村田順子先生のヒストリカルは大好物なのですが、今作も期待以上の出来でした。頑固さゆえに違う選択をしてすれ違う。それでもそれを正そうとする勇気。そしてそれを許し受け入れる。その展開に何度も涙がでました。ヒーローとヒロインのロマンスを絡めながらも、大きな家族愛を堪能しました。心を打たれる作品でした♡

絵柄からなのかもっと波がある話かと読んでたら終わってた❗️プロローグっぽいのが長いな～と思ってたけど、メインだったのか？話し運びがお上手なので大きな話の「第○話」かを抜き取った感じでした。 ヒーローの可愛い態度とか好きなので何だかたまーに思い出したら読みたくなる話でした。

くどくて暑苦しい絵に､耐えられませんでした…｡ それでもヒーローが格好良かったり､ストーリーが面白かったりしたなら､何とか成ったと思うのですが…｡ ヒーローは､とてつもないお馬鹿ぴょんでした…｡ とても丁寧に描いてらっしゃるのには､好感持てるのですが…残念です｡

でも。他の方も書いている通り、話がまずい。男がだいたいいつも、無駄に性欲に溢れてて、しかもそれを相手のせいに平気でする方ばかり。あと、この話に限らずですが、もし、奥さんと別れたのならそれはそれで、いいんです。しかも今回は死別だし。なのに、なんでちょいちょい、別れる前はこうだった、みたいな、目の前にいない人との過去をないがしろにするような発言をするのかなぁ。場合によってはその説明がストーリーにかむ場合もあるけど、今回のはかんぜんにいらない情報だよね。なにを正当化させようとしてんのか。

と、驚くほどヨカッタと思いました。皆さんいい人ばかりでした。

コメディ要素強めですがしっかりキュンとくるポイントはあるし、会話のテンポも良く最初から最後までとても楽しく読めました、なんてハッピーな読後感。とんでもなくオープンでストレート、前向きで明るいヒロインがとてもチャーミングでした。三十代の10年かけて独身主義者のヒーローをどうにか結婚に持ち込む覚悟とか、どんな時も悲観的にならない姿勢は見習いたい。

相変わらずのベティ小説のテンプレートな設定ですが、もと先生のお得意なジャンルのお話だったからでしょうかとてもよくまとめられていて、手垢のついたお馴染みのお話ではなくとてもキラキラとした素敵なお話として読むことができました。元婚約者はイヤな男ではありましたが、それほど嫌悪感を抱かずに済んだのはヒロインの強さと優しさ、それをうまく料理出来た物語の運び方にあったと思います。読後感もよくて胸がじんわり暖かくなるお話でした。

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ヒーローの弱さを見せるシーンが好き。個人的な好み。でも、彼女でもない女が家にいるときにシャワー浴びたのだけはわからん。

登場人物はもちろん、犬も猫も、風景も全てが美しいです　もと婚約者は、彼のお金や職業に目のくらんだ綺麗なだけの女と結婚して苦労しやがれと思ってしまった私の心だけがうす黒い…(笑)

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ヒロインの強さがめっちゃ気持ちいいです　ポジティブヒロインと対照的な匕ーローのネガティブさもまた気持ちいい(笑)兄王と秘書嬢のお話は当然、津谷先生ですよね？(笑)

原ちえこ先生がコミカライズして下さった『誇り高き愛人』の続編に当たるこちらの作品は、とても悲しく辛い経験をしたヒロインが主人公です。久しぶりに再会した幼馴染みのヒーローは、幼い頃の愛らしい面影を失くしてしまったヒロインを守ろうとプロポーズしたものの、ヒロインが背負う過去は余りにも厳しく断る事しかできません。全ての真実を知ったヒーローの愛情と懐の深さに心を開き、新たな道へ踏み出すヒロインの涙に貰い泣きしてしまいました。ハザマ先生の優しく麗しい作画で、原作を損なうことなく素晴らしいコミカライズに仕上げて下さった事に、感謝と感動の拍手を送りたいです！前作共々、ヒストリカル好きな方には必読の一冊だと思います。

1ページでハーレの王道ストーリーが完全再現されてた、友井先生お見事だわ。ペトラも救われてよかった。 本編も面白かったです、結婚に慎重なヒロインにグイグイ押しまくるヒーローは好き。

愛らしく、慎ましやかなヒロイン。王女として恵まれた環境で育てられたものの、自らの人生を選ぶ機会もなく、見知らぬ男性に嫁ぐ為だけに年月を重ねてきたのかと思うと胸がしめつけられるようです。幼い頃両親に捨てられ自分の存在価値を見失ってしまっているヒーローの孤独は深く、他者に心を開く事はできないと言いながら、何よりもヒロインを優先する姿は清々しい程に真摯で配慮に溢れていました。不器用な二人が、あの時あの場所で出会ったのもやはり運命なのでしょう。様々な壁を乗り越え、時には力技で障害を捩じ伏せながらもお互いへの愛情を確かめあった二人には、もう恐れるものは何もありません。最後、目を細めて笑う二人の表情がそっくりで、幸せな気持ちにすっぽりと包まれました。

もう、なんと言ってもヒロインが可愛い！可愛すぎます！家族思いの末っ子は少し意地っ張りの頑張りやさん。カーテン生地で見事なドレスを作った事が自慢なのに周囲に認めて貰えなくて寂しくなってしまう所なんて、まさに甘えん坊そのものです。言葉が足りないヒーローですが、心の声は周囲に駄々もれで、乳母には元よりヒロインの姉達にも気持ちは伝わっているのに、なかなかヒロインには判って貰えない。ヒロインの願いを尊重する余り最後の最後までヒーローは告白できずにいましたが、行動ではしっかり愛を伝えています。ラストシーンで二人の足元には、赤い糸ならぬえんじ色の毛糸が美しい円を描いていて犬たちも楽しそうに駆けている。その光景は、明るい未来に繋がる本当の幸せを感じさせてくれました。

ハーレのヒーローと言えば逞しい体つきというイメージがありますが、今作のヒーローは長身痩躯に描かれていて、最初の横顔のカットは近作の007に登場するQを彷彿とさせる理系イケメンです。ヒロインの冷静さも実は本来のキャラクターではく、周囲への気遣いと自分自身の心を守る為に生み出された鎧のようなもの。ヒーローもヒロインも過去に囚われ一歩も動けず、なかなかその場から離れられない様子がもどかしい。本当に望む未来を手にする為、再び愛を求める心を認める為。二人の思いが重なり結ばれるシーンは最高に美しいと感じました。子供の愛らしさも、頼りがいのある家政婦も魅力たっぷり。家族のその後の様子も描いて下さり最高です！一年半ぶりという白井先生のハーレ作品、たっぷり堪能致しました。

大好きな組み合わせな上に、ヒロインが欲情系ヒロインとか全てが好みで最高でした。キラキラのプレイボーイもいいけど、黒田先生や瀧川イヴ先生の描く無骨なヒーローはしっかり男臭くて本当にステキ。押せ押せのヒロインに対してずっと受け身だったヒーローが一転、ラストのバスルームの色気たるや。報酬のためとはいえ最初の盗撮行為はどうかなと思ったけど、最後の1ページできっとヒーローはどうあっても売ることはなかったろうなと感じた。

全く無理のない疾走感溢れるストーリー展開の中、ヒーローとヒロインの心の変化が自然と伝わってきて素直に物語に集中できます。ヒーローのロイヤル感溢れる野獣ぶりは凄まじくセクシーで、お顔の傷さえ美しい！単なるお嬢様ではなく自ら会社を率いてきたヒロインは、表向きの自信に満ちた姿とは裏腹に乙女な清純さも持ち合わせている。結ばれて尚、ヒーローの心に深く刺さった楔をどうにか取り除こうと奔走するヒロインの勇姿に、心からのエールを送りたくなります。他者を愛せる者は父親とは違うと兄王に諭され、ヒロインへ愛情を与える事のできる幸せをヒーローはしっかりと噛み締めた事でしょう！ラスト2ページにほっこりしつつ、これはもしや兄王と秘書のお話もあるのでは？だとしたら是非津谷先生にお願いしたい！と心の中で叫んでいます。

最初は、決して交わる事はないだろうとさえ思えた二人の運命。それが、ヒロインの身に起きた最大の悲劇をきっかけに動き出します。ヒーローへの思いをひた隠しにしながらも健気に、真摯に仕事へ向き合うヒロインの切なさも、思いを寄せるヒロインを影ながら支え続けるヒーローの矜持も、各々がとても美しく表現されています。時代考証の確かさは流石、もと先生の真骨頂！ヒロインのナース姿もさることながら、ヒーローが纏う上質な白衣の重さまで感じ取れる説得力のあるこちらの作品は、可愛らしい犬や猫の登場も心を和ませてくれる、暖かく穏やかな幸せへ辿り着く為の物語です。

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ヒーローは綺麗な顔なのに、ヒロインの顔が安定してなくて子供みたいな幼さなのが気になって仕方なかった。表情の作り方もイマイチ。検索してみたら、創作BLを描いているとかで、確かにTwitterに載せている男性の顔は気合が入っていました（笑）BL出身の人は女の子を書くのが下手な人が多い気がします。なんか構成もあまり上手くないのか、話にまとまりがなくてのめり込めませんでした。最近あまり名前を聞かない漫画家さんが新規参入してきているけど、イマイチな人が多いです。昔は大手で単行本を出しているような有名な漫画家さんが多かったのにな…。中にはロマンス作品には合わない作風の人もいるし。もっと実力のある人にオファーを出して欲しいです。

主要登場人物が皆魅力的でした。それぞれが順風満帆で生きてきたわけではなく、一生懸命に生きてきたところが描かれているところも良かったです。最後の水槽の前のヒーローのシーンが特に好き！グッときました。

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とても可愛らしくて魅力的なヒロインでした。家族思いなのも好感が持てます。終盤はヒロインにメロメロなヒーローが微笑ましかった。キスをして欲しいと何度もヒロインに言うところが可愛いわ。ジェシカ・スティールさんによくあるラストで出会いから振り返るくだりが自然で楽しんで読めました。

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中の絵がどうにも受け付けなかったし、ずっと怒鳴りながら進んでくので、読んでいて疲れます。

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ホント、無神経で浅はかな弟が反省するところがみたかった。 あんなんじゃ彼の代で終わりでは。

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