マインドフル・リーダー
世界のトップが実践する「影響力」が覚醒する習慣
Google流心の整理術「SIY」の原点!
慌ただしいオフィス。急ピッチで進められるプロジェクトの真っただ中、上司が入ってきてこんなことを伝える。
「しばし静かに座る時間をとろう。何もしない時間をね」
受け入れがたい提案のようですが、実際米国をはじめとする先進企業で、実行されはじめているのです。
●本書は、今ビジネス書で好調の『サーチ・インサイド・ユア・セルフ』(Googleがマインドフルネスの研究から生み出した、いわば心の整理法)の原点ともいえる1冊。リーダーシップを発揮するための新しい「有り方」や、効果的かつ日々の生活の中でもできる瞑想の方法を紹介します。
●現在、リーダーの有り方が変わってきていると言われます。本書では、単にマインドフルの効果やトレーニング方法について解説するだけでなく、今後リーダーとして必要な有り方についても紹介します。職場での問題と関係づけながら説明をしていきますので、どのように「マインドフルネス」を発揮していけばよいのかについて、類書よりもわかりやすくなっています。
●監訳者は、日本で数少ないSIYの認定指導者でもある荻野淳也氏です。
監訳者まえがき
今、なぜ「マインドフル・リーダー」が必要なのか?
「マインドフルネス」とは何か
まえがき──「何もしない時間」がもたらすもの
マインドフル・リーダーの流儀
ウォール街と仏教からリーダーシップを学ぶ
毎日を「こなす」のか「生きる」のか
マインドフル・リーダーとして職場と人生に貢献するために
PART 1 心を開く──自分自身と仲間の力を最大限に引き出すために
第1章 職場の現実に心を開く
第2章 「自己欺瞞」を克服する──なぜ、私達は間違うのか
第3章 ただ座るということ(マインドフルネス・メディテーション)
PART 2 マインドフル・リーダーの「10の力」を磨く
第4章 シンプリシティ──混乱から逃れる
第5章 落着き──心を集中させる
第6章 敬意──心に触れる
第7章 勇気──思考を手放す
第8章 自信──立ち上がってくる現実に心を開く
第9章 熱意──不確かさに飛び込む
第10章 退屈でいる力──今に在り続ける
第11章 気づく力──開かれたスペースから気づきを得る
第12章 スキルフルネス──勝利感を捨てる
第13章 謙虚さ──固定化された自意識を解消する
PART 3 マインドフル・リーダーの仕事術──仕事と全存在をシンクロさせる
第14章 心・体・環境へのコントロールを手放す
第15章 全体とかかわる
第16章 マインドフル・リーダーシップで組織に健康と幸せをもたらす
第17章 信頼を作る──なぜ人はマインドフル・リーダーについていくのか
PART 4 「何もしない時間」を実践する瞑想と黙想のトレーニング
第18章 瞑想
第19章 黙想
第20章 黙想の実践
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(C) 2007 BY MICHAEL CARROLL / (C) Junya Ogino 2016
出版日:2016/09/14