意味深なコマの進め方なのでホラーかミステリーかと思ってしまいましたが、読み終わってみると短いあっけないお話でした。原作もそうなのかな？ 妹とヒーローの付き合い方、別れ方などがよくわからなかったので姉とくっついたのがよかったのか悪かったのか？あまりいい気分の話じゃないですね。 ただヒーローの鼻、あごの線、髪型がどうしてもあの漫画を連想させます。カイジ。

妻と死別して気落ちしている男性のもとに強引に通い詰めるというのも今いち共感できませんが、それより何より大学中退してしまったのが… 姉さんが偽装結婚してまで妹の学費をって奔走してたのに、よくわからない理由であっさり中退。 色々納得できないストーリーでした。

いや～、篠崎先生のセクシーな場面がない作品も良いですね。 やっぱり、上手いな～。最後のページなんて、ほんと、イラストだけでも幸せが伝わってくる、そんな画です。最初はヒーローにイライラしましたけれど、それも嫉妬と読者も分かっていて読み進むので可愛いと思えてしまいました。

ずっと昔の映画「ロマンシングストーン」を見ているような スリル、アドベンチャー、ロマンスと盛り沢山でとても 楽しいお話でした。 女性がアレを買いに行くのってやっぱり恥ずかしいですよね。 でもちゃんと買って来たのが可愛かったです。

ラストの砂漠でヒーローがヒロインに愛を語るシーンがステキで何度も読み返し うっとりしています。 このシーンのためにそれまでのいきさつが無理やり作ってあろうと、ハーレはこうでなくちゃ！

たくさんのお兄さんたちの物語もあったらぜひ読んでみたいです。最近の牧先生の作品の中では、絵も丁寧に描かれていてハートウォーミングなお話でした。 ただ、日本人の私にとって二人の男性の名前をとったというフレーズはよくわからず。スティーブ→ステファニー？ニック→ニコル？ではないかと…ここに「？」がなければ、すんなり★５個を付けたかったです。

ヒーローと亡夫にもしかしたら血のつながりが…？ともとれる描写がそこかしこに。ならば女性の好みも似たのでしょう。 あとがきで現実に戻されますが、佳作です。

高山先生のお話、好きです。特にヒーローはいつも素敵だと思う。でもこの話は、はっきり言ってヒーローがちっとも魅力的に思えなかった。トラウマも手軽な恋愛をしていた理由には弱いし、イケメンなだけ？　こんな相手だから、ヒロインが彼になし崩し的に体を許すことが必然と思えず、経験不足だから誘惑に負けた＆理性や愛情よりもやっぱ性衝動だよね！みたいな感じで、彼女に幻滅してしまった。HQ的には、もっと互いに惹かれる逸話を丁寧に書いて、愛情の先にあるセックスにしてほしいよ。ところで、序盤二人がランチをするレストランは、他社で高山さんが描かれたロマンス漫画のメイン舞台。見たことある外観と店員に、思わずニヤニヤしちゃいました。そちらのお話は面白かったですよ。

問題ありのヒーローが真実の愛に目覚めていく展開が楽しめれば○、許せないなら×なんでしょう。 個人的には他人のふりしてやり直しを試みる二人のくだりが大好きです。

いろいろ突っ込みたい設定はありますが許容範囲です。 執事に無断でヒロインにお茶を入れてくれようとしたヒーローがかわいい。 ぼっちゃま扱いされてるとこ見られたくなかったのね。

全体的にみると可愛い話だったなーと思うんですが、子供……幼稚園児？でも、おむつがいる……うーんうーんうーん。 子供の年齢がちょっと気になって気になって…… 少し駆け足気味でしたけれど、可愛い話だなーって思います。 けれど、やっぱりあの双子ちゃん……うーん

読んでて本当に楽しめました。 しかし天蓋付きのベッドとバラはいつ出てくるのだろうと思ってたら出てこなかった。まあ間違いなくこのヒーローは用意してくれたでしょう。

真面目すぎると評されたはずのヒーローなのに、深夜１時にヒロインの窓辺にサックス吹きに来たりして、これは相当手馴れてますわ。そりゃセクシーナンバーワンに選ばれますわ。