アナスタシアと言えば、ロシア帝国の皇帝一家が処刑された時に一人だけ生き残った皇女が存在するのではと逸話と憶測が有名ですよね。だから題名だけでサスペンスを期待してしまいました。しかし皇女としての話では無かったです。諜報機関に関わる人間が日記を残す事も不信に思いましたが、それも杞憂でした。普通にロマンスとして楽しめました。

思い込みの激しいヒロインです。ヒーローの行動が整合性がとれているせいか、ヒロインだけ浮いて見えました。

絵も展開も申し分ないけど、悲しいのは起承転結の、起の設定。いつもいつも思うのだけど、なぜ、数年間責め続け、離れていても縛られ続ける「誤解」から逃げるために、ウソを言うのでしょう。墓場までってんならわかるけど、再会したらあっさり告げる。それができるなら、最初から真実言えよな。その場でケンカなりなんなりすれば、終わる話じゃん。と、ここが引っかかるので4でございます。

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最近、夏バテしたのか、濃ゆ～いお話の合間に、爽やか風味を求める自分に気が付きました(笑)。そんな時に、この作品の涼風。しっかり者であろうとする健気なﾋﾛｲﾝと、はじめ誤解をしていたけれどもそれを知って支えようとする男性主人公。ぎこちない近付き方から入って、引き込まれます。どちらも激情的にはならず、抑えながらも惹かれてゆくじれったさ優しさ。絵柄と相まって優しく吹き抜ける風を感じる印象でした。(谷口先生の描く男性主人公も、独特の雰囲気というか色気(?)があって、結構惹かれるのですよね。いつも。)題から思っていたほど‘危険’ではないﾋﾟｭｱな一作(笑)。冬に読んでも、ほっこりでしょう。

ヒロイン視点だけでなくヒーロー視点も書かれて、お互いの気もちが同時進行で分かるので良い。傲慢なヒーローの葛藤と気もちの変化が見えて応援したくなる。 だいたいの作品は詳細＆丁寧なラブシーンは1回のパターンだが、こちらは2回。もう1回終わったから…と油断して美容院でカットされながら読んでいたので、ちょっと赤面です。

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ヒーローがヒロインに贈った宝石は高価な物だったらしいけど、ヒロインが贈った純金のハートも金が値上がりしてる今ならひと財産だわ。笑

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ストーリー的にはいただけなかったけど、絵が爽やかでいい。

ほかの方も言われているように、ヒロインの元婚約者が、どれだけうまく立ち回って婚約までいけたんだろうか？と思うことしばしばの作品でした。懐の深いヒーローと、事件を目撃した上に家族が竜巻で死んでしまう悲劇に見舞われたヒロイン。ヒーローがそばにいても、いとこに成り代わって自分と自分の家族の葬儀に出席しなければいけない気持ちに涙してしまいます。とはいえ、三部作の一作目なので、ん？と思うような設定がところどころあるのは仕方ないですね。

全体的に安定してます。 97ページの「ママに亡くなった」…って、なんか文章おかしくて、私の日本語力が足りないのか？とか思ったりしてしまいましたが、絵もゴチャゴチャしてないし、まぁ特にハラハラするシーンも無いけど穏やかな気持ちで最後まで読めました。2人とも幸せになって良かった〜(^^)

とても面白かった～ ハラハラドキドキのスパイ小説です。悪役が思い切り嫌な奴で何の迷いも無く楽しめました。クールなヒーローと気の強いヒロインの組み合わせは最高です。

キリリとしたヒーロー＆ヒロインが素敵過ぎて、ヒロイン兄の頼りなさが際立ってしまって残念(笑)

ヒーロー&ヒロイン、両方の視点で語られているので、それぞれの戸惑いや苦悩がわかって、どちらの気持ちにも共感できます。ヒロインがヒーローの過去の幸せな姿を見て涙する場面では、ヒロインの切なさが胸に迫って一緒に泣いてしまいました。

精子バンクの担当者、使用する精子を決めるのに利用者と同じ会社の人が提供したものが最適だろうって、イヤイヤ反対に避けるべきでしょーーー！　しかも提供したヒーローに情報漏らすし…まあ、妊娠したのが素敵なヒロインで良かったです✨

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シークの妻って、そんなに簡単にきめられるの？とか、シークの親戚筋は、白人妻で納得してくれるの？とか、現実的なことは忘れて読めば、とても面白かったです。ヒロインのロイヤル度についてはも、ヒーローとヒロインの解釈の違いが、チョット面白い。 さすが大御所作品。

「きっとまた会える」のスピンオフ作品。もっと悪辣な悪い噂かな？？と思ったのですが、根拠のない都市伝説みたいな噂しかなかったので、その点は拍子抜けでしょうか。理屈では割り切れないような出来事がたくさん出てきますが、違和感なく不思議な世界観に浸れます。再会したウルフの生まれ変わりとノエルのその後も描かれているので、「きっとまた会える」ファンの方は必読です。

今回の高井先生のヒーロー、むちゃ好みでした♪ (性格じゃなくて絵が) 話は…ヒロインはちょーっと年齢の割には外見も正確も子供子供してたかな? ま、青春期に家に閉じ込められる生活を虐げられると、社会を知らないままになってしまうのでしょうがないかとは思いますが。 ヒーローは…傲慢、ややツンデレですね(笑) でも、かっこよかったからいいです～私はラストは好きなほうでしたね。ヒーローらしい。

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ヒロインを薬漬けにしたドクターとモラハラ夫のコンビが怖すぎる…ヒロインが追い詰められていく様子に心臓バクバクしました。ロマンス部分は少なかったけど、抑圧されてた分、最後に一気に盛り上がった感じですごく読み応えのある作品でした！

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ヒロインはそんなにバカではないのでは？

この病気は日本ではあまり知られていませんでしたが、ヨーロッパ、アメリカではかなりの人口がこの病気に悩まされています。ＨＱならではの題材ですね。日本でも最近はよく耳にします。私のいるＳＷＥＤＥＮでは、さげすまれたり、馬鹿にされたりはありませんが、こういう話題などをもっと扱っていろんな層の人に知ってもらいたいと思いました。