時折コミカルに描かれるシーンに思わずくっと笑ってしまう、そのバランスが大好きです。なんだかんだと、ヒロインに振り回されているヒーローが、どこかかわいらしかったり、ヒロインが意地張ったり惹かれたりの合間のちょっと抜けてるようなところもかわいかったり。かといって、かわいい話というわけではなく、ロマンスはしっかりとあって。とてもおもしろく読めました。読後感もすごくいい！

アメリカ人って、王室に憧れを持っている人が結構多いらしい。王室がないからねぇ。だからかえって、こういう王道のロイヤルものにときめく人も多いのかな。まぁ、私もときめきますけど…。ただ現代のプリンスは、なかなか現実的で、条件を重視し、ロマンチストでもなかった。そしてシンデレラは現実をみて、夢から覚めた？！著者特有の熱を感じない絵柄が、たぶん、この話を引き立ててるんでしょうね。

よくある話かな。お世話をした人の息子と恋に落ちる。 この老人と息子のギクシャクした関係に間に入るヒロイン。 魅力的なヒーローと次第に愛し合い始める。自らを罰する為に命の危険も顧みない仕事をするヒーロー。それでも父親の危篤に駆けつけ和解し最期を看取ったシーンには涙が溢れた。いろんな事があったけど孫娘も見せれたし、最後はハッピーエンドだったのでよかったかな。それにしても本当にギリシャって熱血なんだな。あとがきに著者がちょっとしたギリシャ語（実用的）を書いてくれているのもいいアイデア。

もっともヒーローの一方的な正義感は、最初からいただけなかったのですが。ヒロインの恋人？に対する思い込みは、彼が追い打ちを掛けなくても解消されたと思いますし・・・。この後できっと素晴らしい展開になると初めて購入した一冊だけに、ガッカリしてしまいました。

傲慢系のクールなヒーロを今回もかっこよく描いてくれた麻生先生。 住む世界が違う、人違い、誘惑というキーワードを 期待通りの作品に仕上げてくれました。 こんな素敵なヒーローと燃え上がるような恋をしたいと 思わせるような作品で満足です。ロマンチックな世界観を堪能しました❤

全体のエピソードの割り振りがアンバランスなのか、ラストが唐突な感じがしました。描き方次第ではもっといい作品になったのではないかと惜しまれます。

碧ゆかこさんの作風が好みです。記載がないのですがシリーズものの第一弾です。このコロフスキーシリーズは全て読破していますが、同じ著者で描かれているので話が繋がります。何度読んでも面白いと思います。

著者も読者も大満足の素晴らしい作品です。原作も読みたくなりました。

麻生歩先生の描かれるちょっと傲慢系の素敵な男性にいつもドキドキさせられています。対する女性は可憐なタイプ。今回も記憶喪失という設定でのロマンスの展開にハラハラ。感情移入できるので自分がヒロインになった錯覚になります（笑）大好きな漫画家さんです。

麻生歩先生の絵柄が大好きです。傲慢系ヒーローと可愛くって意地らしいヒロインを描かせたら胸がキュンキュンします。アレッサンドロに誘惑されてみたい。

何でだろう？　読後感が薄い。　絵もセリフもステレオタイプな印象が強くて、のめり込むことができない。

また読んじゃったけど、またドキドキしちゃった。いつ読んでもドキドキしちゃう、いいお話です。皆良い人達ばかりで、読後感も宜しくってよ♪　２人はきっととっても素敵な家庭が築けるでしょうね～。嬉しいです。

とにかくお髭のシーク（事情により剃っていましたが）が良いです！ ザヤドの顔に添える指先だけでセクシーな雰囲気が表現されていました。 マライヤは・・・ザヤドが素敵な反面、余り魅力的に見えなくて残念でした。

ヒロインのくるくる変わる表情が、とても可愛かったです。内容は王道ですが、楽しく読めました。

月額に入っているとついつい読んでしまう。もう何回読んだことか。シンプルなストーリーですが、なぜか好きなんだな～。10年は長い、というレビューの声もあって、私も7年前に初めて読んだときはそう思ったんだけど、年を重ねるにつれて、10年なんて結構短いと思うようになってしまいました・・・。

この作品はファンタジーなので、理屈ではなく、はっちゃけた世界観を楽しめるかどうかがカギですね。私はとっても好きです、この現実にはありえない設定。だって、出てくるのがあざらしや幽霊なんですもん。みんな、愛すべき登場人物たちです！おもわず頬がゆるみます。ちょっとほっこりしたい気分の時に、読み返したい作品です。

浅はかだと思うけど、女の人生、甘い夢が癒してくれるときがあるのよ。現実的じゃなくても。 黒田先生、われわれに夢を！

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ヒロインがアメリカ南部のお金持ちのじゃじゃ馬、でもバカ娘じゃない社会派だったのが意外。ヒーロー（英国貴族二男）は冷静で皮肉屋で、火と氷のような組み合わせなんだけど、お互いが少しずつ自分の陣地から出て近づく感じがよかった。

キングストン家のシリーズですが、星合先生のが一番よかったです。本当はゲイジ以外の兄弟、ピアス、クレアも星合先生の絵で読みたかったほど。内面は純粋なヒロインだけど、美しすぎる外見で逆に損をしていたり。お互いに惹かれ合わずには入られない位ホットなシーンの展開。ヒーローの見当違いな誤解にはイライラしたけど、星合先生の華やかで美しい絵柄のせいで憎めなかったです。

あまりないように思いましたが、ヒロインがとても可愛くてよかったです。何度も読み直しました。

実は、HQに興味持つようになったのは、山田ミネコ先生が描いておられたからです。ネコさんらしいとっても可愛いヒロインで、ハッピーな内容に大満足です。

女性なら誰でも、自分の体型に関するコンプレックスを多少持っていると思うのですが、本作のヒロインは他人からの評価にたくさん傷つきながらも、明るく、前向きに、ユーモアを持って強く生きようとしている、そんなところがとてもステキです。すごくハンサムなのに遊び慣れていない不器用な感じのヒーローも好感が持てて、二人の幸せを願わずにいられない感動作ですね。

村田先生の絵はとても品がよくて、ヒロインを魅力的に見せてくれるので好きです。どのヒロインもそれぞれに違う魅力があって素敵です。 個人的には、ヒーローは「指輪はささやく」のトークンが可愛くて好きです。

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もっと波乱万丈かと期待したけれど、あっさりとした内容でした。可もなく不可もなくといった感じ。前向きな気持ちになれるハッピーエンドなので、読んで悪い気持ちはしません。

いわゆる綺麗な絵ではないのですが、ヒーローの目力と色気にやられました。ただの傲慢ヒーローじゃなくユーモアもありいざという時にできる男なのもＧＯＯＤです。対してヒロインは精神的にやや幼いところがあるものの出来事をとおして成長していったのに好感がもてました。

中山先生の絵柄もとても好みです。両親の再婚絡みでの恋心。ヒロイン、ヒーロー共によく心理描写されていました。ハーレクインによくある裏切りと義兄への思い。反発しながらも惹かれてしまう恋心。ドキドキの連続です。

ヒロインのろくでなしの父親のせいですれ違ってしまうヒロインとヒーロー。ヒロインの健気で優しい心に思わず涙が出そうになりました。ヒーローにも最初は頭にきてしまったけどヒロインの父親のせいでの誤解もあり仕方なし。離れていてもお互いを愛していた気持ちは変わらなかったので読後感はよかった。しのざき先生の作品では一番好きかも。

この手のヒーローはひどい不快感の残る仕打ちをストーリー全体の3／4のスペースを費やすのでイラッときやすく、読後感も悪くなりがちなのですが、これは、読後感がとても良いです。嫌がらせする分量が、誤解からスタートのヒーローにしては少なめで、早々にヒロインに白旗を揚げているところが良いです。