納得できないことが沢山残ります。 ヒーロー親友がヒロインと結婚した理由を、ヒーローになぜ一切説明しなかったのか？とか。 ヒーロー母親の周囲に対する影響力の強すぎるところとか。（シリーズ通して読めばわかるのかな？） こまごま色々あるけれど、一番の納得できないところは、ヒロインが結婚式を直前にぶっちぎって、ヒーロー母親のところに行ったこと。 脅されたような記述はさらっとあったけど、結婚式を土壇場ですっぽかすほどのものじゃないんでは？ なんだか読後感がすっきりしなくて腹立たしい。すっきりする為には次作も読まねばならないという罠なんだろうか？

ヒロインのついた嘘が悪質すぎて気分が悪い。ヒロインと関係を持ったことすらなく、子供とはなんの関係もないヒーローに、子供の父親と信じこませたまま結婚しようとするのは詐欺に近い。訂正する機会はいくらでもあったのに。自分の子供と信じた子が全くの他人だと知ったときどんな気持ちがするのか、ヒロインは想像も出来ないの。姉に比べるとマシだから良く見えるだけで、ヒロインは基本利己的だと思う。ヒーローの、嘘を気にしなくていいという台詞はちょっと信じられないけど、許してくれたから結果オーライとはとても思えない。

画はｷﾚｲでとても好感ですが、読み手の脳内補完を求める向きがあるような気が･･･してしまいました。(前作よりは弱めですが。)ﾗｽﾄに向かって、ﾊﾞﾀﾊﾞﾀっと収束しますが、男性主人公･アレッサンドロは、いつからﾋﾛｲﾝ･リリーを愛情の対象として見ていたのでしょうか？10年前の最初の出会いの時から心にかかっていた？そして再会して想いが強くなった？読み手として、いろいろと脳内補完は可能で、それを楽しむということは出来ます。でも、作中にもその辺りの事はもう少し出て欲しかったです。(でないと、男女の“愛”というより大恩ある恩人夫妻ゆかりの女の子を守るという気持ち、恩人への敬愛の方が勝るのかも？とか、疑問の種も残ります。)脳内補完しないでもｽｯと納得できる、読むだけで“そーなのよ！そーなのか！”と気持ちが晴れる･･･その方が、より一層、読み手も(ﾋﾛｲﾝも)嬉しいのでは。惜しいです。あともう少し、ﾓﾔﾓﾔやｳﾔﾑﾔ無しに、ｽｯｷﾘ消化ｵｲｼく昇華、と行きたいものです。ｽﾞﾊﾞｯ！と。そうだったなら、♥４でした。(あと、ﾋﾛｲﾝのﾎﾞｻﾎﾞｻ髪が気になりました。普段はともかく(?)、ﾊﾟｰﾃｨ他ではもっとｽｯｷﾘがよろしいかと。それにしても、元ｶﾚの件、ﾋﾛｲﾝ、見る目無さ過ぎですね(自分でも愕然としてｼｮｯｸ受けてますけど)。ﾋﾛｲﾝ自身の格も下がる程のﾚﾍﾞﾙかと｡解せません。カルロのｽﾋﾟﾝは有りかな？)♥３．７です。

いやー笑わせて頂きました。「君は出ていくな！　絶対に！　僕が出ていくー！！」……オイオイ何じゃそりゃあ。この作家さん、どうしてこんな笑えるヒーローばっかり描くんだろうか。いつもこんな感じのシーンがある（笑）　それまで割とヒロインに共感してシリアスだったのに、ページくった瞬間に吹いてもーたじゃないかｗ　何かいろいろ台無しになった気がするけど楽しかったからいいかｗ

ヒーローもヒロインもそれぞれコンプレックスを抱えています。でも、互いに良いところを認め、それを相手に伝える場面が多く、読んでいてうらやましいくらいでした。二人とも“できた大人（できすぎなくらい？）”なので、読後感も爽やかです。

紹介文から予想していた流れとは違うストーリー展開でした（立ち読みはやはり必要ですね）。個人的には、プラトニックなまま二人の関係に思い悩む物語のほうが好みなのでこの評価ですが、こういうのもあり、という方もおられると思います。二人とも魅力的で、援護射撃してくれる家族もあたたかいです。

いくら「お父さんの夢のため」とはいえ、長期間「禁欲生活」を強いられる、いつオオカミになってもおかしくない男だけの調査隊に、あんなすぐバレる変装で潜り込むなんて。そして案の定バレてるし・・・。バレても自分の身を自分で守れるならまだしも、結局ヒーローに助けられてる。おまけに感情的になって隊を飛び出して迷子になって、みんなに迷惑をかける。何だか無謀を通り越しておバカなヒロインにしか思えなかった。せっかく絵がキレイなのに、ストーリーの設定自体に無理がありすぎて、全然感情移入出来なかったです。

この作家さんの絵が好きなので購入。 惹かれあいつつ、最初の嘘で遠回り。 良いテンポのお話でした♪

好きすぎちゃって 相手は自分に対してこう思ってるはず・・・と思い込んで 完璧を目指したい心理はわからなくないですね。 ストーリー全体がよくまとまっていて読んだ後のスッキリ感。確かに映画のようでした。

アラフォーだと思っていたらなんとまあ…。ひっどい女だよなーキャシー、と、思いつくまま避難の言葉を連ねてやろうと思っていたのに、年齢を知って毒気を抜かれてしまった。その年まで売れない女優業一筋なのはある意味あっぱれ。

血がつながってないとは言っても一応兄妹な繋がりで結婚できるの？ あ、出生証明書が偽造だからオッケー? でも複雑。。。 親友に夫寝とられたら恨むのも無理ないと思う。まあ、受け入れられてよかったね。

とっても冷静なヒーローですが。最後の４ｐは別人かってほどでした。この病院、ドクター目当ての患者が多そうです・・・私も検査に行きたい。

こういうイライラするのが、ペニー・ジョーダンらしい作品でした。 ヒロインがとても芯のあるレディで、素敵でした。 ヒーローもヒロインも、お互いにだすサインを読み違えているのがもどかしい！でも、これがなければお話にならないので、イライラしながらもどうなるかワクワクしながら読めました。 ラブラブのハッピーエンドでとってもほっこり出来ました。

ヒーローもヒロインも可愛くて愛すべき人たちですが。 （ヒーローの鈍感さには途中ちょっとイラッとしたけど、最後良しで許せました） 脇役の人たちもイイ味が出てて、読み易かったです。 叔母さんたちやヒロインの変身を助けるセレブ美女たち、リンダ・ルーやロックも愛すべき人たちでした。嫌な人たちがいないのに一番の安心感がある気がします。