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- 【ネタバレ】昔も今も 5
- あやの 2019/01/26 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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宗教違うけれど仏様か!とビックリするくらい愛情深い上に忍耐強いヒーロー。端正だけれど少しレトロな画なのに、繊細で慈愛溢れる表情にはハート鷲掴みされます。画力があるって素晴らしい。ヒロインも純粋培養はイイのですが、それまで慕っていた相手を信じないで、何でアッサリとゲス男の思惑にハマるの?幼かったから仕方がないとはいえ、成長してからもだもの、信じる相手を間違うにも程がある。大切な相手に信じてもらえない挙句、手酷く拒絶されたヒーローがどれだけ傷ついたことか。そしてアンガスおじ様も穏やかな良い人ですが、ヒーローの待遇に大きな不満が残ります。誰もかれもヒーローに対してあんまりじゃないか?私だったら恨み骨髄のピアズは完膚なきまでに潰しますが、ヒーローはどこまでも大人の対応。物足りなさを感じるものの、このヒーローだからイイのか。器大きいな。 若干のモヤモヤ感はありますが、切ない表情ばかりだったヒーローの一途な思いが報われて良かった。
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- 生真面目だな 4
- あやの 2019/01/17 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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傲慢冷血かと思ったら、単に不器用で生真面目。(その生真面目クンが会ったその日にベットインする理由なんて一つしかない)ヒロインに指摘されて眉間のシワを伸ばそうとしたり、本人は至って真面目なんだけれど、素でボケている感じがとても可愛い。決して洗練された画ではなく寧ろ硬さが残るくらいなんだけれど、逆にそれが独特のトボケた雰囲気が出ていてなんだか和みます。ヒロインのツッコミやネガティブなはずの独白さえもクスッと笑ってしまう。よくあるストーリーのはずなんだけれど、何だか好きです、この作品。
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- 篠原先生、楽しんで描いたんだろうなあ 5
- あやの 2019/01/12 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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そして私も楽しかったです。未だかつて、ヒロインの写真に「かわいい・・・(まさかのハートマークつき)」とデレるヒーローがハーレにいただろうか。わーん、とか言って泣いてるし可愛すぎるんですけどー!(あ、さちみ先生ヒーローがいたか。)ジェシカ作品で(いやハーレで)こんなに可愛く葛藤するヒーローなんて見たことないから、篠原先生の独自の表現でしょうか。お嬢様ヒロインがこれまた天然だけれど、とってもイイ娘さんで、二人がピリピリしてもそれ以外が本音ダダ漏れで、ほのぼのしているからそれすらも作品のメリハリにしか見えない。端正な画で勢いのあるコメディだから、もう楽しくないわけがない。お兄ちゃんの結婚であれだけ揉めるくらいだから「あのお父さん(先生ノリノリですね)」とは間違いなくひと悶着あるだろうけれど、この二人なら大丈夫でしょう。今コースで読みましたが、会員期間で買いなおします。
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- まさに聖人 5
- あやの 2019/01/03 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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「アンタみたいなのがヒーローを名乗るな」というクズの周囲には、ヒーローよりヒーローらしい友人だったり当て馬さんがいるものですが、今作のヒーローは魅力的かつ誠実な「正統派ヒーロー」。そのヒーローの魅力の更に上を行く公爵の人間としての器の大きさと愛情深さは正に聖人。主役二人も十分魅力的ですが、公爵が尊すぎる。新年早々心が洗われるようです。
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- 【ネタバレ】新年早々やさしいお話をありがとう 5
- あやの 2019/01/01 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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8年前の真相なんて早い段階でだいだい想像つくけれど、それでも感動します。ペットと言いつつ家族だものなあ、ジイさまの慟哭はとても理解できる。不器用な偏屈ジイさまの後悔や寂しさと救済、車いすの少年を励ますヒーロなど細部に至るまで優しさに包まれています。このH/Hが幸せにならずして誰が幸せになるのだ、という二人なので素敵なハッピーエンドでよかった。ただなあ・・・いつ読んでも素晴らしいお話に間違いないんだけれど、私も最初にキッドさんと同じ感想を抱きました。タイムリーに12月の配信なら幸福感増し増しだったのに。ちょっと残念。
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- 【ネタバレ】葛城先生は素晴らしい 5
- あやの 2018/12/24 このレビューを 72人の方が参考にしています。
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細部にまで描きこまれた端正な美しい作画は元からですが、作品を重ねることに美しさが増し、最早職人芸の域。ベティ作品に比べて、そこかしこにヒーローの感情がダダ漏れる分、ヒーローの表情が豊かになり、魅力倍増。ジェシカ作品に多い執拗に繰り返されるヒーローの理不尽な八つ当たりもなく、不器用なヒーローの態度に何とも言えない可愛らしさを感じました。これ見よがしなものではなく、上品な中にも滲み出る大人の男性の色気なんて葛城先生ならでは。純真なヒロインの可愛らしさもさることながら(捻くれている私の目には、ジェシカヒロインの態度がハナにつくことがしばしば)、ユージーンが本当にフェイを大切にしているシーンはジンワリくるし、フェイにもその気持ちが伝わって皆が幸せになるラストは正にハッピーエンド。葛城先生の手腕で優しいけれど、読み応えのある作品に仕上がったんだろうなあ、と思っています。
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- 雪の王様 5
- あやの 2018/12/18 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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繊細で儚げであると同時に煌びやかさを併せ持つ作画さんの手による「雪の女王」HQバージョンです。眼福だあ!清らかで気高いヒロインの美しさVS孤独な雪の王様の美しさ対決も目のご馳走ですが、この二人の場合、外見と中身がイコールなのでハーレの形を借りたクリスマスのお伽噺を読んでいるようです。 ビジュアルは極上なのに中身はクズってヒーローも多い中(今回はマシューが一手にクズを担当)、結局ヒロインに酷いことができないヒーローの純情が可愛すぎる。 聖母のように慈悲深く美しいヒロインを描かせたら、この作画さんはピカ一ではないでしょうか。そして今作はそんなヒロインが愛情を捧げるにふさわしいヒーローでよかった。お蔭で思う存分ハッピーエンドを楽しめました。
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- 【ネタバレ】重箱のスミをつつくようですが 2
- あやの 2018/11/30 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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①ヒロイン、知らなかったこととはいえ、インフルエンザに罹患して菌をまき散らしていたんかーい。②インフルエンザにかかったヒロインにキスって(しかも多分ディープ)勇気あるな、ヒーロー③「出て行って!」⇒ヒーローの家だよ、ここ。他にも復讐とぶち上げておきながら、決定的な証拠を今更見つけたのか、執念深く狙っておきながら計画穴だらけだなー、ヒロイン。とかヒロインのドレスアップしているお衣装は一体どこから?(多分ヒーローが用意したんだろうがその描写が無かったような) とか、結局弟の嫁は一体何をやらかして追放されたのか、そして極めつけが、ヒーローが「一目見て愛してしまったヒロイン」ってかなり凄まじい姿だったし、その後の態度もヒステリックな無礼者にしか見えないんだけれど、いいのか、ヒーロー!?とツッコミどころがありすぎてナニが何だか。この分だと父親の会社を買収した一件も非情かもしれないけれど、逆恨みの線が強いような・・・。非情と悪辣な手段を使ったのとは大きく違うと思うんだけれど。頭の中を疑問符が駆け巡るのですが、ニャンコだけは可愛かった。
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- 【ネタバレ】当て馬としてのお仕事を完遂 4
- あやの 2018/11/15 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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ジェシカ作品って「ソレ何回まわすの?」と言いたくなるくらいヒーローの理不尽な行動が延々繰り返されることが多いのですが、今回は執拗な就職妨害が(アレでも)大幅にカットされ、原作だと何のために出てきたんだろうか?スパイスにもなりゃしない、と思っていたショーン君が立派な当て馬に!しかも断然ヒーローよりイイ男じゃないか。ヒーローの迷走を拗らせすぎて、嫌がらせじゃなかったら何のプレイだよ、というヒロインへの仕打ちも(カットされている上にアレンジされているから)ギリギリ許せる範囲になっている。これだけ色々な作品があると原作既読のものって限られてくるのですが、今回読み比べてみて、他の作品で皆さんがレビューしている通り、原作のアレンジがとても上手な作家さんなのだと実感しました。 ろくでなしヒーロー底上げ作家さんです。
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- 【ネタバレ】ジェシカ・スティールの作品かと思った 4
- あやの 2018/11/10 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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ベティさんの作品にしては珍しく気性の激しいH/Hでした。ツンデレ同士?いや、ヒロインは仕方ないか、初対面でいきなり怒鳴られたり、ツンツンされたらそりゃ愛想よくなんてできないし、その後もヒーローの態度はツンが高じたからとはいえ(そんなのヒロインに分かるワケない)、感じが悪すぎるもの。ベティさんのヒーローっていつもナニ考えているかわからないけれど、包容力はたっぷりあったのに、このヒーローは癇癪持ちだし、思いっきり迷走するわで年の差がある割にまるでお子ちゃまだった。ハーレでは珍しくないけれど、ベティ作品では珍しいので驚きました。ジェシカ・スティールの作品読んでいるみたいでした。 いつもと違う感じで、これはこれで面白かったけれど、ヒロインは大変だったよなあ。病に立ち向かいながらも、H/Hを思いやるヒーロー母は立派でした。
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- 玉の輿狙いが宗旨替え 5
- あやの 2018/10/28 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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這い上がってやる!と闘志を燃やして生来の美貌だけに頼るのではなく自分磨きに勤しむヒロイン。ヒロインの生い立ちだったら無理からぬことだし、いっそ清々しいと思う。そんなヒロインがヒーローに一目ぼれし、本当に自分を愛してくれるヒーローに抱いていた打算的な考えを恥じてひたすら愛情をこめて接しているのに外野がもう!ルームメイトとのガールズトークを悪意をもって偏った方向から暴露されたり散々ですが、もう一人の友人からは擁護されていたのが救いです。ヒーローは自分でヒロインの真実を見極めたのがエライ。これがケ×の穴の小さい男だとヒロインをいびり倒すか鬼畜の所業が炸裂している所ですが、ヒーローは大人の男でした、ヒロインが宗旨替えして惚れただけのことはある。勿論美男ヒーローは大好物ですが、決して美男ではないのに荒削りな男の魅力を描けるJET先生ってスゴイ。イイ男っていうのはこういうのを言うのね~。「なんだ美男じゃん」っていうのを描かれても興ざめだし、かといってモブ男もイヤだ。セクシーなのに純真な面を持つヒロインも愛らしく、画力のある作画さんって本当に貴重です。
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- ばーじんぷろみす 3
- あやの 2018/10/14 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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「何でこの邦題なのかなあ」と残念に思うこともしばしばですが、原題も直接的と言おうか身も蓋もないタイトルが多くて「こんなタイトルでイイんですか!?だってハーレだよ?いやソレ以前の問題だよ」ってビックリすることも多い。ロマンチックだったり大袈裟すぎたり、邦題も多種多様ですが、この作品は明らかに邦題の方が作品にふさわしい。この作品のH/Hは二人とも思いっきり庶民でハーレらしいキラキラするトキメキはありませんでしたが、足りない部分を補うかのように、作画がキレイでした。これ、作画さんポイントと邦題頑張ったねポイントです。
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- 【ネタバレ】ハーレクインの女神さま 2
- あやの 2018/10/13 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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だから断っているだろーが!ハッキリキッパリと!何度も何度も!ドクターがとても気持ち悪い。いや、恋愛する権利はジジイにも(言っちゃった)あるんだけれど、そして現実にも金目当ての若い女と結婚したりするけれど、ハーレクイン的にはアウトだってば。後悔していようが何だろうがヒロイン父の非道は許せるはずがないし、是非地獄に行っていただきたい。こんな二人が親友同士って、やっぱり類は友を呼ぶんだな。作画さんの所為ではコレッポッチも無いのですが、ジーさん達が不愉快なまでに強烈すぎてこんな評価に。いえ、これでも作画さんポイントで評価上げているんです。後書きの女神さまのおっしゃる「だってハーレクインだから」が面白かった。そりゃ作画さんも思うことは一緒ですよねえ。
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- 【ネタバレ】結局自分達で決断していないのでは? 3
- あやの 2018/10/08 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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ヒロインの夢の現実がとんでもなかったからなー、諦めるも何も「お断り」以外の選択肢がなかっただけで、夢が実現するかもしれないって話さえ無ければヒロインとしては、示された第二の人生に進むことには全く依存は無いわけで・・・しかもそれは本来はヒーローに期待されていた道。夢と希望の玉突き移動、めでたいことには違いないけれど、結局この二人が自分達で決断したわけじゃないのが気にかかる。周囲に気遣って自分の気持ちを言い出せなくて、切羽詰まった土壇場での決断というのはわからなくもないんだけれど、それにしても迷惑な主人公たちです。結局その時も本人たちはトンズラ、厄介ごとは人任せ。迷惑な人達同士で復縁したのは、他の人達にとって良いことだとは思います。瀬川先生の表現は素晴らしくて、二人の葛藤も渋々ながら理解できるし(そういう持って行き方はスゴイ)スタイリッシュな雰囲気も相まって不愉快さはかなり緩和されているんですが、周囲の人達のことを考えるとちょっとなあ・・・。
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- ベティさんらしい 4
- あやの 2018/09/29 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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今回は「問題のある雇用主に我慢する」コースかあ、と思っていたけれど静かに自分への扱いに不満を燻らせ、最後ぶちきれて三行半をつきつけるいつものパターンではなく、このヒロインは人の為に「つい思わず」と黙っていられずに立ち向かうベティ作品では珍しいタイプ。同居の家族は良い人達でお互い思いやって暮らしているのでホッとします。ヒロインを守るための行動力はあるのに、肝心なことは言葉にできないヒーローがヒロインに真正面からぶつかられて優しく叱咤されるのもなんだか微笑ましい。ヒロインはハッキリした性格だけれど、不躾ではないし思いやり深いので好感が持てます。
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- どちらのフィリップ君も良い人です 4
- あやの 2018/09/24 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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ヒーローが執拗にヒロインを傷つけないし、ヒロインのちょっと度を過ぎた意地っ張りぶりも緩和されていて、原作より断然マイルドです。原作の嫉妬と意地のぶつかり合いは、ちょっと私にはクドくて疲労感を覚えてしまうくらいだったので、こんなアレンジは歓迎します。私としては不要だと思っていたエピソードはカットされている上ヒロインも意地っぱりだけれど、素直で可愛かったし、この作画さんのヒーローはなんだかアンニュイで、ヒロインへの想いと苦悩が表情に出ていた(というかダダ漏れ)のがまた良かった。そしてアレンジされていても変わらずにフィリップ君良い人でした。うんと年上のヒーローよりよっぽどお兄ちゃんらしい。苦労性だねえ。
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- ヒロインがハンサムだ 4
- あやの 2018/09/24 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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佐々木先生の作品は好きなものが多いのですが、以前はヒロインの目がちょっと大きすぎたり、ヒーローの顔がちょっと長すぎるなー、と思っていましたが、今作は問題なく美男美女だ。そしてヒロインが見た目もハンサム(褒めてます)な美女ですが、性格もハンサムだ。男前度はヒーローより高い。
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- 【ネタバレ】恋するヒロインと迷走するヒーロー 4
- あやの 2018/09/24 このレビューを 1人の方が参考にしています。
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ジェシカさんのヒロインにしては珍しく血の気の多いヒロインでした。でもヒーロー相手に「嬉しい!」と無邪気に言える素直さをもつ可愛いヒロイン。これまた珍しく早い段階で、ヒーローへの愛情を自覚しているから、ヒーローの迷走に一喜一憂する様が気の毒なんだけれど、楽しんでしまったと言うか。HQナイズされた読者としては「ヒーローの迷走キター!」ってすぐわかるけれど、これ実際にやられたらヒロイン同様、混乱すると思う。今作のヒーローは、言葉の刃でヒロインを切り刻むことはしなかったのでその点は良かったんですけれど、放置プレイというかツンデレというか、立場をフルに使ってヒロインを巻き込んで迷走するものだから「ヒロインお疲れ様でした」と言うほかありません。この作品も従来のジェシカ作品同様、「ヒーローの反省会、問題行動に対する一問一答形式」が結構なページを使って展開されます。ほぼ予想通りの答えですが、ヒロインじゃないけれど「さあ、申し開きを聞こうか」という気になっているので満足しました。ワンパターンではありますが、やっぱりジェシカ作品にはコレがないと(笑)。
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- もうイイや、綺麗だから 4
- あやの 2018/09/22 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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「その髪型(や服装)は絵的に見栄えはするけれどさー、実際にいたらコワイよ、アニメじゃないんだから」とHQのH/Hの姿によくツッコミを入れてしまう私。有体に申し上げてこの作品はそのカテゴリーに思いっきり当てはまるのですが、もうイイや、綺麗だから。正直、当初はとり先生の独特の世界観や画法にはかなり苦手意識がありましたが、ここ最近の作品はかなり好きです。時々ヒーローの体格の(服の着脱問わず)バランスの悪さが気になってしまいますが、心の清らかな美少女(にしか見えない)が年上ヒーローに思いっきり溺愛されて大切にされるお話が私のツボを思いっきり刺激するようです。思い返せば、以前のこの方の作品を受け付けなかったのはヒーローという名の外道が好き放題しているからだったのね。確かにOliyさんが仰る通り吐くのは砂糖です、砂ではなく。私は甘党だったようです。
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- 【ネタバレ】色々納得しました 5
- あやの 2018/09/17 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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ヒロインがティーンエイジャーだからと、葛藤してヒロインに八つ当たりしたり、すれ違ったりするヒーローが多い中、それだけ好きだったんだろうけれどアッサリ手を出したヒーローにビックリ。(ティーン同士ではよくある話だけれど)そして無邪気な子供の「パパが出来て嬉しい、わあい」という流れ(圧力)には子供の年にもよるけれど「そんなに上手くいくモノなの!?ご都合主義すぎないか?」と常々疑問を抱いていたので、この作品を読んで「そりゃそうだよねえ」とスッキリとは違いますが、なんだか色々納得した感があります。ヒーローもヒロインとの将来を真剣に考えていたから、かなり気の毒。ヒーロー父も単純な冷血漢ではなかったんですね。皆が皆心の弱い部分をつかれちゃった故に生じた十年の空白を、是非取り戻してください。荻丸先生の後書き漫画、いつも楽しみにしているのですが、今回も仰る通り!と笑わせていただきました。
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- 恐ろしい種明かしがされるまでは 3
- あやの 2018/09/16 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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誘拐、脅迫、軟禁と続くけれど、作画さんの画が可愛らしいから、サラッと読めちゃうんですよねえ。いや、真実がヒロインに思いっきりバレる前に「あ~握りつぶしているよなあ」とやらかしている感満載ですが。サラッと読めちゃうあたり、「浅い」と思われる方も多いと思いますが、私が浅はかなだけなのか、きれいな絵柄と雰囲気でごまかされちゃうもん、作画さんの力では?だって本腰入れて、ヒーローの狂気に踏み込まれたりしたら、サイコホラーだってば。本人に自覚がないだけに一層怖い。もしかしたら原作者も、ヒーローが危険人物とは認識していないのかもね。少なくとも、ヒーローが犯罪者だとは分かっていないですよね。
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- ページに制約があってよかった 3
- あやの 2018/09/16 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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原作読んで疲れました。妹がヒーローにのぼせて⇒ヒロインが妹に帰国を促し、妹が反発する⇒ヒーローが隙を見てはヒロインに絡む。このパターンを延々と繰り返すから「しつこいんだよーっ!」と大層イライラしたので、ここを巻いてくれて本当によかった。アレンジのお蔭で(アレでも)妹が姉に思いやりを示しているし、ページに制約があって本当によかった。何でジェシカ原作って同じパターンをしつこく繰り返す作品が多いんだろう。
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- ぽっちゃりでヒロインとして成立するなんて! 5
- あやの 2018/09/11 このレビューを 36人の方が参考にしています。
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一念発起してキレイになるお話大好きです。やっぱりHQヒロインには美しさを期待するので。でも、最初は人柄こそ折り紙つきだけれども、日々の多忙さで自分を見つめる時間すら十分にとれなかったお世辞にも(外見的に)魅力的には見えなかったヒロインが、内面の美しさが反映されてどんどん可愛く魅力的になっていくではないですか。私の目は節穴でしたが、煤だらけのヒロイン(あそこから可愛さが加速しました)の優しい微笑みに陥落したヒーローは流石です。ベティヒーローは原作ではナニ考えているかよくわからない上に、大人の余裕タップリな人が多くて「もっと感情を見せんか」とイラッとしますが、この作品のかなり不器用でヘタレなヒーローは完全にさちみ先生のアレンジでしょう。そしてキメル時は格好よくキメル、カッコイイ、とはこういうことだと感動。優しく頑張り屋なヒロインがそれでもコンプレックスを吐露して涙ぐむシーンは胸が潰れる思いでしたが、最後幸せになれてよかった。最近、ちょっと淡々としすぎるベティ作品を魅力的に読ませてくれる作家さんが増えてきましたが、さちみ先生のベティとぽっちゃりヒロインには驚きました。いやあ、すごい。
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- 結構ヒロインがハッキリとモノを言うので 4
- あやの 2018/09/11 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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その点についてはストレスがありません。しかも見苦しくヒステリックに騒がずに(騒ぐ権利はあると思うけれど)自分の感情を抑えて、冷静に言葉を選んで言うべきことを言っている。ただやっぱり私も「お仕置きが足りなーい!」と不満が残るので、満点評価ではないのです。ヒーロー、自分でも認めていますが、本当に「若くてバカだった」。そこに「クズだった」も追加してほしい。まあ、お仕置きのさじ加減を間違えると、ヒロインの心根の美しさが損なわれるので、これくらいが丁度良いのかもしれません。画も丁寧で美しいので、美貌のヒロインと子供は勿論、元ロクデナシのヒーローの憂い顔にも説得力があるんだもん、参った。
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- 表情で語る 5
- あやの 2018/09/09 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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ペニー作品の定番も定番、なのに飽きずに読んでしまう私。このタイプの「誤解や嫉妬でヒロインに酷い態度をとっていたヒーロー」には「ナニ言って(やって)るんじゃ、バカー!」とその言動に呆れたりムカついたりしながら、最後の謝罪(というか平謝り&すがりつく)で溜飲を下げるというのが私の楽しみ方なんですが、藤田先生の描く葛藤や切なさ、ヒロインへの抑えきれない想いが滲み出るヒーローの表情がステキすぎて「いやいやいや、早く誤解を解こうよ~」と結末が判っていてもヒーローに肩入れしてしまうという新たな楽しみ方が生まれてしまいました。ヒロインへの愛情を隠す必要がなくなった愛おしさ全開の表情なんて、もう!ポイントで買わないで良かった~♪
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- わはは、惚れろ、惚れろ~ 5
- あやの 2018/09/09 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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ヒロインに自惚れを(まあ実績はあるんだけれど)悉く叩き潰される国王陛下。二人の丁々発止のやりとり(ヒロインに悪気ナシ)は楽しかったのですが、ヒロインに結婚を申し込む思惑が、どう見てもロクデナシにしか見えなかったので、思いがけないヒロインの美しさに初心な少年のようにときめいている陛下を見てザマア、お約束通り惚れてしまえ~、と喜んでいたら、凄惨な過去がヒーローの姿勢に影響を及ぼしていたことが明かされた後半からは、コメディタッチは成りを潜め、美しいアラビアンロマンスに。ちょっと混乱しましたが、高井先生はコメディもシリアスも両方お上手なので、そういうものだと楽しみました。やっぱりメガネを外して、髪を解いたら美女、という鉄板には、ヒーローでなくともきめいてしまう。後書きもカワイイ。
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- 細部にまで見入ってしまいました 5
- あやの 2018/09/09 このレビューを 82人の方が参考にしています。
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ベティさんのファンではありますが、いくつかの設定がパターン化されていて、少しだけ組合せを変えたものが多く、穏やかで淡々としている雰囲気もあり「ああ、またこのパターン」と飽きてしまうこともしばしば。文章にすると(同じパターンの作品が続くから)退屈な印象を受けてしまうはずのヒロインの日常が丹念に描かれてるこの作品は葛城先生のお蔭で、退屈とは真逆の作品になりました。キメゴマだけでなく、一つ一つのコマにまで丁寧に描きこまれている背景、それという説明がなくてもその世代とわかる描き分け・・・魅力的な作品であっても初読は筋と主要人物の表情だけをサラッと流し読む私ですが、細部にまでジックリと見入ってしまいました。地味で堅実に自立しているヒロインはHQらしい華やかさや煌びやかさとは無縁ですが、こんな作品もステキだと思いました。決して洗練されているわけではないけれど、暖かな温もりが感じられる可愛いティールームなんてヒロインの人柄そのもの。端正な美貌のヒーローは結構表情でヒロインへの想いを語っていますが、自分がヒロインと同じ境遇なら同じように感じるので、ヒロインを鈍いとは思えませんでした。作画さんによってはベティ原作はただの退屈な作品になってしまうので、雰囲気を損なうことなく魅力的な作品に仕上げる葛城先生は素晴らしいと思います。
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- 元気で明るいだけじゃない 5
- あやの 2018/08/20 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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可愛かった~。献身的なお人好しヒロインに対してヒーローは傲慢なイヤなヤツかと思いきや、不器用だけれどこちらも献身的な愛情の持ち主だった。幸せだ~ってイケメンがデレまくりです、可愛い。H/Hが二人とも相手に素直に気持ちを告げるのも可愛いんだけれど、ダニエルとピーターが文字通り「可愛い」。もう作品全編を通して可愛さと幸せがあふれる素敵な作品でした。
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- 身近に忍び寄る恐怖 4
- あやの 2018/08/11 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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怖い怖い。これはかなり怖い。 ヒーロー失踪した甲斐(?)があったね。ハッピーエンドは辛い2年間を過ごした二人へのご褒美でしょう。
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- 【ネタバレ】アーチーが出来た息子で良かったね 4
- あやの 2018/08/11 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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色々と葛藤はするものの、女性としても母親としても自立している毅然としたヒロインは「なし崩しにホルモンに支配されちゃったヒロイン」とは一線を画していてカッコイイ。ヒロインの息子アーチー君も健気で聡明。冒頭で砂のお城を壊しても、女性を自分の欲望だけで都合よく扱っても全く悪びれないヒーローより、よっぽど人間が出来ている。子供よりお子チャマって、ヒーローとしてというより人間としてどうなんだ。いたってマトモなヒーロー兄と、そんな兄に大切にされるにふさわしい心優しい義姉と周囲が素晴らしいので、ヒーローの身勝手さが際立ちます。この男をヒロイン欲しさというだけでなく、真人間に成長させたアーチー君は素晴らしい。この子が世間一般のこの年頃の子供のようだったら、ヒーローは多分子供嫌いのままだったと思う。アーチー君も年相応にヒーローを頼りにしてはいるけれど、この二人の関係「親子」というより「大きなお友達と小さなお友達」のような気がします。作画さんの画がH/H共に年相応の美男美女で、子供は子供らしく可愛いのも良かったです。
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