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- 5週間の一斉休暇?! 4
- しゃりり 2013/08/03 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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・・・って、そこかよ(笑)。ですが、クリスマスから年末年始・・・この設定自体、日本では考えられませんね。南半球だと、夏季休暇も兼ねているのでしょうか。(それにしても・・・。)あと、JET先生で(スミマセン)、穏やか系・婿&息子にしたい男性主人公!更には、様々な要因が重なったとはいえ、自分から襲っちゃったヒロイン(ホントは地味で堅実系なのに)!と、いろいろと驚いた、いえ、実に新鮮な今作でした☆主人公二人、お互い間違った相手に傷付いて、ようやく、互いの良さを分かり合え引き出し合える、ぴったりと心も身体も寄り添える相手と、人生のピースが合わさったというカンジ。すごくホット。読後感も良かったです。こういうのもアリかな、というクリスマスの、イイお話でした。
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- 【ネタバレ】どシリアスものに、このオチは・・・ 2
- しゃりり 2013/08/02 このレビューを 11人の方が参考にしています。
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なまじ金と力を手にしちゃったから(?)、ダメだなあぁ、この男・・・と思いつつ、ヒロインの傷付いた切なさも相まってシリアスな展開に引き込まれたのに、このラストは・・・。ハーレ中の分類としては、いわゆる誤診系(取り違えですが)なのでしょうけれども、ここまで拍子抜け、肩すかしなのも、どうかと。一気におマヌケと言うかご都合主義(?)な印象がぬぐえません。(禁断の‘夢オチ’と同じくらいに。)ええ⁈ 今までのは何だったの⁈ と。まだ新薬が効いたとかの方が・・・と思いましたが、それも微妙でしょうか。誤診系の話が結構散在しますが、欧米ではストーリーの根底ネタにそんなになるほど、誤診(含・ヒヤリハット)等が多いのでしょうか?その度に思います。うううーむ、で♥2.6くらい?(男性主人公のやっていることも酷いですしね・・・。9年も自分の非を認められず当たり散らすって。あと、病が完治する前に夜を共にするのはー。)
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- あら、逆パターン 3
- しゃりり 2013/08/02 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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男性主人公がヒロインを誤解して、というパターンが多い中、この作品は、ヒロインが男性主人公を誤解して拒み、突き放すパターンです。なので、男性主人公・クインが耐える。ヒロイン・リーズが大人の女性として事実の真相をとらえ、過去を乗り越え、クインを信頼するまで。信じること無しでは、始められない。これを男性側が分かってもらおうとして我慢するのは、年の差カップルにしても、珍しいような気がしました。(でも、もうちょっとストレートに真相と心を伝えても良かったのでは?という気も。)♥3.5に近し。
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- 想定内であっても、ちょっと思い付かなかったラスト 3
- しゃりり 2013/07/29 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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で、“あ、ナルホド!”と思ったのですが、全体としては、ドタバタとした印象で終始してしまいました。勿体ないかなー、というのが読後感です。(事件や組織についても、又、そもそも、ショービズ界って(しかもN.Y.で)、そんなに簡単に入り込めるのか⁈ とか。) 男性主人公にもあまり魅力を感じられず・・・。♥2.8、かなあ。(※思いつ付かなかった理由は、ヒロインの描かれ方が、その結末に、思い付かないほど乖離している・・・というか、結びつかなかったから、だと思い付きました。後で。笑。)
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- 【ネタバレ】惚れているクセに。とことんね。 3
- しゃりり 2013/07/29 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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なのに、成功しても出自や経歴から素直になれず(かなり)強引になってしまう男性主人公と、思い悩んで傷付くヒロイン。ありがちなパターンとはいえ、ツボります。だからこそ、小さな点が惜しい。悪役ライバル、撮った写真、バラまかなかったの?(男性主人公・レイフが押さえたのかな?そもそもレイフは、彼女の仕業ということや、やった事の数々を全て知っているのか?)彼女との決着(?) の付け方も、あれで大丈夫なの?愛妻のボディガードにあんなイケメン青年でイイの??などと、後半に散らばる疑問に、ちょーっと、味を邪魔された気分があります。その辺がスッキリしてたら良かったのですが・・・とても。(あと、レイフ、“夜ごとの情熱”で思いの丈を語ろうとしていたのでしょうが、ちゃんと、もっと早く口に出して語らないと、こじれるだけですから。こういうパターンの男性、ハーレに多いんですケド・・・。)
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- 皆さま、おっしゃるとおり。ラストが。 3
- しゃりり 2013/07/29 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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頁数の関係としても、“前半じっくり後半取り急ぎ”より“前半サッとでも後半じっくり”の方が、終わりはまだストンと来るんだと思うんですよね。いつも。(勿論、全バランスOKが一番なんですケド。)本作、他の方も書かれている通り、ラスト急収束!という感じがして、物凄く惜しい気持ちになりました。それまで引き込まれて展開を楽しみにしていたのに、えっ⁈ 、で終わり。ヒロインと男性主人公も、その他のサブカップルも、あまりに急にバタバタッと。期待していた分、♥2.9、でしょうか。消化不良。惜しい・・・。
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- クラレンスがイイ(笑) 4
- しゃりり 2013/07/26 このレビューを 14人の方が参考にしています。
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こんなに人が良さげで(ピザ‘はふはふ’のコマといい!)大統領選の選挙対策本部の事務次長なんて務まるの⁈ (でも、やる時はやるんでしょうね。冷徹に。)鬼畜広報の(笑)ドルーでさえも、完全には憎めないですし(彼なりに職務に忠実なだけなのでしょう)。主人公達は、もちろんとても素敵!それにプラスして、脇役が凄く良い味出していますね。緊迫した舞台・状況設定の中で、彼らの描かれ方や、散りばめられた小ネタ(? 笑)の数々も加わって、物語を読み進む印象は、明るく、何だか愛らしいという感じさえしてきます。ドキドキ・ハラハラも有りながら、読後感もとても良いです。(男性主人公・リッジの両親は、思い込みだけではなく、確認してちゃんと話し合えば良かったのにね。←ハーレには多い教訓。)総合的に好印象なお話でした☆
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- 【ネタバレ】どこが “ミニシリーズ”・・・ 3
- しゃりり 2013/07/20 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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(↑初期(? ・・・e.g.『口づけの行方』他)原作紹介文にはそうありますが)“テキサスの恋”シリーズって、原作の方では、(邦訳有分だけでも、もはや)40作近くありますよね?(もっと?)この中に、ハート兄弟の話があったり、キャリスター兄弟関連があったり、連作や2部作3部作があったり・・・(それこそがミニシリーズですよね)。いろいろとコミック化されていますが、コミックスにおいては、シリーズ表示が無し。何故なのでしょう?表示も無いくらいだから(?)摺り合わせも無しなのか、キャラ設定とかも絵師先生ごとに髪色からして違ってたりとバラバラ。不思議だし、惜しいです。編集部で摺り合わせ用シリーズ設定資料とか作らないのでしょうか?(それにしてもこのシリーズ、少しかじっただけでも、テキサスには傲慢非道男が多いのか⁈とか思ってしまいます。)そんな中で、本作は、コメディ風?男性主人公・コリガンも他の兄弟ほど(笑)酷くはなく。邦題も恥ずかしいが、中身も恥ずかしい(笑)。ビスケットビスケットの大連呼に、やることが・・・。後半、思わぬ怒濤のコメディ転進で、ビックリしつつも面白かったです。題は、原題の方が良かったかなあ。で、♥3.3。
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- 読み取りにくい 3
- しゃりり 2013/07/19 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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終盤で真相というか事情が明かされるまで、ヒロイン・シャナの在り様やモノローグの背景がなかなか分からず、男性主人公・リックの熱い思いは確固として伝わってくるのですが、話の中に入って行きにくかったです。分かってしまえばナルホドなのですが、それでも分かりづらさやモヤッとした感じは残りました。ラストも、何だか、バタバタッと終わってしまった感があって。完全にスッキリという感じではないけれども、モヤッとしつつも余韻を残すのが持ち味タイプの作品でしょうか。好みがあるかと思いますが、♥2.9で・・・。
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- 思い込みと事実関係と 3
- しゃりり 2013/07/13 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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このシリーズには思い込みの激しい人物が多い気がするのですが、今作のヒロイン・チューラの思い込みも、相当なもの・・・。(ルイーズも凄いですが。ルイーズが発散型思い込みなら、チューラは内向型思い込みですね。)過去のトラウマ絡みとはいえ、弁護士なのに先入観ガッチガチで事実確認も無しに決め付け・・・って、大丈夫なのでしょうか、仕事。一方の男性主人公・ソールが落ち着いていて理性的(うん、弁護士)なのでまとまった、という感じですね。ただ、落ち着きすぎて、いつチューラに本気になったのかが、ちと不明確。嫌よ嫌よ(も好きの内)のチューラ共々、実はこれまた一目惚れだった、なんてことなのかも?もう少し起伏が欲しい気がしました。良くも悪くもシリーズの中の一作、という感覚で。♥2.9で。(ちなみに、邦題の『迷路』って、作中に出てくる迷路に掛けて・・・?)
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- う~ん、惜しい? 3
- しゃりり 2013/07/13 このレビューを 12人の方が参考にしています。
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サスペンスとラブストーリーと。半々、と言うか、両方キッチリ描こうとして、どっちつかずになってしまったような感じがあります。丁寧に描き込まれているのですが、どちらに重きがあるのか、並行したまま進んで、激情や盛り上がりに少し欠けたかなー・・・と。不完全燃焼?主人公達はじめ人物は素敵です。が、サスペンスの恐怖やヒヤリ感も、身を焦がすような恋愛感情もそれほどではなく、筋道を追っていく内にラストに、という感覚でした。ヒロイン・マリスを取り巻くいろいろな葛藤や問題も、男性主人公・キャスの過去の経験も、重いものを含みながら、サラーッと通ってしまったような。頁の都合もありますし、なかなか難しいところなのかもしれません。画が魅力的なだけに、余計に何だか惜しく感じます。♥2.9?
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- 【ネタバレ】なんで、最初から、正面から行けないんだろう 3
- しゃりり 2013/07/12 このレビューを 16人の方が参考にしています。
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答:お話(物語)にならないから(笑)。・・・それにしたって、愛しているのなら愛していると素直に言えばいいのに(何かの歌詞みたい)、ゲームだ賭だと持って回った事をするから面倒になる。それは、怖れからですか、プライドからですか、(特に)男性主人公諸氏。本作の男性主人公・ダントン、6年かけて自分の生き方を変えて、ヒロイン・バーナデットと共に在れる存在になろうとした思いの深さには瞠目しますが、その姿をヒロインに示してわかってもらおうとする方法が、前と同じプレイボーイ様式では。彼女が反発して疑うのは当然な流れ。いろいろ彼なりに考え悩んだ方法なのかも知れませんが、結局は何に付けても正攻法が近道なのでは?策を弄して「とうとう気づいてくれたんだね」は回りくどすぎです。う゛ーん。愛情の表現が分かりにくい(ややこしい)。情熱的なのは良いのですが。これは好みの問題もあるかもしれません。(あと、タミーの愛が正直で深いのは分かりますが、なぜかちょっとイラッと来ました。ヒロイン父にも。)
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- 契約をするときは 3
- しゃりり 2013/07/06 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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手元に契約書の控を残しましょう(コピーを取らなくても、キチンとした契約なら、控えも含めて当事者数分契約書を作成して持ち合うかと・・・)。送るのなら、内容証明とか、せめて簡易書留等で、送った証拠を残しましょう。相手が誰でも。ヒロイン・イヴ、金融関係会社勤務(しかも融資担当!)なら当たり前の常識だと思うのですが・・・。(欧米圏は訴訟によりシビアでそれに備えるとか聞いたのですが・・・。) 確かに、相手は卑劣。でも、陥れられ方がちょっと“?”だったのですが、お話は、なかなか良かったです。 程良く焦れて、程良くスムーズ。程良くドキドキ。男性主人公・カールも、理不尽に責めるのではなく、ヒロインの、そして過去の事件の、その2つの真実・真相を見つけ出して行ける人でした。よって、ラストもスッキリ。♥3.5で、髪を結んだカールがちょっとツボです。
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- 【ネタバレ】あ~れ~~~ 3
- しゃりり 2013/07/05 このレビューを 9人の方が参考にしています。
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・・・の世界、でしょうか(笑)。憎き敵の傲慢男に罰を与えるべく契約結婚を強制承諾させたら(女性からは珍しい)、敵もさる者ギリシア男、逆に甘美に罰せられて。ところが、男性主人公・ニコラウスも、返り討ちにしたつもりが、そのヒロイン・アンジェリーナの思わぬ憎めない愛らしさに、いつの間にやら返り討ち(笑)。フーガのように仕掛け追いかけ返り討ち(遁走?迷走?)。嫉妬爆裂VS無自覚スルー。(最後はホントに追っかけて。)微笑ましいです。(死亡事故絡みなのに!)突っ込み所はまま有りますケド、♥3.5で。
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- 自慢の娘・・・ 3
- しゃりり 2013/07/05 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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ここまでやっても、そう言ってもらえるのか。ヒロイン・ヴェリティ。根は明るく良い子なのですが、感情の起伏が激しく、直情径行のワガママ世間知らずのお嬢様。それでも父親は何だかんだいってもベタ甘、男性主人公・ホルトも結局ベタ惚れ。羨ましい限りです。ホルト、育ちの良さが出ていますねー。一目惚れなんでしょうけど、重症の様ですね。あの振り回し娘に、(嬉しそーに)忍耐強く(小細工しつつ。笑)。ご苦労様です。お幸せに。♥3.3。
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- 【ネタバレ】言ってやれ 3
- しゃりり 2013/06/30 このレビューを 20人の方が参考にしています。
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終盤、今更ながらに父親ヅラして出てくるヒロイン・ポリーの父に、“アンタがのうのうと雲隠れしている間、面倒を見てたんだよ!”と。男性主人公のデイモン。面倒見のイイ‘悪魔’だなー(笑)。敏腕グループ社長と言っても、ヌケてる所や甘い所もあって、かと思えば柔軟な臨機応変さや包容力もある。(誤解はあっても根は単純?間違いは認めて謝罪するし。本人も曰く「間違いは素直に認める主義」。)結構イイヤツです。ポリー、良かったね。今まで一人で奮闘してきた分、甘やかしてもらうとイイよ☆と思いました。(・・・会社経営、ポリーの方が、もしかして敏腕かも?しっかりしてて、抜け目無さそう。でも、今回の敵対的買収、いや感情的買収(笑)は、ろくに下調べもせず即買いしたわりには、イイ買い物でしたね、デイモン。優秀なスタッフに加え、世間的評価の上昇、果てには恋人(後の妻)まで付いて来た⁉) 結構好きなお話です。題のわりに(笑)ほんわか。ホッコリしたい時にオススメ。♥3.8くらい。
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- 【ネタバレ】隠すからだよ・・・ 3
- しゃりり 2013/06/30 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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事がこじれるのは。余計許し難いと思うのは。男性主人公・バディール。アイシャの事も、いつまで隠す(隠し通す?)つもりだったのでしょうか?時期を見計らっていた?(彼なりに誠実であったとはいえ、)最初から、いえ、もっと早い時期から、それも含めた全ての事を、しかるべくキチンと話して(連絡して)いれば、事情が事情ですし、ヒロイン・レオニーだって違ったはずです。特に相手を本当に大切な‘パートナー’(伴侶)と思うのならば。ハーレ(の男性)に多いのですよね、説明不足や時期間違いによる問題のねじれやドロ沼化。(他者から後で知らされた日には、サイアク。)事を荒立てまいとして、かえってややこしくして。そこに親達が絡んでくれば厄介なことこの上なし。やれやれです。確かに劇的で、良いカンジなのではありますが、実にいろいろな意味で(良くも悪くも)フクザツな感覚が残り続ける作品です。面倒(ややこし)すぎるのが苦手な方には、少し、合わないかもしれません(読む側にも気力が要る気がします)。画と雰囲気は、流石です。
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- 【ネタバレ】『本当の恋愛とはこういうものなのかもしれない』 4
- しゃりり 2013/06/29 このレビューを 21人の方が参考にしています。
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ハーレを読んでいると、男性主人公(又はヒロイン )は、いったい、いつ、相手のどこに惚れたんだ⁈ と疑問に思うことも。本人達も無自覚だったり、追求するのも野暮なのかもしれません。(なにしろ、ハーレ!笑。)でも、この作品では、作中人物がそれを自覚し、答を出しています。「一目惚れじゃなかった」「いつ確信を持ったのかわからない」『いつのまにか芽生えた小さな芽がいつのまにか大きくなって』『心の中の大部分を占めている』「ゆっくり時間をかけて気づいたんだ」。『激しく衝動的な恋愛』もあるかもしれない。でも・・・。男性主人公・ブルーのモノローグと告白・プロポーズには、しっかりとした重みがありました。「どんなことからも逃げない」立ち向かう、飾らない、想いの深いヒロイン・ルーシーは、そんな彼にぴったりです。(彼女がいつ惚れたのかは、明白ですネ。)無二の片割れ?じんわり。
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- 【ネタバレ】アヤシイなぁ~。どっちが好きなんだ? 3
- しゃりり 2013/06/29 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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どちらも同じ一人、「どちらの君も愛している」って言っても、何だか、6:4でフレームのような気がする。それで、二人が(同一人物だったから良かったものの)もし別人だったら、さて?アヤシイ。もんの凄ーく、アヤシイぞ、男性主人公のギャレット!なんかモヤッとして、好きくないカンジがしてしまうんですよね゛・・・。う゛う゛う゛。(同じ一人と言っても、元々の素の性格と、ムリして創り上げた(一念発起して演じた)性格とでは、やはり少しズレが出ると思うのですよね。もし、創った方が好きだとなったら、それを多めに出したり演じたりを続けるのは、キツイかもしれません。実はフレームの方が本来的性格(⁉)だったのならイイのかもしれませんが。)ううーん、♥2.6で(あくまで、個人的に)。
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- 【ネタバレ】見分け方といっても 3
- しゃりり 2013/06/22 このレビューを 13人の方が参考にしています。
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⇒結果、双子の見分けになるわけね?と思ってしまいました。双子ネタ×姉妹ネタ。しかも、堅実な兄と遊び人な弟、真面目な姉と奔放な妹。あり得なさそうでも面白い組合せでした。絵柄とお話が相まって、『オレンジとすいかずら』の香りに象徴されるような、さわやかだけどちょっと甘い(?)カンジの余韻。藤本先生の画は、時によって端正すぎて起伏が少なすぎるきらいもあるのですが(スミマセン)、今作では良いカンジに合った様です。♥3.5。(ただ、『叔母』ではなく『伯母』ですよね?)‘プロポーズ後押し隊’(笑)のチビちゃん達が可愛かったです。
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- 【ネタバレ】許しちゃう(?)なんて、器が大きい!? 3
- しゃりり 2013/06/22 このレビューを 7人の方が参考にしています。
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ハーレのお話もいろいろ分類できますが、その内の一つ、誤診系(ヤブ医者系)でしょうか。医師の誤診や不完全な施術等のもと、「僕の子であるはずがない!」とか「命がっ」とか。全くお騒がせです。でも、それがないとお話にならない物語もまま存するわけで、欧米ではそんなに(話のネタになるほど)誤診が珍しくないのか?とかその都度考えてしまいます。(まあ、日本でも、医療ミスとは行かないまでも、前段階の‘ヒヤリハット’はスゴイ数ありますからね。それこそ、オハナシにならないような、信じられないようなモノも。) それにしても、男性主人公のラフィーク、素晴らしい。自らの命や感情よりも、国や弟の行く末を考える。思慮深さや優しさ強さをも兼ね備えた、国の主にふさわしい人物ですね。おお、自分勝手じゃないストイックなシーク!と驚いて(笑)しまいました。(医師選びは問題有ですが。でも、ヒロインに出会ったキッカケとして、許して結婚式に呼んじゃったりするんだろうな。その後の任用は別としても・・・。)♥3.5に近し。ハキムの話も有り?
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- 今後が大変。でも、モーレイは・・・ 3
- しゃりり 2013/06/15 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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王室関連保養地としてやっていけるかも?お祖母様やフィリップ達も訪れるでしょうし、少なくとも有名にはなるでしょうから。うん。この二人なら、苦労してもやって行けそうです。たおやかそうに見えても実は強いヒロイン・ロッティに、男性主人公・コランは最終的には尻に敷かれそうです(笑)。ツインストーリー『ティアラは似合わない』とセットで読むとより楽しめますね。(思わずセット(パック)の方にも感想を書いてしまった最初の作品です。)♥3.5。セットで読むと、評価は4。
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- 親近感倍増! 3
- しゃりり 2013/06/15 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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ヒロイン・キャロ、最初から最後まで太めで特に変身せず、フツー感覚の女の子!いいなあ!ついでに、とりたててキャリアウーマンでもなく、失業もしたり失恋もしたり。どちらかと言うと片付け下手だったり、平々凡々。本人曰く『ただの一般人』。でも、そんな中に、光るものを持っていて。それに男性主人公・フィリップも気付き惹かれて・・・でも・・・。じれったく切なく楽しく読みました。そんな女の子に、「そのままの君でいい」。いやー、夢のような言葉です。ユーモアと誠実、フィリップのラストの告白もとてもイイです☆ツインストーリー『ティアラにさようなら』とセットで読むと効果も倍増。(どちらかと言うと、個人的には、このキャロのお話の方が好きかも。)♥3.5超。セットで読むと、評価は4です。
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- ツインストーリーの楽しみ 4
- しゃりり 2013/06/15 このレビューを 3人の方が参考にしています。
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画もお話も、違和感なく、見事に連携がとれていて、楽しかったです。更には、テーマ性(?)の対比まで。片や、ヒロインの王女ロッティのお相手コランは『普通の女』を望み、もう一つのストーリーではヒロイン・キャロが王子フィリップに惹かれつつ『普通の男』を望む。2作を読んでいくことで、それにそれぞれが向き合い、ありのままの姿や本質に気付き乗り越えて行く様が、付かず離れずシンクロし、同時進行するように味わえます。親友2人の鏡像的お話が、違う先生の違う視点から(でも齟齬無く)描かれていたのも、良い味になったパックだったと思います♡ 原作にもよるのでしょうが、コミック化にあたって、シリーズやパック(更に望めばスピンオフ展開)作品には、皆この位の整合性や摺り合わせを期待したいです。(ナマイキですが、一読者として。)2作のわんこ達の勢揃いを見てみたいです。
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- 【ネタバレ】驚愕の(⁈)関連作関係 3
- しゃりり 2013/06/09 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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とても重い、お話ですね。でも、男性主人公・アーリクは、全てを知ってもヒロイン・ロザリーを愛し抜くことを選択した。そもそもが(若さ故用心が足りなかったとはいえ)不幸な、他者の非道な行いによるもので、ヒロインに罪はない。それどころか、ヒロインは傷付きながらも逃げずに、向き合って生き、苦闘してきた。後々もいろいろと問題は残りそうなラストの余韻ですが、(まあ、子供が女の子ですし、アーリクも国の世継ぎではないので、なんとか?)それでもこの二人なら、乗り越えて、幸せを守るでしょう。親族の庇護もあるでしょうし。あと、序盤の、アーリクのヒロインへの誘い言葉、秀逸です。♥3.5。(そう、その親族、ヒロインの姉の話。それが・・・『シークの略奪愛』⁈ (ですよね?)名前や国名等からもしやと気付いた時、うっそぉぉ~?と思ってしまいました。絵師様の絵柄の違い、話の違い、雰囲気の違い。両作とも別個に各々好きなお話なので、余計にビックリです。)
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- 【ネタバレ】確かに子供達には 3
- しゃりり 2013/06/09 このレビューを 6人の方が参考にしています。
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少しイラッと来るところがありますね。作為的な‘あざとさ’というよりは、むしろ子供にありがちな、‘無邪気な無神経さ’でしょうか。経験不足からまだ物事を一面からしか見られない、子供ゆえの無知・未経験からの行動・主張。特に、大人に守られてしまっているが故に世俗の現実についての見聞の乏しい子供達の持つ、純粋さと表裏一体の弊害(?)なのかもしれません。(逆に、10才くらいでも、知らなくてもいい現実を経験しわきまえてしまっている子供もいますけれど。どちらが良い悪いは何とも言えませんね。)でも、子供って、親の事、親が思っている以上に気付いてるものですよ?父親がしていた事、いえ、父親が何か母親を悲しませる事を生前にしていたらしいということくらいは感づいているものでは?男性主人公・ローガンとヒロイン・ローラの恋愛は、じれったくてかわいいセクシーさで、良かったです☆この部分で、♥3.5。
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- 【ネタバレ】全ての恋し愛される女性は 3
- しゃりり 2013/06/08 このレビューを 4人の方が参考にしています。
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一人一人が“ファンタジー・ガール”、ということなのでしょうか。全体にステキなお話でした。終盤のシーンですが、暴力(殴った)というよりは、ヒロイン・ナタリーの手を振り払おうとした手が当たってしまった、というふうにとれ(見え)ます。「近よるな!」というセリフと、直後の男性主人公・アダムの驚き青ざめた表情がそれを補完していると考えたい。そう、個人的な希望的読み取りなのですが。(原作はどうなんでしょう・・・?‘殴って’いるのでしょうか?)ハーレ・コミックスでは、もっと明らかに意図的に手を出している男性主人公とかもいますし、ここは、そう読んで、和らげたいです。反省もして打ちひしがれていましたし。(勿論、どさくさとはいえ、ちょっとでも身体的にも精神的にも女性を傷付けるなんて許されざるコトなのですから、充~分に自己嫌悪して打撃被って反省しまくって一生恥じるように!ということで。)♥3.5。
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- 【ネタバレ】個人的には、“3年前”の時点で 3
- しゃりり 2013/06/02 このレビューを 5人の方が参考にしています。
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バッサリ、だなと。そんな自分の気分・ご都合次第の男なんて。でも、そうすると“お話にならない”どころか始まりもしない(苦笑)ので。これがホレた弱みですか。ヒロインのエイプリル。そして3年後(時間かけ過ぎだって)、今度は今更ながらに彼女と結婚したくなった男性主人公・ジェイスが身勝手のツケを払わされるということに(ザマミロ)。良かったね、お互いに心が残っていて。でも、壊れるケースとか多いと思うよ。そこはまあハーレだからね。・・・と思いつつ、ズレと遣り取りとヤキモキを楽しみました(場合によってはイライラが先立つ展開ですが)。それにしても、サムが。立ち位置ビミョー(笑)ですね。最初、ゲイ?かと疑いましたが、そうではなく、ひそかにエイプリルに気持ちがあるんじゃないかなと。でも、良い友人、“いいひと”に徹しましたねー。アッパレです。ユーモアも持ち合わせていて、面倒見が良すぎ。彼のお話とかないのでしょうか?見てみたいです。♥3.5に近し。
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- 【ネタバレ】シリーズ3作中で 3
- しゃりり 2013/06/01 このレビューを 10人の方が参考にしています。
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個人的には一番好みです。精神的DVとも言える抑圧からヒロイン・セアを救い出す男性主人公・ピーターは、性格もしっかりと穏やかで、本当に白馬の王子様。しかし、その王子様にも、DVを被っていた辛い過去があった。だからこそ、人の痛みがわかる。セアの境遇がわかる。最初は共感や同情、義務感だった。でも、彼女の純粋さ愛らしさにどんどん惹かれて・・・(ホントは彼も子供の頃から気になっていたのでは?)。その過程が微笑ましくて、幸せになって欲しい二人です。それにしても、セアのお祖母様、知ってる人にソックリで(見た目も性格も)・・・ビックリ。自分が全て正しい、反する者は悪だ、と信じ切っていて、どんな事をしても言うことをきかせる!というある意味世間知らずで何するか分からないタイプ。ラストの行動も、精神病と言うよりは、頑なになった異常性格(天罰を自ら下してやるというようなもの)なのかもしれないと思いました。適切なケアがあると良いのですが。怖いですね。♥3.5。
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- ローズと言っても、 4
- しゃりり 2013/05/31 このレビューを 18人の方が参考にしています。
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ご存じの様に、薔薇ではなく(作中にもありますが)キンポウゲ科ヘレボラス属の多年草。今でこそ日本でもガーデニングで人気ですが、この時代の英国では原種に近いものか、ニゲル種でしょう。花類の少ない冬12月頃から、丁度クリスマスの時期に、落葉樹の根元などに、ひっそりと、少しうつむく様に咲きます。厳しい寒さの中でも、可憐で楚々とした花を強く咲かせる。まるで、ヒロイン・ローズの姿そのものの様で、とても印象的で、象徴的・効果的に作品を集約しているなと感じました。又、男性主人公・マイルズも、辛い冬のような心境の中、目立たずに見逃してしまいそうな、小さな光にも似たクリスマスローズの花=ヒロインの真の姿を見つけ出します。英国の田舎。折しもクリスマス。それこそ、神様の贈り物、奇跡のような心の癒しと出会いだったと感じます。(日本などでよく見られる春咲のもの(オリエンタリス種)は、英国などでは、レンテンローズ(四旬節のローズ)と呼ぶそうです。)
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