、上杉先生にかかったら、いやあ楽しいのなんの。原作では、ヒロインが一方的に気の毒なんですが、上杉ワールドではヒーローがかなり残念な人に！許しがたい男以外の何者でもない自己チューゴーマン男が愛すべき人になっていますよ。ユキポンさんのコメントに目からうろこが落ちました。そうか、設定だけ借りた原作パロディ！超個性的なリングレ色を上杉色に塗り替えてしまった、恐るべし！私は原作よりも好きです。

ヒストリカルの多くはイギリスが舞台が多いのでこの作品は一味違って新鮮でした。ヒストリカルならではの戦争の設定などもあり緊迫した雰囲気の中、物語の展開もよく楽しめました。美しい画もヒストリカルには重要なポイント。娘のベリンダもジェリマイアもキュートでした。

Awesome,love this romantic story very much. I've been waiting for a long time to read it in English by Ms.Ayumu Asou.The characters in this romance are well drawn.

素敵です　海辺の別荘で穏やかに楽しくちょっと勘違いしながらも、お互いが今までと違う自分を見出して関係を深めていく、可愛らしく素敵な年の差カップルです。 津寺先生のヒーローは眼力強めで黒髪のイメージが強いんですが、今回の金髪・穏やかな眼のヒーローもめちゃ素敵ですね

美しくて深いお話。

しっとりとして とても美しいお話に感動…。 純粋に泣けました。

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この作品と「テャアラにさようなら」は登場人物も話もズレが全然有りません。違う著者サンなのに同じ登場人物は直ぐにわかるし、違和感無く両方の作品を楽しめまし。この作品のキャロと言うヒロインはプリンセスの友達と言う以外はまったく普通の人です。でもキャロは何処に言っても自分をしっかり持った女性で周りの人達の気持ちを和ませて幸せな気持ちにさせてくれます。私はこういった人は一種の特技ではないかと思います。プリンスも国王も一種の職業で一個の人間であるという。どんな人間にも幸せになる権利はあるという主張がとてもよく描れてたとおもいます。 。

どの人も人情的で、善人がいないというか。そして悪人もいない。みんな複雑な気持ちを抱えててキレイ事ではない感じがよかったです。ヒーロー弟の複雑な感情も憎み切れなくてよかった。残念なのは、まあラストが想像できる範疇ってとこですか。絵もきれいで文句なしです。

自分にしては珍しく、感動で涙が・・・・。 最初の方は「なんて傲慢で最低な奴！」っと、心の中でヒーローをなじり倒していましたが、最後はこの作品のレビューに多くの方々が書かれているように、リコの涙につられ泣き。 本当に良かった。購入して損はありません。ぜひ読んでください。 それにしても、クルクルと変わるリコの喜怒哀楽の豊かな表情の顔がなんとも素敵で、表現力に確かな画力があり、本当に素敵でした。

重いテーマですが構成がしっかりしていて、原作者ウィンズピアの独特の世界観を楽しみました。登場人物の心情、スペイン総督の暮らしぶりが、表情、背景共によく描きこんであります。軽く読める作品が多い中、じっくりと繰り返し読むことで、また新たな視点から作品を理解できるようになるような一冊です。

何度読んでも胸が熱くなるいいお話ですね。二人の気持ちがセリフがなくても1コマの絵だけで伝わってきます。何と言っても線の一つ一つが丁寧で絵がキレイです！安定感抜群の秀作です！

画力とヒーローの魅力に定評のある作家さんですが、今回も大変楽しませていただきました！ コメディとシリアスの良いバランス、二転三転する状況、ヒーローの必死さ、ヒロインのツンデレっぷり、迫力のプロポーズと一気に読まされました！

命のやり取りをする程の緊急手術の直前に、どうあっても今すぐ結婚したいとヒロインへの愛を貫いたヒーロー。手術の結果、命は取り留めたものの記憶を失い人格まで変わってしまったのに、ヒロインへの愛情だけは心の奥底に残っていて。心を尽くしヒーローの看病を続けるヒロインは、まるで同時に二人の夫から深く愛されているようでドキドキします。ヒーローが記憶を取り戻す代わりに失われたもう一つの人格を思い涙するヒロインの深い愛情に、強く心が揺すぶられました。複雑な時系列のお話を違和感なく読み進める事ができるのは、ハザマ先生の手腕あればこそ！だと思います。

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好きな漫画家さんの作品というひいき目な部分も多々ありますが、HQなんだけれど、なんかギラギラしているお話ではないのが少し新鮮感あります。 あ、もちろんそういうのも好きです。 ヒロインが少しだけ幼い印象を受けましたが、ほんわかしたお話でよかったー。 ちょっとだけ、ヒロインの母親が苦手でしたが、いいスパイスなんでしょうねー

ヒストリカルの中でもスザーンさんの作品が読み応えがあって好きです。特に『愛のサマーヴィル』シリーズは篠崎さんの作画もあって３作みんな素敵。婚礼の晩に年寄りの旦那を殺された時のヒロインがめちゃくちゃかわいくて面白いですねえ。

ヒストリカルの世界を満喫致しました。 家族の生活費を稼ぐ為に、慎みあるヒロインが踊り子に身をやつし、ヒーローから差し出された金銭の為に身を売るまでの覚悟をする。 最初は単なる情事の相手としてか見ていなかったヒーローでしたが、彼女の純真さ、慎み深さ、優しさを知るにつけ、段々と愛している自分に気付き、結ばれた翌朝、身を隠したヒロインを探し出し････。 当時も貴族社会の優美さや短絡さも描かれており、やはりヒストリカルは味がありますね！！　心がほのぼのとする良いお話でした。

家族に恵まれずに生きてきたのに家庭的なヒロインと社会的地位と思いやりがあるヒーロー。　 お互い異性に不器用な感じが切なく、ピュア感が出ていました。 久保田先生の作品大好きです。ぴったりな内容で大満足です。

絵の好みは人によりけりだと思います。百瀬先生の美しくて繊細な作画が好みです♡内容はリングレ作品にしてはマイルドで楽しく読めました。シンデレラ、王族貴族、シークと王道です。面白かったです～♡

いい感じのお話しです。 一見冷たいように見えるヒーローは温かい心の持ち主だった。 オムツを替えるヒーロー初めて見たような(笑) ヒーロー弟たちもいい味出していて良かったです。とくに家に招待した時のやりとりは最高です。 弟たちのお話しも是非読みたいです。 赤ちゃんが可愛いです。 気持ちとしては4.5です。

何も言うことはありません。とても美しいロココスタイル（呼び方間違ってたらスミマセン）のお衣装もたんのうできて幸せです。

いい意味で、予想を裏切ってくれてよかった。まさか彼と彼女が○○で、あの子が△△だったとは…。予想できなかった。

以前からきれいな絵を描く漫画家さんだなと思ってはいたけど、この作品が決め手になって、さちみ先生の他の作品も読みたくなってしまいました。最後の一コマの絵が幸せ感満載でイイ！！！！！

作者のあとがきがいい。思わずくすっと笑っちゃいます。おじいちゃんおばあちゃんは孫には弱い、と相場が決まっていますから、Ｈ／Ｈの子供もかわいがられること間違いなしですね。かなりの美形になりそうですし（笑）

面白い邦題をつけましたね。ベテランの先生なのでよいストーリー展開でした。モデルや女優などの登場で華やかな感じがでていました。夫婦再生のお話しです。著者のあとがきも面白く楽しめました。