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- 幼子と張り合うなよ 2
- あやの 2018/01/29 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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えー、仔犬にも嫉妬するの!?お子様ヒーローてんこ盛りのハーレにおいても稀にみるお子様なヒーローだった。お子様のクセにレイプってソコだけは大人の犯罪かい。あらゆる手段を尽くしてヒロインを傷つけておいて、それはヒロインを愛するあまりだ、素直になれなくて~的なことを言われても「ハイ、そうですか」とは思えない。ヒロインは「まあ」ってカンジで喜んじゃってますが。はやさか先生の画は相変わらずキレイで、お子様の可愛さはたまらないのですが、ヒーローがあまりにもダメ過ぎる。
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- 河村先生テイストのハーレクイン 5
- あやの 2018/01/10 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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丁々発止の二人のやり取り、これバリキャリと、どクールなイケメン設定ではよく見かけますが、この作品のH/Hの優しげな雰囲気でやりあうのでクスリと笑えてしまいます。邦題について私も巴様に全面的に賛同しますが、よくありがちなミスマッチではなく、河村先生独特の作風が作品に反映されたからかなあ、とも思いました。心情表現が丁寧に表現されている河村先生のHQ大好きです。
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- 穏やかで優しいお話 4
- あやの 2018/01/10 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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しのざき先生の作風にベストマッチしています。ヒーロー曰く「小鹿のような目をした」ヒロインと気難しいイケメンヒーロー。文字通りに表現できるって難しいと思うのですが、しのざき先生はそれを表現し得る漫画家さんの一人です。刺激は無いけれど、穏やかな海辺の町で紡がれるラブストーリーも良いものだと感じさせる作品でした。ボブが主人公張れるくらいにイケメンだと思ったら、そういう・・・(笑)。エンジェルっぽいセリフとやらも見てみたかった。後書きも微笑ましい。
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- 【ネタバレ】偽装が裏目に出ていたけれど 5
- あやの 2018/01/09 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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傷ついたヒロインを友人として支え、嫉妬のあまりヒロインに八つ当たりもしゃちゃいますが、ヒロインに対するメロメロっぷりをダメ押ししているカンジで楽しめました。ダイアナヒーローにありがちなどS通り越してDVだろ、という振る舞いが一切ないので(しかも誠実だ)、大人同士の誤解や意地の張り合いはあるものの、安心して読めました。ヒロインもヒステリックにキイキイ叫んだり、悲劇のヒロインぶらない理性的で健気な性格なので、非常に気分よく二人を応援できました。好みど真ん中、読後感の良い王道HQです。立木先生の画も洗練されてきたので(エラそうでごめんなさい)ビジュアル的にも作品を楽しむことができました。
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- セクシーガールといいつつも 5
- あやの 2018/01/09 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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読者目線だと、とっても元気で可愛い。男性目線だとワイルドな肉食美女なのかもしれませんが。一貫してセクシーガールの時はアニマル柄(ヒーローにも獣柄と言われてましたね)なのが笑いを誘います。こんなにグラマーなのに、健康的なお色気ってカンジでヒロイン本来の魅力も消えていないのがイイ。イケメンだけれど、お人好しなヒーローとお似合いだし、ニャンコと大家さんの三白眼コンビもイイ味出していました。
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- 【ネタバレ】最初はヒーローにひたすら腹が立っていましたが 4
- あやの 2018/01/09 このレビューを 20人の方が参考にしています。
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1回目サラッと読んだ時にはヒロイン母を自殺に追いやったのはヒーローだと思っちゃったけれど、読み返したらヒーローが言った通りにヒロイン母が相手を既婚者だと知っていたのなら話は全く変わってきます。二人の子供を残して自殺って、とんでもなく無責任。ヒロイン母に引導を渡しにきたヒーローは間違ってはいないが、ティーンエイジャーの前なんだから最低限の配慮はすべきだし、お葬式の時に至っては我を忘れた動揺をヒロインにぶつけちゃダメだろ、と思う。HQヒーローのお約束ではありますが。どうしても誠実に生きてきた健気なヒロイン寄りで読んでしまいますが、年上男性との同居の件といい、ヒロインの側にも誤解されても仕方のない過去(ヒロインは悪くないけれど)があったのも事実。・・。とヒーローに甘目のジャッジをしてしまうのは荻丸先生のヒーローの表情の描き方のためでしょう。(ヒーローの「忘れてくれ」にはソコは「すまなかった」だろー!と突っ込みましたが)ただ、ヒーロー母は本当に気の毒だと思う。憎い女の娘と息子が結ばれたら、ちょっと意地悪したくもなるよなあ。「真実の愛」っぽく描かれているけれど、結局はヒーロー父とヒロイン母のせいで結構な人数が傷ついたんじゃないか、と思ってしまうのでした。画による表現もお話の運びも荻丸先生の手腕だからこそのエンディングですが、(未読ですが)原作って「なんじゃこりゃ」本だったのでは?
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- 【ネタバレ】寛大だね 3
- あやの 2018/01/07 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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それまでの嫌がらせも大概だけれど、全裸写真をばらまかれても犯人を訴えないヒロインって、もう何もかもどうでもいいという心境になったのだとしても寛大すぎる。訴えようと何をしようと、なかったことにはできないけれど、この犯人に制裁を加えないのは皆さん仰る通り、本当にスッキリしない。年期の入った性悪だから一度自分の行いに責任を取らせるべきじゃないかなあ。それにしてもヒロイン、裸族なんだろうか。窓辺で全裸って(しかもストーキング被害中)有り得ないんですけれど。瑚白先生は好きなので、普通評価ですが、画家さんによっては評価もっと悪くつけると思います。
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- 【ネタバレ】何言ってんの!? 3
- あやの 2018/01/07 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ヒーローが逆切れた時には誇張ではなく、開いた口がふさがらなくてそんな自分にビックリしました。医師としての姿勢は立派だし、そんなヒーローがあんな酷い別れの言葉を口にしたのだからそれなりの理由がある(まあ、職業人としては立派でも私生活はクズっていう場合もあるけれど)とは思っていましたが、立派な医師から一転、まさかの逆切れ。その後猛反省してはいましたが(当たり前だ)、100%自分が悪くても感情が理性を凌駕するってこういうことを言うのね~とビックリしました。設定こそ違えど現実でもよくあることだけれど、しかしねえ。酷い別れの言葉をぶつけられた後、辛い状況は一人で頑張りぬき、接触を拒んでいるのに強引に私生活に踏み込まれ、子供のことを打ち明けたらウソだと言われ、真実が明らかになったら、驚きの逆切れ。これだけの仕打ちをされて許すだけでなく、ヒロイン自分が悪いって泣いちゃうんだから、惚れた弱みって怖いと思いました。
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- 【ネタバレ】こりゃまた強烈な 4
- あやの 2018/01/07 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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全体的に淡々としているだけに「今すぐここから出ていく」手段にはたまげた。キスシーンからのあまりに急激な場面転換だったから、前ページに戻って読み直してしまった。再会後(当然)怒るヒロインに「だって君はガンガンに泳ぐんだろ」とシレっと反すヒーローに、それまでは「なんてヤツだ」と呆れていたのに「あ・・・そう。そうだね」と変な納得をさせられてしまいました。華やかさには欠けるけれど、安定した丁寧な画だな~と思っていたら、あれえ!?ヒロインよりカロラインさんの方が美しいような・・・。
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- ストーリーはハードボイルド風なのに 1
- あやの 2018/01/06 このレビューを 32人の方が参考にしています。
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一番ふさわしくない絵柄がきちゃいました。すんごいミスマッチ。小学生対象の漫画でしかお目にかからないお目目と頭部の大きな嬢ちゃん坊ちゃんが姿形とはあまりにかけ離れた独白をする違和感は想像を絶するものでした。設定を表面的になぞっただけの設定負けなんて言葉じゃ表現しきれないこの作品をHQとして売買するのはどうかと思う。TLでもアウトだと思うのですが。
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- 【ネタバレ】聖母というには 5
- あやの 2017/11/19 このレビューを 18人の方が参考にしています。
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あまりに人間的で忍耐強いヒロイン。だからこそより魅力的。お人好しだけれど決してバカではなく、誠実で誇り高くて慈悲深く寛容。言葉にすると陳腐でありきたりな賛辞になってしまいましたが、これは復讐に凝り固まったヒーローの心も溶けるよな、と思います。私も鬼畜ゲス展開になったらどうしよう、と構えていましたが、ヒロインの信頼をぶち壊さず幸せになれて良かった。結婚生活が破たんしてもおかしくない言動はあるものの、ヒロインの洞察力と愛情深さに救われクリア。主役二人とも魅力的なのに加え、端正で華やかな絵柄。先にレビューされていたお二人のレビューを読み、しっかり会員期間で購入、良い買い物でした(笑)、ありがとう。
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- 読後感がイイ 5
- あやの 2017/11/18 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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ヒーローの立場もヒロインの事情もよくわかる。世知辛い現実と夢いっぱいのハーレらしいお伽噺が見事に融合した楽しい作品です。前半のヒロインの「目指せ玉の輿」スタンスは、力強い打算的な言動と夢見る乙女との矛盾がコメディタッチで可愛かった。綺麗な画、キラキラ感、謀略だの愛人だのといった生臭さがないハッピー空間と揃ったら読後感なんてイイに決まってる。シリーズ通して社長さんのキャラがぶれていないのも良かったです。
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- 表面的には淡々としていますが 5
- あやの 2017/11/04 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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そこはそれ、大人だから。それぞれが裏切りや喪失による心の傷を抱えていますが、それを乗り越えてお互いが必要だと気が付いてゴールイン。幕引きも弾ける笑顔ではないところがこの二人らしい。二人の関係とワインが誕生するまでの過程がよく似ているように思います。大人のハーレクインってこういうのを言うんだなあ。
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- 嘘はついていないよね 2
- あやの 2017/09/30 このレビューを 28人の方が参考にしています。
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言うべき真実や都合の悪いことを隠していたけれど。都合が悪くなるとすぐにヒロインを他人呼ばわりして逆切れして、ヒロインを傷つける。確かに他人には違いないけれど、ヒロインが自分から踏み込んだわけじゃないからね。最後のヒロインを手放した「理由」ってアレ、理由じゃなくて言い訳じゃん、中身の無いペラッペラな。不誠実だわ、無神経だわ、徹底的に自分本位でコイツのイイ所ってわからない。唯一のお手柄はあの娘をもうけたことです。ヒロインには頑張りついでにコイツなんか振り切って別の幸せを見つけてほしかった。
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- 【ネタバレ】ヒロインがとにかく優しい 5
- あやの 2017/09/18 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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人の心にズカズカ踏み入って暴き立てるのではなく、因縁のあるヒーローに優しく寄り添って包み込む本当に優しいヒロイン。決して洗練された画ではないのですが(ごめんなさい)、素朴で暖かいヒロインによく合っています。ヒーローもそんなヒロインから捧げられたものの価値をよく分かっていて、ヒロインを大切にします。お兄さんが願った通り、優しくて不器用な人達が癒されて幸せになることができて良かったなあ、としみじみ思います。・・・はっ!そういえばこのヒーロー、ギリシア人だった!HQではゴーマン人でなしの代名詞のように描かれるギリシア人ヒーローですが、そりゃ当然、そんなのばっかりじゃないよね。
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- 【ネタバレ】うわあ、可愛い! 5
- あやの 2017/09/13 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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余裕ありそうな大人の男の風貌で結構ジタバタしています、ヒーロー。余裕なくて必死なんだけれど「いやそれセクハラ」と突っ込みたくなる振る舞いの数々は結果オーライでよかったね。なんか色々ダダ漏れのヒーローはとっても可愛かった。でもこのくらいなら「うわあ」までは思いません。皆さんが絶賛するのがとってもよく理解できるラストでした。ただのめでたしめでたし、で終わるのではなく、ラストでこれだけ幸福感が追加される作品って珍しい。画もお話の運び方もとっても魅力的です。
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- 【ネタバレ】実に清々しい!けれど、それだけじゃない。 5
- あやの 2017/09/04 このレビューを 35人の方が参考にしています。
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冤罪事件で犯人を仕立て上げるが如く、ヒーローの中では最初から答え(勿論間違っている)が決まっているから、ヒロインの言動を悉く曲解して、自分の出した見当ハズレの結論に飛びついてヒロインの心をお約束通り踏みにじりました。自分の目で見て、感じたことを信じればいいのに、本当にバカだと思います。ヒーローの聞くに堪えない罵倒に対して、ヒロインは汚い言葉はほとんど使わず(地獄云々言ったけど)、真実だけ語ってバッサリ拒絶するのも潔いし、迸る怒りと悲しみを表現する方法がまた、カッコイイ。これだけでも大いに溜飲が下がってスッキリしましたが、見せ場はまだまだ続きます。真実を知るにつれ、文字通り顔色を失って青ざめるヒーローがヒロインにサックリ切り捨てられて、茫然とする表情や後悔の余り憔悴している様子に加えて、あの懇願。ここまで反省しているんだから許してやって、とつい思わせる上手さときたら、もう!流石の表現力です。HQのヒロインって夢はどーした!?と言いたくなることが多いので、ヒロインが夢を諦めなかったのも良かったです。
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- あ、あれ!? 4
- あやの 2017/09/03 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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繊細で淡々としているけれど、色っぽさのあるこの方の画は好きなんですが、あ、あれ!?なんだか今作とっても読み辛い、と思ってしまった。端麗な画であることに変わりは無いのですが、なんだか水墨画っぽい。いえ、白黒の濃淡で表現する水墨画も味わいがあって好きなんですが、ちょっと電子書籍では読み辛かった。淡々としながらもジワジワ攻めてくる独特のお話運びは健在です。身勝手と責めるには余りにヒーローの育ってきた環境が切ない。幸せになってほしいものです。
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- 徹底的にアレンジされてる 5
- あやの 2017/08/07 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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これはもう解釈の違いとか視点を変えた表現方法とかのレベルじゃありません。でも好き。原作の自分の魅力を自覚して敢えて隠していた思わせぶりな肉食ヒーローも悪くなかったけれど、ここまでコメディに徹してアレンジされるともう素直に楽しむしかありません。星合先生って麗しい画を描かれるけれど、キュートなコメディもお上手なんだよなあ。
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- ヒーローの焼きもちが可愛い 4
- あやの 2017/08/06 このレビューを 21人の方が参考にしています。
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ジェシカ作品のヒーローはヒロインに嫉妬がらみの八つ当たりをコレでもか!と繰り出すことが多くて、それがかなり執拗で理不尽なので読んでいる方がツライこともしばしば。この作品のヒーローは暗雲背負って「ゴゴゴゴ」っとするものの、ヒロインに冷たくはしても酷い言動はしないのでストレスが無いだけでなく、画に描いたようなツンデレなのでとっても可愛い。しかも自分の振る舞いも自覚していてヒロインに嫌われていると思って傷ついているあたり、マトモな感覚の持ち主だよ、と変な所で感動。不器用だけどあの強面でヒロインにメロメロってギャップ萌えするにも程がある。作画さんの厳ついヒーローの可愛さが際立つお話でした。
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- 【ネタバレ】ヒーローが外道 4
- あやの 2017/07/17 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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ヒロインにあの状況で鏡を見ることを強要するわ、パーティに無理矢理同伴してさらし者にするわ、どれだけヒロインの気持ちを蹂躙したら気が済むんだ。ヒロイン父もヒーローとタイプこそ違えドッコイドッコイの外道ですが、外道親父の身代わりにここまでトンチンカンな八つ当たりをされたヒロインって初めてじゃないでしょうか。これが「知らなかったんだ」ってお約束の誤解ではなく、ヒロインの事情やトラウマを理解した上での八つ当たり、しかも約束を反故にする気満々って、こんな外道を許す必要ないんですよー!しかし、外道には人格者のお母様がツキモノで、やっぱり外道( ヒロイン父)の被害者であるにもかかわらず、ヒロインを思いやる心優しいヒーロー母。お母さん、愚息がヒロインに仕出かしたことを知ったら、ショックのあまり天国に行っちゃいそうです。この内容だったらよっぽどのことが無いと評価1つけちゃいそうなんですが、キレイな画とお話運び、そして爆笑後書きで低評価にはできないのでした。小越先生、流石です。
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- 【ネタバレ】登場人物みんなの性格が良いので 4
- あやの 2017/07/09 このレビューを 2人の方が参考にしています。
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ストーリーとしては何度も目にしたことのある王道のど定番ですが、全体的に可愛らしい雰囲気の読後感の良いお話でした。時々出現するコロコロしたSDキャラでホノボノ度がアップ。なんといっても、ヒロインの妊娠について、ヒーローが「本当に僕の子なのか」「計算づくだろ、嵌められた」という魔のNGワードをぶちかまさなかったのが大きい。動揺とヒロインに対する愛情に自覚がなかったものだから、いただけない態度ではあったけれど、不幸な生い立ちにも関わらず、その場でプロポーズをしたのは誠実だったと思います。(冒頭の元カノは気の毒ですが。 )そんなヒーローの事情を知ったヒロインがこのヒロインらしく優しく許してゴールイン。ドラマチックとヒステリックとは全く別のものなんだなあ、と感じた作品でした。
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- 河村先生の描くお子様は本当に可愛い 5
- あやの 2017/07/08 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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河村先生のファンですが、ちょっと地味な絵柄(ごめんなさい)なのでHQは無いだろうなー、と思っていました。ふてちゃさんの仰る通り、日本史を題材にしたお話は、途中まではどんなにほのぼのと優しく、可愛らしい物語であっても哀しい結末で終わる作品がほとんどなので(だからこそ哀しさが際立つのですが)読む度にちょっとした覚悟が必要です。だからこそ、ほぼハッピーエンドが約束されているHQは河村先生の優しい世界を安心して堪能することができる場所なんだと目から鱗が落ちる思いでした。これからもHQで優しい作品を描いてください。
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- 【ネタバレ】黙って男らしく耐えていりゃいいものを 4
- あやの 2017/06/26 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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それなりに年は離れているけれど「年の差カップル」という程ではないなあ、と思っていたら始まりました、自分の葛藤をヒロインにぶつけるペニー名物、ヒーローのえげつない八つ当たり!おろし金で心を摩り下ろされるような言葉の暴力の数々、「あペニーさんのいつものアレね」と読者的にはすぐわかるけれど、ヒロインは気の毒なことこの上ない。ヒーローの葛藤のトバッチリを受けた当て馬さんたちも、特にグウェンはとっても気の毒。ヒロインにはある意味誠実なヒーロー、でもあの態度は愛情故といっても、客観的にはDV以外の何物でもありません。イラッとしながらもついつい購入してしまうペニー作品、面白かったけれど、ヒーローに対しては、もう少し寡黙に耐えていればいいものを、お子様かーい!との思いがどうしても拭えないのでした。
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- 【ネタバレ】王道のラブコメ 5
- あやの 2017/06/10 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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前に読んだ時も思ったけれど、大人向けに華やかに仕立てた少女漫画だ、可愛い!友人たちも鈍感な二人をサポートはするけれど、無神経に踏み込んで傷つけたりしないで見守っているから、本当にハッピーにゴールインします。しかし、やっぱり大人としては王子様ジャックに行っちゃうな~、と思ってしまうのでした。そしたらこんなに可愛いお話にはならないか(笑)。
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- 奇跡のDNA 4
- あやの 2017/06/03 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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ヒーローの最初のアレ中絶を示唆していたんじゃなかったの?私もヒロインと同じ解釈をしていました。いや、あの流なら普通にそう解釈すると思うのですが。もう出だしといい、再会後といいヒーローの言動が最低最悪でムカつきっぱなしでした。ヒーロー父の渾身のネタばらしで風向きが変わり、ヒロインの行方を必死で探して大告白大会、反省会と続いて溜飲が下がりましたが。deeさんの仰っていたのはコレか。煌びやかな画と迸る感情表現の勢いある作品は山田先生の持ち味、面白かった。与えてばかりのヒロインの許しの心があってこその王道HQです。それにしてもこの一族のDNAって凄いですね、驚きました(笑)。
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- 【ネタバレ】全部忘れてって・・・ 4
- あやの 2017/06/03 このレビューを 70人の方が参考にしています。
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その全部は本当に全てお前に都合の悪いことばかりだろ。図々しい男だなー。ヒロインの唯一の落ち度は部下に同情して上司としてその窃盗を報告しなかったことだけれど、あんな侮辱の限りを受けるような「自業自得」なことなんてこれっぽっちも無いからねと言いたい。ヒーロー母、ヒロインの手紙や電話の隠蔽だけならともかく(ソレも酷いが)、ワザワザ証拠捏造して陥れるって魔が差したどころじゃない、ハッキリ悪意を持って動いているし、ヒーロー曰く良心の呵責に耐えかねて服薬していたっていう割に「泥棒と結婚する気か」ってヒロインを中傷しているあたり別に気に病んでいたとも思えない。言い逃れのできない状況になって、白状せざるを得なくなり、夫と息子の非難から逃げるために倒れたんじゃないか、と勘繰りたくなります。これだけの悪意を持って人を陥れる人間が優しげに振る舞って普通に生活していることが何より恐ろしい。山田先生の画は本当にキレイだし、漫画としても面白い(ヒーローの反省と後悔は仕出かしたことに対しては当然。でもヒロインを嵌めたのが母じゃなかったら逆切れ開き直りで終わった可能性が高い)んだけれど、反省すれば何でも許されるってのはちょっと違うと思います。
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- 【ネタバレ】これは「愛は苦悩とともに」の続編でしょう 4
- あやの 2017/06/01 このレビューを 46人の方が参考にしています。
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自業自得とはいえ、一族一致で「元凶がいなくなったので全ての問題は解決」的な扱いを受けるジーサマの存在って・・・。そんな因業なジーサマの死を静かに悼むマディは、強くはなったけれど優しいままでした。対してマックスの顔立ちが改心する前の妖しげな表情だったので、ちょっとビビッていたら、黒マックス様はマディに嫌われることを何より恐れているって可愛すぎるだろう!マディと改めて絆を深めたことにより、ラスト美貌に磨きがかかりました。今作のヒーローはマックス、次いでデイビットだと思って読んだので、私にはとっても面白かった。それにしてもヒロインオリビアの余裕のなさが、刻まれてきた傷の深さを物語っていて痛々しかった。散々酷い目にあわされてきてたからこそデイビットのよき祖父ぶりに「じゃあ私はなんだったの」と更に傷つく負のスパイラル。キャスパーはサンドバックでなかったら、抱き枕か。オリビア、一人で折り合いをつけて抱き枕を支点にして立ち直ったような気がするのですが。確かにサンドバックは気の毒だけれど、それを理由に夫婦関係が破たんしかけ、文字通りヒーローが不在。オリビアは傷つきながらも成長したと思うのですが、キャスパー、夫婦再生のために何か努力したっけ?(オリビアの心の拠り所になり得た献身は、放浪時のアレでぶち壊しになった感が)呑気に一人リフレッシュしていただけだろう。そう思ってしまって満点評価ではないのですが、一族の物語を紡ぐ、というのが今作の目的でH/Hはとりあえず形だけっていうのが原作のスタイルなんでしょうか。巨匠の考えることはわからん。
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