親同士の確執もあるけど、結局二人とも若すぎて自分のことしか考えられなかった・・・というのが別離の原因だと思います。ヒーローは「自分より親を選んだ」事を責めていますが、あの状況で親を心配するのは普通のこと。それとも、親を捨てる薄情な人になれば良かったのか？もっと、話し合いの余地はあったように思えてならない。それにしても、ヒーロー母は非情です。昔はモテ女だったようですが、愛は人を凶器に変えたという感じです。ヒロイン父も今更告白もどきをしてますが、そもそもヘタレが招いた結果。この二人こそ、もっと前に話し合うべきだった。本当に、迷惑な話です。

チャールズから君を取り戻したかった…とか言ってたけど、ヒーローが起こした行動といえば、ヒロインにネチネチと嫌味を言いに来たことだけな気がする。ヒロインはこのヒーローのどこがよかったんだろう…。

立ち読みの段階でナゼ2人が別れてしまったのかが描かれてなかったので、思い切って購入してみたけど、思ったより共感できる理由じゃなかった。っていうか、ヒーローがヘタレ。 ヒロインが頑張ったから最後はハッピーエンドになったけど、結局ヒーロー、自分から行動は起こしてないから私は好きじゃないタイプ。

この物語は二つ乗り越える話がありますね。 過去のヒーローの裏切りと、親からの愛情不足。 過去のヒーローの裏切りはヒロインの勘違いだったとは言え、ヒロインがそう勘違いせざるを得ないシチュエーションだったのはヒーローもよく判っていた上に、ヒーローのスマホの管理不行き届きが原因、裏切ったのもヒーローの身内。 これってヒーローが土下座してでも謝らないといけない事例なんじゃ無いの？って思いますが、疑われたことを逆ギレしてお別れ。 で、再開してからも一度も謝ってません。 だって俺は悪くなかったから。 え？ ですよ。 もう一つのヒロインが父親の深い愛情に気付いたのは良かった。 私なんて父親が亡くなってからさらに私に対する愛情が無かったと何度も気付かされてがっくりきてますので、こういう話は自分も救われる気がして大好きです。

私にとって、この作品の唯一の救いは、ヒーロー祖父の「ひとりで、よくここまで育てたね。楽ではなかったのだろう」「君は耐久力がある。私はそういう女性を尊敬するよ」という温かい言葉。愛しているヒーローにはひどいことを言われっぱなしだし、この言葉を聞いてヒロインが泣いちゃうのは当然でしょ。私も、このシーンだけは泣けたよ。ただ、どうしてもわからないのは、当時19歳だったヒロインが妊娠したかったこと。いくら相手を愛していても…愛されてはいない男性の子供を10代でほしい？

姉妹二人の行動は納得できるし、お姉さんも中々切なかったのでは？と思います。 が、ヒーロー。婚約者のいるヒロインを誘惑するのはいいのですが、姉が妹にサプライズでドレスを作るプランはどうなるの？婚約破棄になったらダメじゃん。矛盾してない？ もっとひどいのは、ヒロインの婚約者。姉への当てつけでヒロインと婚約したのは丸わかりですが、いつ姉とそういう仲に？ 時系列的にモヤモヤします。 婚約者の仕打ちって姉からしてもひどいよなあ。 会えば口汚く罵られ、パッとしない向上心のない妹と婚約され、妹との関係で愚痴を聞かされ、妊娠しても、妹と婚約破棄してくれない。よく、結婚したなあ。

ＪＥＴさんのファンなので、読みました。コミックスも持っています。 ただ、ストーリーは、最悪です。 没落した良家のお嬢さんが、身勝手な男性に誘惑されて、捨てられて、未婚で子供を育てるシークレットベービーものです。 ヒロインが、心やさしい素直な女性で、子どももかわいいので、ほっとします。 まあ、ハッピーエンドとは、わかっていても、このヒーローに鉄拳をくわせたくなるお話しです。

その後、アホな弟にどんな制裁を加えたのでしょうか？同居してた時、生活費全般、絶対面倒みてたと思うけど、さすがにもう援助なんてしてないでしょうね？ ヒロインは簡単に許したけど、ヒーローはヒロインより弟を優先して探すような男なんだから、もっと反省させないとダメだよ！！

この話の中にでてくるヒロインの双子の姉は「危険すぎる誘惑」のミステーですよね。「危険すぎる誘惑」では双子の妹については何も語られてなっかたので、ちょっとギャップがあるかなと思いました。話自体は可愛らしいヒロインは純真だけど世間ずれしてない子供じみた 成人の女の子で、ヒーロ－はヒロインかわいさに翻弄されっぱなし。それでもヒーローがいいなら、それでいいのでは。こんなヒトってたまにいますよね。双子の姉に比べてヒロインはよっぽど幸せい育ったんでは。

いろいろとｽﾋﾟﾝｵﾌや関連作があるようですね。関連作とまでいかなくても、例えば、今作の男性主人公･ジョーが展開するﾚｽﾄﾗﾝ«ハウス・ミラノ»(の支店？)が、他作の一場面に登場していたり。他の原作者さんにもありますけれども、遊び心が楽しいですね。作品の世界が生き生きとして広がって感じられます。この作品自体も、ﾋﾛｲﾝ･マティーのﾐｮｰなこだわりやらタッパー(どうしても‘ﾀｯﾊﾟｰｳｪｱ’が思い浮かんで→製造会社の創始者が‘ﾀｯﾊﾟｰ’氏)やジョイのことやら、突っ込み所はありますが、とてもほほえましくて適度にﾎｯﾄで楽しくて、ｸﾘｽﾏｽにはｲｲ感じです。♥３．５超。 (ただ、「家族に受け入れてもらうために君が優等生である必要はないんだよ」「不完全だろうと受け入れられるのが‘愛’で‘家族’だ｣というﾗｽﾄの言葉に、“･･･理想だけど、そういうのは少ないって･･･”(経験)と、現実にかえってしまった私に、♥－１。ｲｶｰﾝ!泣。)

こんなハーレクインもあるのね…と思いながら読みました。最後がハッピーエンドなので良いですが、内容はかなり猟奇的です…。読み直しは…しないかな（笑）。

逆の立場ならあなたのために（夫の）告訴を取り下げるように頼むわ…って、このヒロインだったらまず姉に頼む事もしないと思う。　なのに夫が前科者になるのはあなたのせい　って…。　ヒロイン姉を踏みつぶしたくなったっす。母親もなんだかな〜だし。ヒロインの愛らしさで♡＋１つでした。ヒーローがヒロイン父とヒロインを会わせてあげて、ほのぼのな終わりになっていたら♡もう１つ＋だったな。

原作既読ですが、ヒロインの優柔不断とヒーロー母の性格に好感が持てず。 橋本先生とても上手にまとめてますが、原作があの程度なのでこれ以上どうしようもなかったのでは？と思います。 これはこれでハピエンなのですけど、どう考えてもすっきり気持ちのよいお話ではないですね。