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情熱の目覚め【あとがき付き】百瀬なつ/ジョー・リー
エンディングでのヒーローの告白は必見! 評価4 4

ヒーローは無愛想で少し怖そうだけど、誠実な男性。ヒロインにとって、最初は苦手なタイプだったのに、彼の優しさや笑顔に接し、どんどん魅かれていくけれど…というお話。企業スパイは誰なのかというサスペンスを背景に、お互いがかけがえのない存在になっていくのが微笑ましい♪また、恋愛上級者のヒロイン・アシスタントのキャラがとても個性的で良いですね。ちなみに原題「Husband 101」は翻訳するとハズバンド獲得入門って感じでしょうか…

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花嫁になる日伊勢崎とわ/ジェニファー・ドルー
じれじれだけど、可愛い話 評価4 4

高校時代からずっと好きだった相手に、結婚相手探しを頼まれてしまう。HQではありがちですが、絵柄と、ヒロインの純粋さが相まって可愛い話になっています。ただ、しばらく会わない間にやせて別人のように美しくなっていたからこそのハッピーエンドかなとも思えるのが少し悲しいかな。今作品のヒーローは双子の片割れ。双子のもう1人ザックがヒーローである作品も漫画化されてませんが、ありますよ。(「プレイボーイの陰謀」)

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侯爵と見た夢有沢遼/サラ・クレイヴン
見事なほどの気持ちのすれちがい 評価4 4

HQではありがちな、お互い愛し合っているのに、すれ違いが重なり、心が頑なになっているヒーローとヒロイン。著者もあとがきで書いているのですが、最初にちゃんと話し合っていれば、ここまでズルズルな悪い状況にならないんですけどね。非常にイライラします。ただ他の同様な作品と一線を画し、なかなか感動的な作品に仕上がっているのは、ラストに出てくるヒーローがヒロインにあてた手紙の内容です。ヒーローの心の叫びが胸を打ちます。何せ、著者も何度も何度も読んで、ウットリしてたそうですから…

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華麗なる誘惑【あとがき付き】有沢遼/サラ・モーガン
三つの愛の詩シリーズ 評価4 4

なぜかシリーズと書いてませんが、「私にはあなただけ」「華麗なる誘惑」「プレイボーイにさよなら」は3兄妹がそれぞれの主人公の話です。そして、いずれも有沢遼先生が絵を描いているので、違和感がない!

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愛と気づくまで【あとがき付き】麻生歩/ロビン・ドナルド
【ネタバレ】計略でしょうか・・・ 評価4 4

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王子様と家庭教師陽村空葉/ニコル・バーナム
【ネタバレ】サンリミニ国末王子の成長物語?! 評価4 4

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プリンスと虹色の指輪英洋子/ジョーン・エリオット・ピカート
【ネタバレ】世紀のウエディングシリーズ最終巻 評価4 4

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恋という名の罰【あとがき付き】一重夕子/アビー・グリーン
【ネタバレ】2度とだまされないためには 評価4 4

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ニューヨークへ愛をこめてくればやし月子/スーザン・フォックス
深みはないけど… 評価4 4

著者の絵柄も相まって、どこかほのぼのした、いいお話になってます。ヒロインはピュアで優しい人だしねぇ。クライマックスでの、ヒーローの登場シーンも、ロマンチックでワクワク!おまけに、登場人物の子供と犬が可愛らしく、癒される。ただ、限られたページ数の関係か、全体的に深みはない。原作では、ヒーローと出会ってからの、ヒロインの成長もポイントだったのだけどねぇ。そもそも原作者・スーザン・フォックス の話は、ひたすら耐えるヒロインばかりで、ヒロインはもっと辛い目にあってるはずだわ。全体的に「薄い」印象になってしまった作品。でも、読後感よくハッピーにはなれる。

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仮面のささやき【あとがき付き】渡辺直美/ナンシー・ウォレン
非現実なシチュエーションに… 評価4 4

こんなことはありえない!と感じつつ、「大人のファンタジー」として、ドキドキしたし、なかなか楽しめた。ただ、ヒロインはかなりの美人だし、仕事もできるし、しかも、もてるんじゃ、個人的には少々むかつく。でもまぁ、恋愛部分以外でも興味深かったし、著者の程よく大人っぽい絵柄も私は気に入りました。次回の著者の作品を読めるのを心待ちにしています。そういえば著者は、2005年に女性週刊誌でエリカ・スピンドラー「ショッキングピンク」を漫画化してましたねぇ。MIRA文庫のロマンチックサスペンスなので、内容がえぐかった!当時、HQの漫画化がいくつかあったのだけど、ロマンス色があまりなく、ほとんどがサスペンスで、不思議だったなぁ。

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冷たいハネムーン米谷たかね/ジェシカ・ハート
【ネタバレ】ヒロインよりも… 評価4 4

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あの夜に戻れたら佐々木みすず/トリッシュ・モーリ
10年ってのは… 評価4 4

特に触れてませんが、この作品は同原作者「伝説の国のプリンセス」スピンオフです。(こちらはヒロイン兄の話で、今作品はじめで結婚式をあげてます)このカップル、再会まで10年かかってるわけですが、長いですねぇ。様々な事情があるにせよ。それにしても、原作者は「初めての夜を捧げようとしたけれど拒絶された」という設定が好きなのかもしれませんね。純潔を奪い遠ざけるのと、拒絶するのとでは、どちらがヒロインは傷つくのでしょう。

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恋愛必勝の法則【あとがき付き】アリスン/ミシェル・ダナウェイ
ロマンチストなプレイボーイ 評価4 4

めちゃくちゃドキドキしました。ヒロインは超完璧なフェロモン男性に本気でせまられるわけですしね。そして、そんなの信じられない!と素直になれない心の揺れと、自分の夢だった仕事が乗りに乗っている時期なのにという思いが存分に描かれており、切なさがつのります…。でもいかんせん、結末があっけなさすぎ!まだまだ揺れてほしかった?!ヒーローの決断は、ヒロインにとっては理想的ではあるが都合良すぎるよね。余談ですが、今作品と「憂鬱なプロポーズ」「プロポーズは結婚式で」のヒロインたちは大学時代の親友同士。だから、それぞれお互いの作品に登場し合ってます。ただ描いている著者がすべて違うため、頭の中が混乱してしまうことも。

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囚われの妻橋本多佳子/バーバラ・フェイス
【ネタバレ】何度生まれ変わっても、きっと… 評価4 4

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夢をかなえた一夜瀧川イヴ/サンドラ・マートン
結婚願望はないけれど 評価4 4

バロン家末兄のお話。3兄弟の中では1番、理性的で冷静なのでしょう。(女心が今ひとつわからないのが3兄弟の共通点)そして、彼に勝手に近づいてくる女性たちと次から次へと楽しんだタイプ?!自分から積極的にゲットしたいと思ったのは、ヒロインがはじめてだったのかもしれないね。こんな男性が結婚したらどうなるのだろうと心配しましたが…(追記・バロン家の恋物語シリーズは I~Ⅲまで、まとめて読むことをお勧めします。そうすると数倍楽しめるでしょう。)

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この夜が明けたら寺館和子/リンゼイ・マッケンナ
極限下での出会い 評価4 4

HQでの軍人ものは何作品も読みましたが、朝鮮戦争が出てきたのは初めてです。リアルに戦争を取り上げているだけに、華やかなHQ世界の中では、あまりにも暗く、あまりにも泥臭い!ともすると、HQ漫画を読んでいる気がしない。こういうのは、ちょっと苦手な読者も多いかもしれません。戦時下、毎日が生と死のはざまにあり、「明日」があるとは限らない。こんな厳しい中、従軍看護婦として女性も多く派遣されていたことを実感し、改めてすごいなぁと思いました。そして今作ヒロインは非常に過酷な状況下でも、勇敢かつ冷静に行動し、ヒーローを守り抜いた。並じゃなく強い女性です!惚れてしまいました!それにしても、今シリーズ、兄妹3人のそれぞれのロマンス+両親のロマンスを読んでしまうと、この家族への私の思い入れも強くなる。この家族が実在していたら今頃どうだろ…と思いをはせてしまう。きっと孫世代も軍人になって活躍してるのでしょうね。

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妻となる報酬瀧川イヴ/エバ・ラトランド
【ネタバレ】面白かったんだけども… 評価4 4

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無邪気なプリンセス岡田純子/レイ・モーガン
出会いシーンにドキドキ 評価4 4

2人の出会いシーン、私が読んだHQの中では1番オシャレだったかもしれない。「僕にインフルエンザをうつせよ」って…う~ん、ヒロインじゃなくても一目ぼれするでしょ♪この作品は「失われた王冠シリーズ」の1作目となります。その後は「光と闇のプリンス」「嘘つきなプリンセス」「偽りのプリンセス」の順番。

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飽くなき情熱星合操/リン・グレアム
最初に理由が… 評価4 4

原作も同様の構成なのかわからないけれど、最初のページで、ヒーローがヒロインをなぜ捨てざるをえなかったのか、その理由が明かされている。だから、その後、ヒーローがヒロインに対し、残酷な行動や言動を繰り返していても、厳しい目で見れないんだよね。(原作はもっと酷いのでしょうが)でも結果、著者の絵柄と相まって、HQらしいより甘い作品になっているかも。鬼畜ヒーローを簡単には許せない私には、ちょうどよいマイルドさです。

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ティアラよりも輝く日岸本景子/ロビン・ドナルド
ちょっと頭の中を整理… 評価4 4

心の中では何を考えているのか、なかなか表に出さない、理性的なヒーローでした。でも、著者の絵の硬質な男性像とマッチして、私は結構好みだったかもしれない。激しさは少ないけどね。おバカな弟に振り回される姉というヒロインのキャラも悪くない。ただ、今作は「愛と気づくまで」関連作で、それぞれ描いている著者が違うので、まずは頭の中での整理が必要!今作はじめに結婚したのが「愛と気づくまで」ヒーローとヒロイン。今作ヒーローは「愛と気づくまで」ヒロイン兄。こうなると、「愛と気づくまで」ヒーロー弟・ケルトが主人公の「愛を捨てる理由」漫画化が待たれる。

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孤独なドクター東里桐子/ヘザー・マカリスター
理科系男子のヒーローをもっと求む! 評価4 4

この作品のように医師以外の理科系男子がヒーローの作品が、もっと増えればいいのにね。ちょっと私が気になるのは。ヒロインの絵柄が昔の少女漫画みたいに見える。逆に、ヒーローの絵柄は好みだなぁ。表紙じゃなく、中身のほうのだけど。

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愛の奇跡をあなたと伊藤悶/ジョーン・エリオット・ピカート
【ネタバレ】著者らしい、ふんわりとした感触 評価4 4

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世界一結婚したい男麻生歩/メアリー・アン・ウィルソン
どこが「サスペンス」なんだ? 評価4 4

今作は「ロマンティックサスペンス」のジャンルなのですが、どう考えても「ロマンス」か「ピュアロマンス」です。サスペンス要素はありませぬ。ヒーローに隠している「秘密」はありますけどねぇ。この作品はヒロインが割合、普通の女性っぽいところが私は好きです。そして最後の方のヒロインのセリフもいい雰囲気をかもしだしています。

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億万長者の恋人は誰?星合操/アレキサンドラ・セラーズ
【ネタバレ】とらえどころのないヒーロー 評価4 4

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愛されない愛人羽生シオン/アニー・ウエスト
タイトルから想像する内容とは違うよね 評価4 4

このタイトルから想像する内容とは、見事なほどに違う!「愛されない愛人」だなんて、「傲慢ヒーローがヒロインと出会い、愛の意味を知る」というよくあるパターンを想像してしまうけれど、実はヒロインに一目ぼれ、最初からメロメロならしい。そもそもの原題は、おそらく「望めば手に入る愛人の地位」みたいなニュアンスでしょうか?個人的には、彼女に夢中なのにポーカーフェイスであるヒーローは大好きですよ。だけど「復讐」がバックグラウンドにあるせいで、それを存分には堪能できなかったかな。恋愛と復讐の両方を盛り込んでいるから、ちょっと焦点がぼけたかも。全体的に話の印象が薄く、少々、物足りなさも残る。でも、悪くはない。またこの著者の作品を読んでみたいとは思う。ちなみに、著者は「羽生詩音」の名前でTL漫画を描いています。このたび、HQ向けに絵をかなり大人っぽくした感はありますね。

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愛が行方不明牧村ジュン/パトリシア・ノール
記憶喪失ものは数あれど… 評価4 4

HQには記憶喪失になるヒーローとヒロインが数多くいらっしゃいます。いずれも運命の人と再度恋に落ちて、ハッピーエンドになっているわけですが。そんな中、この作品は、他の作品よりも、すっきりとした読後感ですね。最初のほうで、ヒロインが記憶喪失が原因で逃げ出したことを、ヒーローもあっさりと理解してくれたせいでしょうか。また、大きな障害が、人じゃなくて飛行機恐怖症にあるせいでしょうか。加えて、将来のイメージも希望に満ちた明るいものだし。

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名前を呼んで安武わたる/サンドラ・フィールド
なさそうで、現実にありえる話かもしれないね 評価4 4

世の中には自分そっくりな人が3人いるとは言うし、今作品はなさそうでありえる話なのかもしれない。だけど今作のように、似ているのが訳あり女性で、その人と間違えられたら本当に怖いよなと思った。無実の罪でつかまる可能性ありですものね。まぁ、今ヒロインはそのおかげで、一生の相手と巡り合えたわけで、トータルで考えれば悪くはないのかもしれないけど。HQ漫画化初期の作品のせいか、比較的ページ数が多く、話を丁寧に描いている感じがする。絵もかなり大人っぽく、私としては結構好印象!なぜか著者は宙出版で今作しか描いていない。もったいないなぁと考えてたら、最近、気づいた。この著者は、別の名前でHQでも描き始めたことを…。でも、この時(10年以上前)の絵の方が私は好きだな。ホラーを描き過ぎで画風が変化したのだろうか?

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シークに魅せられてJET/シャロン・ケンドリック
著者にしては可愛いヒーロー 評価4 4

今作品のH/Hは、同原作者「弔いの鐘のあとで」H/Hそれぞれの親友。その結婚式で二人は出会います。ヒロインが彼と刹那的関係になりたくないと、惹かれまいとしつつ、どんどん惹かれてしまう切なさが丁寧に描かれている、なかなかの良作と思います。そして、強面ヒーローばかり描く著者にしては、愛嬌と可愛らしさがある男性なのも好ましい。ちなみに、今作品で王子側近として出てきたフィリップは「罪深き誘惑」のヒーロー。そして、「いたずらな宿命」ヒーローは今作ヒーローの異母弟。4作品とも同じ著者が描いているのはこれまた素晴らしい!

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流れ星に祈って 1巻橋本多佳子/リンダ・ハワード
残酷な話です。 評価4 4

何度読んでも、残酷な話ですね。でも、美しい話だとも思えてしまう。たぶんサラがあまりにも一途だから。今作品に出てきたマックス氏(マクスウェル氏)ですが、同原作者「美しい標的」で彼も幸せになっているのでご安心ください。(愛し合っている夫婦の片割れが亡くなった後、生涯、落ち込み続けた結果、その子供が両親のように愛し合うことを怖がるという設定。HQには結構あるんですよね。だったら、どうすればよかったんだというのは、一概に言えませんが…。)

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