ヒロインに惚れたヒーローが、ヒロインのためにつくしてくれるけど、ヒロインがオバさん達のことや置かれた現状で悩み素直になれない。でもオバさんがヒロインのことが大切で助けてくれたり、守ろうとしたり。すてきなお話でした。ハーレのなかで大好きな作品で何度も読んでしまいます。

原作を読みました。原作に物足りなさを感じたのは、ｺﾐｯｸの方が優れていたからなのだと思います。出会った頃の二人のエピソード（原作に無い）がなければ事件後のふたりの関係が、薄っぺらな超能力ものになっていたでしょう。さすが藤田先生。☆４をつけていましたが、原作を読んで５に変えました。

この作品の金を持った男って、そろいもそろってクズばっかり。それでもあっけらかんとしたアントニオは嫌いじゃありません。ヒロインの事情を知っているにも拘らず、ヒーローは下種の極みというべき言動を次から次へと繰り出しますが、ラスト近くにヒロインから真実を叩きつけられ後悔と羞恥にのたうち回るのは中々、いえスゴークよかった。散々やらかしてくれたんだから、これくらいはしてもらわないと！ＨＱだからヒロインがヒーローを許さないとお話にならないけれど、本当にヒロイン、アントニオとくっついちゃえば良かったのに。まあ、ラストで他人にもハッキリ判るくらいヒロインを崇めるようになったのは良いことです。自立したヒロインの反撃は一見の価値アリです。

あのフィオナとかいう女とどうなったのかだけ教えてほしい。それによっては星5から1変わります。わたし、ヒロインに惹かれてるのに他の女性に手出すヒーロー嫌いなので。何も無かったのか、ならなぜ帰りが遅くなったのか等、気になっちゃいました。 その点を除くとかなり好きです。傲慢で強引で俺様なヒーローは基本的に嫌いなんですが、それが嫉妬や勘違いによる行動なら許してしまいます(笑) なによりヒロインがセクシーで素敵でした。

もと先生の描くお話大好きです。 ベティさん作品はほかの方も数々コミックをかかれてますが、割と「え？ヒーローはいつからヒロインのこと好きになったの？」と思う最後の最後まで意味不明な描き方をされるものが多いのですけど、もと先生はほんわかとヒーローは理性で「ヒロインが好き」という感情を抑えていると感じられる表情、表現をされるので、唐突にハッピーエンドでなく、じわじわとくるのがいいです。

ハーレクインは軽く読める作品が多いから、 気分転換に読むことが多いんだけど、 この作品はヒロインたちよりももうひとつ上のカップルの 想いがジーンと来てしまった。 ページ数がもっとあったらよかったのにと思いました。

絵が特徴的で美しいです。 モノローグ的な展開で、コミック/漫画になれた人なら、物足りないと感じるかもしれませんが、モノローグの話を追っているかんじで、自分には好みでした。、 結婚の意味とか貞操観念が今より強かった時代を背景とする小説の作品でしょうけれど、いろんな悩みやためらい、不安を感じながらも、結論を出す若い女性の姿は勇気があると思いました。 スペイン語ができないから、できる仕事がほとんどなく、家族の世話に明け暮れる日々。その家族も気が合う家族でもありません。 「お母さん」と亡くなった母を思いつぶやくヒロインの孤独と静かな諦めを感じました。 話の中では、元恋人の出現や山火事など、大きな出来事がありますが、ヒロインの心の中の世界を静かなトーンの中で描いていったような、その静けさが、気に入りました。

ヒロインがステキすぎます。パワーあふれるヒロインがヒーローを叱咤したり激励したり、危機を救ったり、もう画面いっぱいに大活躍。ここまでヒーローに一直線でパワフルなヒロインってHQでは珍しいけど、現代女性っぽくて大好きです。それなのにとてもシャイで可愛くて愛情までいっぱいでカッコイイ！何度でも飽きずに読めるお話ですよね♪

絵がとてもきれいで素敵でした！ ヒーローがちょっと頼りなかったけどヒロインの本質をちゃんと見ている人だからOKかな？堅物のロブにもこの後いい人が現れていればいいなあと思います。 おじいさんが見つかる経緯が豪快にすっ飛ばされていてちょっと笑ってしまいましたw ロマンスを主体にするとページ数の関係で削らざるを得なかったのかなと考えますが、再会シーンも見たかったです。 ところでこちらの作品はなぜヒストリカルロマンスのカテゴリーではないのでしょう？検索に不便なのでちゃんとしてほしいです。

みなみ先生の他の作品でもレビューしましたが、この独特の話運びと画風にすっかりハマってしまいました。 人体も風景もとにかく美しい。 たまにスクリーントーン？のセンスがイマイチな事がありますが、デッサンが細部までしっかりしており安定しております。 他のレビューにハリーが8歳にしては大人っぽすぎる的な内容がありましたが、自分はイギリス人の子供と思って読んでおりますし、我が子の保育園の年長さんより少し年上の体型かと考えるとこんなものでは…と違和感はありませんでした。 全体的にモデルさんのように手足が長くスタイルが良い作画をされる先生なので、むしろそこがイギリス設定ならリアルかなと思います。 原作のチョイスなのか、このかたの描く作品には性格の悪いヒーローも無知でヒステリックなヒロインも出てこないので、楽しく読めました。

ヒーローのめろめろっぷりも，やきもちで悶々とするさまも，なんだか笑えてきちゃいます。 コミックでは，儚げなイメージだったヒロインも，結構言いたいこと言っちゃってるし（笑）傲慢ヒーローに全然負けてないところが結構ツボです。