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ロスト・ラヴ小林博美/キャロル・モーティマー
いや、もうスゴ過ぎて 評価5 5

作品紹介と立ち読み部分で既にハラハラドキドキして、そのまま購入。愛憎入り混じるこの展開をどう収集するのか、残念エンドになってしまうのかというハラハラもあったのですが、本当に失礼な杞憂でした。傷ついたヒロインを支えるジョスリンさんに友人たち。ヒロインの苦しみは深いものですが、一人ではなかったのが救いです。ヒロインにこれでもか、と酷い仕打ちを繰り出したヒーローですが、彼にも理由がありました。いかにもハーレらしい理由ですが、小林先生の手にかかると素直にヒーローに同情できてしまいます。ヒーローを雁字搦めにしていた父の呪縛が凄過ぎて、なんだかもう。ヒロインも素直な優しい女性でしたが、呪縛から解放されたヒーローもそれに劣らない。怒涛の展開から感動的なラストまで限りあるページで起承転結させた小林先生って凄すぎる・・・読み応えのある作品でした。

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踏みにじられた薔薇楠桂/アン・メイジャー
なんでだ? 評価4 4

ちょっとアクション派手かなあ、と正直私も思うけれど、ここまでボロクソに言われるほどかなあ。絵もキレイだと思うのですが・・・。人の好みは千差万別ってことですかね。

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永遠に失われた初夜かわしま梨花/キャシー・ウィリアムズ
【ネタバレ】目もスゴイが腕も・・・ 評価4 4

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懐しのサルコンヌ馬渕早苗/シャーロット・ラム
準主役はサルコンヌ 評価4 4

ヒロインが最初は恐れを抱いていたサルコンヌを我が家と感じるまでの間の、サルコンヌの四季がそれはもう美しく綴られています。作品の四分の一、はちょっと大袈裟かもしれませんがかなりのページを費やしています。ストーリーは、クラシカルな王道ハーレクイーン、これぞシャーロット・ラム、というもの。最初の段階で後の展開まで読めちゃいますが、このテのお話は大好きなので楽しめました。抒情溢れる美しい作品です。

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雇われた恋人浦川まさる/ニコラ・マーシュ
絵がキレイ~! 評価5 5

ヒロインのプロポーションの良さに目を見張ってしまいました。柔らかくてキレイ!そして、ダンディなヒーロー父といい、愛すべきオバチャンのサリーさんといい、どうしてこんなに年配者の絵までもが巧みなのか(しかも味がある)。傷ついた子供のまま大人になってしまった繊細なヒーローはちょっとお子チャマでしたが、優しい浦川ワールドらしいハッピーエンドにホッコリしました。

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シンデレラの献身【あとがき付き】桜屋響/キャロル・モーティマー
【ネタバレ】小さな勇者 評価5 5

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封印された手紙別府ちづ子/パトリシア・ノール
ヒーローもとっても不遇だったには違いないんだけれどね 評価5 5

脇役どころかダブルヒーロー、いや私にとってはハルの方が真ヒーローです。ヒーローも本人の知らないところで妨害に遭ってヒロインを諦めざるを得なかった上、一人孤独に戦争の後遺症と戦っていたり、と気の毒なことこの上ないのは否定しません。でも最後の電話の時に「自分を信じて待っていてほしい」という一言があれば、ヒロインの対応も違っていたのに、そして何故自分からその後一切連絡しなかったんだ、とやっぱり突っ込んでしまう。若くて未熟だったから、といえばそれまでですが。始まりは便宜結婚だったのに、クソ親父からの迫害からも一歩もひかずヒロインを守り支え続けたハルがステキ過ぎてH/Hのハッピーエンドに少し納得できなかったくらいです。孤独であり続けたヒーローが幸せになれるのは良いことなんですが・・・。それにしても、最期のヒーロー父のおぞましいまでの執念は本当に怖かった。これJホラーだったら、二人の結婚後に夜な夜な屋敷を徘徊してるよ、きっと。

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十代のころ花牟礼サキ/ペニー・ジョーダン
私が浅はかでした 評価4 4

最初、作品案内を読んで「思い込みの激しい十代の暴走が話の発端かあ。サブタイトルは黒歴史だなっ」と短絡的な感想を抱いたのですが、浅はかでした。少女特有の思い込みの激しさも、叔父家族と過ごした幸せな思い出も全て包んで「十代のころ」のタイトルなんですね。幸せな少女時代の回想シーンはノスタルジックな雰囲気に溢れていて、それをぶち壊すような酷い出来事もなく穏やかな気持ちになれました。穏やかな作品は描き方によっては退屈なものになってしまうのに、魅力的な作品に仕上がっているのは作画の方の手腕でしょう。

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不遜な富豪は理想の夫高井みお/キャット・キャントレル
優しい魔法使いのお話 評価5 5

エリースさんがヒロインのお話、読みたかったので嬉しい。洞察力に長けたエリースさんですが、冷静に分析するだけでなく、相手の気持ちに寄り添っているから優しい魔法が使えるんですね。斜に構えた意地っ張りなヒーローは、ゴージャスな美丈夫という外見に反してとても可愛らしかったけれど、それはヒロインの目に映るヒーローを高井先生が伝えてくれているからであって、大抵の人はただ圧倒されて終わってしまうと思います。自分の中にいる小さな女の子を消すのではなく、愛せると思えるエリースさんは「強くて優しい魔法使い」の名にふさわしい。3部作のトリを飾るにふさわしいステキなエンディングでした。

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シンデレラの円舞曲内田一奈/ミシェル・セルマー
素直なのは「概ね」良いことです 評価4 4

とにかく素直なヒーローでした。自分の気持ちに素直に従って、ヒロインにがんがんアタック⇒イロイロ急展開⇒動揺のあまりとんでもない言動をして⇒ヒロインに指摘されて素直に反省。素直な態度には概ね好感が持てるのですが、欲望に素直に従って、所かまわずサカるのは如何なものか。「どこのサルだよ」的な印象が無いのは、内田先生の描き方のお蔭でしょう。元々色気のあるヒーローに定評のある内田先生ですが、嫌味のない色っぽさがある柔らかいヒロインもとてもステキ。流されやすい所もありますが、お人好しで無欲なヒロインはちょっとダメな所のある弟キャラ(内田先生談)であるヒーローとお似合いです。堅苦しいだけでなく、意外に捌けた国王様と可愛らしい王妃様といい、内田先生は脇キャラも魅力的なんですよね。

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ドクターの週末星合操/ミーガン・マキニー
華やかなのに甘酸っぱい 評価4 4

大人なのに、イマドキのTLよりよっぽど爽やかで初々しい二人でした。H/Hを見守る二人の応援の仕方は大人なら、ではでしたが。大人といえばヒロインの下着!星合先生が描いたから「夢のランジェリー」のようですが、確かにアレを普段使いにするってスゴイ。ヒーローのお蔭で拝むことができました(笑)。

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裏切られた情熱夏木未央/アン・メイザー
オマワリさーん! 評価1 1

ここに犯罪者がいますよー!当時は妻だった女性の暴露に「あの性悪女め」と毒づく男にビックリです。どの口がソレを言うのか。結婚生活が破たんしていて離婚協議中だったから別に自分に後ろ暗い所はない、なんで自分に聞かなかったのかとヒロインを責めるバカ男にドン引き。直接確認した所で、伝えられる真実はロクなものじゃないのにさ。前妻のウソって夫婦仲が良いって所だけじゃないか。不実な犯罪者と怠け者のバカ二人に翻弄されたヒロインの男運の悪さに同情しちゃいます。原作者は読者にナニを伝えたかったんだろう。

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罪までもいとしく水原冬樹/エリザベス・パワー
諭す相手が違うだろ 評価2 2

物分かりの良さそうな人の痛みが分かるバー様かと思ったら、まるで自分の息子が悪いのに嫁に我慢を強いる姑のような発言でガックリ。だーってヒーローが反省する素振りも見せずに、図々しく迫ってくるんだもん、罰しちゃ悪いのかよ、と言いたい。ヒロイン母とヒーロー叔父が生きていれば謝って償うこともできたけれど、二人とも失意の中で亡くなってしまったので、ヒーローもその点は不幸だったと思う・・・がっ文字通り取り返しがつかないとはこのことでスッキリしない作品でした。タイトルの「罪」って嘘をついたヒロインと、偏見に凝り固まって人の幸せをぶち壊したヒーローの罪とどっちの事を言っているのか知りたいところです。

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結婚の理由井出智香恵/サンドラ・マートン
なんてこったい 評価4 4

敢えてHQ仕様に絵柄を変えることに意味はあるのか、反って不自然な硬さがあって変(失礼)と思っていましたが、今作ではヒロインは可憐で、ヒーローも端正な面立ちだなあと感じました。(所々気になる箇所はあるけれど)確かに「いつもの」画風だといかにも日本人で、そして生々しい印象が強いので(重ねて失礼)。己に対する自己評価の高さを、恥じらいもなく披露するヒーロー(blancaさんの「笑えるおたんこなす」という表現が面白すぎる)、「〇〇女学園」とか「ありゃしない」他にも挙げればきりがないツッコミどころ満載の言葉選び、溢れ出る昭和テイスト。本来ならHQとは相いれないはずなのに、なんてこったい、井出ワールドとHQのコラボレーションにツボってしまった。ちょっとHQとしては異色ですが、面白かったデス。

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魔王からの伝言なかやま衣子/アン・ウィール
悪魔ですらなかった・・・ 評価3 3

邦題で悪魔より格上の魔王とぶち上げられているものだから、ワクワクしていたのですが、かなり肩透かし。寧ろヒーローは良い人じゃないか。周囲が勝手に「魔王の館」呼ばわりしていたり、ヒロインが「私にとっては魔王」と言っているのでタイトルに偽りがあるわけではありません。大袈裟なだけです。H/Hに「いやいや、アナタ方の言い分は分かるけれど、相手の立場からするとさー」と突っ込んでいたら、二人とも相手の視点に立ってキチンと反省する至ってマトモな人たちでした。主役二人に全く苛立つことはありませんでしたが、「このまま終わらないよね、最後に一波乱あるよね」と思っているうちにアッサリ終わってしまった・・・。悪くは無かったけれど、正直物足りない。コースに入ってくるまで待った方がよかったかなあ。

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復讐のかなたに大橋薫/ジェイン・ポーター
ソコ順番違うー! 評価5 5

ヒーローが復讐云々言い出しちゃった時には「ぎゃーっ、言わなきゃいけないのはアナタが後回しにしちゃった方だよーっ、ソレじゃアナタの純情は伝わりませんよーっ!」と叫びたくなりました。傷だらけのヒロインを色々なモノから守ってくれる本当に優しいヒーロでした。打算も変な駆け引きもなしに一途にメロメロなヒーローがヒロインを優しく癒していくお話はゴーマンキチクお子ちゃまHQヒーローにウンザリしていた心をキレイに洗い流してくれました。・・・洗われたそばからまた懲りずにバカ男の話を読んで怒るんですけれどね。

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愛する資格藍まりと/ペニー・ジョーダン
原作よりイイ! 評価5 5

原作既読で、いつものペニー節に満足したにも拘らず、原作を凌いでいると思います。原作ヒロインは不当な評価を受けた心のキズは理解できるけれど、ヒーローへの態度は「罰してやる」感が強く「いやー、ちっとソレ逆恨みだと思う」と思うことしばしば、ヒーローは何せペニー作品だから嫉妬がらみとはいえ「そういう女」だと思って強引に迫ってヒロインを傷つけること度々。ところが、この作品ではパッションという点では劣るものの、相手を理解しようと努める心優しいH/Hという印象でした。そして原作では正直何の印象も残らなかった子供たちが、とってもキュート!まりと先生の作品のお子様って本当に可愛い。フーラーさんのアレンジといい、なんかもう「まりと先生スゴイ」としか言いようがありません。

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呼び覚まされた屈辱竹姫/ケイト・ハーディ
確かに残念 評価3 3

原作を楽しく読みました。原作と登場人物の設定がアレンジされることはままありますが、(ランクアップさせることはあってもその逆は珍しいと思いました)これは確かに痛恨とも言える非常に残念なミスですね。普通なら間違いようもないんだけれどなあ・・・。ヒロインへの呼びかけにどうしても原作通り「ドクター」を使いたかったのだろうか。ちづさんの仰る通りです。それはさておき、原作で長々と迷走するヒーロー(だから原作は楽しかったのですが)と巻き込まれるヒロインのお話を初HQにも拘らず上手に纏めていらっしゃるなあ、と思いました。長ーいゴタゴタは端折る所を間違えると、粗筋だけの中身の無い作品になりがちです。折角限られたページ数で楽しませてくれたのに、嗚呼。それさえ無ければ評価♥4なのに、残念です。

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囚われた秘書杏崎もりか/シャロン・ケンドリック
13歳で反抗期の娘よりも 評価2 2

その父親の方がよっぽどお子チャマだった。金と社会的地位という性質の悪いオモチャを手にしている分始末に負えない。擦り寄ってきたかと思うとガブリとやること数回、オマエは躾けされていないバカ犬かと言いたい。娘にまで存在を知られた愛人を持つような男がヒーローという時点で、いかに幸せそうに描かれたラストであっても、このお話に読後感の良さなんてものを期待してはいけないと思いました。

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バレンタイン・ダンス稜敦水/レベッカ・ヨーク
何格好つけとるんじゃっ! 評価2 2

ヒロインと再会して、開口一番のセリフに開いた口がふさがらなかった・・・。恥を知っていれば会わせる顔なんてないはずだから、きっと考えに考えたんだろーが、そこはお前のしょーもない面子なんかより謝罪を優先させるべきだろう。本当に悪いと思っているのか!従弟の陳述書がなければ、ヒロインを信じたかどうかも怪しいトコロです。絵も綺麗だし、途中までは楽しく読んでいたのに、短絡的な結論に飛びついたバカ男の所為で評価ダダ下がりです。これで絵がダメダメだったらマイナスつけたいくらい。作画さんもお気の毒です。

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捨てられたプリンス澤田光恵/ケイトリン・クルーズ
どちらにも共感できない 評価2 2

久しぶりにH/H双方にイラッとしました。幼稚なお子様ヒロインに有言不実行な包容力の欠片もないヒーロー。3年を経てヒロインは少し大人になったけれど、ヒーローはやっと己を顧みた段階。進歩がないよりはマシだけれど、結局感情的に歩み寄っただけで根本的なものは何も解決していない。愛だけで困難が乗り越えられるなら、そもそも三年前に破綻なんかしなかったわけだし、とてもハッピーエンドとは思えないんですが・・・。

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恋の代役高木とし/ペニー・ジョーダン
こじつけにも程がある(笑) 評価5 5

ヒロインに「貸しを返せ」って無理やり迫るヒーロー、所謂「おあいこ」になるまで色々やったじゃん、もうそれ以上は貸借逆転しちゃいますよー、なんだその無理やりはと途中まで思っていたら、ああ先入観と自分が見たヒロインの実像に混乱しているのにそれでもヒロインに近づきたくて、ワケわからなくなっちゃうペニーさん十八番のヒーローの困惑という名の迷走。理不尽だけれどヒロインにメロメロで本当に酷いことはできないペニー定番のこの手のヒーローは大好物です。これは確かに書籍で手元に置いておきたいお話ですね。

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地下室の令嬢【あとがき付き】百瀬なつ/ベティ・ニールズ
確かに「違う」と思ったけれど 評価4 4

この作品は私の「初ベティ・ニールズ」です。確かにピュアロマンスだけれど本当にハーレラインなのかーと驚いたっけ。大好きな原作ですが、あの淡々とした穏やかな作品をコミカライズするのはちょっと難しいんじゃ・・・と思っていたので、ビックリしました。確かにヒーローがジェラルディーンに啖呵きったり、ヒロインが激情に駆られる所は「ちょっと違うなあ。やりすぎ?」と思ったけれど、淡々としすぎて何考えているか分からないベティさんのヒーローがヒロインに見とれるシーンのアレンジなんて「こういうのが見たかったんだよ」と喜んでしまいました。普段の百瀬先生の作風とは随分違うので、ベティさんの作風に近づけたのかなー。ただヒロインが自分の「正体」(←これを言ったのはヒーローだけれど)を「元令嬢」だとヒーローに知られてしまったとショックを受けるシーンには物凄く違和感が。ヒロインは良家の子女故に変な気負いは無かったので、そこが減点ポイントです。でも会員期間の購入にして私的には良かったです。

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甘い闇の記憶有沢瞳子/ペニー・ジョーダン
【ネタバレ】完全にアウトだろう 評価4 4

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シークとの夜【あとがき付き】JET/アレキサンドラ・セラーズ
【ネタバレ】情熱的なシーク様なのに 評価5 5

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非恋愛結婚宗真仁子/マリオン・レノックス
勝手な男だなー 評価4 4

ヒロインとの結婚に至るまでの、ヒーローの態度が自分本位でいただけない。ヒロインが自分に好意を寄せているなんて思いもしなかったからなんだろうけれど、コイツ、いけしゃあしゃあとと思ってしまう。結婚後は大切な人を作ってしまうと・・・と思い詰めていたヒーローの頑なな心が解れて美しくゴールイン。眼鏡を外して、ひっつめ髪を解くと美女に変身という古来からの鉄板設定は宗真先生の美しい作画があってこそ楽しめたのですが、前半のヒーローの思いやりの無さにやっぱり腹が立ってしまい、満点評価には至りませんでした。ヒロインの服についてのエピソードは原作通りだったら、更にヒーローへの評価が下がったので宗真先生がアレンジしてくれてよかったです。

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疎遠の妻、もしくは秘密の愛人さちみりほ/クリスティン・メリル
【ネタバレ】さちみ先生の構成力! 評価5 5

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偽りの愛人小越なつえ/ジュリア・ジェイムズ
イアンさんがヒーローのようなお顔立ちなので 評価5 5

そして、王道ど真ん中なお話なので皆さんが仰るように、早い段階で先の展開がわかります。朝がいちばんさんのレビューに深く頷きました。ど定番を面白く描くのも陳腐な印象にしてしまうのも、本当に作画さんの力量次第です。ヒロインをぶった切った後「一夜限りの」ってアンタ何やってるのよ、とヒーローに呆れたけれど、小越先生の「ベイベェ」で吹いてしまった。本作とはあまりに趣の違う後書きなんですが、小越先生のツッコミ(?)に溜飲を下げた私でした。

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一夜が授けた秘密【あとがき付き】安倍沙槻/アン・メイジャー
【ネタバレ】大満足 評価5 5

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盗まれたのは心岡本慶子/メラニー・ミルバーン
評価は全て聖女様に 評価2 2

4年間のうちに、どれか一つでも乗り越えるのが大変な過酷な出来事が同時期に起きるなんて。それをたった一人で乗り越えたヒロイン。どうせならもうひと踏ん張り根性見せて、ヒーローなんか捨てて欲しかったけれど、とうとう頑張ることに疲れちゃったか、と普通ならそう思うところですが、このヒロインは全てを受け入れて許すことのできる女性なので、もう崇高過ぎて聖女様としかいいようがない。聖女資質なんて欠片も無い身としては、素晴らしいなーと思うし、そんな彼女が報われて良かったとも思っているのも確かなんですが。私だったら「アガペ・ムー」と言った同じ唇で「このコソ泥」って罵倒する男なんて二度と信じられないし、顔も見たくない。いくら後悔しているとはいえ、脅迫と侮辱を繰り返すようなこの男が許されるのは、ハッキリ言って面白くない。ヒーローとその不愉快な身内(ヒロイン妹もか)が思いっきりポイント下げてます。作画さんのせいじゃないんですけれど。

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