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タイトルが中身のイメージと違います。これってヒーローとヒロインが再会するのって２０年後とかのやつじゃないでしょうかっていうくらいの重さではじまります。そして原作未読ですが舞台を１９２０年にしたのはよかったと思います。ファッションや小物、背景がすばらしかったです。ヒロインたち１０代でもけっこう大人っぽいところとかヒーローのポマードなでつけヘアスタイルとか、狩野さんの絵柄がぴったりです。

ヒロインの入浴シーンを覗き見て（不法侵入ｖｓ覗き・・・スゴイな、２人とも）欲望全開のヒーロー。この正直と言おうかあまりに赤裸々な、ヒーローにあるまじき（いや、結構多いか）ゲスいモノローグがなければ、純愛ヒーローと言えなくも無いんですが（笑）。ヒロインにメロメロだから、結婚したいくせに「結婚する必要性」として主張する「復讐」の理由が、無理矢理こじつけた言い訳にしか聞こえないので、「あははーおバカさん」と呑気に楽しませていただきました。絵柄は正直好みではないのですが、ストーリー展開が上手い！ただ、私もkobutanaokoさん同様「今までも娘の事をすごーっく心配していたんだし、ラストも旦那の静止を振り切って娘が心配で駆けつけてきたんだからさあ、お母さんは大切にしようよ」と思ってしまったのでした。

お話はおもしろかったし絵も丁寧な感じがよかったんですが、ヒロインがもう少し美人な方がよかったかな。だってなんとなく田舎っぽい感じがしました。

よくある勘違い話ですが、ラストが全員ハッピーなので良かったです。見知らぬ土地で義母は明らかに主人公を嫌っていて、他に信頼できる人もいないし、ヒーローの浮気を見て離婚よ！とヒステリーを起こしても特におかしくはないと思います。ラストの探偵のように指を指すヒロインが格好良かったです。

皆さんが仰ってるのでもう何も言いませんが、ホントにスゴイ！(笑)ヒーローとヒロインが誤解なく再会できてよかったです　フツーならここからこじらせていく二人がメインになるんですけどね　もういっそのことママを主人公にした話にアレンジしちゃえばよかったのに(笑)

評価あんまりですが、結構楽しめました。絵が安定してキレイですし、ヒーローもセクシー。ヒロインのお子様っぷりは愛嬌ということで・・・

素敵なイラストと見やすい構図、この作者さんは大好きなのですが、今回はちょっとほっこりで激しい愛ではないですけどなんかとてもよかったです。 清涼感がある感じで、疲れている女性に読んでもらいたいな★

ヒーローがヒロインを悪女と誤解するケースは数多いですが、ここまで策略的な証拠写真があったら誤解してしまうかもしれませんね（それでも、自分で十分に調べてから断定しろと言いたいが）実行犯のヒーロー弟についても、ヒロインに信用させておいて、これはないだろうと怒りがこみあげつつも、哀れではあります（でも死ななかったら、永遠に真実は闇の中）まぁ、ヒーローはヒロインに前以上にメロメロで、今度こそ何があっても絆は壊れないだろうから、これでよしとしましょうか…

他の人の感想にもありますが、ヒーローヒロイン共に素直なよい人間で、とても読後感の良いお話でした。ハーレの場合は、ヒーローヒロインが変に疑り深かったり、少しのことで過剰反応起こして一時的に破局至ったり…というストーリーが多いので、このお話は清々しくて良かったです。別府さんの絵柄もこういうお話に合っています。少しクセがあるけれど、とても丁寧で線も綺麗だし、安心して読める作家さんの１人です。これからもたくさん描いて欲しいな。

ハーレのヒーロー以外では絶対言わないようなセリフが出てきて思わずニヤリ。前半で横暴なヒーローなのかと思ったら、実はヒロインにメロメロだったのが早めにわかって良しです。後半の登場人物の暴露は、設定が初めてのケースでびっくりでした。

生まれ育った環境があまりにも違って分かりあえなかった二人だったのね。　問題を解決しようにも考えるスタートラインそのものが違うのだから。　『なぜ？なぜ分からないの』・『どして？何を考えているのだ』じゃ～すれ違って交わらないよね。　おもいやり！思いやりが足りなかったのよぉ！！　二人とも・・・

ヒロインの過去が気の毒だけどそれを包んでくれるヒーローが素敵でした。

元婚約者たち、自分達も色々大変だったろうに、ヒーローの幸せを壊すのが目的なのではなく、ヒロインを心配して現れたように描かれているので、彼女たちのお蔭でヒーローのサイテー度が緩和されたかも。この方の前作は全く受け付けることができなかった私ですが、今作の明るいドタバタは頭使わずに、軽いノリで楽しめました。確かにシットリしたお話も幸田先生はイケルと思うけれど、きれいな絵でコメディを描いていただけたからこそ、私は楽しめました。ｍｉｍｉさんのおっしゃるように、私、今回全然深く考えなかったので。

最後の最後畳み掛けるように終わったのが勿体無いけど、その後を想像するとなんかワクワクします。次作で垣間見れると嬉しいなあ。あと篠崎先生が描かれる子供たちたとおばあちゃんかわいい(o^∀^o)

ドロドロとした内容もなく、さらっと読めました。早いうちから好きという感情が現れた点が、最後を予感できたので少し物足らない感じがしたかな。ただ、主人公達の表情がとても素直に表現されていたので、読み終わった後の幸せ感は思った以上にありました。

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ヒロインはヒーローを精神的にも肉体的にも奮い立たせることができましたね(笑)　ヒーローの癒しになるだけでなく、勇気と希望を与えてくれるヒロインは素晴らしいです。マッサージだって効くし…　ヒーローにとってこれ以上の奥さんはいませんね。

まりと先生の作品は殆ど外れがありません。 丁寧な絵、丁寧な構成。安心して楽しく読めます。 何よりまりと先生の作品で子供が登場するものが好きです。無邪気で、でもちょっとこまっしゃくれていたり、表情豊かでホント可愛い^ ^。 今回の作品は二作品入っているからちょっと早足ですが、お揃いのパジャマ、ヒーローの涙等、読者を引きつけるネタをさりげなく入れてくれて、さすがです。

ＨＱは身分が違うとか経済力が違うとか、そういう差から来る主従の関係だったり契約の関係の話が多いですが（それも好きですが）、これは対等な二人のお話で新鮮でした。自分の気持ちに素直な女性と素直になれない男性でしたが、二人で問題を解決するため行動を起こしていくうちに･･･さわたかなラブロマンスです。

ペニー・ジョーダンらしい作風でした。　子供時代の悲惨なトラウマから欲しい物を手に入れるには手段を選ばない。 そんな彼がターゲットにしたのは、ライバル会社の社長の妹。　彼女は純粋に彼に惹かれてしまうが、ヒーローは彼女を裏切り取引の材料にしてしまう。読んだ時、最低の男だと思いましたが、全ての望みが叶ったにもかかわらず、彼の心は虚しく絶望のみ。　画が作品にピッタリで、すっかりと感情移入してしまいました。　面白い作品でした。

みなさんのレビューであまり良くない評価の原作でしたが、ときに藤田先生の美しい作品が読みたくなります。それでまだ読んでいないものということでこれにしました。原作読んでいないのが良いのでしょうか？　レビューの中にはストックホルム症候群云々もありましたが、藤田作品では最初から人物像がけっこうはっきりしていて、婚約者が幼いころの憧れに被っていただけで、ヒーローとヒロインの心の動きはなかなか良い感じでした。　やっぱり藤田先生は長編でもヒストリカルでもなんでも素晴らしいし美しいです。年末の目の保養・・・年始の目の保養もあるかな～と期待しつつ。

ヒロインがヒロイン母からの呪縛と戦っているところがうまく描けていて、とても考えさせられる作品でした。 母親からの呪いの助言に苦しんでいる女性は少なからずいると思います。そんな女性の心の苦しみを少しでも和らげることのできる作品だと思いました。展開にハリウッド映画のような華はないし、絵柄も私の好みではないのですが、心に響く作品でした。

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仕事もして大学も通い、子育てもしつつ料理も掃除も完璧。ヒーローの子の面倒もばっちりで夜は論文作成。もうやめて！完璧すぎて私のライフはゼロよ！！！（笑）　ヒーローがヒロインへの愛を認められない葛藤の作品はいろいろ見てきましたが、傲慢や勘違いや裏切りとかではなく、愛する人を失った恐怖で一歩を踏み出せないのはやはりグッときます。あぁツラくて前に進めないのね…。テンポよく読めて好きです。

ふんわり温かくなりたい時に、読んだら良いと思った。

辛い目にあったのにしっかり仕事をしているヒロインは立派です。よく似ているだけでヒロインを責めたヒーローは許せないです。嘘をついていないのに相手から信頼されないのは辛いですよね。後半のヒロインの話は辛すぎて涙が止まりませんでした。

ヒロインはすごくいいけど、このヒロインにこのヒーローはもったいないなと思った。ヒーロー父＆パオロの正妻はクソだし、正妻の娘にもイライラ・・・子供は可愛かった。

傲慢冷血かと思ったら、単に不器用で生真面目。（その生真面目クンが会ったその日にベットインする理由なんて一つしかない）ヒロインに指摘されて眉間のシワを伸ばそうとしたり、本人は至って真面目なんだけれど、素でボケている感じがとても可愛い。決して洗練された画ではなく寧ろ硬さが残るくらいなんだけれど、逆にそれが独特のトボケた雰囲気が出ていてなんだか和みます。ヒロインのツッコミやネガティブなはずの独白さえもクスッと笑ってしまう。よくあるストーリーのはずなんだけれど、何だか好きです、この作品。

色っぽいシーンがいっぱいあって素敵。絵もうまいし、展開もいい。