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人間、なにがしかのコンプレックスってある。あとはどれくらい自分を好きになれるかであって、いつもその可能性は自分の中にあることを気づかせてくれます。

この漫画家さんの描くハーレ作品の登場人物は余り好きではないほうなんですが（ごめんなさい。思い込みが激しかったり悲劇ぶったりする人が多いような…）、この二人は自然でものすごく好感が持てました。なにより、二人の間に誤解が生じそうな場面でもすぐにその場で解決するところがいい。「言葉足らずのまま放っておく」という、現実にはあまり無いのにハーレではありがちな強引なハラハラ展開なんぞを軸にページ数を使うのではなく、きちんと他に読みどころを作ってくれています。ストーリー展開は先読みやすい単純なものですが、二人の間がだんだん近づいていったり突然壁が出来たり、と、展開や二人の会話にリアルを感じて好印象でした。評価ポイントを見て会員期間で購入しましたが、アタリでした。やっぱり参考になるものですね。

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原作は1991年の作品です、 20年前の作品だからなのか、昨今のHQ小説のようなあられもない性描写もなく上品なエッセンスが漂います。 原作に忠実な作品で著者の須田詩子先生には原作の魅力を余すところなく再現されたことに拍手です。 原作が上梓された21年前にはシングルマザーで生きることは今より難しかったと思いますし、さらにヒーローが私生児として育つにはさらに難しい時代であったと思います。 エンディングはネコネコさんのおっしゃるとおり映画的な風情がただよいますが、これも原作に忠実なシーンです。 20年の時間の経過を加味し、ギリシアの強烈な空と海の色彩にセピア色のトーンをかけてじっくり味わっていただきたい珠玉の作品です。

久しぶりにきゅんとしてしまいました。小説の方を読んでみたくなりました。ヒーローが可愛らしくて微笑んでしまうような行動もツボです。

荻丸雅子さんはもともとお気に入りの作家ですが、これは良い作品です。定価では買わないケチな私が会員登録期間で買ってしまった…しかし悔いは無し！

サスペンス部分は弱いなあという気もしないでもないけど、きっかけに過ぎないんだし、アクションありロマンスありで盛りだくさんでした。ヒーローとヒロインが素敵な関係でした。

橋本先生のヒーローはやっぱりコメディが最高（いやいやシリアスのも勿論いいんですけど）。

主役もさることながらジーサマ、オジサマまでかっこいいとはコレイカニ(^^;; 最期の辺りはキュンシです。身体を描くのがとても上手くて値段の価値はあると思いました。何よりテンポが良かったので好きです。リピして読んでます。

キラキラ麻生ワールド全開☆彡安定安心カッコいい＆可愛いで言うことなし!

岸田先生の絵は本当にきれい。 男も女も本当に無理なく美しく描いている。 話もロマンチックでありながら情熱で流されることの多い ハーレクインの話の中で結構読み応えがあった。 それに変身もあるし、砂漠のシーク、素敵な息子。 満足です。 でも、一番すきなのはいとこのモデル。あっけらかんとした性格が いい。

H/H共に医療に尽力する姿勢がとても素敵。ヒーローは感情が分かりにくいタイプですが、患者に対して真摯だからこそ、その中でふとした瞬間に垣間見える表情が際立つなあと感じます。 モブの方々も短い出番の中でそれぞれの人生を感じさせる造形でうなりました。

最初は元気でけなげないつものタイプのヒロインだと思っていたけれど、ヒロインが誰も信じない・・と、思ったあたりから、それが辛くて、涙が止まりませんでした。最初から何も持っていない、その言葉が辛くて、悲しくて泣けました。ハーレの終わりがハッピーエンドで良かったです。すごく良いお話で心から涙が出ます。絵もとってもキレイです。

もお～この丁寧さですよ！時間と労力を惜しまずに描いている感じが漏れてます！ヒーローもヒロインもチャーミングですんごく良い！読後感も最高！他の漫画家さんのことを悪く言いたくないけど狩野先生を見習って欲しいな～と思ったりしています。

傲慢オーラ全開で登場したのに、あっという間に余裕を失くしたヒーローが可愛くて。余裕を失くすと、卑怯な手段を使ったり、ヒロインを攻撃（八つ当たり）するとんでもヒーローと違って、このヒーローはとにかく必死でヒロインを手に入れようと誠意を尽くしまくるので、もう嬉しすぎる。余裕のないヒーローにキュンキュンしてしまった。ご馳走様でした。

元々は小説で、かれこれ２５年程前に読んで以来、今でもウインズピアの作品で1番好きです。濡れ衣を着せられたヒロインが、真実を隠し贖罪と恋心を秘めて、今は盲人となってしまったヒーローの元へ行くのですが、真実を決して言えないもどかしさや、献身的な深い愛が切なく描かれています。ページが進む内に胸が苦しくなり、いつしかヒロインの気持ちになり読んでいました。想像しながら進む小説と違い、コミックは理解しやすいですね。また画も綺麗で作品に合っていたと思いました。ヒロインの心情が切なくて･･･涙･･･お勧めします！！

抜群の言い回し❤❤❤❤ラストもすばらしい❤❤❤❤

さちみりほ先生の書く漫画は画もストーリーも繊細でいいですね。全期間で購入をオススメします。 不幸であっても考え方を変えたり、頑張ったりする分だけ幸せが戻ってくるのだと思わせてくれます。

楽しく読ませていただきました。ベティ・ニールズの作品が好きで原作もよく読んでいます。そして、葛城しずく先生の描かれる作品はベティ・ニールズの世界観がよく表現されていていつも楽しみにしています。 この作品もベティ・ニールズらしさがよく出ていて良かったです。

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ハーレクインの誤植・誤表記は一作に必ず一つ以上あるので、もれなく間違い探しとして楽しめる。

お互いのためのウソから始まるお話ですが、モリーが魅力的で、最初は女性不信だったのに惹かれていくヒーローが可愛く見えます。脇役のいとこまでほんとうに素敵でした。読んで損のない1冊だと思います。

やっぱ女の子はほっそりするりこんくらいポインポインのほうがカワイイよねー。やらしくないしけど可愛くてセクシーなんて女の憧れだわ〜

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殿方のぱ～ぁっとした顔好きです❤フフフ・・・

ストーリーはわりとありがちかなと。しかしこれだけ画力があると、もはやストーリーは重要ではないぐらいに思えます。本当に素晴らしい表現力の作家さんです。今後も期待してます。

これだからライブラリ会員はやめられないんですよね♪現代ものと違って、リージェンシーなどは漫画化するのに作者さんの力量が問われるものですが、絵もストーリーもすばらしく、どっぷりと作品世界に浸って堪能することができました。まぁ、ヒーローがちょっと線が細すぎる感じがしますけれど（軍人にしては）、美しいから良し。マシソン卿のお話（『忘れられた婚約者』）も同じ著者さんで読みたいな～。

短編２作品でしたが、短いなりにお話が凝縮されていて堪能しました。何よりもヒストリカルの作品に相応しい美しい絵柄に眼福です。参りました。