立ち読み部分ではヒーローが人でなしっぽいですがこれは仮の姿。後半とてもステキに変わります。絵も綺麗だし、かわしまさんの語り口はいつもちょっと哲学的でドラマチック。大好きです。お話もロイヤル物としては異色なんじゃないかと。

夫婦って、結婚してからもいろいろすり合わせて乗り越えていくものなのよ～としみじみ思いました。とっても良い話。

不美人シリーズ第三弾（？）と勝手に命名！（他のは『雨上がりの告白』と『伯爵の花嫁候補』）今度はオタク女子がヒロインとは、目の付け所が面白いです。ヒーローはいつもの弱々しい感じですがヒロインの悪口を言う人に対しては毅然とした態度を取ってくれるところ、素敵ですね。

既読数回ですがとうとう期間買いしました。この作家さんのお話はいつも幸せな気分にさせてくれます。最後のほう、救出されたヒロインにいつまでもちゃんとした服を着せなかったのはヒーローとジーさんの陰謀でしょうか。せめてバスローブくらい着せてあげて。従姉妹は学費打ち切りの上独り立ちさせるべきですね。

かわしまさん好きなので甘くなってるかもしれないですが、とても良かったと思います。最後の方、アビーのシーンでは不覚にも涙ぐみました。思いがけずロマンチックな場面も有り、本当に「シンデレラ」でした。しかしスピンオフが山ほどありそうな設定。

NGワードを口にする男前ヒロイン。押され気味なヒーロー。テンポのいい展開。ちょっとあらすじ読んだだけじゃこんな痛快な話と思いませんでした。どなたかと思ったら「君主の誓い」の作家さんでしたか。納得！当て馬役の人々もとても良かったです。

シーズナルセレクションセットの中に入っていたこの作品。クリスマスのお話はどれも温いハッピーエンドばかりで良いお話だけど半分しらけるのが多い…と思っていましたがこちらは素直に泣けました。メリー・クリスマス。

これは成功したダイアナ・パーマー。年齢差のあるヒロインをあきらめようと「君みたいな子供！」と言い放ってヒロインを傷つけるのはいつものパターンですが、これがオジサンコンプレックス故で相当無理してんなっていう切なさをにじみ出せるかどうかが漫画家さんのキモですね。そして最後のコマのフィルにまで切なさが！好きだったんだねー、良い良い。

作画者さんの別ジャンルの作品を読んでいたらハーレも描いていらっしゃることを知り、こちらで探して読んでみました。少女マンガ的華やかさは少なめかとは思いますが私はとても好き。ヒーローもかっこいいし。ヒロインが軟禁されているためお話の半分は二人だけの会話で成り立ってますがそれでも飽きさせない構成力はすばらしい。これ一作しかないようですがもう描かれないのかな。もっと読んでみたい様に思います。

篠崎先生のヒーローは私が今まで読んだ限りでは誠実でいい人そうな見かけが多かったのに、このヒーローは見た目セクシー傲慢系。こんな男性も描くんだ！とびっくりしました。最初のドレスは叶姉妹みたいでちょっと笑ってしまいましたが、ヒロインの役作りの成果ですね。しっかり妖婦でした。

ヒーロー、ヒロインの話より古い事件の被害者の心情を思うと泣けて泣けて。この人にこそ救いが欲しかったのに…。切ないお話でした。

ファンタジーを描いてうへーと思わされる作家さんもいればイイ！と思わされる作家さんも。長崎さんは断然後者。ミステリー要素も加わってとっても楽しめました！

最後の方、ヒーローがヒロイン妹にバシッと言うあたりが何か大岡裁きか遠山金四郎か…という感じで。顔もキリッとしてるし。本当の母親が～子どもの権利が～とか考えると面倒になってしまいますが深く考えないでハッピーを楽しみたいお話だったと思います。

原作既読。その場合いつもは原作と比べてどうだこうだとあら捜ししながら読んでしまうのですが、こちらの作品はもう原作がどうだったとかいつの間にか忘れて号泣してました。特に後半で妹の写真を見せられて自分の感情が駄々漏れなのを知るシーン、漫画ならではの効果で素晴らしいです。

J.スティールと言えば大体ヒロイン22歳ヒーロー約15歳年上。ヒーローはなぜか初対面から怒っていたりヒロインに辛く当たったり。そのくせヒロインが他の男性と話をするだけで嫉妬丸出しでさらに怒る。最後2～3ページかけて「初対面から好きでした！」と告白＆解説するという流れが定番。このお話は最後の解説部分がお話と同時進行で流れてるんですね。他のおっかなかったジェシカヒーローもこのゾルタンみたいに陰でのた打ち回っていたのかと思うと笑える…。しかしそうなんだよ。15歳差って男が成人してた時女は5歳なんだよ。やっぱりやっぱり離れすぎてるよね？D・パーマーとかもこの位の差がある設定が多いけどあっちは年齢差よく意識してそれでこじれちゃったりしてる。ジェシカのほうはいつもこの年齢差なので、作者は気にしてないのかと思ったよ。

洒落た会話、いちいち劇的で美しいシーン。私がハーレに求める世界観そのものです。話は特に目新しいものではないと思うんですが、独特の空気を堪能しました。最初スマホで読んでしまって勿体無かったのでPCでももう一度読みました。だって見開きの綺麗なシーンがたくさんあるから！同じシリーズを何人かの作家さんで描かれてますが、正直天野さんの一人勝ちだと思います。ただ表紙ではちょっと損してるかも。

プレビューから気になっていて、読みたくて読みたくて夜更かしして待ちましたｗ　この暗くて陰険で復讐に燃えたヒーローが容姿も含めてタイプど真ん中すぎて。くぼたさんの絵にとても合っていたお話だと思います。原作も読まないと！

立ち読みだけ…と思って読み始めましたが止まらなくなって購入しました。 愛が成就しただけでなくヒロインの心が救われたのがとても良かったです。従姉妹のケイトリンの伴侶が妙にイケメンなので気になって調べてみましたが、「ヒロインになれなくて」という作品のスピンオフのようです。漫画家さんは違いましたが、そちらも読んでみたいですね。あと、藍さんの漫画に出てくる動物の手書きの「声」がいつもいいなあ。

この作家さんはあのものすごく後味が悪かったD・パーマーの話を描かれた方なので、またあんなんだったらどうしようと思いつつこわごわ読みましたが今回のは良かった！絵もかなり洗練されて綺麗でした。途中かなりホットな場面がありまして…大人のおもちゃを使っちゃうヒロインはかなり珍しいかも。てかあんなの仕込まれてたら履く時気づくでしょ普通ｗ。どちらにせよ、ヒーロー、ヒロインとも魅力的でした。

白人の中には時々「美しい」としか言えないようなものすごいハンサムがいますが、この作品のヒーローもそういう人種なんだろうなあ。津谷さんのヒーローはかっこいいタイプが多いですが中でもイサンドロの美しさは抜きんでています。自分の容姿が他人に与える効果を理解し、慈悲深い内面を隠し、常にクールな悪魔的ファッションに身を包む気取り屋。それなのにヒロインの為にずぶぬれのみっともない姿になり、常に狂う予定に翻弄されるおかしさ。酔っ払うと人が変わるヒロインもキュートでした。無料マガジンでも読みましたが何度も読み返したくて会員期間で購入しました。

ヒーロー、酷いんですが…、でもヒロインにしてしまったことにショックを受けて頭抱えてるところとかヒロインの美しさに見とれて呆けたような顔で「結婚してくれ」と言ってしまうところとか、そしてその後もずっと反省ムードで、なんか好きです。しかしあの二通目の手紙ってただエロい駄文に見えるんだけど、それをヒロインが書いたものだと信じてしまうなんて…そこは突っ込みたい。

プレビューから楽しみにしてました。津谷さんの描くハンサムは誠実なハンサム、悪魔的なハンサムなどバリエーション豊富ですが今回はいたずらっ子のような笑顔を見せる華やかなハンサムでした。傲慢さはかけらも無いけどちょっとばかし単細胞？ラストシーンのあと、ヒロインは屋敷の人たちと気まずくなく過ごせたのだろうかとそこが心配。 ヒロインはわりといつもそうですがけなげな美人。ハニーサックルと言う名前、かわいいですね。（日本語だとスイカズラとかニンドウとか…、かわいくない。）眼鏡なくても大丈夫？ あ、クマやオオカミの皆さんの描写も良かったです。笑えました！

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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私も、一日こすったりもんだりするだけで美女に変身できるエステと言うの受けてみたい...。現実は、美容院さえ何ヶ月も行けてないわけですが。やはりHQは女の夢だ！

↓いいですね。私はドクターとレスキュー隊長のやりとりで、映画「タワーリングインフェルノ」での設計士ポール・ニューマンと消防士スティーブ・マックイーンのやり取りを思い出しました。あんな感じのパニック映画仕立てでアダムとマギーの関係を主軸に、子供たちのエピソード、その母親（たぶんシングル）と救急救命士の恋とかいろいろ付け足して、もちろんハンサムな隊長のエピソードも増やして盛り上げたらいけるんじゃないかしら！事故の規模ももう少し大きめにする必要があるかもしれないけど。そしたらハーレには収まりきれないスケールの物語になりそうです。

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原題がA Mediterranean Marriage、「地中海の結婚」。ヒーローのお顔が橋本先生の描くいつもの西洋ヒーローとほぼ同じなので気づきにくいですが、このヒーローはトルコ人。本来は欧米人から見たら東洋と言ってもいいような場所の独特な習慣、考え方、行動様式に基づいた異国情緒たっぷりなお話なのではないでしょうか？そう思うとヒーローのものすごい嫉妬深さも納得いくような気がします。ムスリムですもんね。また、そう考えていくといつも長ーい金髪をなびかせて闊歩するヒロインは相当はらはらさせられる存在なのでは。ベールかぶりましょう。

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