自分が彼女を捨てたことには、ちゃんと事情があり、昔から、そして今も、彼女だけを愛し続けている。 なあんて言われても、傷ついて、苦しんで、周囲に人々に憐れまれて惨めに暮らした10年間は、無かった事にはならないのに、なぜこの男は、誠実なつもりでいるのだろう。 ずっと愛してたから何？　 手紙を5通出したから何？　 彼女に対して、直接的な行動は全くとっていないのに。 彼の惨めな10年間の結婚生活は、紛れも無く自分がしでかした事の結果であり、自分が決断した事で、誰かの為という事も無い。そのとばっちりで、ただ彼女を傷つけただけ。 最後まで好きになれないヒーローでした。

ヒーロー・ケイレブ ヒロイン・セージちゃんにべた惚れしていて同じようにヤキモチ嫉妬炸裂！しかしセージちゃんの追いつめられ感や切なさはコミックでの表現はここまででしょうか、原作を先に読むと物足りなさを禁じえません。是非是非原作をお勧めします！ラスト近くの雨の中を駆ける二人と次の場面も原作の方がグッときます！コミック盛り上がり感が足りないのかな・・ですが「最後ああ良かった幸せにネ」とどちらもジンワリ来ました。

出会ったばかりのヒーローに頼りすぎだし、元カレとヒーローを比べて彼なんかよりって言い方はあまり好きではない。なによりヒーローの元奥さんの顔を批評する姿にドン引きです。

思考回路に附いて行けませぬ！今時のカルイ娘さんとてこのような判断しないでしょう。どこがしっかりしているのか？？？人を待たせているのに、ドレスを褒めてもらえないことを不満に思うのはいただけないし、結婚決める動機もありえん。三日後の結婚心配しいさめる父親に「ひどいわ」発言、普通どこの親でもＮＧ出すでしょう。ちゃんと物事考えられない（愛してる）で済ませる思考回路、ウイルスにでも侵されていませんか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒーローもドヤ顔で「苦しかった」そんな事微塵も感じませんでしたが！人騙してお詫びも全く無しなんて・・テンションはハイに描かれていますけれどイライラ度100％のお話でした。

なんか最終的に可哀想な子扱いになった某美少女･･･どう見てもノリノリで悪事に加担してましたがな。ヒーローもヒロインも、彼女の目論見どおりに輪○完遂した後でも、あるいは餌食にされた他のレディたちの前でもあんな甘っちょろいこと言えたのかね。18歳にもなれば善悪の判断はつくだろうよ「悪い人だと思わなかったの」と泣いて見せればちょろいもんとか学習させてどうするよなどと、ひとしきり憤ったものですが、ふと、例えば現代日本でチンピラの愛人におさまった女子高生が同級生売り飛ばしたとしても、修道院ならぬ少年院でしばらくすごしたら何食わぬ顔で社会復帰するみたいなもんだよな･･･などと考えてしまいげんなりしたわ。まあそういう子が更生して真人間になる気が余りしないように、彼女もまたろくな人生歩みそうにないですが。まさかハーレを読んで少年法に思いをいたすことがあろうとは夢にも思わなかった。意外と社会派な作品なのかも（違）。追記）あや様　御者の件は一応下手人は男のほうのようですよ。「まあ、そうだったの？」というリアクションから見て、全くショックは受けていないようでしたが。

唐突な場面があったりでぶつ切りな展開に感じましたページ数の問題でしょうか。早産で死産ではなく産まれて数時間で亡くなった子供と最初に説明があるので、後半にヒロインが知らなかったと悔やむのには理解できない。気にならなかったのだろうか？死んでしまった赤ん坊のことが・・母親として何か考える気力も無かったのかな。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒーロー15年後になるまでレベッカを見つけられなかったのは仕方ないけれど、でも探していて諦めて結婚しちゃったんですかね？子供出来ていたら如何していたのでしょうか・・悪くない話で二人の心理描写もそれぞれ有るのに疑問が多く今もう一つでした。

ヒロインと兄の家族ではないでしょうか？原作によると、双子の兄のカンターは学校にいる間に操縦を学んで友人と共同経営を始め、アフリカで支社を設立し、現地で結婚、娘も生まれたとあります。政治紛争で妻と娘を避難させ、それが少し治まって迎えに来た時の写真ではないかと…娘がちょっと大人びて見えますけど…ね（笑） それにしても、ダイアナ・パーマーの描くヒーロー。発表されたものを年代別に比べてみると微妙に鬼畜ぶりが変化していて面白い。ファンとしては、現代の感覚には合わないように思えるところも、コミックで忠実に描いて欲しいし、イメージに合った作品に出合うと嬉しくなります。

思い切りネタばれ！すみません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人の考える事には動機があると思うのですが、ヒロイン騙して勝手な事押付けさも自分が正義であるかのようにふるまう、この自分勝手なヒーローのどこを好きになったのかまったく理解できない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒロインももっと契約仕事に関して詰めは無かったのかしら、スケジュール知らず外国出張仕事するのはどうかと思う。口約束で騙され脅されてなおまた同じことの繰り返し。ヒーロー家族に誤解されていると感じたその場で何故それを解かないのかも分からない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして終盤ヒロイン拒絶後の後唐突な展開「許して」発言ホントなんで？アナタ騙されてしかもいいようにされていたのですよね・・なんであやまるの？