投稿日順▼
- 【ネタバレ】お母さん達の愛はとても深い 4
- あやの 2017/05/25 このレビューを 5人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
養母に続き、実母を立て続けに亡くしたヒロイン。伯母と母の二人に深く愛されていたことがわかる件は胸に迫るのですが、意地と根性があったらこのヒロインのように「帰ってやるーっ!」ってなると思う。ペニー、ダイアナ、リングレヒーローに劣らず、ジェシカヒーローもヒロインに理不尽な態度をとったり八つ当たりをするんだよなあ。誤解があったとはいえ(誤解の切っ掛けもヒーローのちょんぼだし、もう!)、大切な人達を亡くしたばかりのヒロインに塩対応ならまだ可愛い、傷口に刃物突き立てて塩塗ってるよ。ヒロインはキュートで、世間知らずながらもガッツがあって良いのですが、好きな子イジメの結果とはいえ、年上のクセにこんな包容力の欠片もないヒーローと結ばれていいのだろうか。今まで散々に貶めたんだからこれからはヒロインを生涯大切にしろ、とジェシカヒーローにはほぼ毎回思います。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】トンチンカン登場 5
- あやの 2017/05/09 このレビューを 15人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
そしてベリンダさん、ファインプレイ!今回はペニー作品に多い自分の葛藤をサディスティックにぶつけるヒーローじゃなかったので、読後感も良いです。大切に大切にしてきた女の子なのによりにもよって仲間に対して強がった所を聞かれちゃったばっかりに、嗚呼。大好きな王道ネタと荻丸先生の神表現のコラボレーション、これはもうキュンキュンするに決まってる。切ない両片想いからのハッピーエンド最高です。そして後書きマンガも相変わらず楽しいのでした。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】ヒーロー頑なすぎる 4
- あやの 2017/05/09 このレビューを 16人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
潔白なのに「現行犯逮捕」的な状況でヒロインに身の潔白を信じろと言ったって無理なのは仕方ない。正に冤罪一丁上がりってカンジでヒーローからしてみれば、とてつもなく理不尽で「どうして信じてくれないんだ」って傷ついたのはよーくわかるし同情するけれど、その後何度も歩み寄ろうとする愛情深いヒロインを悉く拒絶。拗ねたくなるのも拗らせるのも当然といったら当然なんだけれど、倍返しも倍返し、もはや報復以外の何物でもない。デリケートな時期にヒロインをサポートせずに放置、接触する度にヒロインを拒絶して更にストレスを与えて(しかも誤解されても仕方ない言動が追加されてるし)、挙句早産&死にかけるって大概にしろ、と言いたい。高井先生の画は相変わらず美しく、流石の表現力でここまで想い合っている二人がすれ違う切なさも伝わってくるのですが(じゃなきゃ評価2とかつけてます)、もうヒーローが面倒くさすぎる。人間関係ってタイミング大事だよなーって思った作品です。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】パパさんの心根が 3
- あやの 2017/05/04 このレビューを 12人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
とにかく美しい。聖人か!そんなパパさんに育てられた子供たちも(弟はちょっと魔がさしたって行動をとったけれど、反省してるし)も心根がまっすぐなので、バカなヒーローを許しちゃう。「信用していない」人間の報告を真に受け、信頼していた人間に「裏切られた」って不当な扱いをしたヒーローのバカっぷり(しかも親娘二代に対して。人の人生変えちゃうくらいの判断なのに軽率すぎないか?)が突き抜けていて他に美点があるのは否定しないけれど、やっぱり減点しちゃうのでした。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 怖いモノ見たさっていうのは 2
- あやの 2017/05/03 このレビューを 5人の方が参考にしています。
-
一度見ればもう十分なんですけれどね、と思っていたのに、またコースに入ってきた(笑)!強烈だったってこと以外の記憶が薄れていたので、懲りずに再読しちゃいました。「へえ昔の漫画ってこうだったんだ」と今だったら画で表現する所がト書きで表現されていて笑っ・・・失礼、あまりにレトロだと一周まわって斬新に映るんだな、とちょっと新発見した気分です。ヒロインの「頂」の位置だとか色々面白ポイントが満載で結構楽しかった。やっぱり、インパクト大です。しかし、コレってHQに対するレビューじゃないよなあ。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 恋敵?のはずのグレースさんの方が 2
- あやの 2017/04/30 このレビューを 6人の方が参考にしています。
-
不安定な生活に飛び込めなかったヒロインの気持ちはよーくわかります。確かに愛だけでは生きていけません。でもヒーローがヒロインを恨むのもよくわかる。難癖つけて軟禁するのはどうかと思いますが。H/H共に理解はできるんだけれど、自分大事が前面に出ていて美しくない・・・HQにはリアルさも必要だけれど、やっぱり夢といおうか、お伽噺でも幻想でも美しいものを見たいという期待もあるので、この二人にはガッカリです。脇役(恋敵?)ポジションのグレースさんが一番ヒロインらしくカッコ良かった。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】うん、お伽噺だね。 3
- あやの 2017/04/20 このレビューを 24人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
ただし、作品紹介にある(作中ラストのモノローグもそうだけれど)意味ではなく、ヒロインは女神様で、ヒーローはお姫様です。ただただ慈悲深く、ヒーローを許し続けるヒロイン。その慈悲深さは、自分をこっぴどく傷つけたヒーローの周囲の人間にも及ぶから、この人は本当によく出来た人なんだと思う。対して、傷つきながらも差し伸べられるヒロインのありがたーい手を片っ端から叩き落とすヒーロー。H/H共に愛情とは縁が薄い生育状況は一緒なのに、どこまでヒロインに甘えるんだろう。いくら背負っているものや立場が違うといってもなー、オマエは自分は寝たままで王子様を待ち続けるお姫様か、と言いたい。今までが今までだったので、最後の謝りっぷりは庶民の私の感情的には「それくらいやっても罰はあたらんだろう」ですが、彼の立場を考えると立派なことなんだ、とは思います。画は相変わらず麗しく、ヒロインが幸せになるのは祝福できるんだけれどなー、このヒーローはちょっと・・・。お伽噺を正しい意味で成立させるためにも、彼には是非大人になっていただきたいものです。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】原作が似ているんだろうな 4
- あやの 2017/03/30 このレビューを 15人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
シャーロット・ラムの「白雪姫の奇跡」に設定が似てるなー、と思いましたが、ハーレにはよく似たお話がワンサカあるので、これもそんな感じでしょうか。強面不器用ヒーロー大好物なので、美味しくいただきました。このツンデレさんめ!と言いたくなるくらい不器用なヒーローです。当事者ではなく読者である身には、実にわかりやすくて微笑ましい。駄目王子ナイジェルのことも大切に思えるなんて器大きいな(笑)。ヒロインがナイジェルには一切の未練を残さずスパッと切っているのが潔くてイイです。評価❤1をつけている方が二人もいらしたので、どんな作品かとドキドキしましたが、先の展開が予想できてもちゃんと楽しめました。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- この方もまた 4
- あやの 2017/03/27 このレビューを 14人の方が参考にしています。
-
作品を重ねる度にハーレに馴染んだ美しい画を描かれるようになったなあ、ハーレデビュー作に辛辣なコメントを寄せた身としては感慨深いものが。その節は失礼いたしました。ヒーローも最初の切っ掛けこそアレですが、父親の不当な圧力にに屈することなくヒロインとの愛を貫こうとする誠実な正統派ヒーロー。愛を知らないことを免罪符のように振りかざし、ヒロインに八つ当たりばかりするお子ちゃまヒーローが多い中、貴重な存在です。しかし、そんな誠実な正統派ヒーローよりもヒーロー父の存在感がスゴかった・・・。sinobuさんのレビューから、原作通り描くと妄執エンドだったものを作画の方のアレンジで純愛に昇華させたのかなーと推察しました。原作読んでいたら、その手腕に敬意を表してもう一つ評価上げていたかもしれません。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】あらゆる力を使って 5
- あやの 2017/03/11 このレビューを 1人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
お互いを手に入れようと(ヒロインの側は先ず父親救出ありきですが)力を尽くす二人。浅はかに砂漠に飛び出して、自分だけでなく周囲も危険に巻き込むヒロインはうんざりするほど目にしてきましたが、このヒロインはノウハウがあるのがスゴイ。(未知の土地では無謀なのは否定しませんが)ナニ、この超がつくハイスペックヒロイン、読んでいて楽しい。並大抵の男じゃこのヒロインには太刀打ちできないし、釣り合わないのですが、ヒーローも負けずにイイ男だったので、満足。ヒーローが思い切り嫉妬する父娘愛も麗しい。でもお父さん、娘を信頼するのは良いことですが、普通の娘には貴方の娘のような真似はできませんからね!アラブの風習や国際問題がどうとかの諸々は突っ込まず、とても楽しめました。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】ダイアナお得意の年の差カップルだけれど 4
- あやの 2017/02/26 このレビューを 18人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
ご多分に漏れず、このヒーローも典型的な「ダイアナヒーロー」なので、ヒロインに冷たくした挙句、誤解していたとはいえ徹底的にヒロインを傷つけます。これでヒロインがドアマットだとこちらのストレスも溜まりますが、このヒロインは突き放された後、自分でしっかり自立するタイプのヒロインだったので、その後ひたすら反省するヒーローという水戸黄門的流れを心置きなく楽しむことができました。綺麗に着飾ってパーティに参加して、一矢報いるヒロイン、ナイス。そしてなし崩しに流されるのではなく、ハイヒールを正しく使ってヒーローに思い知らせるヒロインに溜飲が下がりました。それでも適当な所で可愛くヒーローを受け入れるので、ハッピーエンドも後味が良い。友情の為にひと肌脱いでくれたハーリー君の方が、ヒーローより若いのによっぽどイイ男だったのが印象的でした。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】間違いなく地獄行き 5
- あやの 2017/02/19 このレビューを 2人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
ヒロインの祖父が・・・嫌なジジイってもう少し可愛げがあると思う。酷薄、冷酷って他者の痛みを思いやらないけれど、このジジイは弱いものイジメ大好きなどこまでも品性下劣な腐ったジジイなので邪悪って言葉がピッタリではないか、と。ヒーローが全身全霊でヒロインに惚れてくれてよかった。お母さんを守って若い身空で孤軍奮闘(お母さんも十分頑張った強い人ではありますが)してきたヒロインには本当に幸せになってほしいものです。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 結構生々しいことを 4
- あやの 2017/02/08 このレビューを 6人の方が参考にしています。
-
思ったりやったりしているんだけれど、絵柄と表現のお蔭で笑ってしまった。他の作品でなんとなくこの作画さんに可愛らしいけれどお堅いイメージを抱いていたのですが、良い意味で印象が変わりました。楽しい作品でした。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- お姉ちゃん見直しました 5
- あやの 2017/02/08 このレビューを 26人の方が参考にしています。
-
怖いこと、辛いことは妹任せですかっ、イイ年した大人が何ウジウジと、自分がよければいいのかっと途中までイライラしていたのですが、お姉ちゃん、見直しました。ジェシカ・スティールのヒーローも思い込みでヒロインに辛くあたるのは十八番で「人の話聞けよ、コラ」と腹が立ちますが、今回ヒーローが誤解したのはそう仕向けられたんだから、仕方ない。姉を守るために強気に振る舞いつつも、傷つく乙女心を抱くヒロインがいじらしい。ヒーローに対してもやられっ放しじゃないけれど、nekoさん同様、私も最後「やるな、ヒロイン」とスッキリしました。この原作未読なので、こういっちゃうのもどうかと思いますが、今までの既読原作や他の方のレビューから察するに、麻生先生、原作以上に面白く描く術に長けているんだろうな。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】多分原作は長いんだろうな 5
- あやの 2017/02/06 このレビューを 12人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
原作は未読ですが、きっとH/Hが結ばれるまでに紆余曲折あったと思われます。2冊に分けて、タップリと橋本ワールドを堪能したかったけれど、ページに限りがある以上、単なる粗筋を追うだけの作品にしないためには思い切った焦点の当て方が必要だったのでしょう。先生、成功です。ヒーローの抱える問題については、実は言いたいことは沢山あるのですが、やっぱりハーレでは夢を見ていたいので、ハーッピーエンドは素直にうれしい。過去の先生の作品でヒロインをとりまく遣り切れない現実を敢えてサラッと流すことで悲惨さを緩和されていたので、この作品もそうなのかな、と愚考しました。「生きている人たち」が明るくカラッとしていて前向き(ヒーローは別です。彼の状況では仕方ない)なのが、橋本先生らしくてよかった。それこそサラッと描かれていたけれど、ヒーローの「叔父さん」の徹底したえげつなさが怖すぎる。うっかり見落としそうになったけれど、悪意の塊だよ、アンタ、と言いたい。明るい元気な人たちが、ちょっと引いていていましたよね・・・。原作のエピソードの取捨選択や描き方で作品ってずいぶん変わるんだろうな、と考えさせられた作品です。【追記】別のタイトルでありましたね、二人の出会い編。でもこちらのサイトではまだ販売されていない~!ちょ、順番変ですよっ(怒)。勿論橋本先生のせいじゃありません、会社が悪いんだー!それでも十分読み応えがあるというのはスゴイんですが。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- ヘタレイケメンの引き出しが 5
- あやの 2017/02/05 このレビューを 16人の方が参考にしています。
-
多いですね~(笑)。責任感と思いやりが強いどこまでもお人好しなヒーローですが、ヒロインを侮辱する相手には毅然と立ち向かう姿とのギャップがステキ。ヘタレと言いましたが、さちみ先生のヒーローは気は優しくて、でも一本筋が通っているんですよね。勉強熱心で苦手なことを克服しようと頑張るヒロインもヒーローとお似合いです。縦ロールのおめかしバージョンも可愛かったけれど、普段の飾らない眼鏡スタイルもこのヒロインらしさが出ていて可愛い。二人の気持ちが近づくにつれどんどん可愛くなるので見ていてワクワクしました。さちみ先生の作品は、読後にいつも幸せな気持ちになれます。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 最初からヒロインじゃダメだったのかなー 5
- あやの 2017/01/28 このレビューを 10人の方が参考にしています。
-
それがすごく腑に落ちない。H/Hの愛情はさておき、今回の結婚も国益とか諸々の条件が政略的にバッチリ、ということで成立したわけだし(それとも情勢に変化があったのか)。その結果二人の女性が不幸になりました。前妻はトバッチリ・・・という現実的なツッコミはさておき、ギラギラしてないけれどグイグイくるヒーローの色っぽさに評価がアップ。災害現場にノコノコ、ヒールのある靴で出向いたヒロインの軽率さには「おバカさんめ!」とガックリきたけれど、すれ違った初恋の成就を楽しめました。ある種のファンタジーだとは思うけれど、相変わらず子供が可愛らしくて癒されました。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 普通に面白かったけどなー 4
- あやの 2017/01/27 このレビューを 1人の方が参考にしています。
-
評価が低かったので、ちょっとドキドキしながら読みましたが、リングレヒーローとは思えないくらいマトモなヒーローでした。だからか!?リングレ読者が求めているというか覚悟している傲慢勘違いバカ男じゃないから、肩透かしを食らったような気持ちが評価に反映してしまったんだろうか。リングレのヒーローがマトモだったら、それはありきたりのハーレになっちゃうんだけれど、逆にリングレだからこそ私には新鮮でした。私は普通に面白いと思ったけれど、もしかしたら皆さん、物足りなく感じたのかな?
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】家族の再生と誕生 5
- あやの 2017/01/22 このレビューを 9人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
ページが限られているにも関わらず、すごく丁寧に優しい物語が紡がれています。号泣、滂沱ではなくじんわり涙が滲んでくるどこまでも優しい物語。個人的にはヒロインとミセス・ロックを似ていると直感したヒーローの人を見る目の鋭さがツボでした。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 怒れるヒロイン 5
- あやの 2017/01/15 このレビューを 6人の方が参考にしています。
-
荻丸先生、ヒストリカルもイケるんですね。充実の本編は勿論素晴らしいんですが、後書き、いいなあ(笑)。ラストで感動して(今回は前後編の前編だから感動は後編のお楽しみですね)、後書きで二度楽しむ流れが私の中で出来上がっています。お鍋の後の雑炊みたい。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 牛は役目を果たしました(笑) 5
- あやの 2017/01/10 このレビューを 11人の方が参考にしています。
-
自分のことを「性格が複雑」って言っていますが、辛い境遇で育っているのに人を思いやってばっかりの優しいヒロインでした。養母は悪い魔女もビックリの邪悪極まりない女でしたが、途中誤解はあったものの、他はみんな優しい人たちで、幸せな気持ちになれる読後感でした。シャレが効いているだけでなく超役に立っている牛に大笑い。ヒーロー、G・J!です。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】プレイボーイの純情 5
- あやの 2017/01/09 このレビューを 10人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
ヒロインに一目ぼれしたヒーローがそれまでのプレイボーイぶりを返上してただただ誠実にヒロインに尽くしまくります。ヒロインの目に映る自分を素直し反省し、誠心誠意アプローチ。表紙にある切ない表情は頻繁に作中にでてきますが、二人で幸せそうに微笑むラストに「ヒーローよかったねーっ」と思っちゃうくらい健気なヒーローでした。モノローグはほぼヒーローのものだったので、ひたむきさがダイレクトに伝わってきます。バカ男のトンデモモノローグには、ひたすら腹が立ちますが、珍しく応援したくなるヒーローでした。荻丸先生、画力も表現力も更にパワーアップしています。流石。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】ヒロイン人が良いなー 4
- あやの 2017/01/09 このレビューを 11人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
「バージンを盾に結婚を迫る気か」とヒロインを責めたその口で(バージンを頂いておいて逆切れするのは、ペニー、ダイアナ、リングレの十八番)、「調査結果」という名のゴシップを見て(高い料金ふんだくっているんだから仕事しろと言いたい)今度は「政治家の愛人だったんだろう」と矛盾したことを言い出すヒーローってバカなの!?バカだろう。そうツッコミながらも、お兄ちゃん大好きなワンコ表現と、H/H共にタレ目でクセはあるものの好みの絵柄がツボでした。逆切れ、トンチンカンな言い掛かりと最悪コンビネーションをぶちかまし、思う存分ムカつかせてくれたヒーローですが、盛大に泣きわめいて許しを請い(毎度謝るくらいなら最初からするなと思いますが)何より惚れた弱みで人の良いヒロインがそれを許しているので、他のレビュアーさんに比べて高い評価をつけた私。ヒーローの反省や謝罪が足りないと「回収しきれないモラハラ抱えて地獄に落ちろ」と思うんですが、後悔しまくり(ということはソレまでの行動に問題がありすぎるので、微妙だけれど)怒涛の反省ラッシュは好物なので。まあ自分の身に起きたことなら絶対に許せませんがね。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- クリスマスのお伽噺 5
- あやの 2017/01/09 このレビューを 13人の方が参考にしています。
-
捻くれているくせに、私の頭は非常に単純かつ都合よく出来ているので、作品への評価は雰囲気や好き嫌いで左右されます。端麗に描かれた綺麗で優しさに溢れたお伽噺に癒されました。かめりあさんの仰る通り、もう少しヒロインに華やかさがあれば言うことなしなんだけれどなー。でも壮麗なお屋敷も素朴な村の暖かさ、冬の美しさ、幸せなクリスマスを十分堪能いたしました。作品によっては「ご都合主義」と毒を吐く私ですが、この「お伽噺」はストライクでした。【原作読みました】実は私もラスト、驚いたクチですが、muguetさんのレビューを拝読し納得していました。更には原作を読みまして・・・原作の美しいシーンはそれ以上に、理解はできるけれど頑な通り越して意固地な印象を受けたヒロインの態度は緩和させ、問題のラストも上品に表現(笑)されています。もと先生の持ち味が如何なく発揮されているのがこの作品だと思いました。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】ほったて小屋の件で 4
- あやの 2016/12/31 このレビューを 10人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
「金の斧銀の斧」を連想してしまいました、ごめんなさい。今作麻生先生お得意の傲慢ヒーローではありませんでしたが、一途な純愛まっしぐらのヒーローもステキでした。早い段階でお話の全容が読めてしまうにも関わらず、ロマンチックなハッピーエンドまで飽きることなく楽しませてくれる麻生先生の手腕は流石です。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 【ネタバレ】今まで見た中で一番怖いヒーロー 3
- あやの 2016/12/16 このレビューを 6人の方が参考にしています。
-
このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを読む -
ヒロインの事情はよくわかるけれど、ヒーローが怒り狂うのも当然だとは思う。ヒロインの自己保身というか防衛本能が高じて起きたあの一連の出来事は、ヒーローの執着に(あくまでもヒーロー視点ですが)正当性を与えてしまいました。強引な手段で、ヒロインを略奪するヒーローは多々あれど、ヒーローの闇が深すぎて怖い。しかも、過去の出来事や明確な理由があるわけじゃなく闇を抱えていて、それが最後まで払拭できていないというのがまた怖い。確かに、問題は解決されました、めでたしめでたしで終わるばっかりじゃないのが現実だけれど、この作品のエンディング、余韻というより怖さを感じるんですが・・・。面白くないわけじゃないんです、ただ、この作品、ジャンルHQで本当にいいのかな(笑)。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- コイツ、謝ったっけ? 3
- あやの 2016/11/26 このレビューを 12人の方が参考にしています。
-
謝罪を匂わせるようなことは言ってはいますが、きちんと謝っていないじゃないか。普通の行き違いだったら、その人の性格もあるからアレで十分とも思うけれど、侮辱の言葉はあれだけハッキリ口にしているから「お前のしていることはただの弁解だろう、きちんとハッキリ謝らんかい」と釈然としない。まあ、ハッキリ謝罪した所でこんなバカ男は大っ嫌いですが、親父さん(船長)がイイ味出していたので、これは親父さんポイントです。親父さんの方がよっぽどヒーローらしいよ。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 作者買いのリストに追加 5
- あやの 2016/11/22 このレビューを 10人の方が参考にしています。
-
以前はあまり好みの作家さんではなかったのですが(ちょっとヒロインのビジュアルが野暮ったかった)、「大富豪と裏切りの薔薇」以後、この作家さんのファンになりました。傷を負ったH/Hが無駄にいがみ合うのではなく、お互いに思いやりを持っていつしかお互いになくてはならない存在に、という話運びに独特の優しさがあるんですよね。二人の凄惨な過去は今までの中で断トツですが(最初ヒストリカルかと思った)、るりりるさん同様、私も諸々は敢えて突っ込まずに楽しんで読みました。H/Hが優しい性格だと読んでいるこちらも素直にハッピーエンドを喜べますね。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?
- 軽すぎる・・・ 3
- あやの 2016/11/19 このレビューを 15人の方が参考にしています。
-
別府先生のコメディタッチの作品は、ともすれば陰惨になりそうな作品を救いのある明るさに変えてくれるので、私は好きなんです。この作品でも我が身の不幸を嘆いて涙に暮れるのではなく、アッケラカンと結婚生活を楽しみ、過去の不幸な出来事を振り返り「私にとってはラッキー」と言い切る逞しくもチャッカリしたヒロインに脱力はするものの憎めない。しかし「いいのかコレで」という違和感は最後まで拭いきれませんでした。少なくてもこのお話にそこまでのコメディ要素は必要なかのではないかと。折角、クレアがイイ味出していたのに、こんなに明るくラストを迎えちゃって良いのだろうか・・・別府先生が逞しく描いたこのヒロインにはふさわしいキュートなエンディングではありましたが。
- ご意見ありがとうございました! 参考になりましたか?