中でもこれは出色の、意味わからんクソ野郎でした。自分が自分の都合でヒロイン捨てたんでしょう。このヒーローの言を借りるなら、それこそ本当に愛しているなら自分は日陰の身でもヒロインに尽くし続けるもんなんじゃないの？（笑）　頭の中が自分に都合よすぎ。笑わせないで～もう。何が息子を奪い続けた～だ、堕胎されなかっただけありがたいと思えよ。会話の論点がソコジャナイ感いっぱいで、つくづく読後感悪かったです。

ハウスキーパーが主人公の典型的なシンデレラ・ストーリー。魔法使いやかぼちゃの馬車は出てこないけど、童話のシンデレラの現代版です。よくまとまってて読みやすく、安定して不安無く読めました。もう少しシンクレアがアニーに惹かれる心理描写や、ビッキーがアニーに協力する理由を掘り下げるとより面白かった。でないと、シンクレアはアニーの体に惚れたんかい！とツッコまれても仕方ない(笑)もちろん、それも込みで"幸運の杯"の力ですと言われればそれまでだけど……。もう少しときめきがあればよかったなぁ～

あまりにもヒロインもヒーローももめてばかりいて、怒鳴りあう声が聞こえてくるようでした。 自意識過剰すぎるのもウンザリしてしまいました。

ヒーローの大事なメモが、ヒロインが作ったコラージュに使われてしまった……という設定がすごく斬新だったかも！大事なメモをヒロインが誤って捨てる、ぐらいならありがちなのですが、さらにもうひとひねりあったのが良かった(^^)才能あるアーティストのヒロインとその両親の愛、さらに画を通じてヒーローへ赤い糸が繋がっていく流れはすごく運命的で素敵でした♡一目惚れってのは、わからなかったなー(笑)飽きずに安心して読めました。

気持ちのアップダウンが激しすぎてついて行けませんでした。そんな考えなしの暴走女に対して「あなたに引き取られて子供も幸せ」と言う台詞は、苦笑するしかナイでしょwもうなんか、ヒロインの通った道には草も生えない感じですね〜

ヒロインは義兄の愛人であると、ヒーローがひたすら勘違い……というモードが続くんですが、う～ん……。文章は上手だし、よくまとまってるし、欠点は見当たらず、読み易いんですが、不思議と印象に残らない。ヒロインに恋する過程にドキドキしたり、ヒーローに惹かれる過程にドキドキしたり……ということが無く、気持ちがうまくついていけなかった。いつか忘れてしまう作品のような気がする。これは私だけだと思いますがｗもっと深い感動とか、コメディとか、スパイスがあったらよかったかも？

↑傲慢無頓着ｼｰｸが、幸薄い傷付いたﾋﾛｲﾝに、若気の至りで自分が更にどんなに酷い事をしていたのか、己が痛い目にあってはじめて、やっと気付いたが後の祭りでという後手後手ぶりのお話。(ﾋﾛｲﾝ捨てて結婚した許嫁が、もし順当に純真可憐な乙女だったら、自分だけ平穏に暮らして、過去の非道な所業など気付きもしなかったんだろうなっ⁈ ｺｲﾂっ⁈ と、ﾑｶｯ。)それで関係を修正すべく、ﾋﾛｲﾝの気持ちや都合はお構いなしに手段を選ばすの奪回作戦かいっ、とﾊｰﾚ男に良くあるﾊﾟﾀｰﾝです。･･･まあねー。懸命にやっているのはわかるし(以降ﾋﾛｲﾝ一筋に徹したり)認めるｹﾄﾞ、やはりｼｰｸ？自分の考えが先。「自分に対する報い」とか言って、ｲﾝﾀｰﾊﾞﾙ(精進)4年の計6年の後のこの行動というのはどーよ？と思ってしまいました。ﾋﾛｲﾝにとってもｲｲﾒｰﾜｸですし、ﾋﾛｲﾝの現在の状況や心情を考えたのか？と。ﾘｻｰﾁはしていた様ですが、それならもっと速やかに、遅滞なく、善処せんかっ！取り返せないものもあるんだぞっ？ｲﾗｯﾓﾔｯ。でも、まあ、何だかんだで、♥３．４くらい。雰囲気でしょうか。ちょっと惹かれてしまうのは。ﾋﾛｲﾝが、許せてそれで幸せなら、それで良いのかな･･･と。

原作からよく漫画化へとなっています。つくづく育った環境すなわち生い立ちが人間性を左右すると思いました。ヒーローが継母からヒロインの母の形見であるネックレスを取り戻して（買い取り）ヒロインが涙を流したシーンに胸が熱くなりました。その後弟の学費を支払う為に再度売り渡し、また最後にヒーローが取り戻してくれて。酷いヒーローだけどネックレスに免じて許そう（笑）。七星先生のストーリーの纏め方も気に入っています。

絵もとても上手で、ストーリーもほんわか進み、安心して読めました。お嬢様がいきなり役員として働くために翻弄する姿がとてもかわいらしいです。 でもタイトルの「不思議な秘書」っておかしくないでしょうか？そもそも役員会に取締役として会社に入ったのであって、途中で会長のお仕事のお手伝いをしますが、それは秘書ではなく対外交渉役であると作中でも明記されています。どう考えても秘書ではないと思います。タイトルが誤解を招く恐れがあるため、評価は４つ星です。

ただただセクハラな主人公（男）が気持ち悪くて気持ち悪くて、ヒーローとも呼びたくない最底辺男だっただけ。 普通に考えて、雇用主が従業員の体をジロジロと、そっち目的で見てるっていうだけで、嫌悪感覚えないヒロインも頭の弱い子なのかと。顔と体がよければ、あとはどーでもいいのか。

健気なヒロインが良かった！ 彼の事情には考えさせられることもありましたが、それが重々しくならないのは高山先生だからでしょうか。 悪役で終わりがちな美人の花嫁付添人の立ち位置が、個人的には気に入りました。