ヒーロー、ヒロイン共に洗練された美男美女でハイスペック、クールな外見と反して二人揃って弱者救済を掲げる人情家。そして恋愛に関しては誠実で不器用って、ナニコレ、面白くないワケないんですけれど。繊細な画風で洗練された美形を描かせたらピカ一な漫画家さんですが、ハートフルな脇役さんを描かせてもピカ一です。以前はアンニュイな雰囲気が漂う作品が多くて、ソレはソレで好きだったのですが、最近の優しくて素朴な味わいの作品は、スタイリッシュな画とのギャップが独特の魅力となっていて更にファンになりました。

銀の瞳の公爵、ギリシアのすみれ色の花嫁、そして今作品、お城を舞台にしたミニシリーズ完結です。1作品め2作品めとヒーローの良き友人&ビジネスパートナーとして登場していたチューザレがヒーローの今作品。ヒロインは侯爵令嬢。親の決めた結婚に反発し逃亡するヒロインを助けるヒーローとの間に芽生える愛の物語です。ミニシリーズを通してヒーローたちはみな穏やかで優しく理性的ですが、この作品のヒーローチューザレが中でも1番だと思います。懐は広いし、褒めて伸ばしてくれるし。賢くしっかり者のヒロインでもヒーローに甘えたくなる、恋してしまう気持ちがよく分かりますね。このシリーズの良さは3作品を通して登場人物たちが関わってくることです。変わらぬ穏やかさやハッピーエンドの先の幸福感も味わえます。檀からん先生の美しいイラスト。超絶美形のヒーローたち、可愛くて性格の良いヒロインたち、全て描き分けてらっしゃるのも見事です。ストーリー設定でイタリアのお菓子がたくさん出てきますが、優しくて甘い香りが漂ってくるようです。とても夢のある素敵な作品でした。

正しい使い方だ! やっぱり伊藤先生の作品はいつも読んだ後優しい気持ちになれるので好きです。

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画面が暗い。なんで木々をあんな真っ黒でボタッとした色を、いかにもテキトーに置いた感じで描くの？　他もとにかく黒が強い。黒いトーンで下の絵がよく見えない部分も。おかげですごく雑に描かれている感じがする。笑顔のはずの絵も暗く見えるから、話全体が実際よりもどんよりした話に感じた。もう見たくない。

ヒロインには好感が持てました。浮気をする人って、やっぱりこんなもんだな…ヒーローのお姉さんが自分に都合のいいように話してるのにはホント呆れてしまった。そこもしっかりとヒロインが、自分の母親の気持ちを代弁したことは当然のこととはいえ好感が持てたな。ここで、ヒーローを取っていたら目も当てられない。そして、ヒーローも自分の姉の嘘を見抜けることが出来て良かった。ヒロインの聡明さ、凛としたところ最高でした！

月額で何も期待せずに読んでたけど どんどんストーリーに引き込まれました。 児童文学のような世界観が 読み手に懐かしさを与えてくれます。

置き去りの恋、置き去りの読者。もう少し納得できるように話を作って欲しい。

ラストがああなるなら、最初から問題などなかったのでは？と思うようなありきたりなラストでした。侯爵の元妻の愛人の存在も、侯爵の婚約者の存在も、ジレジレ要素にも謎要素にもなっていないし、ヒロインの出生の秘密も気分が悪いだけ。1巻目だけ読んでいた時は期待が持てる感じだったのに、、、。最後だけ急展開で買って損した感満載のつまらないラスト。こんなに評価が高いのが信じられません。

看護にあたりその国ごとの海外看護師の免許が別途必要になります。帰国にあたり、その国での看護は出来ない状況であるなら、言葉足らずではありますがラストも納得です。 古いレビューとはいえ、⭐︎一つはあんまりかなと調べてみました。 昔読んでましたが、好きな作家さんなのでついつい買ってしまいました。やはり面白かったです。

調査会社が舞台という事で、てっきりサスペンスかと思って読み始めたがそういうことではなかった。わりと普通の職場恋愛…かな？最初の調査の終わり方から、もの凄い駄作なのでは？と途中思ったがちょっと我慢して読むと二人の仲がどんどん縮まり急速にラブラブになっていき、読後も悪くない。脇役のキャラ説明が多く、スピンオフもありそうだけどどうしても読みたい！と思わせるほどではない。

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まるで現代版恋愛喜劇を見ているかのような作品です。冒頭から読者をワクワクさせ物語の世界へ引き込んでくれます。ヒロインは辛い恋愛経験も手伝って相思相愛な恋愛を夢見、夢想しがちな乙女。ヒーローはそんなヒロインが目下憧れている男性の弟。兄と弟でまるきりタイプが違いますがとんでもイケメン兄弟です、もちろん富豪。好きな女性への一途さや旺盛なサービス精神という根底の部分では共通点あり。恋の駆け引きなんて知らないヒロインが知らぬ間にこの兄弟たちと上司の女性との4人での恋愛ゲームに巻き込まれてるというお話ですが、とても面白いですし、ヒーローのかっこよさは見た目ばかりではなく本当に素敵です、個人的には見た目も内面もどストライクです。スペインマルベリャのレイサム邸、夢のように美しいです。作品随所で見られます。浜田先生の優しいイラスト、花の匂いに包み込まれます。

皆様のレビューを見て、私がおかしいのかしらと思うのですが、お兄様が落ち武者か温水さんにしか見えなくてヒロインが憧れている素敵な上司とは思えない。それに登場人物すべてが細い線で描かれているからでしょうか、お話の中に入り込めなくて置いてきぼりです。

この作品を読みながら…「仕事だからっ!!」と言って怒る夫、その夫は妻が仕事等で同じ様なシチュエーションになった時に疑問や不安は一切無いのかなぁ～？『女の勘』って何故か当たるのになぁ～とか、あれこれ想像してしまった。夫は全然『ヒーロー』ではありませんが、奥様のいろいろな頑張りに…ハート1つ追加して評価しました。

素晴らしいヒロインでした。ストーリーの展開も良く、どんどん話に引き込まれていき…読み終わった直後に、もう一度読みました。やっぱり感動…。このヒロインによって、ヒーローの良さもより際立っていたと思います。全体的なストーリーとしては、ＨＱでよくある様なパターンなのかもしれません…が、このヒーローとヒロインの関係をこんなに素敵に描いてくれた作者の方に感謝です。本当に良かったです。

原作の冗長なところをスッキリ纏めていて、さすが！特に、アポイントメントのドタキャンや従姉妹の話はヒロインの魅力を減じるだけなので、あれくらいカットしてきれいにしてくれて良かったです。終盤があっけないのはページ制限のせいでしょうか？残念なのはそれくらいです。小説では、「薔薇のベッドで愛して」の方が断然好きですが、漫画版はこちらの方が好きです。

ヒーロー、ガイとヒーロー兄、コンラッドの関係がなかなか良いのです。ヒロイン、ケイトの夢のシーンには思わず笑っちゃいました。まさかのヒーローがロバ男^_^ 月夜の庭園がとてもロマンチックです

原作既読です。 もうちょっとマトモな話だったような？ みなさんが指摘している直立不動やシャツの襟、アラ探しをするといろいろ言いたくなる絵です。漫画家生活の長い方で、昔の作品ではちゃんと人間味のある体系で表情にもバリエーションがある絵を描いていた。襟元もまともでした。どうしてこんな変化しちゃったのかな？

何を評価すればいいのか…、起→承→結で終わってしまったようですね。それといつも思うのですが邦題がネタばれになってしまうのはマイナスではないのでしょうか

チャールズを愛せたならなあ。いい父親になれるのに。でも愛はそううまくはいかないもんですね。ただヒロインの意地のせいで二人の男を天秤にかけたみたいに思われて、産まれた子の父親は本当はどっち？みたいに言われそうでなんだかな。

父親に虐待されているのに、近所の人から足の不自由な父親に逆らう親不孝娘と責められ続け、喧嘩したヒーローは当てもないヨーロッパ旅行に出てしまうし、母の悪気のない嘘のせいでヒーローと決定的に別れてしまう。ヒロインが気の毒。お母さんは優しいけれど、ヒロインがこんなに恵まれなかったことの責任の一部お母さんにあるわけで、モヤモヤします。 そこからやり直す話ではありますが、漫画だけでしょうか？、説明的でぎこちなかったりして感動はもう一つでした。

新刊は30日で購入することが多いのですが、著者のいつものヒーローと違った若々しいビジュアルに惹かれ、立ち読み部分でも好みの展開だったので配信日を楽しみに待ち、会員登録期間で購入しましたが… 後半はドキドキワクワク感がそれほどなかったかな。 ヒーローがヒロインを前から気になっていたのでは？ と思える会話もチラッと出たのですが、前から好きだった！ と打ち明けるシーンもなく終わったので消化不良。原作にはあるのかな？

一見正反対に見えるけれど、人当りは良いのに素直な気持ちを軟派な態度で隠す兄と、自分の気持ちをハッキリ自覚しているのに、素直になれない弟、ソックリな兄弟です。細かい配慮やロマンチックなおもてなしをして、ヒロインを大切にしているのに、不器用なばっかりに（八つ当たりをするわけではないので、読者的には可愛いだけですが）中々想いを届けられないヒーローに対するチャロさんのフォローが手厚い。ナイスだ、チャロさん。前半の不器用な中にもダダ漏れる愛情タップリなヒーローも可愛かったけれど、後半堰を切ったかのように、正直になって、真摯な愛情表現をするヒーローは更に可愛い。登場人物四人が四人とも、色恋沙汰だけにうつつを抜かすのではなく、ちゃんと仕事をしているのがエライ。当たり前と言ったら、その通りなんですけれど「仕事しろよ」とツッコミたくなる作品が多いので、ついつい褒めたくなっちゃいました(笑)。

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過去のトラウマから妄想恋愛から抜け出れないヒロインと実はとっても無器用なヒーロー、二人の恋がスペインの美しい庭を舞台に芽生えて成就していく…。ヒロインの夢のロバ男には思わずクスッ♬ ヒーロー兄もなかなかいい味で、個人的にはこちらが好みかも…です＾＾ 家の問題とか確執とかない恋愛のみの楽しいお話しでした♡

どこまでもヒロインを愛して守ってくれるヒーローと、そんなヒーローを慕い続けるちょっと幼いヒロイン。絵柄が二人を純粋で優しい印象に見せるのでとても良いです。

この巻では、お互いの思いを告げ、結ばれ、教会で永遠の愛を誓います。でも。。。貴族の私生児でも、やっぱり身分が。とうとう婚約者に追いつかれ、剣で負傷するヒロイン。ヒーローはさらし首覚悟だし、なかなか切ないです。

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