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- 正論派秘書の、トラブル去ってまたトラブル 3
- しゃりり 2014/05/11 このレビューを 18人の方が参考にしています。
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一難去らずにまた一難。トラブルメーカーがわんさか(妹といい、元カレといい、上司といい・・・)。ヒロイン・ジェイミー、わき起こるトラブルに必死に真っ向から対処しようとする長女気質の上に、もしやO型?中間管理職気質?(周囲や上下の緩衝材奔走)と思ってしまうお人好しな翻弄されっぷり。お気の毒通り越して、彼女に感情移入してしまうと疲れます。でも、“アンタ、どんだけ女遊びしてその手配を私にさせて来たのよ”“その口で何言われても”的に正論吐けるヒロイン、稀に見ました。うろたえて弁明する男性主人公がザマミロ感有りです(自業自得ー)。楽しかったです。(サイトのあらすじ、時々、ありますケド、ヒロイン名、間違ってますよね?) ♥3.3。
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- 【ネタバレ】深くわかっていて・・・? 3
- しゃりり 2014/05/10 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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10年も、なんでそんな女の子(ヒロイン)が好きだったのか。もしかして、男性主人公・アンドレアスは、育った状況や家庭環境から荒れていて人を傷付けながら自分をも傷付けて、敵を作り自分を追い込みながらどうしようもない(どうしていいのか分かっていない)、そんなまだ子供なヒロイン・ジェマの自覚のない寂しさ等を、全て分かってしまって、酷く傷付けられながらも愛おしく思ってしまったのかもしれない・・・逆に痛々しくて。(マイケルも?) などと、ヒロインに好意的に解釈してしまいました(原作はどうなんでしょう)。でも、それだと、アンドレアスも、マゾではなく(超越?笑)、懐広くて深いなと。あと、ラストの『奇跡』も、医師の診断も実は継母の仕組んだ意趣返しの嘘で、『何でもお見通し』のアンドレアスには調べが付いていた、とか。ハーレにありがちな、良く調べもせずヒロイン攻略に乗り出す男性主人公と違って、調べ尽くしているらしい所が珍しいなと思いつつの連想です(策士な富豪、というカンジで、事業の方も抜け目無さそうです。そもそも、遺言自体、何か密約でも?)。他にも色々もっと補完が欲しい“?”な所や突っ込み所はあるのですが、自己補完して、美味しく溺愛っぷりを読ませて頂きました。ハーレ内でも上位クラスに心身ボロボロのヒロインが男性主人公に救い上げてもらう様を見るのは、なかなかでした。♥3.3くらいで。
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- きちんと筋が通ってマイペース 4
- しゃりり 2014/05/04 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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そんな主人公二人です。見ていてカワイイ、微笑ましい大人のカップル、という部類に入るでしょうか。貴重です(笑)。ヒロインも男性主人公も、シチュエーションは偽っても、“自分”は偽らない。ヒロイン・グレースは双子ゆえに、より“自分らしさ”をしっかりと認識していて、そんな“自分”を愛してくれる人を望んでいる。そして、男性主人公・ブライアンも、本当の愛へのちょっとした回り道はあっても、ちゃんとしっかり大人。茶目っ気もあるし、熱くなるヒロインを、愛情を持ってあしらうゆとりもある。ハーレ・コミックスを読み始めた初期に出会った、好きな作品です。読み終わって、ほんわか楽しい気分が残ります。ヒロイン姉のクロエとドノバンのお話は、原作では『夜明けのさよなら』が(たぶん)それかと思いますが(未読)、まだコミックス化はされていないようで、ずっと、ぜひ岸田先生で読みたいなーと思っているのですが、どうなのでしょうか?
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- 【ネタバレ】嫌いじゃない・・・いえ、時に、 3
- しゃりり 2014/05/01 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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領地や館という空間内の密室劇(二人劇)もたまにはアリに思えました。毒親ダブル(いるんですよね゛ー)のパターンでしたが、ヒロイン母とはあれで縁が切れたのか(まだタカる様なら、伯爵、お灸を据えてやって!)とか、男性主人公が何故母と兄から虐げられ傷付けられていたのか(もしや愛人の子?で、兄も実は不義の子?)とか、他にも軍隊時の事とかヒロイン父とか、気になる要素は有り有り(少ない説明で推して読ませる心理劇、を意図した?原作は?)なのですが、それでも、雰囲気や画は合っていて味があったと感じました。細ーいトゲでも、深いと刺さって抜けなくなるし痛みは鋭い。心にそんなトゲを抱え合った二人が、結局は運命のように出会い、ぶつかりながら惹かれ合って、互いのトゲを引き抜き、癒した・・・そんなお話。ダークな中から光明。それにしても、自分を『目を見はる美しさよ』と言って(高額で)売り込めるヒロインって・・・ハッタリや強がりを差し引いても、スゴイ自信と自己認識だなと、ビックリしました(“美女ありき”か・・・)。ま、男性主人公も、自分で『底なしにある資産』とか『とてつもなく裕福』とかスゴイ二人ですね。♥3.5近です。(余談ですが、ハーレ・コミックスに多い誤字・脱字・誤用等々。雰囲気に浸ろうとしている時に、泣けてくることも。他作で『十二夜』を『12夜』は‘・・・’でしたが、今作、『一族』を『1族』というのは、萎えました・・・。・・・某他作では、『身ぐるみ』を『着ぐるみ』ってあったし。・・・大泣。)
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- 赤毛 3
- しゃりり 2014/04/29 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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赤毛の美女とか、赤毛は気が強い、とか、奔放、とか、ハーレにはヒロイン・敵役含めて、赤毛の女性がよく登場しますよね(今作でも、男性主人公・クリストスが、ヒロイン・ベッカの『あざやかな赤い髪』に惹かれています)。・・・で、対して、赤毛の男性って、記憶にないんですケド・・・。男性の赤毛って、特に何か良くないイメージでもあるのでしょうか?ヒーローには向かないとか?色々な要因で、欧米には赤毛差別というものがあるらしいのは知っていますが。(シャーロック・ホームズには『赤毛同盟』っていうのがありましたっけ。)ハーレを読んでいると、日本人にはなじみの薄い、欧米のそうした髪色・瞳色のイメージ観念というものにも、興味をひかれます。それにしても、真っすぐで情に厚く、気持ちの良い、そして、常識的な主人公達二人です。(衝動に駆られちゃったのは、運命的に惹かれ合ったということで。)だからこそ、正道で上手く行った、という感覚。必要以上にドロドロせず、キチンとスッキリ!クリストス、ホントにギリシア人⁈ (スミマセン、ハーレ的偏見です(笑)。ところで、クリストスの双子の兄、実は生きていた→スピンオフ、なんてないでしょうねー。&、あとがきが無いのは寂しいなと。)♥3.5超え。
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- 【ネタバレ】合わせ技効果も誘発して、♥切り上げです 4
- しゃりり 2014/04/24 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ジャッキー・ブラウン、チャンスハーバー、マーニー、ライトハウスタバーン、・・・って、もしかして、『あなたの腕に守られて』に出て来た、マーニー(男性主人公・メイソンの妹)⁈ 読み進めて、やっぱり!描いた絵師先生が違いますが、どちらも大人で素敵な良い作品でした。兄と妹、それぞれに人生の、生活の、ストーリーがあるのだなあぁ・・・と、ダブルで嬉しくなる感慨作。けどマーニー、前夫といい、イイ男を引き寄せますねえ。息子もイイ男になりそうですし。画もお話展開も、巧くて洒脱で、とても雰囲気があります。良く知らなくて恐縮ですが、ジャッキー・ブラウン、ミシガン州舞台が多いみたいですね。(『フィアンセは当店で』とか『一年だけの結婚』とか。)いろいろ、ひっくり返して読んでしまいました♡
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- 【ネタバレ】モヤモヤはあるんですけど!♥4近。 3
- しゃりり 2014/04/19 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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男性主人公・ルーク、あの後、調べて裏を取ったからこそTVに出たのでしょうが、確かに、4年前の捜査で真相がなぜ分からなかったのかが疑問です。警察も、そういう可能性や他の可能性も当然疑って、多方面からの捜査もするでしょうに・・・。(マスコミも、そっち方面のすっぱ抜きや特ダネ、追いません?)もしかしたら、元カノ関係者が隠蔽していたのでしょうか?それから、ルーク、途中、アッサリ(多分、葛藤したんだろうけど、こらえるタイプなのでアッサリに見える)とヒロイン・サラを手放してはイケませんー。・・・と、モヤモヤはあるんです。けど!画とか、好きなんですよねー。(個人的に、何か紙媒体で見たい気分になる先生です。)谷口先生の、男性主人公とか、全体の雰囲気とか。で、大人な二人に、読み終わりに、ちょっとニッコリな気分になれる今作。なので、♥3.8くらいです。モヤモヤがよりスッキリしていれば、4!でしたでしょうか。惜しい!(余談ですが、「頭のなかの考えを消してくれ」のくだりがウケました。)命のキス、ステキです。
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- 【ネタバレ】バレた後の男性主人公のジタバタが。☆ 3
- しゃりり 2014/04/19 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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ヒロインを傷付けたというよりも、更に(+α)、惜しみなく注がれていた(最初はちょっと鬱陶しい様に感じていたのに)ヒロインの愛と信頼を、もはや取り戻せないくらい失ってしまった、ということに、大ダメージを受けているよう感じられました。自分が本当に求め必要としていたものに気付けずに、傷付け、それを壊して粉々にしてしまった‘自分’への痛恨。最大目的だったはずの買収の成功さえ、痛くて、返上してしまう、差し出してしまうほどに。ヒロインの愛と信頼が大事。‘君の愛が全て’。ツボりました。個人的に、ヒロインのお嬢様的舞い上がりにちょっと引き気味だったのですが、それでも、谷口先生画のいつもながらの良い雰囲気に、盛り上げられました。♥3.5超えで、♥4に接近中。
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- 【ネタバレ】ヒロインとくっつくと、もれなくタカリ屋の親族が付いてくる(泣) 3
- しゃりり 2014/04/12 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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・・・って。イヤだなあ。て言うか、大丈夫?男性主人公&その一族。結婚って、勿論本人同士が一番大事なんだけれども、それだけで済まないのですよね。キレイ事でなく。親兄弟、親戚っていうものがあるのは不可避。娘のボーイフレンドのカネなら返すどころか使い放題(それも遊興費)、と当然のように思っている父や、それソックリの無職の兄や家族達がいる。どうよ?恋の情熱の内にその辺スルーしちゃったようですが、モメると思うなー(伯父様は別として、縁を一切絶っちゃうならまだしも、出来ないでしょ?ヒロイン。愛があれば大丈夫?男性主人公。でも、ソレもちょっと違う気がー)。そんな現実、あんまり生々しくハーレに投影しないで~、と、モヤモヤしちゃった第1話でした。第2話も、カネだ名誉だ家柄だVS心からの愛、と言いつつ、ちゃっかり両方頂きます、って?(男性主人公、ヘタレだなー。妻の地位とかに頼らず、実力でブチかませよ・・・。)むむー、モヤッ(笑)でした。画はしっかりしていて好印象なだけに。
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- 『義務』と『権利』を隠れ蓑 3
- しゃりり 2014/04/05 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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や言い訳にしちゃあいけません。ハーレの男性主人公諸氏!ヒロイン自分のものにしたいのなら、最初から、真っ正面から、「愛している」、で行きなさい。男女の理屈の違いか男のプライドか。間違えるんですよね。その点、この男性主人公・マルクは、ラスト、すぐに気付いて激白に(笑)切りかえました。潔しっ、高得点!ほのぼのです。♥3.5に接近。
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- あと一歩、いえ半歩 3
- しゃりり 2014/03/30 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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踏み込み(もしくは一波乱)が欲しかったです。雰囲気はイイのですが、画と相まって、わた菓子のような食感でした。ステキに甘いけれども、スウッと溶けて食べ足りない?ちょっぴり惜しいです。(男性主人公・ドミニクの奥深い気持ちも、細部にいろいろ読み取れはしますが、もう少し前面に出る部分があると分かりやすかったし萌えたかも。そもそも戻って来たのも牧師館を買ったのも、実は、・・・とか。)それにしても、記念の日に‘はじめて’を贈るというアプローチ、ハーレで多いですね゛。(欧米ではよくあるのでしょうか?) で、ことごとく失敗、むしろ遠ざけられたり逆効果?のケースが多い様な。う~ん、やれやれー。でも、そもそもここで、じゃ、ありがたく、と据え膳喰っちゃうような男だったら、それもそれでコトでしょうが。若気の至りですかね。それにしても、デビッド・・・。奥さんも奥さんで。ワケの分からない夫婦でしたー。(あと、ヒロイン父も、なんか、ビミョーな気が。ドミニクのセリフの語句とか、気になる所もチラホラでしたし。何か、惜しいです。)画と雰囲気は良い感じなので、♥3.3で。
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- 【ネタバレ】本当に、皆さまおっしゃる通り。 3
- しゃりり 2014/03/29 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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さあ、ここからラストのもうひと盛り上がり⁈ と高揚したら、ぶった切りの一足飛びハッピーエンディングな『半年後』。えっ?えええ?何頁か読み飛ばしたのか?と驚きました。皆さまのコメントを前もって見て覚悟(?笑)していたにもかかわらず。それまでが期待させる(良い)出来でしたので、余計に残念。これは、原作のせいなのでしょうか。頁数のせいなのでしょうか。もう一つ‘何かが足りない感’がジワジワッ。で ♥2.7くらいです。(あと、時系列的におかしい回想カットがありましたよね?)・・・画竜点睛を欠く?本当に、惜しいです。
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- 【ネタバレ】妹に、何か恨みでも? 3
- しゃりり 2014/03/29 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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お兄ちゃん、わざと罠にハメているとしか。曰く「かけがえのない妹」(⁈)にあんな放置の仕方をする?ヒロイン兄。・・・(だとしたら、益々) こんな人が、国の空軍総司令官でいいのか⁈ 男性主人公。オ~イ・・・な突っ込み所がてんこ盛り、なんですが、全体の雰囲気としては嫌いじゃないんですよね。ナゼか。(深刻な話ではなくコミカル仕上げのラブラブ話☆、と割り切って読んだからでしょうか、ね。・・・笑。)
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- そして、女性が肉食・・・もとい、積極的で強い 4
- しゃりり 2014/03/15 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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ですね。このシリーズ。しっかりとした、芯のあるヒロイン達です。素晴らしいです。今の時代は、まさに、『女は度胸、男は愛嬌』(笑)なのかもしれませんね(逆もまた真なり)。単体でも読み応えはたっぷりですが、個人的に、兄と弟のお話、二冊まとめて読んで、更に良かったです。うーん、紙媒体で味わってみたいシリーズかも、と思いました。
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- 【ネタバレ】女性に人生立て直して(立ち直らせて)もらうタイプ 4
- しゃりり 2014/03/15 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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だなー、この兄弟。そろって。男性主人公・トレバー、経てきた状況は大変ですし、トラウマは分かるのですが、自分も結構、ヒドイことしてて、女性側も傷付くということが(実感として)分かっていない。だから、ヒロイン・ジェイミーに見放されかけるんですよ。(前妻の件も、実はそういう絡みだったのではと・・・危惧。) 言うべき事をキチンと言って、毅然と離れる覚悟のヒロインが素晴らしいです。そこを、ホント、仕方がないな゛ー、の“お情け”で今回受け入れてもらえたのですから、「三度目はない」!と、身に染みて、身を入れて、イイ男で在り続けなさいねっ!というお話でした。(子供への接し方は○で、それゆえに、なのですがね。しかし、良くできた子達です。)
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- 【ネタバレ】いやホント、『・・・確かに』。 4
- しゃりり 2014/03/12 このレビューを 19人の方が参考にしています。
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「相手を攻撃する前にどうして事実を確認しないの?」誤解傲慢男性主人公にズバッと突っ込むヒロイン。いや、まったく!幾百ものハーレへの代表突っ込み、お見事です。喝采でした。言われてハタと気づく男性主人公ですが(笑)、『冷静さを失って』しまったのが恋ゆえにというところまでは気付きません。何やらどこぞの分析によると、(嘘か誠か)いざという時には実は男の方が感情的で、しかもニブチンらしいというのですから、困ったものですね。でも、ちゃんと納得の結果に自力で辿り着いた男性主人公・セルゲイ、そしてヒロイン・アリッサも愛らしく、読後感はハッピーです。〈予期せぬ結婚〉3部作の一つらしいですが、コミックスでは表示無し。単体で楽しめるから?でしょうか。♥3.5超え、のところ、率直な核心突っ込みと実はベタボレなラブラブハッピー感の合わせ技で、♥切り上げしました。
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- 【ネタバレ】いや、家族の事情は説明しとこうよ。 3
- しゃりり 2014/03/01 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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結婚したんならさあ、いろいろキッチリと。もっと最初から。男性主人公のルイス 。・・・今作、いろいろ情報量豊富(会話も含め、文月先生作品の傾向。笑)に読んできて、ただ感じたのが ソレでした。説明も無しに出張毎に女性を訪問してたら、そりゃあ、疑われるし、その疑いを利用しようと思う者も現れますよ。そもそもヒロイン、見知らぬ異国で心細いんだし。自分でトラップの種蒔きしてるの、気が付かないのかなぁと。相手の身辺にクリーンさを求めるのなら、自分も万全を期しておきなさいな(さもないと、大変な事に)、という作品でした。でも、そこから生じるヤキモキを味わう(?)系のお話ですね。
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- 【ネタバレ】こいつ・・・この男性主人公!(大笑い) 3
- しゃりり 2014/03/01 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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「正直・・・○○○○○」(←あんまりネタバレなので)・・・って答えた男は、はじめて見た。他にいましたっけ?ハーレ・コミックスで。散々振り回した挙げ句、ヒロインに逃げられ、追いかけ、修羅場(?)ってる最中にヒロインから「私をからかって面白かった?」と責められて、この答え。いや、大ウケしました。そうなんですよ。一歩間違えば、本当に嫌な男に成り下がるのですが、ここで笑えるのがこの作品だと思います。(自覚が無いだけで一目ボレしてますよね、男性主人公。自覚が無いだけにどうしたいのか、どうしたらいいのか、でも惹かれて→振り回し?ある意味、不器用。ヒロインには災難ですが、でも、彼女も充分天然に相手を振り回していた気がしますので、イイコンビかと。) 何だかんだ言っても、カワイイ二人で。(絵柄の好き嫌いはあるかもしれませんが、しっかりキチンと描かれていて、好感だと思います。) ♥4に近いです。(余談ですが。アイスクリーム五色パック、イイなあ。いや、しかし銘柄絵・・・変えてはありますケド、ロンドンで・・・?)
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- ヒストリカルというよりは、 3
- しゃりり 2014/02/21 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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シンデレラや白雪姫のような、お伽話として読んだ方が、しっくりと来るのかもしれませんね。そうそう、美女と野獣モチーフですし。そんな中で、しばしばお伽話(の元話)がそうであるように、このお話にも(エグい)現実の臭いは有り。いるんですよねー、ライバル(?)・ハーマイオニみたいな人。で、現実では、こんな子の方がモテてたりウケてたりする。いるんですよねー、男性主人公の母みたいな親。現実には、もっと無自覚だったりもする。等々、うんうん。でも、これはハーレのお伽話。陰で貶められていた子が見出されて、ハッピーエンド。可愛らしい、真っ直ぐな若い主人公達の幸せな結末を、あったか~く楽しんでしまいましょう。そんな時によろしいかと。(中貫先生、昔(ハーレ以外時)から拝見していましたので、ハーレ・コミックスでの再会はビックリ。嬉しい驚きでしたが、作品によって、受け手側にとって、波(ムラ?差異?)があるような感覚が。あくまで、個人的にですが。)あと、ハーレ・コミックス、そういうきまり(表記方針)なのかいつも疑問なのですが、例えば‘一夜’を‘1夜’としてあるのを見かけますが、“十二夜”を‘12夜’って・・・(泣)。誤字・誤用等もそうですが、ナンカ、ガクーンと来ます。♥は3.5に近いです。
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- 【ネタバレ】幸せって、なんだろう? 3
- しゃりり 2014/02/15 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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親が考える子供の幸せと、子供自身が感じ考える(望む)幸せとは、必ずしも同じとは限らない。むしろ異なることが多い。‘こうあるべき’と‘こうありたい’が違うように。そこに、押しつけ合うのではなく、許容する心、妥協点・融和点は無いのか。それが幸不幸の分かれ目なのかもしれません。幸せ、そして幸せな生き方は、一人一人で姿も形も違う。家族とそんな齟齬の理解や認識が上手く出来ずに、器用に生きられないヒロイン・ゾーイ。ですが、本質を見て、真っ直ぐにありのままを受け取ってくれる相手・男性主人公のニックと出会えたのは、奇跡でした。一つの出会いで一つの心のしこりがほどけると、次々に心がほどけて行く。様々な巡り合わせの末の、大叔母様のラスト・プレゼントでしたね。まだ素直になりきれない、子供な部分の残るヒロインでしたが、それが後押しとなって、新たな道への一歩へ。そんなお話でした。(大叔母様自身のお話も、ハーレ的ですね。ハッピーエンドではなかったですが。)♥3.5に近いです。
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- 【ネタバレ】次代で揉めそう・・・ 4
- しゃりり 2014/02/14 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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いくら周囲を丸く収める為とはいえ、男性主人公・マレクのいとこにとっては、降って湧いた災難にならなきゃイイケド・・・解決策。もし、いとこが良王で、その息子がまた優秀な子だったら・・・とか、そもそも、そのいとこがまた妃問題で揉めたら・・・とか(ハーレでありがち)、考えるとキリ無しですね。それにしても、浜田先生、憔悴した男を描くのが上手いですねえぇ(笑)。(こんなに憔悴していく男性主人公も珍しい。)あと、髭面。そしてお話は情熱的(情熱的過ぎの突っ込み所他は皆様に同意)。ヒロインはしっかり者。男性主人公は本当に真っっ直ぐ。良かったです。♥には、スピンオフ有り?の期待も込めて(いとことかサイードとか。浜田先生画で)。
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- 【ネタバレ】初恋でしょ。初めてなんでしょ ⁈ 4
- しゃりり 2014/02/14 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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人を本気で好きになったの。マジでメロメロになったの。・・・カワイイなあ、男性主人公のビダル。事業では遣り手の冷酷銀行家でプレイボーイと言われているくせに、実体は傷付いたまま大きくなった孤独なボクちゃん、という感じがして、カワイく見えてしまいました。(雨のシーンなんて、見ようによっては、耳垂れた泣きそうな子犬みたい⁈ だったりして。) 嫌われちゃったのがイヤで、居なくなられちゃうのがイヤで、最後、もう素直に全面無条件降伏して謝っちゃうところまで、少年のような純ですね。冷静な大人が。傲慢時ビジネス・モードとのギャップ萌えですか?(笑) (しかも、俺様モードの時も、傲慢なくせに『意外と実直で公平な面も』あったり、ギャップいろいろ。) 家族を含めた人間関係の詳細とかその後とか心情の綾とか、突っ込み所はままあっても、ハーレ・コミックス一巻分に描き込める質量としては、この位で妥当、イイところなのかなあ・・・とも思います。画も綺麗で、スッキリ読めました。
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- 一番男前は 3
- しゃりり 2014/02/08 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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マーフィーですね。黙って見守る。信頼と愛をもって。並の‘人間’には出来る事じゃありません。ホント、漢(オトコ)だねえ。男性主人公のジェイリドも、軽さと一人判断やトラウマを乗り越えて(苦笑)穏やかな大人の愛を会得したけれど、マーフィーの方が先輩なのは否めませんね。(←ええ、犬好き・犬飼いの贔屓目、どっぷり入っていますとも!笑。)一人と一匹に護られて、ヒロイン・ヘンリエッタ、これから幸せだね♡ で、♥3.5です。しかし、こんなワンコを(大きくなりすぎたからと?)捨てた前の飼い主って、一体⌘・・・?
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- 【ネタバレ】とても素敵な良いお話♡ 3
- しゃりり 2014/02/01 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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なので、余計に些細な(?)事が気になってしまう自分に泣。このハッピーエンドの結果(付加?)として、マリク王の血統が守れた、っていうことですよね?逆に、ヒロイン・ローレンと出会って結ばれなければ、男性主人公・ラフィが王位に就くと、血統が途絶え(変わり)ますよね?(いくら幼なじみで親友で命の恩人の息子だと言っても。それとも、彼も王族だった?)又は、次代、王女達が男子を産んだらそちらに戻すつもりだったのでしょうか?真相は(国民にも身内にも婚約者の一族にも)内緒で?王位絡みで、そんな事が出来るのか?と心配。そして、いとこ同士(ですよね?真相発覚前は)は結婚できないのか?←もう、この疑問は、ハーレでは飽きましたが。(日本では出来ますし、又、高貴な血筋や財を守る為に他、同族婚を行う王族・貴族等の例も広い世界や長い歴史の中にはありますし。)こういう疑問をもう気にせず目をつぶれば(笑)、とてもステキなハッピーエンド。画も雰囲気もホント素敵で、ほんわか ♥3.5。心配事等うっちゃっておくなら、4に近いです。
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- 初期の濃密 4
- しゃりり 2014/02/01 このレビューを 22人の方が参考にしています。
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ハーレ・コミックスのいわゆる初期作品には、物凄く濃密で重厚な描き込みの、大人な作品が多い様な気がします。最近はミルクチョコレートのように軽く明るい感じや(悪い意味ではありません) コミカルな作品が多めの絵師先生方でも、この時期にはビターでダークな作品がより多く散在する。甘~いミルクチョコも好きだけれども、苦みや熟成とかを埋み火の様に内包したビターチョコレートも(より)好きなんですよねー。これも、そんな作品でした。愛と憎しみ。善と悪。何にとっての、誰にとっての正義、復讐、善と悪か。ある者にとっての善が他者にとって悪であり、ある者にとっての愛が他者を傷付ける・・・。ずしんと来る話でした。(珍しく女性が(ド)Sという、男女の逆転・交錯(⁈)も、官能的でしたし。・・・しかし、重くてシリアスな作品ばかり描いていると、ドップリとらわれて、先生方も疲労するでしょうね・・・。)
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- 【ネタバレ】現実は甘くない。けど 4
- しゃりり 2014/02/01 このレビューを 18人の方が参考にしています。
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シビア過ぎる大多数の現実は、ハーレの主人公達には持ち込めない、持ち込まないお約束。ハッピーエンドが前提、の心の夢だから。実際は、何だかんだ言っても、子供が産めない→パス、というのが多いのが現実社会。それでもいい、と言ってくれたケースでも、後々やっぱり・・・という事もままある(ハーレでは、元カレ・ケース)。そして、世の中、理不尽ですよね。子供を心から望んで授かれない人もいれば、望まずに捨てたり遺棄したり「生まなきゃよかった」と子にあたる(広い意味での虐待をする)親もいる。そういう現実を思ってしまうと、余計複雑な、物凄く痛い気持ちに陥ってしまう作品です(個人的に)。でも、そんな現実の中で、それでも、中には、こうやって、素晴らしい出会いをして、死が二人を別つまで、いや、それ以降も、幸せに、愛を持って、ずっと暮らして行く、暮らして行ける、そんなカップルもあるのだ!と、願いたい、思いたい、思わせてくれる、人の願いを星にしたような作品に思います。一つの、光として。(あまり痛いので♥3.8、でも、素晴らしい凝縮の中身なので4。)
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- 【ネタバレ】母親不在、母親疎外? 3
- しゃりり 2014/01/27 このレビューを 17人の方が参考にしています。
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孫娘であるヒロインに近付き呼び寄せる前に、いや、それと同時にでも、何故、息子・ヒロイン父が愛した妻であり、ヒロインを生んだ母であるヒロイン母に接触しない?ヒロインだけで、共に母を招かない?カナダは遠いから?血の繋がりが無いから?蚊帳の外?無視?(最もヒロイン父と共に在って支え、二ヶ月前にその夫を失ったヒロイン母に、ねぎらいもいたわりも無し?ラスト近くまで、会話にも出ない?) ヒロインも、いくら独立して大人になっているとはいえ、母親が重きを置かれていない、ないがしろにされている、とは思わないのでしょうか。(そんな母親を遠く一人にしている娘だし?) 順序や軽重が逆な気がして、礼節や思い遣りが薄い感じがして、モヤッとしたのは私だけでしょうか。そういうやり方が見え隠れする祖父の一族。今後もどうなんだろう・・・って思うのですが。男性主人公・レイフのプロポーズもあまりにも唐突でした。ライバル(?)嬢への説明の物言いも、どう誤解されても仕方ないような言葉の使い方でしたし。無意識の思惑?計算?作為?が皆無、とは判じきれないような・・・。‘懸念’が残ります。非難したかと思えば愛してる、愛していると言ったかと思えばまた酷くけなす・・・。(レイフ、あれだけヒロインをボロクソに言っておいて、愛しているもフツウ無いもんだ・・・。裏返し、だとしても。)良い人そうでも、お祖父さんのやり方も、勝手と言えば勝手ですし・・・。
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- 【ネタバレ】ヒドイ男ー・・・ 3
- しゃりり 2014/01/19 このレビューを 8人の方が参考にしています。
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と言うか、ダメな男。男性主人公のディミトリ。傲慢・自己中のクセに、欲望と祖父の言いなり。ヒロインとの別れ方、いや、捨て方もサイテー。数あるハーレ・コミックスの中でも、上位に来る程の極悪な(えげつない)部類だと思いました。(ヒロインの姿の消しっぷりから見ても、いかに傷付いたか。)そんなダメ男が、どうオトシマエを付けるのか。それが見たくて進んでみたのですが、ダメダメでした。ダメの上塗りでしょう。ディミトリの悔悟と苦痛が「足りんっ!」と声を上げてしまうような結び。嘘や隠し事をしていたのはお互い様とは言え、ディミトリ、あの捨て方の後では、宝石箱の中身がどうだろうが、言葉で何とゴネようがスネようが、詭弁に聞こえて仕方ありません。(信用無くて当然の行状で。) なのにヒロインの方が反省して謝る・・・ええっ⁈それならば、男性主人公がもっと苦しんで然るべきでした。そういう意味で、バランスが釣り合わない帰結で、溜飲山盛り残し?ヒロインも流されちゃうし、しっくりしない読後でした。原作はもっと葛藤して苦しんでいるようですが(皆様のレビュー、参考になります)、コミックスでももう少し(いやもっと)ディミトリを、苛んで欲しかったです(笑)。雰囲気や画は好感なので、余計惜しいかなと。♥3.2。
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- (限定付でも)多種多様で♡ 4
- しゃりり 2014/01/11 このレビューを 15人の方が参考にしています。
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巨乳有り、貧乳有り、長身、小さめ、そう言えば痩身もあれば、超太めまでありましたっけ。ハーレのヒロイン。広い世の中、いろんな体型・タイプがある。ハーレに、幅の広さや多彩さは歓迎です。(でも、結局みんな美人だけどネ。) しかし、ムネ大きいと、すごく肩凝るんですよね。でもって、あれだけ大きいと、大変なのでは?(わかっているのか男ども!)なんて、ヘンな心配に気が行ってしまいました(スミマセン)。今作、男性主人公もヒロインも、なんだかとてもカワイイです。憎めない、って言うか。二人のやり取りも微笑ましく、読後感も良かったです。お軽そうに見えてしまうイタリア男の男性主人公・レンツォですが、結構純な所もあって、ハーレの男性主人公に珍しく、ヒロイン・フェイスを疑わずに信じ抜いたのが、天晴れ。評価アップです。オープンに微笑ましくキュートさを楽しみたい時に、よろしいのでは☆
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- 【ネタバレ】つまりそういう男 4
- しゃりり 2014/01/11 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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愛ゆえの復讐、それは、ヒロイン・ジェシカだけではなく、男性主人公・アレクの元妻・トレイシーも、そうだったのかもしれません。きっとイロイロあったんだろうな。僕が見つけて拾って育ててやったんだ、常に僕が正しいんだ、的な唯我独尊太陽神として、愛という名でそれを彼女の上に押しつけ、君臨していたのかもしれません。アレクにそのつもりは無く無意識だったのかもしれませんが、彼女の愛や心を、踏みにじり、気持ちや考え方・人生観も歪めてしまうほどに(?)。ジェシカに対しても、トレイシーの‘種明かし’(これも何がホントウか・・・)がなければ、変なポリシーで庇護再婚して、とどめを刺していたでしょうし・・・。結局、今カノ・元カノ両方から復讐されちゃうようなスタンスに立ってきた男、ということですね。「でっかい坊や」。ヒロイン義兄、言い当てています。今回の件で、よぉ~く学んで、二度とこういうことの無いように、本当ーにイイ男になってね、と念を押したくなっちゃう次第です。ヒロインの気っ風と、脇役陣と、藍先生の巧いまとめの総合評価で、♥3.5超のところ、♥4に切り上げです。
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