ヒーローの一途な感じが良かったです

たしかに地味ですが、その分完全絵空事のハデハデハーレよりずっと共感がありました。絵空事ワールドもいいものですが、こういう作品がもっとあるとうれしいです。「私には私がいた」--心に刻みたい、いい台詞です。

最後まで読んで、なるほどそういうことだったのかと判ってから読み直してみると、冒頭の、いろんな感情が入った切ないようなヒーローのまなざしがキュンキュンきます。そこからはもう、ちょっとした表情のそこかしこにヒロインへの想いが溢れていて。この作画者様、素晴らしいです！次男の話も読みたくなりました。

設定は無理があるけど、そこを感じさせない話の運びのうまさ。脇役も良い人ばかりで、読んでいてストレスを感じません。大団円に至る、2人が惹かれあっていく過程もわかりやすくて、素直に話に入り込めました。読後の幸福感最高です。

これは恋愛モノを超えた人生の物語ですね。以前にも一度そんなレビューを書いたことがありますが、それもくぼた先生の作品でした。悲哀に満ちていながら力強い物語、寡黙でありながら豊かな心情描写が素晴らしい。すべての哀しみが浄化されるラストはこの上ない幸福感に包まれます。まずソルスティスが、次にヒーローが、群衆の中からあっという間にヒロインを見つけ出すシーンは号泣もの。「すべては愛のために」--ふつう薄っぺらくなりますけどね、こういう言葉。それをこれほどの共感と説得力と重厚感をもって伝えてくれるとは、ただただ敬服します。この話をくぼた先生に描いてもらって、本当によかった。

貧乏ヒロイン、金髪の王子様のヒーローなど乙女心をくすぐる要素があり、何よりヒーローのお母様の心が温かく読んでいて和ました。購入して正解でした。(*^▽^*)

くそ男としたたかでだらしない女ちょー腹立つ このハートを元婚約様に捧げます。

前作もラストでかなりポロポロ泣いてしまいましたが、こちらもヒロインの気持ちがわかりすぎて…私も同じような境遇に近かったから、もう胸が締め付けられて… 前作でえぇー！って言う感じのいけすかないヒーローだったんですが、今作ではきちんとヒーローになってました。

ヒロイン・ヒーローともに内面がとても魅力的です。相手に信じてもらうために、コンプレックスや目を背けていたことを乗り越え、人としてつよくなろうとする姿はとても素敵。アルツハイマーという病に寄り添いながら静かに進んでいく物語に、感動して泣いてしまいました。今まで読んだ中で一番良かった！

好きな人を双子、姉妹、従姉妹などと関係した作品は好みではないのですが、それを超えた面白さがありました。流石ベテランで綺麗な絵に定評がある英先生ですね。読ませてくれました。自分は絶対裸になってヌードになるのは御免です（笑）。愛を見極める為でも。

小説もよんでいるのですが、漫画のヒーロー、ヒロインともイメージがぴったりです。ヒロインがヒーローにキスされた時のうっとりした気持ちが伝わってきて、こちらもうっとりしてしまいました。プリンセスが、ろくでもない男にどれくらいの期間、身体をもてあそばれていたかは小説でもはっきり書かれていませんが、美しいプリンセスがだまされてバージンを捧げ、さんざん好きに遊ばれて妊娠させられただけでも身震いします。ブランデーソースの話しは漫画家さんの創作でしたが、冷静沈着なヒーローの意外な一面をみたようで、すごくよかったです。もっとふたりのラブラブシーンと、できれば二人の本当の子供が生まれたシーンもおまけで描いて欲しかったです。

3部作の中でこれだけ読んでも十分楽しめますが、一部、二部と読んだ後で読むと、ラストのどんでん返しは非常に感慨深いものがありました。オヤジも死んでからじゃなく生きているうちに動けよ！という感もありますし、うまくいかなかったらどーすんだ、とも思いましたが、メデタシメデタシでハッピーです♪

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おはなしと作画のバランスいい作品。楽しめました。やっぱプレイボーイはいいですねｗ

漫画家さんの絵がお話にぴったりで大好きです。何回もリピートして読んでしまいます。男性、女性ともに愛すべきキャラですね。ストーリー展開も劇的で、心理描写が上手で、感情移入しました。

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ベティ・ニールズの作品と言えばハーレクイン界の水戸黄門。毎回、展開がわかっているのに、意地悪キャラの皆さんに苛立ったり、ヒロインの真価をいち早く見抜いて誠実に愛するヒーローに胸熱くなったり、卑屈なほど健気なヒロインに感情移入したりしてしまいます。本作もまったくもって定番。それでも「続きはどうなるの？」と気になって読み進みました。作者様のあとがきがまたよいです。

ヒロインがいいですね。面白かったです。面白くて、切なくなったり、大笑いしたり何度も読みたくなります。赤ちゃんもキュート！

魅惑的で自由を愛するジプシーヒロインと、優しくて真面目なヒーロー。正反対の生き方をしてきた二人のラブロマンスにドキドキでした。今回も安定の画力と麗しさですが、H/Hともいっそう大人っぽくなってますね♪次回作も楽しみです。

一途なヒーローは結構目にするけれど、自分の気持ち重視で押しまくるヒーローとは全然違う。６年間ヒロインを思い続けていたのに、とにかくヒロインの気持ちを尊重し（尊重ってこういうのを言うんだなあ）、思いやり深い忍耐力には驚くばかりです。ヒーロー家族も素晴らしい（特にお母さん）。もうもう息子は可愛いし、傷つき過ぎて人を愛することにすっかり臆病になってしまったヒロインが勇気を出して一歩踏み出すまで見守り続ける温かさ、包容力、いやあ、いい男を見せてもらいました。

遂に最後のニコラスの物語です。これが本当にオールラスト。ディ・バラシリーズといえば日高七緒先生の代表作ともいえる渾身のシリーズです。兄弟達がそれぞれ魅力的なので読み応えもあるお気に入りのシリーズです。

かなり前に読んだ作品でしたが、ポイント倍増に浮かれ♪購入しちゃいました＾＾ 　ヒロインの傷跡が痛々しくて、当時は、購入できませんでした。（私にも同じようにあるから・・。）でも、この作品は、とっても、とっても大好きなんです。ラストの主人公たちの風景も感動でジーンとします。毎回、読むたびに涙が出てきて、癒されてます。

原作は読んでいませんが、漫画は面白かったです。あとがきにあるようにマダムXはマリリン・モンローをイメージしたとのこと。作品に関してはいろいろな受け取り方が人によってあるとは思いますが、自分はとても面白く感じました。作画もキラキラしていてとってもロマンチック。ジェリコがハンサムで素敵でした❤

いきなり１２年がたってしまったのには驚きました。何度も前後を確認して。。ビックリしました。それにしても初恋って最強ですね。ああいう時代だからこそ、考えられる話だとおもいましたし、こういう時代物は大好きです。そして著者さんの書く男性が素敵！ぜひ時代物は著者さんに書いていただきたいです。

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美しいだけではなく、とてつもなくテンションが高く、しかし、人情には厚いという男前のヒロイン。逆境に耐えるいたいけなヒロインという一昔前のHQらしいいヒロインとは一線を画した、元気いっぱいのヒロイン像にすっかりはまってしまいました。立ち去ろうとするヒロインを引き留めようとするあまり、必至に自分のサイテーぶりをアピールする御曹司ヒーローもかわいかったです。

絵が美しい・・・ハーレにぴったりの画風です。

会話がきちんと成立するハーレクインって！（ヒーローが本物のダニーと会う所）もういい！とか、勝手に出ていくとかになって、なんで主張しないかな？って思っていました。久々にイライラしないお話でした、聞きにくいところが行き違うのも自然でした。

レビューにつられて購入しましたが、とても面白かったです。よくあるハーレですが、これがハーレクインの極意かな。作画も丁寧でキレイだと思います。

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