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情熱の烙印長崎さゆり/ナリーニ・シン
これはハーレ…なのか? 評価5 5

話を面白くするためにトラウマ設定を設けることはよくありますがいくら何でもこれは…評価は5か1かの両極端に分かれると思います。私は5を付けたけど受け付けない人の気持ちも理解できる。ある意味問題作です。当時の編集がよく許したな。現実においてはヒーローの過去は何があっても許されるものではありませんが、フィクションのフィルターをかければひどいことをした人間の気持ちに寄り添うことができる。それが創作物の力なのかもしれません。従姉妹のシルビーの存在が救いで、自己否定ばかりのヒーローの代わりに彼を擁護する視点を入れる役割も物語の中で担ってます。物語が終わっても2人の前には試練が立ちはだかりそうな予感をなぜか感じさせますが、それでもお互い結ばれて素直によかったと思いました。シルビーにも幸せになってもらいたい。スカッとでもほんわかでもありませんが、忘れがたい印象を残す作品です。作者の方が既にお亡くなりになったと聞いて、もう新しい作品は読めないのかと残念でなりません。

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尖塔の花嫁友井美穂/ヴァイオレット・ウィンズピア
古典的だけどハマると思ったら… 評価4 4

原作者が有名な方だったんですね。不吉な言われがある古城、顔が焼けただれたヒーロー、正体を明かせないヒロイン、契約結婚、一癖も二癖もある家族…古典的と言ってもいいお約束がてんこ盛りでこういうのはもう食傷気味と言いたいところなんですが、性懲りもなくまたハマるから王道パターンと言える訳で…試し読み部分から気になって購入しました。重い枷を背負ったヒーロー一族がヒロインという新しい風が入ってきたことでいい影響を受けて健全な方向に変わっていく、こういうの好きです。ヒーローは見た目だけでなく心も屈折してるのかと思ったのですが、自分より他人を優先する自己犠牲タイプで、ヒロインの健全な心が彼を正当に評価するところがよかったです。マンガの表現がもう少し工夫されていれば(ちょっと説明過剰な気が…嫁姑もののレディコミぽい印象のところがあって…なかなか通じにくい表現ですが)もっと化けたんじゃないかなあという気持ちが残るので星4つ。でもよくまとまっていたと思います。原作も読みたくなりました。

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愛し子は秘密の世継ぎ津寺里可子/クレア・コネリー
絵を額に入れて飾りたい! 評価5 5

いつもながらページをめくるのがもったいないくらい惚れ惚れする美しい絵です。「シークレットベビー、ヒーローは国王、貧乏生活から一夜にしてプリンセス」とハーレあるあるてんこ盛りだけど現実にはありえなさすぎるお話。でもヒロインがそれまでコツコツ積み上げたキャリアを一瞬に否定された(と思った)怒りや、劇的に生活が変わって喜ぶより戸惑いが大きいところなど、大きなウソの中でも小さなリアリティが生きているので共感性が高くグイグイ読ませます。ヒーローが自分に子供がいると知った時「本当に俺の子なのか?」パターンか?!と思いきや満面の笑みでガッツポーズだったのでホッとすると共に笑ってしまいましたw 何だかんだ言ってヒロインの気持ちを汲み取る細やかさもあるし、傲慢ヒーローかと思いきや普通にいい人でした。見た目とのギャップが激しいですw

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生きかえった花嫁青鹿毛スバル/テリー・ブリズビン
待ってました! 評価5 5

まだ作品数が少ないとは言え青鹿毛先生の新作が気になりいち早く読みました。元々静の描写に定評のある先生ですが(私の中でw)、今回はアクションシーンもあり新しいことにチャレンジしているのが伺えました。余白の多い作風なので説明不足になりがちなところも今回はとても分かりやすくなっており、登場人物の過去や背景なども整理されすんなり頭に入りました。ヒーローとヒロインが心を通い合わせるシーン、心情描写が必要最低限な分、読者の想像をかき立て却って強い印象を残す結果になっており、この辺唯一無二の個性だなと毎度のことながら感心してしまいます。ヒーローがヒロインの名前を尋ねる時最初に出た名前が◯◯だったり、最初と最後が対になってるところがお気に入りです。こういった巧妙な演出が、言葉で饒舌に説明するより強い説得力を持ってこちらに訴えかけてきます。身分差ありそうだけど簡単に結ばれるものなのかな?というのが唯一の疑問ですが、そんなのを吹き飛ばすくらいとてもよかったです。

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家なき子へのプロポーズ【あとがき付き】さちみりほ/メイシー・イエーツ
【ネタバレ】マイベストオブさちみりほ 評価5 5

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悪魔に捧げた純潔【あとがき付き】千家ゆう/サラ・クレイヴン
ツッコミどころだらけなのに癖になる 評価5 5

導入部からツッコミどころだらけで(特にエロ小説みたいな契約書、あんなの見たら怒るより「この人大丈夫…?」とドン引きするはず)そうはならんだろ!と声を大にして言いたいのですが、なぜか何度も読み返してしまう。これが作家の力量というものでしょうか。見目麗しいヒーローが自分のしでかした事について愕然としたり、ヒロインに見惚れて「結婚しよう」と口走ったり、そういう所が効いてるんですよね。ヒロインも契約書をよく読まないでサインしたり、手紙も読まずに破り捨てたり同じ間違いを何度も繰り返すのですが、そこまで責める気になれず…これも作家の(以下略)。穴だらけなのに何でまた読み返すんだろう、いやむしろ穴があるから愛着が湧くのか、絵がいいからなのか、いや絵だけではないはず…などと考えながらまた読み返すのでした。

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忘れられた愛の記憶【あとがき付き】伊藤悶/イヴォンヌ・リンゼイ
恩讐を超えて 評価5 5

えーっこれが星3.5!?私の中では文句なしの5つなのに!確かにヒーローは一癖あって屈折してるし、肌色率高めだから読む人を選ぶのかしら…しかしどちらかが一方的に悪いというのではなく、純粋な愛情だったはずがいつしか執着に発展してしまい二転三転した後に関係を再構築するという一筋縄ではいかないお話をよく矛盾なくまとめられたなと感心します。普通は破綻して終わりな関係を誰もが納得できるハッピーエンドに着地させた伊藤先生の手腕は見事だと思います。好きな作家さんの1人ですがその中でも特にお気に入りの作品です。ある意味ラストのネタバレになってしまいますが、ローズマリーの「最初は頼りなかったのにいつの間にそんなに大きくなったの」感は私も我が家の庭で経験済みで、とても共感してしまいましたw

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仮面の悪党碧也ぴんく/ジョージーナ・デボン
【ネタバレ】時代設定が珍しい&スコットランドの紅はこべ 評価4 4

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情熱の結晶と愛なき婚礼桜屋響/クリスティン・リマー
短所だらけと知りつつ萌えてしまった 評価5 5

このヒーロー、ジャンル違いの他作品を持ち出して恐縮ですが鬼滅の義勇さんにちょっと似てるなと思ってしまいました。言葉足らずで誤解招きやすいところとか。ほうれんそうができなくて自分の殻に閉じこもりがちなところとか。他の方が指摘される通り「SPも付けずに甘すぎる」「どうせまた繰り返す」「少しは人の気持ちを考えて行動しろ」なんですが、子供の頃からヒロインを一途に思いながらも一歩引いてたり、ヒロインに触れたくてたまらないのに自責の念から逆に冷淡な態度を取ってしまうなど、個人的なキュンキュンポイントが多くて萌えてしまいました。現実にいたら嫌かもしれませんがw 何よりそんなヒーローを受け止めるヒロインが心がまっすぐでおおらかで可愛らしい。できすぎた嫁で純粋に応援したくなります。地下牢直行のくだりは笑ってしまいました。あれくらいされても仕方ないよねw

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家政婦が夢見た九カ月桜屋響/ミランダ・リー
【ネタバレ】情熱的かつ爽やかな素敵なお話 評価5 5

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謎めいた後見人津谷さとみ/ゲイル・ウィルソン
面白かったー! 評価5 5

津谷先生の作品はいつも購入してますが、今回は特に表紙のヒーローの目力にやられました。身体の自由が効かないため暴漢に襲われてもボロボロになりながらヒロインを守るしかないヒーローが切なかったです。戦争で勇敢に戦った身としては情けなく忸怩たる思いだったでしょうが、ヒロインにとっては(読者にとっても)文字通りのヒーローです。一方のヒロインも見た目の可憐さとは裏腹に、ただ守られているだけではない勇気と行動力と強さがあって素敵です。ラストは結構ハードな展開でハラハラしました。ハッピーエンドの持っていき方が少しブラックジャックの1エピソードを想起させました。そう来たかー。

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華麗なる憂鬱ながさわさとる/ヘレン・ビアンチン
【ネタバレ】何も起こらない 評価2 2

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悪い妻と呼ばないで荻丸雅子/ロバータ・レイ
【ネタバレ】何かもったいない 評価3 3

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大富豪の誤算さちみりほ/メリッサ・マクローン
安定の面白さ 評価5 5

今回もよかったです。試し読みせず即購入で間違いなし!表紙見た時はカウボーイ物かと思ったら不器用な大富豪のお坊ちゃんだったとは。「大草原の小さな家」の影響で農作業に対するほわほわしたファンタジーを持っていたヒーローが現実に打ちのめされるのが痛快でしたw お金持ちヒーローが貧乏なヒロインを救って単純にめでたしめでたしとならないところがよかったです。部屋の散らかりぶりがリアルで親近感持ちました。子供が複数いたらいくら片付けしてもすぐダメになりますよね。ところでこれはシリーズ物なのでしょうか?雪山や無人島シリーズもありそうだなと思いました。コメディからシリアス、現代物からヒストリカルまでさちみ作品はみんな面白いです。次回作も楽しみにしています。

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愛のかたち伊藤悶/リタ・C・エストラーダ
何度も読み返したくなる 評価5 5

雑誌で読みました。雑誌の中ではこの作品一番読み返したかもしれない。すごく心に沁みます。溌溂としたヒロイン(中身は10代)と静かな悲しみを浮かべながら彼女を見つめるヒーローのギャップがすごくて。読んでる途中「これハッピーエンドになりうるの?」と疑問に思いながら読み進み、最後やっと結ばれると思ったらヒーローの一言。相手を本当に思ってなければ出ない台詞だなと感動しました。最後のページまで読んでほーっと満足のため息を漏らしてしまいました。おすすめです。

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子爵の誘惑中村地里/エリザベス・ロールズ
こういうのでいいんだよ 評価4 4

雑誌で読みました。ありがちなお話ですがきれいにまとまっていて面白く読めました。2人の子供が賢くてヒーローとヒロインの後押しをします。大叔母様もいい味出してました。意地悪キャラも役割をきっちり果たし脇キャラが生き生きしてます。いい人が最後に報われるラストで、奇をてらって失敗するより「こういうのでいいんだよ」と思いました。

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甘い冒険山口美由紀/ジル・シャルヴィス
【ネタバレ】笑って切なくてキュンとするお話 評価5 5

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サタンと貧しき娘深山ちひろ/クリスティン・メリル
【ネタバレ】それアリ? 評価3 3

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熱いバレンタイン【あとがき付き】さちみりほ/ヴィッキー・L・トンプソン
最高に幸せな気持ちになれるお話 評価5 5

とにかくよいです。毎年バレンタインの季節になると特集に出てきて「ペンネームがバレンタインなだけじゃん」と思うけど、満足度120%のとても甘い気持ちになれる作品です。好きな相手に告白する勇気が持てない葛藤や2人のすれ違いが男性目線で描かれており、さちみ先生の作品では珍しくないパターンですが、ハーレクイン全体ではレアなヒーローと言えます。「なんなら、そのスープだって僕が温めてもいい」も最高ですが、ルームサービスが遅れると聞いても別に怒らないヒーローを見てヒロインが「デレク(当て馬キャラ)はこんな時従業員を叱りつけていた」と思い出すシーンを分かる〜!とヘドバンしながら読みました。女性は男性のこういう所を見てるんだよねーと共感の嵐でした。

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罪深きワルツ【あとがき付き】さちみりほ/ポーラ・マーシャル
さちみ先生ハーレの中で最高傑作 評価5 5

と言ってもいいくらいの作品です、自分の中では。最初から会員登録買い推奨です。このヒーローはヘタレと言われてますが、プライドを脇に置いても世話になった人達のために尽くす誠実さや格好悪い姿を晒しても愛する人を身を挺して守る愚直さなど本当の強さとはこういうものなんじゃないかと個人的には思います。ヒロインも自らの殻を破り真実を求めて能動的に行動する姿が凛々しい。オペラハウスでのアレンビー卿とのやり取りなど現代のフェミニズムが見落としてしまった視点なのでは。ここまで読んで褒めすぎでは?と思われた方は騙されたと思ってぜひご一読を!

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少佐の花嫁文月今日子/マリーン・ラブレース
内容が濃い 評価5 5

これはとてもいい!中身がつまっていて面白かったです。すれ違い夫婦の危機を乗り越え、スリルに満ちた救出劇もあり、意地悪な義姉と思いきや…内容が盛り沢山なのに駆け足感がなく完成度の高い作品だと思います。絵は少し古いですが、家具や建物、衣装に至るまで緻密に描かれており、念入りなリサーチをしたのが伺えます。読んでおいて損はないです。

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家なき子の白い結婚奥山エリー/キャシー・ウィリアムズ
【ネタバレ】ヒロインがひどい 評価2 2

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愛は序曲に始まって津谷さとみ/ジェシカ・スティール
【ネタバレ】ファッションが素敵 評価4 4

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ばら咲く季節に青鹿毛スバル/ベティ・ニールズ
【ネタバレ】余白で雄弁に語る 評価4 4

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サタンと貧しき娘さちみりほ/クリスティン・メリル
幻想的でも地に足がしっかり着いた作品 評価5 5

さちみ先生の作品はいつもハズレなしだけど今回は特にお気に入りとなりました。ディケンズの「クリスマスキャロル」が下地にあって過去と現代と未来、夢と現実が交錯し合う幻想的なお話。社会的に成功しても周りから蔑まれるヒーローの美点を曇りなき目で見極めるヒロインの賢さ、かつて自分を虐待していた父親に正しい道へ導いてくれてありがとうと言えるヒーローの素直さ、こういう細やかな視点がいいです。今回も素敵な作品をありがとうございました。

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かわいい訪問者さちみりほ/アネット・ブロードリック
【ネタバレ】今回もよかった〜 評価5 5

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子爵と恋の迷宮へさちみりほ/アン・アシュリー
会員登録買い推奨+原作より深みのある内容 評価5 5

いつも作者買いするさちみ先生の作品。今回もハズレなしでした。殺人事件の容疑者にされ逃亡生活を送っていたヒーロー、これが結構深刻な境遇でコメディになりうるの??と思いましたが、明るくて優しい心を失わないので大分救われます。もちろん表に出さないだけで傷付いてはいるのですが彼の繊細な心に気付いてそっと寄り添うヒロインの聡明さも魅力的です。おまけに射撃の腕前もあり、とてもかっこいいシーンがあります。ミステリー+ロマンス+コメディとかなり欲張りな作品ですがとてもよくまとまって完成度高いです。           6月5日追記です。原作も気になって読んでみました。コメディタッチなのはさちみ先生のオリジナルかと思いきや、原作の方がむしろ軽い感じだったのが意外でした。原作のセバスチャンはのほほんキャラではありませんが厳しい試練を経験した割には飄々としてて、漫画版のように心の傷を隠して明るく振る舞うといった憂いや陰りはありません。イザベラも聡明で度胸があるのは同じですが慈悲深く彼を慰めるところはオリジナルです。一番変わったのは真犯人の人物像です。詳細は控えますが180度違います。原作のサクサクと進むお話もいいですが、さちみ先生は人物描写を掘り下げて深い余韻を残す方向に舵を切ったんだなというのが読み比べて分かりました。興味持たれたら両方読んでみて下さい。

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華麗なる密航津谷さとみ/メグ・アレクサンダー
恋に冒険にサスペンスと盛り沢山! 評価5 5

津谷先生のヒストリカル楽しみにしてました。今回はフランス革命の時代が舞台。娘の身を案じた父親の計らいで無理やり密航してイギリスに渡る羽目になったヒロイン、ただ守られるだけの弱い女の子かと思ったら途中から勇敢で肝の据わった面を見せるようになりどんどん魅力的になってきます。ヒーローも誠実で頼りがいある。津谷先生の描くヒーローは上品かつセクシーなところが大好きです。別作品なら2人の恋路を邪魔しそうな脇キャラもさりげなくアシストしていい味出してます。最後の展開はややスリリングでそう来たか!と思いました。おすすめです。

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招かれざる恋人津寺里可子/ミランダ・リー
絵も内容もどちらもいい! 評価5 5

始めこそヒーローの全裸で始まる衝撃的な展開ですがw心温まる作品です。優しくて大人のヒーロー、純粋で素直なヒロイン、見かけは怖いけど優しいヒーローの友人どれもいいのですが、ヒロインが勘違いする過程がクスッと笑えました。確かにあんな会話だと勘違いするのも無理ないかな…相手も変な事言ってる訳じゃないのですが偏見まじりの予断が前提にあると間違った受け止め方をしても仕方ないよなwと思えます。嵐が過ぎ去った後の朝焼けの場面、花束を見た時の場面は白黒でも色彩が鮮やかに見えます。内容だけでなく絵も綺麗なのもポイント高いです。この作品をきっかけに津寺先生の作品を読むようになりました。お勧めです!

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愛と喜びの讃歌青鹿毛スバル/マーガレット・ムーア
素直に感動できる良作 評価5 5

原作の小説も読んだのですが、漫画版は原作をうまくまとめつつ主人公2人の静かながらも激しく揺れ動く心情がよく表現されているなと思いました。抑制的な描写が却って気持ちの激しさを表しています。また、余白の使い方が上手で多くを語らずとも十分に読者に伝わる効果を果たしています。この先生の作品はこれからも注目していこうと思います。

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