読後がすごく良い！ストーリーも登場人物の心理描写も理解出来て、読み終わった後スッキリしました。作品によってははあ～???というものが有るけどこの作品は全部納得です◎

物語の中の映画がよいスパイスになっています。結びつくまでのドラマではなくて、結ばれてからのドラマ。

穏やかに、静かに信頼関係を築いていってからの愛って一気に燃える上がるような愛とはまた違ったものなんでしょうね。ただ気がかりなのは、この先ヒーローがヒロインに尻に引かれないかなというとこです。（笑）

岸本さんの絵は美しいのに、どうしてコミカルに見えるんだろう。いえいえ物語がコミカルなんです。清純な妹が本当に世間知らずで、大胆で面白いです。

159P、長編な作品なのに、全く長さを感じさせない、素晴らしい作品でした。藤田作品の大ファンです。購入してよかった。

父親が横領して、その借金のカタに娘が身売り、というハーレによくあるパターンですが、やはり愛を信じられないヒーローが次第に愛に目覚める展開は感動的です。何より岸本先生の絵が好きなのです。特にじじいの絵が大好きで、本作も、試し読みでページあけてすぐステキなじじいが目に飛び込んできて即買いしました。

血の祭壇はどうしたんでしょう。なんかすごく思わせぶりで被害者のヒロインにとっては忌まわしいレイプ事件だけど、宗教的な絡みでもあるのかと思いきや、不良の悪ふざけ事件だっただけなんですよね?ロマンスとしては面白かったけど、冒頭で宗教を匂わせ過ぎて拍子抜けしてしまいました。

著者の描く男性は、クリーンな感じに見えていながら、ちょっとだけ「薔薇族」チックなエロい雰囲気が、いつもさりげなく漂っているんですよね。（パリスがその最たる感じですが）「自傷しながら快感を感じるレイエス」という設定に、すごくピッタリな作家さんだと思いましたが・・・。実際、苦痛と快感を感じながらも、そういう自分を恥じているレイエスの表情は、とてもエロティックでした。確かに、前2作と比べるとスピード感とワイルドさに欠ける・・・というのも事実ですが。

キスどころか、ヒーローから『好き』というワードも一切出てこない… 読みながら、幸薄いヒロインのために一言だけでも言ってあげて〜と切に願ったら、最後の最後に一言さら〜っと（涙）

読み始めたときは、お互い両想いってあほくさいほどわかるのに、鈍すぎるヒロインにげんなりしかけました。ヒーローも「なにやってるの、それ」って感じで。 でも、最後の伯母との約束を読むと、よかったかな、と思えました。それが軽い結末だったら、ハートはあと２つくらい少ないです。

ハーレはいつもヒーローとヒロインが結ばれたところや子供が生まれたところで終わりがちだけど、数年後を描いてくださっているのがよかったです。ただ、ヘアカラー失敗であの髪型はなしです！

おじいちゃん兄弟がイイ！ヒーローはヘタレイケメンで良いですね。でもいくらなんでも偉い立場の人が漂着した女性といきな り無防備Hってあるのかなーっと、そこが引っかかって最初は入り込めなかった。

良いように解釈しようと努めながら読みましたがやはり辛かったです。キャラデザインとかは個性でしょうがないにしても、デッサン的にどうかと思うところや画面上で何が起こっているかわからないレベルのところもあるので…。でも新人さんと言うわけではなく80年デビューの大ベテランさん。これはきっと変わらないのでしょうねえ。お話はとても良かったので原作を読みたくなるし、このレビューの多さを見ればやはり惹き付ける物がある作家さんなんだと思います。

性悪女が実は演技だったって展開かと思っていたので、いい意味で裏切られました　こういう間違いはあり得る話かもしれません　でも別人とわかれば、最初の方で言いたい放題されていたのが可哀想ですね(・_・;)あと自分が豊胸してるかどうかくらいはわかる気がします(笑)そこから、もしかして違う人かもってヒロインの自分自身への疑惑があっても良かったかも？

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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いつもながらの美しく優しげな作風に、ロマンスにドップリ浸れます！２人で時間を共有する図書室でのシーン。ゆったりと愛を育んでいく過程にキュンとします✨　それぞれの意外な過去のトラウマが２人の進展を阻むのがもどかしかったです(笑)

物語としては読みやすかった。だけど、ヒロイン…悪いことをしたら謝るってことが頭にないのがなぁ。 著者の昔の漫画は好きだったので、その頃の絵みたいに戻って欲しいなと思いつつ、星おまけ。

ここまで尽くせるなんて人は現実にいないと思います。読んでいてヒーローにムカムカしました。私なら実家に帰ってしまうなぁ… ところで、娘がヒーローのところに子供を連れて戻ることに実両親は反対しなかったの？

お話もロマンスの王道で好みです。他の異母兄弟の物語があるのなら是非読みたいです。

淡々と進むストーリーが胸にジンときました。 結構好きなお話です。 照れくさそうにした時にジェイクが可愛い。

ヒロインとお兄さんが便宜上の結婚ではなく、普通の夫婦生活を過ごしていたのなら二人の行動は評価できない…ただの略奪愛では。ヒーローにそこまで落ち度はなかったと思うし、なんだかかわいそう。好みの設定ではなかったけれど、娘は頼りになるし可愛かったし、キュンとくる場面もあったし、作品としては楽しめました。

初登場シーンがほかのハーレ作品とは違い割りと好きです(笑)、が、終盤のヒーローご立腹シーンが人格変わりすぎで、嫌いになりかけたので☆ひとつマイナス。原作もこんなヒーローなんでしょうか？ストーリーとしては面白いし読みやすいんですけどね。

ヒーローのまなざしが好きです。

ヒーローが、ちょっと暗くてさらにイラッとさせてくれます(笑)。そしてヒロインは感情がハッキリしているので読んでいて分かりやすくてよかったです。ページが多いと読みごたえがあっていいですね。

夢見るような素敵な王子様との愛ある結婚です♡　HQならではの現実ではありえないロマンスです。だからつっこみどころはありますけど、素敵な絵とロマンスにうっとり楽しみましたｗ

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せっかくのシリーズなのにシリーズ分類が中途半端で、非常にもったいないですが、今作がヴァシュミラの至宝シリーズの最終作です。今シリーズで１番よいのは、１人の著者が全作品を手掛けているので、キャラも雰囲気も統一感があるところですね。ただ、導入部分でヒーロー暗殺だけを失敗するなんて甘すぎるし、すべての真犯人だと思える人間が私にさえ簡単にわかるしで、サスペンスとしては？です。そして個人的に楽しんだのは、ヒーローのプリンスらしからぬ「ヘタレ顔」！皇太子で常に緊張感ある兄上とは違い、さすが次男だなぁと…。

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出会いから考えるとヒーローの積極さが納得出来なかったのですが、血の繋がらない縁を大事にする彼は、ヒロインがその心を持ち合わせてることを感じたのかも？ 次々に起こる物事のスピードが速すぎて、置き去りになりそうでした。 頁数を増やすか、エピソードを絞ると感情移入しやすくなると思います。