美しい絵と感動的なストーリーに引き込まれました。読後感もよいです。

人物、背景、台詞、などなど、描写が優れていて、小気味良い作品です。　脇役人物やマスコミの嫌らしさも、それらの裏をかく主人公たち、味方の脇役、その台詞、行動も、あるある！と共感を呼びます。　題名「素敵な嘘」とあるように、裏をかく為に、二人で嘘をつき、どんどん共犯めいた親密度が増し、ドキドキします。ヒロインをサポートするヒーローのさり気なさが素敵です。　

この作画者さんの話はいつも淡々と進んで大人の感じを醸し出し結構好きなんだけど、今回は、ヒーローがうざ過ぎてたまらなかった。 離婚経験あるのに子供過ぎて。 いくら恋の病といってもイライラする。 自分がこんな風に接されたら近寄らないし、すごい嫌いになると思う。 お父さんとの確執もスッキリしないし。残念。

ヒロインは秘書だからと言って、これほどボスであるヒーローに振り回されても我慢しなくちゃいけないなんて、ちょっと信じられない気がします。まるでドアマットです。気の強いヒロインだったら接近禁止令出されても文句が言えない・・・。ヒーローの過ちっぷりはささやかどころじゃない。多重です。

話は悪くないけど、騒々しいというイメージ。 絵は華やかですけどね。

ヒーロー・ヒロインとも、隠し事があるためか、お互いに胡散臭さが長々と付きまとってしまい、それなのに恋愛に発展する気持ちにちょっと共感を抱きにくい展開が続きました。とはいえ、二人とも誠実でないようには見えません。ヒロインの事情説明があまりにもへたくそすぎて、行動が逐一怪しく見えてしまうがとてももどかしいです。

コミック版に流れる雰囲気と小説版と大きな違いはありませんが、細かなエピソードがよくわかり、ヒーローの人となりがより深く理解できました。ぞくぞくするような独特なロマンチックな雰囲気そのままです。ヒーローが時折見せる配慮のない対応に、ヒロインでなくても怒りたくもなりますが、許したくなってしまいます

このレビューには作品の内容に関する記述が含まれています。

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話は特に良くもなく悪くもなく。作家さんはいつもの通り年寄と悪役は醜く、いかにも悪役面です。婚約者がもうちょっと見栄えがよく表裏が極端ならもっと盛り上がったんじゃないかと。汚れた顔の天使から２０年近くたったのかな。ドレスも髪型もリージェンシーになってきましたね。ヅラじゃなーい!!って一人でうけてました。前作のその後的なエピソードがもっと欲しかったなぁと。

もっとコテコテしているかと思ったら、わりとあっさりしていました。さらーっとしていて紹介文に何行か足すだけであらすじ完了なくらい。お兄さんたちの話がわりと濃かったので最後は氷が解けて薄くなってしまったドリンクみたいです。紹介文にもありますが、ここまでずっと憎まれ役だった父と空気の母、最後の最後で衝撃(?)の告白。いやいや、そんなに都合よく上手くいくわけないじゃんか。作者、無理やりだな、オイと思いました。でも別シリーズになっている兄たちの話も外れなしでわりと面白かったです。お兄ちゃん達が自分たちのすったもんだを棚に上げてヒーローを責めるあたりも笑えました。

ヒーロー目線の心理描写が無い上に、エピソードが複数同時進行。脇役にも均一にスポットライトが当たるため、最初の山を越えたあたりから、ヒロインとヒーローのやり取りがだるく感じてしまいました。最初の山ももっと詳しく書き込んで欲しかったな。ヒーローの「心も体も丸ごと全部欲しい」と言う気持ちが、通り一遍で伝わってこない。そうなんだろうなと推し量れると言うだけで、ビンビン伝わってくるわけじゃない。

全ての女性が憧れる夢物語、シンデレラストーリーでした（笑）　どちらかというと････ハーレクインというよりも少女マンガ的な印象です。　ある時、素敵な王子様が現れて、運命的な出会いをして･･･な、お話でしたが、単純な内容でしたので盛り上がりにも欠け、魅力は感じませんでした。 原作も同様でしょうか？　もうすこし深みがあれば良かったのに･･と残念に感じました。　画は綺麗だったと思います。私は好きです。

いい話で、ラストではジーンとしました。それにしてもよく長い間ひとりでがんばったものだ、ヒロインは。。。と感心しました。それに、普通なら再会した瞬間に子供のことを言いそうなものだけど、信じ切れず、言えなくて踏み出せない気持ちも理解できました。強くて頑張り屋のヒロインは素敵。あと、同僚の言い合いばかりしている２人のカップルもよかった。

ハッピーエンドでよかったです。おなかにいる赤ちゃんの父親。。。と思うと、自然に情がわくというのも理解できました。過去に深い傷を負った男性と、伴侶をなくして悲しむ女性が、慰めあい？みたいな感じでひかれあう過程が良かったです。あと基本的に光崎先生の絵が好きです。

まあ、ありえないお話なんですが、ヒロインがかわいいので成り立っている感じです。普通は一日で気付くと思うけど。。。笑　あまり悪い人が出てこなくて読後感が爽やかなのもいいです。本物のエリザベスの回想に出てくる悪行（？）の数々がかえって笑えました。

この方の描く女性像は、いつも芯がしっかりした女性ですよね。誤解して逃げだして○年とか、泣きわめいて八つ当たりとか、皮肉連発で別居とか。ハーレクインのヒロインって思い込みの激しい人が多いけど（笑）、この方の描くハーレクインのヒロインはいつも惑わされない強さが感じられます。今回もヒーローに直接聞いてから、自分の立場を判断するってすごく勇気がいりますよね～。こんなヒロインには、やっぱり真っ直ぐなヒーローがお似合い♡ヒーロー＆ヒロインともに、好感度の高い人柄の二人です。

すっごく素敵なお話で、何回も読み返してます。ヒロインが可愛いだけの女じゃないのが痛感です。そして架空のライバルに嫉妬するヒーローも可愛い❤️ セクシー場面も、笑える場面も、ホロリとする場面も回りくどい説明無しでお話をまとめる花津先生のセンスに脱帽します。

なんだこのカップル。。。

コミック読んでから気になって購入しました。 主役二人はなんだかんだ言っても、やっぱりお互いのこと気になっていたんですねぇ。 会話のやり取りがいかにも気が合ってる感じで、テンポ良くて楽しかったです。 ヒロイン父の暴君ぶりも、なかなか際立ってました。

カウンセラーが優秀で良かったね～！っと、いう作品。とにかく、ヒーローが鈍すぎる！あと、ライバル女が怖すぎる！ここまで策略をしまくりますか？っと、何故だか、逆に楽しくなってしまいました。最初からお互いに話し合えばよかったのに、結局は、優秀なカウンセラーのもと、お互いを見つめなせた行程が良かったです。怖すぎるライバル女の策略に全く気がついていなかったヒーローが鈍感すぎる。。

英語の原書をまず先に読み、日本語の翻訳版があったので、歓び勇んで購入。性悪すぎるライバル女の邸の改装がどんな風だったのか想像してしてしまいます。挙句に、ここまでヒーローに拒絶されてもまだ復縁をせまる根性がすご過ぎる！ヒーロー、すっごい女にひっかっかったものだ・・・。ダイアナらしい傲慢ヒーローのジェイソンがどんどんとなさけなく落ちていく姿とは逆に、心優しいヒロインのグレイシーがすっごくけなげで、芯の強い女性だったと判明。個人的に、酔っ払ったヒーローをヒロインが迎えに行くシーンが好きです。どんな状況になっても、ヒロインにはメロメロなヒーロー。

これを呼んだのは中学生の時、学校の図書館で借りました。書店でみつけて思わず購入して再読してみれば、確かにロマンスですよね。読書感想文を書いた覚えがありますが、読み返したくない黒歴史の気分です。あらすじは読んだことのない人でも知っているレベルですが、図書館にあるものとは違い、翻訳が新しいので大変読みやすいです。どうせなら表紙ももっとロマンティクにしたらよかったのにな、と思います。まさにロマンの王道、世界中の女性から100年以上愛読された名作です。

興味をそそられて読んでみました。荻丸先生の作品はどれも高評価で人気があるのですね。他の作品も読んでみたいです。

岡田純子先生のコミックスで知ってましたが、コミック化に伴う誇張でなくああいうキャラなんだと大笑いしながら読みました（ヒーロー父超受けます）。日本人にはよくわかりませんが海外では女性の髪の色にすごくこだわりがあるんだなと納得です。

よくあるお話でした。著者の絵柄が好きなのとF1のヒーローの設定も新鮮で良かったです。原作も読んでみたくなりました♡何よりも人物画が美しいのでハーレの世界を満喫しました～！大好きです♡

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英国史の中で評判の良くないジョン王時代、王に忠誠を誓ったからと、ヒーローとヒロインは、王を守るため、謀反派と、華やかな宮廷の陰で敵対します。でも王はとても嫌なやつで、ヒロインの貞操だって王の下、危機を迎えるし…　守る必要無いのに！と思いますが、主人公カップルは、王の嫌がらせをかわし、ちゃんと騎士道を貫きます。その辺りがスマートでいい感じです。　恋のお話としては、主人公二人が協力関係から恋人関係になる様が、何とももどかしいです。ヒロインは妹と共に未婚の誓いなんか立ててるもので…。　この誓い、次女がヒロインの次回作にも絡んできます（笑）。