ヒーロー母の、死産で嘆き悲しんでいるヒロインに対して、ヒーローには事実上の婚約者がいたのに貴女が妊娠したから仕方なく結婚したと嘘を吹き込み、小切手渡して追い払うという行いについて、もっと責められるべきなのでは？ しかもヒーローには、ヒロインにお金を脅し取られたって説明してるんだけど。 最後にヒーローがヒロインに色々と謝罪してますが、その前に作中で、自分の家族はヒロイン受け入れようとしてたのにヒロインが受け入れなかった、と心の中で責めてるんだけど、その事についての謝罪はないんですか？ どう考えても、排除しようとしてる家族の状況にヒーローは気付かなかったんでしょ？ そんな中で、気持ちを分かち合い、支えてくれるはずの旦那は仕事ばかりで、寝室も別にされたら、実家に帰りたくなるのは当然だと思います。

喪失体験をした夫婦，ヒーローはもとより親との愛情にトラウマ課題を抱えている背景があり，本当は望んでいなかった自分の息子の死が引き金となって，ヒロインに激しい嫌悪感情をぶつけていく展開へ．ヒーロー，父親との不全な関係性から前進していくのですが，ヒロインはヒーローペースで翻弄され続けていて，一方的なヒーロー主導の2年に渡る別居を含め，ヒロインの心は癒されることなく，ヒーローとの再会後も含め，ヒロインはヒーローの激しい憎悪感情を浴び，自責の念に駆られ，更に副次的なトラウマを抱えてしまっている印象で辛い．彼女はじっと耐えて受け止めようとするタイプゆえに，ヒロインにもっと癒しを与えて欲しかったかな．終盤，ヒーローは「これからはヒロインの哀しみを自分が受け止めていこう」と思うわけですが，このヒーローに果たしてどこまでできるんだろうか．．疑問．本当に自分のことで一杯一杯．まずはヒロインに愛を伝えよ！せめて，エピローグでも入れて，二人が乗り越えたという証に，二人が笑顔で新しい命を授かったというようなエピソードでも添えられていたら読後，幸せだったんだけど・・．これは原作のラスト，圧巻．

サスペンスなのにアクション有ツッコミ所有ドタバタコメディでした(笑)こちらの作家様の描く当て馬男子や悪役男子のビジュアルがヒーローより好み過ぎるのに困ります。いつもトキメキがそっちに盗まれます。

一瞬で終わった…笑 ハーレクインでなくてもこのシチュエーションあるよねぇ…って感じでしょうか。 あと、どうでもいいけど別れてからにしようさ。

再会したヒロインが、やっぱりドストライク過ぎて暴走したヒーローにしか見えない。追いかけ方と絡み方が怖い。レビュー読んだら設定が原作と違うらしい。こちらの作家様、全力でヒロイン甘やかしたいヒーロー化するので、ヒロインが最初ドン引きして、甘やかし攻撃に慣れたヒロインだけど、やっぱり精神的弱ってるので何かしらを切っ掛けに逃げ出すヒロインは納得の逃げ出し方でした。ヒロインが怯える原因がヒーロー過ぎたのを察知して弁護士辞めたけど…。安心させる要素他にないのかな？と思いました。

以前、定額に入ってきましたが、よそで購入済みでした。前作表紙にも描かれているクマさんの謎も解明。 あれ？この時代知ってる！イギリスで十年以上続いた『刑事フォイル』の世界で、篠崎先生の素晴らしい表現＋ドラマの場面も思い出しながら読みました。夜間灯りもれを巡回監督する人、弾薬工場や農場で働く女性達、厳しい厳しい食料配給・・・そしてスピットファイア！確かにパイロットは火傷が多かった。不安や恐怖を抱えフワフワしてる若い兵士もみたので、ヒーローも憎めない。負傷兵と別れる妻や恋人もいる中、ヒロインは素敵でした。この時代の英国紳士も素敵です。ドラマの新シリーズ放送にあわせて数週間前に読み返したところでした。

こちらの作家様が手掛けるヒーローは、いつも理不尽という言葉が脳内をよぎる容赦無い最低なものが多く…良く言えば傲慢系ヒーローなんでしょうけど。(原作の性質もあるかもですが)好きではない方でしたが…今回は、始まりは傲慢風ですが嫁を好きになってメロメロのヒーローになってく過程が可愛く。可愛く(２回言う)。ヒロインは、届いた手紙を読まず？読んだのなら読解力に不安を感じるヒロインの隙につけこむ辺り(勘違いしてるラッキーみたいな笑)有だと思いました。挿し絵作家さんらしいけど、難しい文書苦手だったのかな？どうして届いた手紙溜め込んでるんだろ？などツッコミたいが、可愛い隙だらけヒロインとメロメロヒーローのバランスにトキメキました。

H/H二人して、驚きのハイスペック、王族なのに。普通、そんな特技ないです。ここぞという所にバッチリ特技が活かされているのがスゴイ。ヒーローの抱えるトラウマは、人としての良心や罪悪感を持っているからこその苦悩なので、根性悪の私ですら、ヒーローをヘタレなんて言えません。が、ヒーローの重荷を共に背負おうとするバイタリティのある心優しいヒロインの心を折るような仕打ちをしてしまいました。おバカさんめ。本来ならただひたすら深刻になるお話が、冴えわたる桜屋先生の手書きツッコミのお蔭で、思わずクスリと笑ってしまう。無理矢理、不謹慎な笑いに持っていくのではなく、入りすぎた肩の力が抜けるような笑いなので、本当に和みます。両家の家族が、皆良い人達で、この家族の中育ってきた二人が幸せになれないわけありません。心温まるハッピーエンドはやっぱり最高です。

ヒロインが前向きすぎて、評価が低いんですかね。ヒーローはちゃんとカッコいいし。ヒロインの表情もクルクル変わって愛らしいのがいいですね。ただ、さらっと読めて終わってしまって。原作の問題なのかもしれませんが。ヒロインの母親は、どうなったんでしょうね。そこが気になりました。

なんの伏線もなにもなく、ただ強引にレイプしてるだけの話にしか見えない…

お話も絵も子供たちも登場人物全て良かった　HQならロッジで一晩閉じ込められたらベッドインするところでしょうが、そうじゃなく話し込んでしまうってとこがまた良かったです　ここでお互いをわかり合えたのねって、読み手が納得できるシーンは大事だと思うのです　だからといって1年も待たなくてもとも思うけど(笑)

面白かったー！！最高の夢の時間をありがとう桜屋先生。ロマンスとしても、Ｈ＆Ｈそれぞれの成長物語としても素敵。いずれ女王になるプリンセスが、父王譲りの短気さを、優しかった亡母の教えでカバーしながら、健気にヒーローに寄り添う姿がとってもキュート。そしてまた、破局目指して頑張る（笑）ヒーロー、ほんとイケズな奴ですが、インテリ特殊部隊の黒髪初恋王子とか、設定贅沢すぎてもうｗｗ。