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シークに恋したらさとう智子/キャロル・グレイス
【ネタバレ】強引にわからせてくれる相手 評価2 2

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涙で別れた過去広瀬美穂子/ペニー・ジョーダン
もう一回育て直さないとダメか・・・ 評価2 2

広瀬先生の手による作品は、(個人的に)読後在るべきところへ相応に落ち着く感があるものが多かったように思っていたのですが、この作品にはザラつき感が残りました。育ちゆえとはいえ、男性主人公・ガブリエルの思い込みの強さと自分本位ぶり、考えの偏りと甘さは、子供並み、いや、子供達以下。子供達の方が、良く育ってずっと大人。改心したといっても、こりゃあ、この後が大変だなと思いました。まあ、ヒロイン・サーシャはそれでも良くて、それでも幸せなんでしょうけどね。(他にも、子供達の事や経済的なコトも考え合わせると・・・←う~ん、多分に世俗的でスミマセン。) 子供達と一緒に、導き育てていくつもりでいれば・・・。♥2.5くらい。

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プロポーズの理由春日かおる/レベッカ・ウインターズ
表面上の『理由』はなんであれ、結局、 評価3 3

惚れていた、っていうコトね♡ どう言ったって、相手が、ヒロイン・アンドレア、彼女だったからこそ。そして、ヒロインも男性主人公・ゲイブに密かに惹かれていた。彼女が心を決めたのも、相手が彼だったからこそ。ん゛ー、お互いが惹かれ合っていたのなら、スパッとそう言っちゃえよ!と思うものの、そうもいかないのがハーレ、もとい、心情。でもって、こんな『理由』くっつけるから、疑心暗鬼。お定まりのじれったい展開開始です。それでも、重すぎになったりドロドロしたりしないのは、良い所です。他作もそうなのですが、春日先生の描く主人公達、特に男性主人公には、ミョーな愛嬌、というか魅力があるのですよね。それが、作品の良い雰囲気にもつながっているのかと思います。 ♥ 3.5 超えです。

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いたずらな宿命JET/シャロン・ケンドリック
シリーズ・キーワードは“クリスマス”? 評価3 3

それにしてもこのシリーズ、クリスマスがらみだな、と。『弔いの鐘のあとで』『シークに魅せられて』『罪深き誘惑』と読み進んで来て、そして本作。個人的に、この順で、良い読み方が出来たと思いました。この男性主人公・ダリアンは、偏屈ですねー。あのハリムの異母兄とは思えないくらい(笑)。血の半分と育った環境の違いですかね。でも、熱い思いと心を持っているのは共通のところ?ちなみに、ヒロインのララがフラットをシェアしている俳優のジェイク・ハドン(ハッドン)は、同原作者の『オフィスのシンデレラ』などにも登場していますね。(彼自身のお話とかないのかな?)

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罪深き誘惑JET/シャロン・ケンドリック
【ネタバレ】身勝手なオトコだなー・・・でも、重い 評価3 3

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シークに魅せられてJET/シャロン・ケンドリック
【ネタバレ】王子様属性亜種のシーク・・・ 評価3 3

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弔いの鐘のあとでJET/シャロン・ケンドリック
シリーズへの入り口です。 評価4 4

私にとっては、そうでした。たまたまこの作品を読んでしまったのが運の尽き(?笑)、あとはもう芋蔓式に。しかし、このスピンオフシリーズ(連作)をまずこの作品から読み始められたのは正解だったと思いますし、これまた幸運(?)だったと思います。本作、次に『シークに魅せられて』『罪深き誘惑』そして『いたずらな宿命』の順で。全部読んでみても、あらためて、個人的に、この順で良かったかなと。しっくり来ました。とはいえ、この作品は単体でも、じっくり味わえます。傷ついた心から始まった恋。傷ついたまま進んで、でも、受け止めてくれる人が現れて・・・。ヒロイン・サブリナの純粋さも、男性主人公・ガイの頼り甲斐も良いなと思えました。ガイ、プレイボーイの遊び人かと思ったら、面倒見、イイなー。不器用なくせに。惚れた弱みだな。とにもかくにも、まずこれから。

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うるわしき縁組原ちえこ/シルヴィア・アンドルー
お相手探し 評価3 3

堅物理論男も、結局、メロメロね!という、楽しくほほえましい作品でした♡ただ、ハーレ・コミックスを読んでいて不思議に思うことがあります。それがちょっと気になって(笑)。一族の長が結婚相手考えるとき、ある作品では、『同じ一族の女性と特別な関係になるつもりはまったくない』と言って、祖父同士が兄弟というような遠縁でも、『「血」は肝心な事だ』から結婚するには『無視できない問題』『障害』だと言っています。(ちなみに、参考:『古城の恋は謎めいて』。)ところが、今作品のように、信頼の出来る『一族の中から選ぶ』『一族の中から自分の花嫁候補をさがす』というパターンも、また多くある。これは・・・どういう違いなのでしょうか。地域差?それとも時代差(でも、現代物にもヒストリカルにも見られますし)?年代差?あと、『いとこ』は恋愛や結婚等の対象自体にならないということで納得している(前提にしている)ケースがあったりする一方、『いとこ』と結婚、という作品もあります。(日本では、もちろん『いとこ』との結婚は、認められていますが。)むむー。(まあ、更にこゆ~い関係だと、義理のきょうだいとか、血のつながらないきょうだいとか、いろいろありますけど。)ううーん。『ハーレに於ける、血族等に対する恋愛・結婚に関する慣習や観念の相違及び比較』、とかなんとかで、一本論文(解説?)が出来そうです。うわー、モヤモヤ。スミマセン。無知で・・・。

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愛の忘れもの原ちえこ/ゲイル・ウィティカー
シリーズ・・・? 評価2 2

同じシリーズ(?)の『うるわしき縁組』と『社交界の評判』の2作を読むと、今作は、原作者も違いますし、テイストもなんだか違います。どーも、なじめない。で、今一つ“スティープウッド・スキャンダル”シリーズの‘くくり’が良くわからなかったのですが、“スティープウッドで起こった諸々の事”を中心に複数の原作者が競作するヒストリカル作品群(全16作‼←じゃ、ローウェルの話もあるのかな?)ということのようですね・・・? この作品群は、ハーレ・コミックスでは、原先生が数作描かれていますが(この時点で、本作及び上記2作と『予期せぬ求婚』①②。シリーズが明記されていないものも有) 描き手が一緒だと、原作者が違っても、作品間の人物や雰囲気等が違和感なく(少なく)楽しめて、良いですね。ただ、今作については、ちょっと残念感が強くて(シリーズ自体にも“ん?”となってしまって)、♥2.6くらいでしょうか・・・。

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黒髪の誘惑葉月暘子/エマ・ダーシー
【ネタバレ】ちょっともー・・・どうしようもない 評価2 2

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不実な恋人藤本さみ/メッツィ・ヒングル
相性、いろいろ・・・ 評価3 3

絵は綺麗。すごく綺麗。その美しさはハーレ・コミックスの中でも際立っている方だと思います。でも、(綺麗すぎて?)個人的に感情移入があまり出来ませんでした。細密画に科白を付したようで、高ぶり爆発する感情や、逆に沈み揺れ動く感情等の、その振幅の幅や大きさや乱れが少なく、“揺さぶり”がどうも今一つで・・・。描き方やそこからの風情や情緒は、描く先生方の個性であり持ち味でありますから、批判はしませんし、批判するものではないと思ってはいます。ただ、こういう感想・感覚を持った者もいた、ということで。(ゴメンナサイ。)お話的にも、自分の心情やポリシーで恋人に結構ひどい事を強いていたのに気付かずに相手を責める男性主人公パターンでしたし。お話にしろ、画面・描写にしろ、結局、相性、なんだろうなと感じています。何にしろ、感じ方は千差万別。その相性を知るためには、やっぱり、実際に読んでみるしかないのでしょうね。(話は変わって、ヒロイン、「ようはその人の感じ方、生き方」で、「血なんて関係ない」と言っていますが、“血は水より濃い”という言葉もあるとおり、遺伝子の力というのは、その感じ方生き方に嫌と言うほど(しかも無意識に)出ることもあります。例えば、若い時は理性で抑えていても・・・とか・・・あ゛あ゛あ゛、ハーレに現実を持ち込んではいけませんね゛!)

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海と月とプレイボーイ夏海鈴/モーリーン・チャイルド
【ネタバレ】プレイボーイというより、お子様 評価2 2

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花嫁は大株主佐々木みすず/ジェシカ・スティール
【ネタバレ】いやいやいや・・・特別ですから 評価3 3

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フィアンセは記憶喪失秋乃ななみ/マーガレット・メイヨー
【ネタバレ】面白い。でも、う゛~ん、どうなんだろう・・・? 評価3 3

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プリンスの奇跡綾部瑞穂/カーラ・コールター
うむむむむ、惜しい 評価3 3

良いお話です、というか、好みです。(あり得ない設定は置いといて。笑。) はい。でも、どうしても気になってしまうのが、シングルマザーのヒロインの娘の描写。いつも、にこにこしてそこに居るだけ。何か実在感が無い・・・。2才になるにしては、なんだか、“大丈夫なのか?この子・・・ちゃんと育っているのか?”と思ってしまう。何だかこのくらいの子だと、もっと快活だったり、手がかかったり、もっとヒロインや男性主人公、そして周りの人物に絡んで来そう、いや、絡んで来て欲しいという感じがしてしまうのです。どうしても、不自然感がぬぐえない感じでした。

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口にできない愛/ひと夏だけの夢くぼた尚子/アマンダ・ブラウニング/マーナ・マッケンジー
【ネタバレ】幸不幸、運不運の種別・順列・組合せ 評価3 3

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二千年めのプロポーズ秋乃茉莉/ダーリーン・スカレーラ
【ネタバレ】HQらしくない・・・実は、すごくHQ ☆暗喩に満ちたおとぎ話 評価3 3

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ヴィーナスの目覚め田辺真由美/ジュリア・ジェイムズ
【ネタバレ】「君は・・・あんなタブロイド紙の記事を信じたのか?!」 評価3 3

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罪なき愛人牧村ジュン/ダイアナ・ハミルトン
【ネタバレ】はー・・・男性主人公ー⤵ 評価2 2

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指輪が語る真実佐々木みすず/キャロライン・アンダーソン
『淡々』と『平坦』は違う 評価2 2

物語のかなり終盤まで、「いつ波乱があるのかな?終演前の大アクシデントはまだかな?」なんてワクワクと期待しながら読んでいました。で、気が付いたら終わっている・・・。え?花も嵐も無く?踏み越えず?・・・ちょっとした“出来事”はありましたが、それすら、“波乱”の小波でも、山坂の坂でもなかったような・・・。うう~ん。(『淡々』にも、各先生や作品で違いはいろいろありますが)、佐々木先生の作品の一種淡々とした語り口というか描き口も好みなのですが、この作品については、そう、さんちょさんが書かれているとおり、ただ『平坦』、という感じがしてしまって、残念です。微笑ましく好感の持てるお話ではありますけど・・・。(指輪は、デザインの問題もありますが、必要以上に大きいと、逆に品格が落ちる危険性がありますよね。派手な花瓶が生ける花を殺してしまうように、身に付ける人を問うてしまいますし。何事も、ほどほど・・・。)

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シークはお断り!牧あけみ/キャロル・グレイス
それぞれの出会い、それぞれの成長 評価3 3

本気ややる気を正の方向に出せずに暮らしていた“放蕩者”シーク。そんな男性主人公・ラーマンが、命にかかわる怪我をして、看護師のヒロイン・アマンダと出会い、変わっていきます。変わろうとしていきます。誇りを持てる、良い方向へ。そして、傷付いた過去を持つアマンダも、その出会いで変わっていく。人は、良い組合わせ(?)の出会いがあれば良い方向へ向かっていける。しかし、逆に、お互いを良くない方向へと導く出会いもある。出会いと組合せの妙、これは神様の配剤でしょうか?でも、その出会いを生かすのは人間。その当事者。そんなことを連想させる作品でした。淡々と。でもじんわりと。また牧先生の流石の筆の運びに乗せられて、ほっと読み終われるようなお話です。ちなみに、『シークと婚約?』のラフィークはラーマンの双子の兄、『シークに恋したら』のタリクは二人の従兄弟(2作とも描かれている先生が違いますし、“シリーズ”にはなっていない(?)ようですが・・・他にもあるのかな?)で、作品中のパーティーでも顔をそろえていました。それぞれが出会ったお相手と一緒に。

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月夜の告白高山繭/ルーシー・ゴードン
【ネタバレ】良い人が傷付く 評価4 4

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恋より情熱的に桜屋響/ミランダ・リー
素敵な仕上がり ♡・・・しかーし。 評価4 4

相変わらず絵はキレイだし、人物は魅力的だし、お話も流れにそって惹かれていくし、文句なく、イイですね♡ しかし、ミョーな所で突っ込みたくなる私がヘン・・・(?)。まず初っぱなから、男性主人公・ハリーの友人リチャード、顧問弁護士している会社の株を借金してまで大量取得って・・・それ、インサイダー?それとも経営参画狙いの買い占め?それから、ハリー、素敵なんだけれども、今時&個人的に、タバコを吸う(しかもヘビースモーカー?)男性主人公は、あまりいただけません。私が個人的にニコチン・アレルギー気味?(蛇女のようにヤニ×。目の前で吸われていなくても、電車などの中で吸う人に隣に来られただけでダメ。気持ちが悪くなって頭痛がしてきます・・・)なのもありますが、そもそも、タバコは、本人はもとより、副流煙などで周囲にも悪い。旦那さんの吸うタバコで、吸わない奥さんが先に亡くなったなどという話も知っています。ましてや結婚して子供をという際には、旦那さんの喫煙やアルコール過多も、すごく悪影響。ハーレ・コミックスでも、カッコイイのに吸う人を見ると、ものすごーく残念です。ハリー、ラストには、ヒロイン・タニアによって、「変える気はない」って言ってたライフスタイル他まで「考えが変わった」わけで、タバコもやめたみたいで良かったです。(が、吸っていた実績(蓄積)は残るのですよ~。)あとがきの4コマはいつも楽しみ。アーニーも良し(笑)。

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運命のお相手は?【あとがき付き】橋本多佳子/レニー・ローゼル
やっぱり料理上手 評価4 4

料理上手(それも、かなりの料理上手)は、やはり強いのですね。ううーん。胃袋ガッチリ、ハートもがっちり。『無花果プディング』のシーンは、色っぽくて素敵でした。全体に楽しめて、ほんのりほんわか幸せ気分な、面白い作品、そして楽しいシリーズです。

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雪降る町の恋橋本多佳子/レニー・ローゼル
顔に出ない、顔に出せない? 評価4 4

気持ちが表情に出ない男性主人公・アレックスがツボでした。無表情さとその裏の心情描写が相まって◯。実際付き合うには大変かな?と思いつつ引き込まれます。ヒロインも、勝ち気でしっかり者の、いかにも頼れる長女タイプのくせに、自分のこととなるとなかなか上手くいかない所とかが可愛げで。アレックスはそういう所とかも分かっていて、温かく無表情に支えてくれそう(笑)です。ところで、この詐欺事件のような場合、『善意取得』は?と思ったのですが、不動産はダメか・・・。(未登録・未登記・登録を抹消されたものは、動産同様に対象となるのかな?ま、国も違えば法律も違いますし。)うーん、弁護士同士っぽい会話もあると面白いかもしれませんね。でも、それはそれでマニアックか・・・。

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架空の楽園橋本多佳子/ペニー・ジョーダン
【ネタバレ】くおらあっ!男性主人公っ・・・しかし流石。 評価4 4

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偽りの誘惑小林博美/アマンダ・ブラウニング
イースターにちなんだお話で☆愛の復活 評価3 3

一度滅んでも再び甦る。苦難の内に嘆いても、また歓びと共に歩み始める。復活祭とイースターエッグが上手く利いています。原題は『A Christmas Seduction』。クリスマスのお話だったのでしょうか。原作は未読なのですが、小林先生のアレンジだとしたら、これはこれでまた良い味に締まったと思いました。復活祭は、文字通り“復活”であると共に、“逆転”(陽転。死から生、悪の勝利から善の勝利へ)の意味合いも内包していて、暗喩的です。強がっていた人物が実は一番傷付いていた。悪と思われていた者が、善意の被害者でもあった。不埒とされた者が実は最も誠実であった。・・・男性主人公・クインはヒロイン・ローラに、「誰も傷つけたりしたら許さない」と言っていたのに、実は彼自身がローラを最も傷付けていた。さらに、「君が僕に泣いて謝ることはあっても僕が君に夢中になることも屈服することもない」と言っていた彼の言葉も、全く、すべて逆になって実現することになります。まさに大逆転。その点では、スカッとします。・・・闇は死に、光が甦る。やり方はまずくても、誤っても、下手であっても、誠実に、ひとを思いやっていけば、明るい光はある、ということなのでしょうか。実に、復活祭的、かもしれませんね。♥3.5。(クリスマスなら、“救いの到来”?)

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黄金色のギリシア須田詩子/サリー・ウェントワース
抑えた感情・・・大人の良品 評価4 4

『熱い敗北』『キスの次には』でもそうなのですが、須田先生のハーレ・コミックスの男性主人公には、遊んでいるように見えて(いや、実際経験豊富でも)内面実は堅物??で、結構(というか、かなり)不器用、そして強引なくせに、なかなかヒロインに心理的に近付けない・・・そういう共通点が(今のところ)ある様な気がします。さらに、ヒロイン達が強いのも共通。時に反発心であったり、独立心、自立心であったり・・・それらが旺盛で、その上、やはり不器用だったりする。対峙する男性主人公とヒロイン。お互いが素直になれない。そんな中で高まっていく、秘めた情熱・・・。今作には、他2作と違って男性主人公とヒロインの激しいぶつかり合いはありませんが、それでも(これも共通の) 淡々とした在り様の中に熱を感じさせる、(mczさんも書かれていますが) やはり大人な良品だと思います。雰囲気のある、好きな作品です。(それにしても、男性主人公のロス。見ただけで服や下着のサイズまでピタリとわかる女性遍歴って・・・。ハーレ界には、よく出現しますが・・・そういう・・・。)

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キスの次には須田詩子/ヘレン・R・マイヤーズ
【ネタバレ】イギリス貴族も、次男は奔放? 評価4 4

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