旅先で出会って３か月ででき婚。ヒロインは常に怒ってヒーローを拒否してるのでいいところがなく、よくあれだけ尽くせるなあ

原作と設定が懸け離れ過ぎてしまって，コミック版はあまり楽しめない．ここでのヒロインは美しくはかなげで触れなば落ちんといった存在，一方的に暴君にお仕着せられた印象．原作では冤罪という実に理不尽な環境から見事に自立を果たした魅力的なヒロインが，強情，強引で頑なな暴君に惑わされつつ・・暴君の心を開き，愛を目覚めさせていくといった展開．確かに冤罪という設定は重いのですが・・，こうした背景もヒロインの高潔さを際立たせているように思うので，コミック版でこうしたニュアンスが上手く描かれていないために，かえって怖いお話になってしまったことがとても残念．

ヒーローは，まあ悪意無き”魔王”というべきか・・，独善的，自己中，思い込み激しく，強引，強情，おまけに性急で，自分の欲望には実に素直に誠実という点でヒロインに対して悪意の無い暴君．ＨＱに登場する暴君の中でもトップレベルではないかと．一方，ヒロインは理不尽な過去を乗り越え自立した芯の強い魅力的な女性なのですが，この魔王の前では為す術もなくグイグイと魔王ペースで魅せられていってしまうわけです．前半はこの暴君の言動に苛立ちを覚えるほどでしたが，中盤あたりから，もうこれはラブコメディか？と思うほど笑ってしまい，魔王に愛嬌すら感じてしまうほど．この魔王の勢いは誰にも止められそうになく，ヒロインにとっていつしかこの無断侵入者が愛すべき存在となっていくといった展開もユニークで充分受け止められました．・・・愛に目覚めた魔王とシンデレラのラブコメという括りで，個人的には想定外に，かなり楽しめました．

ハンサムでモテモテという設定なのに、ひたすらヒロインに振り回されるヒーローに笑えました。 最初は世の中の不条理と戦うことしか頭になかった苦労人のヒロインの顔が、恋を知ってだんだん可愛らしい乙女の顔になっていくのもよかったです。

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ヒーローが終盤に、愛という感覚を実感したシーンが温かくてうるっとしました。ヒロインが自立しているところがかっこいいです。

イイ男だね、ほんと！寡黙で素敵。 こんな丁寧な漫画は久しぶりです。ストーリー運びもキャラクターも須田先生のオリジナル作品の様です。もっと須田先生のハーレクイン読みたいです。

人外ものは受け付けないと思って敬遠していたのですが、ヒロインの属性が引き立つ絵柄で、ヒーローの勇敢さやまっすぐさもキュンとするものがあり、感動して読みました。ヴァンパイアとなったヒロインが、人間であった頃の清らかな心を失っていないことも素敵です。

美しい人物画のサキ先生の最新作。舞台設定もアイルランドでインテリアコーディネーターのヒロインと建築家のヒーロー。そこに依頼主のロックスターなど面白い設定でした。アイルランドといえば連想するのは自分もU2かな。読みながらホームスティをしたダブリンを思い出しました。ヒロインが失恋からの痛手でルールにがんじがらめになっているのは理解できないことはないけれどかなり臆病でした。それだけ深く傷ついたのでしょう。そしてあとがきにもありますが金髪のヒーローは初めてなのですね。黒髪もセクシーだけど金髪ヒーローも素敵でした♡

長い長〜いノロケ話。ご勝手にどうぞ。 でも、こういうの嫌いじゃない。

直球型のヒーローが、お茶目で大胆なヒロインに翻弄される様子が微笑ましかったです。クライアントのミッキーも大人の余裕があり、いい味出してました！ また、ペットのフレッドにヒロインの姿が投影されており、「いくら自由で自立した金魚でも〜」というヒーローの言葉も印象的でした。久々の花牟礼先生の作品、明るく爽やかで、とても良かったです！

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【覚書】デル・カスティーリョ家・偽りの結婚ゲームシリーズ。 長男アレックス「かなわぬ初恋の夢」・ 次男レイナード「禁じられた片想い」・ 三男ベネディクト「誘惑つきの契約」。 どれも面白いです

最初に原作を読んでからコミック版を読みました．過去の傷付き体験を引きずって，プライドの高さゆえに臆病になりヒロインに当たってしまうヒーローと，一途にヒーローを愛するゆえに苦悩するヒロイン，二人の誤解と葛藤が交錯するところにハラハラするところは原作に及ばず，コミック版ではあっさり描かれていましたが，ＨＱお約束の展開に個人的には大変満足．先に原作に満足していることもありますが，贔屓目で星５つです．ただ周囲の人間模様，兄や義父母（爆撃を受けたサラエボの養護施設から兄妹が養子にもらわれた経緯があるのに）との関係が少々希薄過ぎる印象で，読後に気になってしまいました．兄にも幸せになってほしい！

不愉快すぎてムカムカしてきます。 単に甘やかされてきたヒロイン。そしてその両親も自身の非に対してどこか正当化しようとしてる節があります。 あまりにも酷すぎ。。。

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ハーレのロイヤルもの全般嫌い。結婚しても義務や苦労を背負い込むのが目に見えて、全然ハッピーに思えないから。このお話も表紙でヒーローが王族っぽい格好してるのだけ見て萎えてたけどやっぱり読んでみてダメだった。あの姑、あの小姑、頼りないヒーロー。幸せになれますか？選びぬかれた王族のプリンセスでさえ挫折したのに？お話は漫画家さんのせいじゃないけどね。

泣ける〜 涙を流してスッキリしたければオススメ

「雨の夜の記憶」のシリーズもの、これだったんですね～♪　良いお話でした。ヒーローが誠実。お兄さんも良い感じ。お兄さんの作品もこれから出るのかしら？わくわく♪　

すみません、最後まで読むことができませんでした。つまらなすぎて、意味もわからず。

原ちえこ先生の作品は背景と合わせて物語を感じることができるので、子供のころから大好きです。 人物だけでなく、木々や葉、花などと一緒にそよ風を感じるような背景も楽しんでほしい。 ヒロインの髪がひっつめでなく、さらに長ければよくわかるのですが… 原先生の作品はほとんど読んでいたと思ったのに、こちらは読んでいなかったので電子版で購入しました。 ベティ作品は、原先生の作画にうまくマッチしていると思います。 原先生がコミカライズするのであれば、１冊に納めずに２冊にしてもらってもいいのになぁと感じた作品です。

ヒロインのまじめさとか卑屈さとか、何となく自分と似てる気がして結構好き。 ヒーローもカッコいいし、全体的によくまとまってる話だと思います。

背景に物足りなさを感じました。ここがどこなのか、どういう場所なのか、特に後半もう少し描いていただけたら…と思いました。人物はどちらかというと好みなんですけどね。

立ち読み全編、作風の突飛さにホラー体験のような驚きがありました。 全く好みではないけど、絵が独特なのはいいとして… ロマンスライブラリにも、縦読みありきのコマ無し萌え絵スクロール漫画が増えるのかな。 いやだな…

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親に同情されるヒーロー、、笑える。あれもこれもそれも全部嘘かい！ってお話で苦手な人も多いようですが、個人的に拗らせ系ヒーローの話は好物なので楽しく読めました。ただヒーローの言動が硬すぎて、嫉妬ダダ漏れというよりヒロインをただ責めてるだけってシーンも所々あったのでその辺りはちょっと勿体無かったです。その分マイナス0.5ですがおまけの5。

長年の想いに終止符を打とうとするヒロインと、ヒロインの想い人が自分とは知らず話を聞くうち急速にヒロインの魅力に惹かれていくヒーロー。意図せず逃げるヒロインを追いかけるヒーローの構図の出来上がり(私好み)。そんなヒーローの愛情表現に自惚れることもなく、無駄にアタフタ感情表現することもなく大人な対応のヒロインに好感を持ちました。安定したストーリーで何度読み返しても癒されました。