見事なまでに、あの当時ならではの時代背景を下敷きにしてヒロインの境遇から結婚までを描き切っています。H/H二人のぎこちない関係が次第にときめいていくものに変化していく様は読みごたえがあります。　ヒロインは窮地に陥っても、決して投げやりにならない芯の強さがあっていいし、男尊女卑の時代にヒロインをきちんと一人の人間として愛おしむヒーローもかっこいいです。　ヒストリカルは通常作品の1.5～2倍くらいの手間がかかるそうなので、本当に実力のある漫画家さんにしか描けないものだと思います。　村田先生は、背景から小物、ドレスに至るまできっちりと考証されたうえで綺麗なデッサンなので、見ていてあの時代ならではの雰囲気に引き込まれます。

HQで不倫はどうなんでしょう。ヒロインもなんだか好きになれないタイプでもやもや。やっぱり不倫はロマンスではないでしょ。

驚きの160ページ。村田先生の綺麗な絵でこのページ数。ヒロインを優しく甘やかし、サポートする素晴らしい包容力。ヒーロー、実は・・・というのは大好物です。お互いの気持ちに気が付かないが故のすれ違いは最早お約束ですが、二人の気持ちの変化がじっくり描かれていて満足しました。穏やかでなお話で大事件は起きませんでしたが、こんなＨＱもアリですね。ヒロインの絵に関する出来事は確かに軽率だけれど（周囲の皆さんナイスフォロー）、この時代に生きていなくてよかった・・・と思わせる出来事でした。そういう時代背景も含めてヒストリカルってやっぱり面白いと思います。

　荻丸先生のラブコメは、本当に面白くて切なくてはずれがありません。　学生時代から親友だった二人が10年近くを経て、やっと気付いた恋心。それでも、友達のままでいれば失わずに済むからと一線を越えてもまだ自分の心に向き合えない二人のもどかしさに切なくなります。友情と恋を両立するのはある意味、永遠のテーマですね。　学生時代からの友人たちは二人の相思相愛ぶりに気付いているのに二人だけ鈍感な設定も上手いし、何よりこの友達がすごくいいです、本当の意味での心友たちです。　ラストの盛り上がり方も最高です。読み終えた後に何ともいえない爽快感が残ります。荻丸先生は本当にストーリー展開が上手いので安心して読める上に、今回は途中トレバーの色っぽさにドキッとします。お奨め作品です。

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泣けました。素晴らしい・・・ 作家さんの手腕でしょうかね。原作は未読なんですが。ありがちな話なのにうまくまとめてると思います。

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様々なジャンルがありますが、ヒストリカルを読むと改めてハーレクインの奥深さを痛感します。テンポラリーの倍の時間がかかる背景、小物、ドレスなどに加えて時代考証など力量のある先生ではないと完成度は高くなりません。美しい作画に今作も夢中になって読みました。原作未読なのでそちらも読み比べると面白いかもしれません。

基本的には必ず読みきるのですが今回は辛かった。話が飛びすぎ、感情説明無さすぎかと思ったらwhat!?とか最後に出てきたときはもうどういう系統のどういった漫画家になりたいのかわからなくなりました。 原作を噛み砕いて自分なりにアレンジするのはやっぱり経験が必要なのですね！

そんなお話しに感じました。私は好きです。悪人もいないし、ヒーローも傲慢で尊大なところもひどくないし。『キャンドルを消す前に』の感連作ですよね。出来たら同じ人に描いてもらえたら繋がってる感が分かりやすくなったと思う、とは言えどちらも良かったですが。

最後まで読んで、このお話は恋愛が絡まなかったらいいお話だったのになーと思った。もしくはヒーローの最初の顧客がヒーローに関係なければ・・・最後の子ドラゴン＝死んじゃった子供？とかだったらそのお母さんの事は？勝手にそっちだけで盛り上がってるの？とか思ってしまい。死んだ息子をダシにされてる等、色々もやもやしちゃう。

全くストーリーに関係ないのですが、後書きを見てびっくりしました。前田先生の娘さん、すごい絵が上手いんですね。絵を見てびっくりしました。 お話は丁寧に描かれていて私は良かったです♪

終始夢中になって一気に読みました。絵も美しく物語の運びが完璧でした。ラストは涙が溢れて思わず号泣。

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ありえないお話過ぎて引いた目線で読んでしまった。せめてヒロインのルーツがはっきりしたらなぁ…これってただのシンデレラストーリーですよね。

この気持ち悪い変態チックなヒーローを魅力的に描くのは難しいと思います。個人的には黒川あずさ先生が描いたらどうなるかな？と想像してしまいました。

うそ～まさかのto be continued.....いかにもリングレらしい展開です。おとこが翻弄してそうだけど実はされてる側っていう。。。。。

何がって、ヒーローのケツが。BL畑の先生が描かれるのを嫌がる方も多いようですが、私はむしろ好き。だってヒーローがセクスィーなんだもの。TLや大御所先生方だとヒーローのヌードにがっかりくる事が多い気がします。　綺麗な絵なのに、話は笑える。なんか可愛い。シリアス顔の背景のハゲタカとスッポン、いいわ。大好きだ。妖怪大戦争が起きなかったのが残念だったので-1。

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父親が一番策士でしたね。良いキューピッドでした。ただの人柄の良いおじさまでしたね。

かなり笑えました。すごく楽しかった。最近バージン・ヒロインによるベッドでの大騒ぎには食傷気味だったので、「わかってるから早く子供を作ろうよ」は最高でした。 原作もコメディで、作品にあった作家さんによるコミカライズでよかったと思います。 画風に賛否両論あるようですが、絵がちょっと未熟とはいえ非常にテンポよく描ける作家さんなので、私は気に入っています。

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折原先生は嫌いではないのですが、いかんせんどの作品も年相応に見えないのです。もう少しハーレクイン仕様に大人っぽくなると感情移入して読めるかと思います。

。。。いいか悪いかわかんないけど、タレ目じゃないので集中して重いはなしをズズーンと読みました。ハッピーエンドだけど。。。きついっすね。悲しっすよ。 superloisさんが言うとおりＨＱでは浮気はダメでしょ。カットして欲しかった... あぁでも後半見ればわかるけど別れる前じゃないとはなしが軽くなっちゃうんだよね。。。。そうか。。

相変わらずの思い込み激しいヒーロー＆ヒロイン、定番傲慢＆ドアマットですが、このヒロインは踏まれっぱなしでもなさそう。自己主張できるタイプのようです。役者が出揃って後半はヒロイン出生の秘密やらヒーローの家庭の確執やら、怒涛の展開になりそうな予感。楽しみです。 ヒーロー異母妹ツインテールちゃんかわいいです。 作画の高倉先生はキャラの等身が崩れるくせがありましたが、よくなりましたね。今回はあまり気になりませんでした。

絵も普通、話しの進み具合も普通で。可もなく不可もありません。ロマンスってこういうものなんでしょうか。サラサラと感情が流れドキドキが薄い。もうちょっとパッションを感じさせるお話が好きです。

婚約者の男が本当は優しい子だとすると、最後のシーンは父親の精神的虐待で性格が変化してしまった瞬間って事ですよね？　それで、見捨てて放置は後味悪い。藤田さんの作画のおかげで余計に優しそうだからなおさら……スピンオフとか無いんでしょうか。

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よくある便宜結婚の設定ですがストーリー展開もよく満足しました。絵もきれいです。