何ていゆうか…妻がいる男性に騙されたヒロインが、その事で悩んで苦しんでた時間を考えると、このラストはうーんってモヤモヤします。 妻も苦しんだかもしれないけど、浮気症の旦那って分かってて結婚生活してたんだし、ヒーローだって叔母の旦那がろくでなしのクズ男って知ってるのにヒロインの言い分も聞かずに責めてばかりでうんざりしました。だいたい、当時18歳だったヒロインを責めるより、ろくでなしの叔父を存命中に責めろよって思ってしまった。 ネックレスだってヒロイン疑うより、親戚に聞いたら良かったのに、見当違いにヒロインを責めて謝らずにあっさり、結婚で終わったので、呆気なかったなぁーって感じ

大好きな作者だったので作者買いだったけど、倒れた人間を放置して去った時に最低ヒーローに急落しました。倒れたまま放置され、子供もヒロインも亡くしてしまってたらどうするつもりだったのかな。どんなに女性不信でも構わないけど、命を軽んじるのは人としてどうなのか。そんな人間が親になるの？愛する家族は別ですって？高慢にも程がある。二度と読み返したくない気持ちにさせられます。

藤田先生の絵が素敵な女性に見せてたけど、ヒロインがあんまり好きじゃない。花を捨てたり、落書き消しをヒーローにさせて一人打ちひしがれてたり・・・卑屈だし。ヒーローは素敵。

ヒーローの妹さんにか｡

作画の先生には、何の問題もなく、素晴らしい美しいお話を書いていただきました、が、この原作…？国民に便宜上の結婚を話すとか、黙って出てくとか、王室広報がとっぴな提案を受け入れるとか、リアルさが崩壊。いちいちつっこみたくなります。そこが無ければ…

2人とも一途に、２年経ったいまでもお互いを想い続けているーー両者にとって最悪な別れ方をしても、忘れられない人としてずっと心の中にいたのだなと、しみじみ思いました。ヒーローとヒロインそれぞれの葛藤が、うまく伝わってきました。 イタリア舞台とした作品は他にもありますが、ヴェローナがこれほど丁寧に描かれているのは少ないと思います。他のレビュワーの方が仰っているように、実際にイタリアへ行き、ジュリエット像、有名なバルコニー、ロミオとジュリエットの息絶えたとされる場所を訪れたくなります。やはり、松本先生は実際にイタリアへ行ったご経験があるのでしょうか？？気になるところです。 また、シェークスピアのシーンを彷彿させる場面がいくつかあったのも良かったです。ジュリエットの衣装も丁寧に細部が描かれていました。久しぶりに、オリジナルのplayが読みたくなりました。 シェークスピアのR＆Jのような悲劇のエンディングでないのは、やっぱりハッピーエンドのハーレクインですね。

あと２ページ…いや１ページでいいから、元の家族（父と兄）と新家族で大団円！みたいなシーンが欲しかった。設定はおもしろかった。登場人物が多すぎてラストの盛り上がりが薄まった感が。父の告白シーンは良かった。

後半に、高速バスの転落事故現場で2人が救助活動する展開があり、よかったです。またヒロインがヒーローの「週末の恋人」だと思い込む、彼女のハイスクールの同級生が名前だけ登場します。ヒロインはよい思い出がなく、嫌っていましたが、実は・・・というのが意外でした。ちゃんと登場させてほしかったかも。

いままでいろんな傲慢ヒーローとかいたし、ほんと腹立つくらいのヒーローもいたけれど、今回のヒーローは頭大丈夫？ いくら社の危機とはいえ、プロに頼んで人の家を家探し？ それって、犯罪でしょ？ 一方的な決めつけはあり得るかもしれないけれど、財布隠したり、どこがいいのかわからない。 一番クズレベルのヒーローで残念です。 弁明はしてるけれど、自分の事ばかり。 そして、恋は盲目なんでしょうか。好きになっていまって、あとでひどい種明かしされてもそれでも好き……って、意味分からなかったです。 なんというか、読後感が最低なお話。篠崎さんの絵はすごい好きなんだけれど。ハートつけるのもちょっと…… これ、時間たって読み返したらまた印象変わるのかなぁ？

ここまで引っ張っておいてその終わり方はないんでねーかい？と…。 尻つぼみ感がハンパないですね…あと数ページ抜け落ちてたりしません？

ほかの方も書いてるけど、ヒーローのやったことは妹思い、会社のためだとしても犯罪だから！ 人のスーツケース探って財布隠す人なんて絶対つきあいたくないわ。 ハッピーエンドに終わっても最低すぎて呆れたヒーローだった