ヒーローが…潜在意識の中で思ってたー??とか言って彼女いたし、子供作っちゃうし適当に女遊びしてたみたいなのに？久々会っても気づかなかったのに??大事な事隠しててバレて慌てて愛してる？何かご都合主義な人に思えてちょっとな〜、彼女くらいいてもいいけど子供いるってショックやで！ ヒロインは元彼に騙され、母親に嘘つかれヒーローにも嘘つかれ…さんざんじゃん！ ひねくれ者な私はこのヒーロー、うさんくせーとしか思えなかったわー

産気づいてる時に誓約とかありえなすぎて、鼻で笑っちゃうんだけど。子供産むのに最高の痛みとパワー使う時だから私ならプロレス技かけて窓から投げるな。はっきり言ってあの苦しい瞬間に医者と助産師以外要らない。旦那でさえ邪魔でしかない瞬間だから（笑）

妊娠が分かった時点で連絡したとしても、俺の子じゃない宣言するよね、このタイプ。大富豪なら仕方ないな、と苦笑いするけど、医者としては笑えない。

まただよ…偶然会わなかったら子供の存在も知らずどこぞの由緒ある家柄の女と愛なき結婚をしてたんでしょ？ 子供がいるの知って、何故知らせなかった！はぁ??お前が偽名使ってた上に連絡もしてこねーし！どうやって知らせるんだよ！バカなの？そしていつもいつも思うけどねー、初めて会ったオジサンにパパだよとか言われても急に懐かねーって！そしてすぐ流されて許すヒロインもなんだかなー、5年？も捜そうともせずほっとかれたのに愛してるとか言われても…共感出来ません

ヒロイン婚約者については最初からいかにも「ああ、騙されてるなあ」という描写だったのでむしろその後のヒーローの良さすべてを引き立てるのに必要な存在に見えた。まああそこまでひどいとは思わなかったのだが…。しかしそれよりももっと酷い人物が物語中に存在していて、その人物が作中そ知らぬ顔をしてヒロインと接触している。最後まで読んでからその箇所を読み直して合点がいったもののやっぱり酷い。でもこれから自分のしたことの報いを受けるような人生を歩むんだろうな。ところでヒーローが一目ぼれだったとかヒロインと婚約者の間に体の関係はなかったというあたりがハーレのご都合主義っぽくてちょっと笑ってしまった。でもだからこそのハッピーエンド感ですよね。古い屋敷や庭、ロマンチックシーンの上手な作画さんで漫画化して欲しい。

というかこんなヒーローに我慢できないし許せない。しかしながら息子から、実母から、妻からと違う形で責められて、最後のあとがきでは妻の小説のヒーローは電気椅子送り（笑）。ヒーロー息子が母親思いで子供ながら守っているところは特によかったです。ヒーロー息子でプラス評価。

ヒーロー可哀想。ヒロインがヒーローとの待ち合わせ場所に現れなかった理由は納得したけど、従兄弟がヒーローにした仕打ちを考えたら、親戚だろうがなんだろうが許しちゃダメです。犯罪なんだから。なのにバカみたいに従兄弟が望む通りにお金渡すし犯罪の片棒担ぎそうになるしバカじゃない？ ヒロインは優しいのではなく愚かで八方美人なだけ。本当に相手を思うなら、犯罪を隠匿するのではなく罪を償わせて再出発させるべきだったし、ヒーローの事を考えるなら従兄弟とは縁を切った方が良かったと思う。ここまで拗れたら双方全て忘れてって訳にいかないんだし。 ヒロインは結局どっちつかずで従兄弟とヒーローどっちが大切なの？っていいたい

１回も会った事ないオジサンが来てパパだよ！とか言われてもすぐにパパ！とかないから！ちょっと遊んでくれたくらいで懐くとかねーし！4歳とかまだママがいいハズだけどな！DNAとか関係ねぇから!妻が出て行って5年もほったらかしなヒーローもバカなら自分の勝手で出て行っといて今さら子供の存在知らせるヒロインもバカ！イライラしたわ！

最初にヒロインが結婚式から逃げた理由に「ふかい理由」があったとはとても思えません。 よほどの理由があったのだろうと思って読み進めていたので、最後、理由が判明してびっくりしました。まさか？！それだけ？！です。 そこに至るまでの話自体は、それなりに面白いと思いました。ただ理由が分かった後に読むと、ヒロインの良さも半減しそうで、再読はなさそうです。残念。

だから断っているだろーが！ハッキリキッパリと！何度も何度も！ドクターがとても気持ち悪い。いや、恋愛する権利はジジイにも（言っちゃった）あるんだけれど、そして現実にも金目当ての若い女と結婚したりするけれど、ハーレクイン的にはアウトだってば。後悔していようが何だろうがヒロイン父の非道は許せるはずがないし、是非地獄に行っていただきたい。こんな二人が親友同士って、やっぱり類は友を呼ぶんだな。作画さんの所為ではコレッポッチも無いのですが、ジーさん達が不愉快なまでに強烈すぎてこんな評価に。いえ、これでも作画さんポイントで評価上げているんです。後書きの女神さまのおっしゃる「だってハーレクインだから」が面白かった。そりゃ作画さんも思うことは一緒ですよねえ。

ダイアナ・パーマーの中で、今のところ一番好きな作品です。理不尽な不幸に人生をあきらめていたヒーローが最後の方に「自分が君みたいな女性と出逢えるなんて思ってもいなかった、夢みたいだ」みたいなことを言うんですが、そのセリフで彼の幸せが本当に感じられて、もうひたすら、良かったね良かったねと涙してしまいます。ヒロインもとてもとてもいい人で、この二人が幸せになれて自分まで幸せを感じてしまった作品です。もうだいすき！