リン・グレアムは『目が合っただけでお互いが性的に強く激しく惹かれ合い、理性を働かせる間も無く関係を持ってしまう』そういう相手に出会ってしまった場合。この制御不能の状況は何でも支配してきた傲慢ヒーローにとって受け入れ難いもの。その恐れからヒロインを悪女と思い込み、ひどい仕打ちをしてしまう。恐れを克服して真の愛を確かめ合うをまでの軌跡を描こうとしているのではないかと思います。 だから、性的な結び付きの描写が十分にされていないとヒーローとヒロインの心理が理解しがたいものになってしまうのですが、篠崎先生はそこを限られたページ数で上手く表現されていると思います。

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二人の運命の出会いになっています。原作と作画のイメージがピッタリです。人物画も美しい。岸田先生のヒストリカルの作品も好みですが、この原作のクラシカルな感じもとても良かったです。読後感も良かったです。

最初はおお？と思いましたが、読んでるうちに気にならなくなりました　これが本当に読ませる力と言うものなんでしょうね シークものにありがちな伝統も文化も宗教も愛だけで一足飛びに超えてしまう話より、説得力がありました

２も読みました。とても深い作品です。

最後は必ずハッピーエンド！と思いながらも、もしや悲恋なの？それはないと自分を励ましながら読みましたよ。これまでに数多読んだヒストリカルの中でも、なんて切ないなんて優しい。さちみ先生泣かせてくれますよもうもう本当にもう！

ともすれば強引なヒーロー、不実なヒロインになるはずの話ですが、ヒロインは淑女だし、ヒーローは一途でメロメロです。 絵はレトロ系で、構成力は◎ 自然に愛がはぐくまれていってるのでイライラ感がありません。よくある傲慢ヒーローに抵抗しつつ意味もわからず体を許し私は愛してるのに･･･はぁ？なにそれ？金には興味ないかもしれんが外見や体が良いからじゃね？と邪推しちゃうような展開ではないため、今後も安泰だなって想像できるような２人。 ラストではなく途中での告白シーンにはキュン。あれは確かに無下にできないよね。。。一度されてみたい。

この作品を読みました。結婚式当日に身内の不幸があるのはあまり聞かないかも。そういう意味でも意外性のあるハーレクインの作品でした。ヒロインが美しく健気なのが美里先生のヒロイン像かな。そしてヒーローは黒髪の似合う大人の雰囲気を持つセクシーな男性像。結婚式当日に花嫁に逃げられた為プライドを傷つけられ復讐に燃えるヒーローなんでしょうけど、結局はヒロインに最初から惹かれていてというお決まりの展開でした。自分は楽しめましたしお気に入りの作品です。

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いかにもお嬢様なヒロインと、自分が成り上がりなことにコンプレックスを持つヒーロー、胸がキュンとしました。ヒーローがヒロインを抱き上げて階段を上がるシーンが印象的でした。昔の少女漫画を読んだときみたいにうっとりしてしまいました。傲慢ヒーローでもなく、ヒロインは暴走するわけでもなく激変した環境の中地道にがんばってます。よく考えると、小林先生の作品には珍しいくらいゴージャスなパーティーシーンやドレス姿もないのに、絵柄が華やかなので雪のシーンも綺麗で堪能できたし、心が温かくなる優しい話で、読んでよかったです。

なんでこんなに評価が低いのでしょうか？絵が綺麗だし、ストーリ展開もＯＫでした。そして、Mr.ラビット！これがなかったら、淡々と有り触れた展開だったのに、Mr.ラビットのお陰で評価を5に上げました。シリアスな中に笑いが入る話が好きです。

簡単には開かないねじくれたヒーローの心がヒロインによって解かれていくのがすごく自然と感動的に感じられる。やっぱり人の感動をドラマティックに描ける作画家さんだなぁと思う。あとジミーいい奴で無事で良かった。

表紙から内容はあまり期待していなかったのですが、見事に裏切られました。いやー面白い！ しっとりしたラブロマンスではなくコミカルで、ヒーローもあまりにも軽くて最初「これで成り立つのか？」と心配しましたが、どんどん引き込まれて読みごたえもあり、星合先生はキラキラが多くて少し苦手だったのですが、これは文句なく楽しめました。

泣きたいくらいに良い作品です。いまの自分が療養中で落ち込んでいたのもあったからかもしれませんが、読んで気分がスッキリしました。 ハッピーエンドの中のハッピーエンドでした。さちみ先生、ありがとうございました。

美しい絵でスルタンの愛人としてのヒロインの心の葛藤がよく表現されていました。ヒーローも愛するヒロインが苦労していた状況を理解してくれて素敵なスルタンでした。シリーズ最終作に相応しい展開になっています。スルタンのヒロインへの告白シーンが何度かありますが胸がジーンと熱くなりました。この話が一番好きです。

全ての場面においてヒーローを内助の功的に支えるヒロインが素晴らしい！こんな素敵なヒロインに11年間も想われているヒーロー。昔は相当好人物だったんだと容易に想像でき、だからこそ劇中で復讐に取りつかれざるを得ない彼の心中が辛いほど切なく見えてくる。昔の優しい彼に戻ってほしくてただただ影のように支え続けるヒロインの姿に涙です。中盤タヒチの真珠王(笑)との最後の会話は必見。きっとあの言葉の裏には「あんなにできたヒロインなら俺のものにしちゃおうかな」的なことを言う真珠王に対し「彼女は俺のものだ、手ェ出すなよ」としっかり釘を刺すヒーローにツボりました。

まったく…と思うことが多いダイアナ・パーマーの俺様キャラ。だけど今回のヒロインは負けてはいません。言う時は言うのがスカッとしました。何年か後にはバランスのとれた夫婦になっているのかな。

本当に可愛らしいお話で、やっぱり脇役が良いですね（笑）。

大人のハーレクインにぴったりの作画です。情報リークは本来ならば破局の可能性があるのに逆効果になりましたね。物語の展開もよくヒーローが色気があって素敵でした。目が見えないからこそ何かを感じて強く惹かれたのかもしれません。最後はもちろん大団円！

高田先生の作品は初めて読みましたが、妙にハマってしまいました。 話の設定はありがちと言えばありがちで、描き方によってはもっとドロドロになりそうなところを、絵柄のせいかヒーローもヒロインもまわりのキャラも（笑）妙にさっぱりしています。モノローグというのか、登場人物の心の声が効果的なのかも。 もちろんハッピーエンドですが、最後の最後までセリフがとてもいいです。

この作家さんとてもお上手。歩く姿、座る姿、馬に乗る姿全てが美しくデッサンの狂いがありません。本棚に手をついた時に本がちゃんとずれていたのには驚愕！素晴らしい！絵が綺麗だから安心して見ていられるしお話も良かった。ちょっとラブラブ感が少なめかと思ったけど、これからの幸せが想像できるのでこれで良かったんですね。

なぜか気になりまた買ってしまいました・・・・なかなか好きです徐々にこみ上げる？

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この著者にハマリました！ほどよく傲慢でとっても優しいヒーローが超素敵！早く後の二人の兄弟のお話も読みたいです。これからＨＱたくさん描いてください♪

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評価が分かれますけど自分は気に入りました。納得できないシチュエーションもありますが、あくまでも物語なんだし気にしないで読めました。遺されてしまった2歳児のコスチャが可愛いのでハートを一つおまけしてこの評価に。

絵が独特だけど、そこがまたロマンチックで素敵です ヒーローのシークが　シークらしく知的で誇り高くぐいぐい引っ張っていくヒーローで　うっとりしました。

「何ていう親父、何という遺言を残したんだ。」とは思いますが其々３部作の子供に宛てた手紙にはこの親父なりの愛が詰まってました。あとがきも面白かった☆

羽生シオン先生に嵌ってしまいました～✨甘いハーレクインの作品も良いのですが、ファンタジー、それもバンパイア！いろんなジャンルにおいて実力発揮を見せつけられました！美しく透明感のある作画が原作とマッチしていて堪能しました。今後も期待しています❕

毅然としているイゾベルがいい。ヒーローは身勝手そのもの？イゾベルが気になってしょうがないようではありましたが。最後の最後にやっとメデタシメデタシにりました。