AI時代の人生戦略
「STEAM」が最強の武器である
「STEAM」を知らない奴に10年後はない
◎「STEAM」を知らない奴に5年後はない
ビル・ゲイツもSTEM(STEAM)という言葉を使い始めた。
大人はもちろん、初等教育からSTEMを重要視することこそ国の競争力に直結する、と。
国民全員が研究者やエンジニアになる必要はないけれど、
国全体の科学技術リテラシーが上がらないと、
5年後、10年後に出現している商品やサービスが魔法に見えてしまう。
結果的に、生きているのではなく、
生かされているような感覚が生まれる可能性があるし、
反知性主義に閉じこもることになるかもしれない。
――成毛 眞
◎堀江貴文(ホリエモン)氏、鈴木寛氏(文科省大臣補佐官)対談収録
◎STEAMとは、
サイエンス(科学)の「S」
テクノロジー(技術)の「T」
エンジニアリング(工学)の「E」
マセマティックス(数学)の「M」
+アート(美術)の「A」――を意味する
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◎残酷な10年後に生き残るため
あなたが身につけておくべきこと
日本の労働人口の49%が、
10~20年以内にAI(人工知能)やロボットに置き換えられる可能性が高い。
AIが人間の能力を超える「シンギュラリティー」の時代も、
予想以上に早く到来するかもしれない。
そんな近い将来、
人はAIやロボットを使う側、使われる側に否応なく選別される。
定型的な仕事しかできない人は使われる側、
創造性を活かし社会的な知性を身につけた人は使う側にまわる。
そのために今、必要なのが「STEAM」である。
日本屈指のイノベーターが、残酷な10年後を見据えた人生戦略を説く。
序 章 「諦める」ことで、心を大掃除【「心の風通し」をよくする仏教の智恵】
第一章 人生に大切なのは本当に「諦める」こと【積極的に諦めることで見えてくる】
第二章 「こだわり」は不安、焦り、怒りの源【心の安らぎを得る「少欲知足」のすすめ】
第三章 「考えすぎ」が毎日を窮屈にさせている【「無明」が人間の苦しみを生む】
第四章 「比べない」幸せに早く気づいた者勝ち【諦め上手で劣等感をひきずらない】
第五章 やがてすべての悩みが小さく見えだす【明日のことより「今ここ」が大事】
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(C) Makoto Naruke 2017
出版日:2017/01/05